たっぷり時間はあるにも関わらず、環境や条件を考える事もなく、実に「戦略」のない「戦術」すら欠き「竹槍」で見えぬ世論と勝手に格闘し斃れ焼け野原に
日本人は、日本🇯🇵が直面している問題を知っているとはいえ、
国民は冷静に考え判断する事を大切にして、選挙で投票し意志を示したとも言える。
比例区での得票増減は以下 ↓ のとおりです。
自民党は、保守大合同以来、凡そ70年にわたり、「超保守な人から、物凄くリベラルな人まで」実に多彩な能力を持つ政党で、時に主流と反主流が入れ替わり、時に半目し合い政策を競い合ってきた。
現在の状況は、元の旧・自由党は「宏池会」として、元の旧・民主党は「清和会」に集約されている。
何より、ネット上で培われた「ネット民のホシュ派(岩盤保守層を自称)」が、希代の英雄と崇め奉る故・安倍晋三だが。
彼の祖父故・岸信介は、昭和の妖怪とされながら民主党の派に身を置いた。
彼の大叔父に当たる故・佐藤(岸の実弟)栄作は、自由党の派で池田勇人と政策と覇権を争った。
それも含めて、中選挙区の時には同じ選挙区内で競い合いが有効であり得た。
それを、日本🇯🇵に根源から敵意を持つ「小澤一郎」が自民党の幹事長に就き、分裂を画策し様々な破壊工作を重ね、遂に「党を破り」当時のメディアを焚きつけ、小選挙区比例代表並立制を呑ませ、今に至る。
比例代表は「政党名」を投票するワケで、候補者の個人的な好き嫌いは除外され、その時々の政党支持(好悪)が表れる。
政権の支持を固め賭ける「衆議院議員総選挙」に踏み切る側には、
相当の「政権選択の明確な主張(違い)」を掲げる事は必須条件だ。
それを掲げ「政権支持」を確かに達成するための「戦略」が入念に準備され提示され、セットで練られた「戦術」が発動され、細かい「作戦」が展開されなければならない。
この度の2024年10月27日に投開票を実施した衆議院議員総選挙は、全く「戦略」も窺えない、従って「戦術」もなく、ただただ個々の候補者が竹槍を振りかざす「作戦」みたいな事を繰り広げただけで、見るも無惨な結果で、自民党は「焼け野原」になり終戦した。
かつて「石破 茂」は、戦争オタクと呼ばれた事があった。
それはマンガやコミックでの夢想の中での事だろうと観ていた。
一時は「地方創生相」に任じられ、地方創生を掲げ盛大に「カネ」をバラ撒き人気を得たが、10年を経た今、その撒き散らしたカネの成果は出ているのか?
10年前から、一貫して「イシバの地方創生論は戦略も戦術もないカネ撒き作戦によるイシバを印象づける買収」に過ぎぬと批判してきた。
殆ど全ての「地方創生テーマ」は、期間限定のコンサル(根猿)を養い、同時に地域を疲弊させ衰退を加速させただけで終わった。
それを眺め観て「イシバカ」と敵意を込めて呼ぶようになったとも言える。
コヤツ「イシバカ」は思いつきを「夢想」の中で肥大化させ、できると考え、クソオモシロくもナイ勝手な「小理屈」を咀嚼し、他人を見下したように熱く述べ立てるが財源や組織構成も無く、固より「戦略」も「政策」はおろか「戦術」も「作戦」すらないのだ。
それが、表れたのが、この度2024年10月27日に投開票を実施した衆議院議員総選挙であるといえる。
全国の比例区で各党が獲得した「比例票」は見事なまで綺麗に、
政党選択(支持)を表し、衆議院の議席配分に象徴されていると観る。
「丁半博打」に出たのはヨイが、
明らかに田舎者の思い込みによる「鈍い勘」で「虎の子」を喪った大馬鹿でしかない!
「戦略の錯誤は、戦術を以て補えず、ましてや作戦で挽回など適わず、また兵の技量や戦闘力に依拠して、大状況を転換できるワケなどない」これが戦略の要諦であり。
何より「戦わずして相手に勝つ」事が最高の政策戦略といえる。
(故・安倍晋三は、周囲に置いたブレーンが優れた「戦略家」であったと言える)
こんな基本すら分からない人物が、かつて「防衛庁長官」の要職にあった事に背筋が凍る。
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