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2024年11月

2024/11/30

Z世代に思う事は、現代社会を把握しているのか? その中で自身の目標を掲げているか? それに向けテクやスキルを適正に身につけ輝かせているか

Z世代の、バカ者よ、若者よ!


君は何に取り組み、何を実現したいのか?

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ガニ股でゴリラ歩きするヲトコは、みっともなく小首を前に傾け垂らすカメ首だ。
「Z世代」か知らぬが、見ていて気分を逆撫でされたように虫唾が走り、
センスの一欠片も見当たらず、ユニフォームが泣いておるワ。
そりゃぁ、マトモな仕事先は採用を手控えるだろうし、先ずないよ!


人として、人が最も輝く時期(25歳~35歳の旬)に、自らが掲げる対象で実現に向けたテクやスキルを得られたか?


「生きる事」は「喰う事」であり、喰う事で生命を繋ぐという実に古典的で原点に立ち還る話に触れた。
それは生命ある動物に科せられた永遠の主題であり、その「喰うモノ」を如何に手に入れるかが大きな課題なのだと、卓見の友人は語るのだが。


正しくポジションを得られない限り、現代社会で生き抜くのは、とても厳しいのだ。
その目標もなく、ただただ飼われ弄ばれ、
「思った以上に給料が安い」と愚痴るのもヨイが、
果たして持つテクやスキルが、どの程度のモノか、
客観視しベンチマークで考えた事はあるのか?


何と比べ、誰と比べ、自らの能力を「どう捉えているのか?」を問う!


以前から指摘しているとおり、
一般論としては「35歳くらいまでは、然程の格差も生じない」が、
「35差異を過ぎる頃には、必要なテクやスキルを保つ者と、持たぬ者の差は一気呵成に開く」のだ。


既に、開いた事が漏れ聞こえるから「不満」を述べるのだ。


年功序列を採用しなかった側として言えば、
既に、30歳を待たずして、5倍ほどの年俸差をつけた経験がある。
それは単なる消耗品の「兵」と、
「士官候補」との差異とも言えた。


「兵」はあくまでも「兵」であり、
60歳を前に年齢加給や勤続加給を加え年俸を600万円程にした。


一方の「士官候補」は、先ず「尉官」クラスの業務を与え挑戦させた。
それを達成した事もあり、次に「佐官」クラスの業務を任せ、そして旬の時期を見事に乗り切り花開かせた。


それではと、
海外の主要な案件に挑戦させる目的で2年の留学経験を与え、
その間に「盛り」の時期に大きなステージを経験させた。


戻って以降は「参謀」として、
事業戦略を担う分野を任せ好きなようにさせた。
その結果、著名なシンクタンク(国際的なコンサル事業社)からのオファーを受け、快く転職させた。


60歳を前に当該国で億単位(日本円)の年俸を得ていると聞く。


一方は、60歳を前にして600万円の年俸だ。
拾い上げた時期は全く同じで、600万円の側は、チョイと著名な名の通った大学だ。
海外へ羽ばたいた側は、いわゆる日本の社会で大学は恵まれてはいなかった。
目標に掲げたスケール感を持つ自身の人生の設計だろうと考えている。


最初に面談した時に、波長が合った。
早い話は「ウマが合った」のだけれど、同じように「駄法螺」だったかも知れないが、
それを次々に「実現」した。


モチロン、
実現の名誉と利益はクライアントのもので、我々は黒子で単にお手伝いをしただけだ。
しかしながら、得がたい「ノウハウ」は残り蓄積され、共有できる事は共有するため、ウィングは大きく拡がる。


安価な案件は相手にしなかった。
トップの器量を眺め見た上で集団討議して受諾の有無を決めた。


最初から「粗利80%」を目指し、それを忌避する先は歯牙にも掛けず相手にしなかった。
「付加価値」を創るのを助力する事に対し、安価な値切りを少しでも見せると直ちに退いた。


競合先や相見積もりなどの行為は徹底的に批判し相手にせず、
秘密主義の徹底と高飛車を貫き通した。


最初から競合が現れると、
その中身を想像し、完全に凌駕する提案を重ね「サラリーマン型」を徹底的に潰し去った。


一度主義で、同じ手(案)は二度と使わず、
「秘すれば花、秘せずば花なるべからず」を貫き通した。
そして、さっと退いた!


負債は全くない事もあり、率いた事業は組織(人)ごと売却した。
得た利益は、その殆どを社会の公益に資したく僅かな寄付や寄贈を行い綺麗に閉じた。


「Z世代」のバカ者よ、若者よ、社会への怨念と愚痴の前に、
踊らされてないで、適当に喰われないで、自らを認識し開き直り、
底ナシの自身を掛けて勝負してみよ! 開き直って勝負してみよ!

