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2024/09/21

インバウンドで無知な外国人あお相手に調子に乗るのもヨイですが、廃棄の捨て茶葉を粉砕しカネに替えようとする商いは「茶の文化」冒涜に他ならぬ

「茶の話」:


過剰なインバウンドで、一躍「脚光」を浴びた「お茶(抹茶)」の業界ですが・・・


そうそう、20年ほど前には京都で祗園の四条繁栄会の一角を占める「都路里」が「抹茶」を利活用した「ソフトクリーム」やら「パフェ」やらを京都を訪れる日本人観光客に行列させ売り捌いておりました。


それを観て、我も吾もと参入し・・・
最近は、並んでいるのは殆どがインバウンドの外国人で、中にはルールを守らない「害酷塵」もいるようで。


辻利は、味をしめ主要な大都市でカネの採れそうな商業集積へ積極的に出店し、
ほろ苦い上品な味を売り、京都(宇治)発をウリにシロウト相手に遠慮も会釈もなく、
柄杓で汲み上げるように稼いでおられるご様子で。


京都(宇治)発を、何よりも極上と刷り込まれた消費者(利用者)には、ナンでも良いのです。
(多分、意地悪く肚底で考えているかと・・・ ヤッカミですが)


その波に乗れず、その流れには与したいと考える事業者が出るのは普通の事で。


これまた、京都(宇治)をベースに、
中下級クラスで一定のシェアを保つ事業者が、殆ど「廃棄物」にする茶葉を、
更に細かく粉砕し「アルミパック」に詰めた粉末を、お稽古用抹茶として100g=1000円の値をつけ、量販店の棚に並べ。

Photo_20240921104701

それじゃ、どの程度のモノか試してやろうと、此方もチョッカイを出しました。
それは見事な「粉末」の色をした粉の固まりで、移し替え用に使用した「漏斗(じょうご)」を通らずの始末で、
通すには別にスプーンや茶杓で空間を作り誘導する必要があるワケで、オオジョさせられました。


つまり安価は安価で、香りもない低級品でしかなく・・・
いつも用いる押小路の名店が供す優雅な香りの抹茶とは大違いで。
「これ、こないな事をしはりますと、御店の名に疵がつきますェ」と、
言ってやりたい気もしますが、そこはそれ「自由な市場の自由な経済」ですから、
名を地に堕とす事業者を観て「ほくそ笑む」事にします。


「お茶葉」の間口は広くありませんが、
それを用い「お抹茶」を拵える過程は「無形知」と「有形知」が統合された「一子相伝」の「知財」なので、
それを維持する「茶」の4流派を軸に厚みのある深い文化として形成され維持されています。


時代や環境にビジネスとして対応し、
時に迎合しても「深奥の知的資産」は無形ながら伝統として受け嗣がれ、育てられ互いに維持する事で今日まで、
その名と技を遺し「世界文化遺産」の一角を支える構造を造り上げ、目先に走らず維持しているのです。


インバウンドに走り、インバウンドに酔う、
これは真に情けないですねぇ。伝統文化の破壊です!


彼らは「伝統文化のイノベーションだ」と言いますが・・・

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