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2024/09/02

早いハナシが、政策として「カネ」を撒く競争を、ミギの衆とヒダリに近い衆に「コッチの水は甘いゾ」と、巧く主張し合い支持を得ようとするワケですナ

自民党の総裁選挙ですが、これまでの経験を軸に冷静に眺め意見というか注意点を指摘しておきます。

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メディアが煽る国民的人気の高い2候補は、
基本の思考(政策ではない)が「カネを万遍なくバラ撒き法螺夢を語る」にあります。


財政を考えず、単に「(借金で)カネをバラ撒き」国民の暮らしを支えると言うのは、実に耳障り(聞き心地)が良くナンだか嬉しくなりがちです。
ここに田中角栄を師と仰ぐ政策モドキ騙りの詐欺師「イシバカ」の本領があります。


その「撒き散らしたカネ」で、社会の生産を刺激し、次代を担い得る生産力や社会的生産性の向上に繋がり、より大きな利益として国民各層へ再配分(リターン)できるかどうかです。
実際に、田中角栄も「ピーナッツ」を喰らい塀の中へ転んだように・・・
イヤイヤ、基い、全国に高速道路と新幹線網をと度を超えた主張でカネとユメを撒きましたが、結果は各地の過疎化を推進し、最も重要な生活基盤である既存の鉄道網の維持が困難な状況を現出させているじゃないですか?
結果は、凡そ半世紀後に巨大な借金のツケとして利息を加え、国の基盤すら押し潰しかけているのですよ!


その点で、確かな戦略性に裏付けした政策を保ち、考えた上での提案かどうかです。


人気の高い「サナエッチ」が、大学や大学院の研究ゼミで政策を机上研究し進めるのと同様に、
現実というか社会の実態から遊離し乖離したまま完成度も高く、反論の余地のない「政策提言(論文)」を発表してみた処で、
現状分析も着手進行のプロセスもなく、提言する政策の完成度を誇ってみた処で、一部の限られた社会でしか「理解」されず(実際は本当に理解しているのかも分かりませんが)、雰囲気と勢いで疑問や質問を切り捨て悦に入っているだけでは、国政(行政)を担う事はほぼ不可能なので・・・
(ここに最大のアキレス腱を抱えています)


政治・行政(国政も地方も)は、広く国民に課税し得た税収を、如何に組み立て「再配分」するかにあります。


その「再配分」が、単純な「生活消費」だけに終わらず、次代を見詰め成長を刺激する「戦略分野」への「政策投資(誘導)」がなければ、単に貯め込んだカネを消費し尽くすだけで終わります。


何代か後に終わる事を予想もできず、成長戦略も描かず、総合的な国土保全だとか地方創生だとか、耳に心地よい事を主張し、その整合性を問われると「空疎」で「空虚」な小理屈を、然も「知ったバカぶり」が、質問者を見下す如くに、持って回った中身のない話を「イシバカ構文」を繰り出し、延々としたがるような、歪んだ顔の「塵罪」に騙され、それを選ぼうとする時点で、選ぶ方の責任は実に重大ですよ。


著名大学や大学院の研究ゼミのレポートや論文の如く、使用する用語や論点の整理に気を置き、高い完成度を誇ってみても、実際にそれを正しく理解し正しく実行できる人材は、どの程度いるのかも考えず、命令すればできると考える浅はかさは、儚いとしか言えずなのですが、日本のメディアは、ミギやヒダリの衆を煽り立て刷り込もうと懸命なようで。
突っ込まれると「サナエッチ構文」で見下し返しを繰り返す間は、仮に的を射ても長期にわたり維持する難しさが予想されます。


先出しジャンケンもあれば、後出しジャンケンもありで、
本当のお友達の数も限りがあり、ミギやヒダリの国民各層へ、
「コッチの水は、甘いゾ!」と、騙しの人気攪乱で形勢を創出しようと画策し。


何れの側にも指摘しておきますが、
経済成長を伴わない「政策資金のバラ撒き合戦」を繰り返すと、
一時的に、国民(自然人としての個人も法人も問わず)の人気は高まりますが、やがてギリシャ、英国(UK)、スリランカ、ベネズエラ、アルゼンチンなどが辿った途筋と同じく、塗炭の苦しみを将来世代に遺すのです。


いずれの候補も口先は実に爽やかで、その弁舌は実に美しく目の前の「希望と夢」に充たされますが、50年後の、100年後の「結果」に対する責任など持ち合わせがないのです。
過去を検証する事すらしないのです。
同様の他国の例を紐解き考える事すらしないのです。


人としての「矜持」を大切に「恥」を知りましょう!

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