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2024/11/29

いま、東京の不動産は急騰しているため、カネもないシロウトを引き込みクズ物件を売りつけ、夢見た「利益」が一挙に「負債」へ転じるなどは普通の事だ

世の中は「善人」が半分いれば「悪人」も半分いるワケで、
時に、その「悪人」と「善人」が巧妙にすり替わり成り代わるのだから手に負えない。


ゆえに、世間では「詐欺」が絶える事はない。


犯罪になるというか、ギリギリの構成要件を問われるのは、善人も悪人も、いずれも「強欲」だろうと冷たく眺め観ている。


しかも、被害に遭うのは全くの素人か、
あるいは「知ったバカぶり」を吹聴するゴミ漁りの類いだ。
共通するのは「ナンでも知っている」との自負心が、思わぬ陥穽に填まるのだ。


詐欺を働く側は、
その当たりを十分に理解した上で持ち上げ巧妙な「罠」を平然と仕掛ける。
ここでも紹介されている案件は、
「詐欺ではない」し「詐欺には当たらない」ように見受けますが、


基本は、
「強欲」が勝ると、肝心の「実態」を見失うともいえ、
何よりも、基本的に得られるというか得ようとする「利益」の「シミュレーション」を欠くのだ。


物件を、内外装で小綺麗に仕上げる事など容易い事で、
それよりも「本質の評価」を冷静に行う事だ。
それを省略する側には、不動産投資を語る資格はない。


引用開始→ 新宿にうまい儲け話があります…年収700万円の都内在住・37歳ふつうの会社員、転落のきっかけとなった「一通の電話」
(2024年10月25日 11時49分 THE GOLD ONLINE)

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将来への不安からなにかしらの資産運用を始めようと考える人は少なくないでしょう。資産運用の手段として不動産投資を選んだ場合、得られるメリットは家賃収入、節税、売却益と魅力的です。しかし、なかには失敗する人もいて……。本記事では、リノベーションバリューデザイン協議会の代表理事、REISM株式会社取締役の挽地裕介氏が、牧野さん(仮名)の事例とともに不動産投資で失敗しないための方法について解説します。


自己資金少なく始められて、会社員でも節税ができる投資
ここ最近NISAやiDeCo、ふるさと納税、といった資産運用の話題をあちこちで聞くことが当たり前になってきました。37歳の牧野さん(仮名/男性)も、今後のキャリアや老後に少なからず不安を抱えていたため、なにかしら資産形成を始めなくてはと考えている1人でした。牧野さんの年収は700万円、都内のメーカー企業に勤めています。

ですが、貯金がたくさんあるわけでもないのに投資に回していいのだろうか?という不安や、本業の忙しさも相まってネット記事を読む程度で進まずにいました。そんなタイミングでかかってきた中古の区分マンションを取り扱う不動産会社からの電話。電話口の営業担当の話を機に不動産投資へ興味を持ちました。

不動産投資は「自己資金少なく始められる」「会社員でも節税ができる」といったメリットがいまの自分にピッタリの運用だと魅力を感じ、これはうまい儲け話だと思った牧野さん。紹介された新宿区にある築13年、すでに入居中の中古ワンルームマンションを検討します。


シミュレーションを見てみると、月々の収支が5,000円の赤字になっていましたが、「不動産は団体信用生命保険がつくので、生命保険を払う金額でそれ以上の保障を受けられる」「繰上げ返済で元本を減らせばトータルの返済額が削減できる」と教えてもらい、物件を購入することを決意。マンション経営者としての道を歩み始めることになります。

物件の引き渡しから4ヵ月後、次々届く悲報
ところが、物件の引き渡しから4ヵ月後、経営する物件の入居者が退去する旨の解約通知が管理会社から届きました。年末年始のいわゆる賃貸市況が繁忙期に差し掛かるタイミングには当たり前のことだし、申込もすぐ入るだろうとその時点ではまったく気にも留めていませんでした。

しかし、そこで提示された新しい募集賃料は2万円下がった査定。管理会社に問い合わせたところ、「実は、今回退去したのは、新築時からずっと住み続けていた入居者で、いまの周辺相場ではそのくらいでないと賃貸がつかない」と説明されました。次の入居者が入らなければローン返済が滞ってしまうため、悩んでいる暇はありません。やむなく条件を飲むことにしましたが、次にまた泣きたくなるような知らせが届きます。

室内の原状回復費用が60万円の見積書です。10年以上継続した入居で修繕箇所が多く、耐用年数を超えているため入居者の費用負担はほとんどなく、また特殊設備を備えていたためオーナーが全額の負担を背負ってしまいました。

そして不動産取得税、固定資産税などの税金の支払い、手出し少なく始めるつもりが自己資金からどんどん現金が出ていくばかり、さらに月々の収支も当初の目論見から5倍もマイナスです。このまま赤字物件を抱えていても仕方がないと売却査定を行いましたが、提示された金額は購入金額よりも600万円も低い査定。

所有して間もないことからローン残債も減っておらず一括返済の負担は捻出できるわけもなく、赤字のまま持ち続けることになってしまったのです。「こんなはずではなかったのに……」牧野さんは、不動産投資は失敗だったと結論づけるに至りました。

株式のように急落しづらく、価格推移も緩やかな中古不動産だが…
「副収入が得られる」「もしものときの備えになる」「複利効果で運用できる」、不動産業者が営業トークとして伝えた不動産投資によるメリットは決して間違ったものではありません。

ただし、提示された情報をただ鵜呑みにするだけでは同じような失敗を辿ってしまいます。都心エリアで築年も古くなく、入居者もついているし「よさそう」という、目の前の情報だけで物件を選んでしまうことに大きな問題があります。

株式、先物取引、暗号資産などに比べて、不動産は2つと同じ物件はなく個別性が強いとみられがちです。しかし、1990年代のバブル崩壊からリーマンショックを経て、現在の不動産価格の高騰といわれている昨今の状況でも中古不動産の価格推移は緩やかで、株式などのように価値が急落したり、消失したりすることは限定的です。

さらに、収益の安定性や法整備、金融機関の仕組みまでも考慮すると、堅実な資産形成を行うならほかの金融商品よりも不動産で取り組むことが最適にもみえます。では、なぜ牧野さんのように失敗だったと感じる人が後を絶たないのでしょうか?

適切な判断力があればリスクは回避できる
不動産投資はいかにリスクをコントロールできるかが非常に重要なポイントになります。代表的なリスクは空室、滞納、家賃下落、金利、災害といわれ、なかでも空室、滞納、家賃下落のリスクは、正確な情報を知ることで対策できます。

先の牧野さんの事例でもわかるように、物件の内装はどうなのか、どんな入居者がいつから住んでいるのか、一時的な資金が準備できるか、といったことさえ事前にわかっていたら、リスクに備えた選択肢を持てたのかもしれません。

数万円の家電やブランドバッグなどの買い物においては、その商品の性能や状態、持った後のアフター保証までしっかりと店員スタッフへ念入りに確認するにも関わらず、投資においては知識がなかったという理由で正確な判断がなされないケースが多くあります。

失敗しない不動産投資に不可欠なもの
不動産投資においていかに失敗しないか、成功確率を高める要因は「物件を選ぶ根拠があるかどうか」に尽きます。

日本の不動産は、価格に関する情報の透明性がない時代もありました。しかし現在では、大手情報サイトも数多くあり、インターネットで所在地や過去事例をみることも、またはFPなどの専門家へセカンドオピニオンのサービスを受けることも可能です。

ただし、周辺環境や相場を自分自身で確認することはできたとしても、オーナーチェンジ物件であれば室内の状態を見ることはできません。さらに、賃貸借契約の内容や管理状況も把握できません。

加えて、将来の賃料と価格の推移を予測しながらどのような選択肢を持てるのか、それらを総合的に判断する必要があります。そのために物件選びの根拠となるデータや仕組みまでも提供してもらえるか否かを確認することが、結果として不動産会社を見極めることに繋がります。

自分の資産管理を任せるパートナーだからこそ長い付き合いと考えて、電話をきっかけにすべて判断するのではなく、同業者の話ができるかどうかなどを聞いてみながら、信用のおける不動産会社を選ぶことも大切です。

もし仮に10万円の賃料が8万円に下がり、自己資金から2万円を捻出することになったとしても、賃貸がしっかりと付いていれば他人資本によって8万円のローン返済は着実に進み、レバレッジ効果も働くため完済後は数千万円の資産を手にすることができます。一時的な原状回復費用も室内をアップグレードするノウハウを持っていたら家賃を引き上げられるチャンスにもなります。

短期的に目の前の収支が赤字だから失敗だったと判断するのではなく、不動産運用は長期的な目線で計画的かつ余裕を持つことで安定した資産形成を行うことができます。将来の豊かなライフスタイルをもたらしてくれることでしょう。←引用終わり

挽地裕介
リノベーションバリューデザイン協議会 代表理事

REISM株式会社 取締役

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2024/11/28

政治は一定の勢力を喰わすため施策を目に見える形にする事で、それを不要と考える側には「無駄」でしかない、官僚の仕事は「無駄の制度化」に尽きる

「有力な事業なので」と、夢想のアイデアを頑なに述べ立て支援を求める側は、
先に巨大な「幻想」があり現状の分析が甘く詰めも希望的だ。


従って、示す事業計画も精緻さを欠くが「幻夢」を眺め見ているのか、酔いしれている。

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凡そ、30年前に通商産業省(現在の経済産業省)が所管する「第3セクター」方式による「地域拠点事業」があり、
国と自治体(都道府県)を主体に、地域の基礎自治体(市町村)に商工会議所、
そして関連する事業組合と金融機関また総合商社へ呼びかけ、
出資と人材派遣を求め寄り合い(経営責任が曖昧な)所帯で、事業計画を策定する事になった。


一から、所管者は「中立の立場」を表明し、
主体を負わされる自治体の部局は、降って湧いた「事案」に対し主導権を握るが責任は負いたくないとの姿勢に終始し、
異動の時期を待ち解かれる事を顔に表す始末だった。


商社と銀行から駆り出された側に、日常業務は押し付けられるが、
いわゆる社内の窓際を捨て場の先として送り込んだ事もあり、
全く仕事をする事など能力的にも無理な話で無駄な事だった。


余りの遅滞に業を煮やした国の担当部局が、自治体を牽制指導し、
立て直しに向け、吾が方は強制的に引き込まれたのだった。
現状分析も希望的な作文で、
産業としての将来展望もなく、
人材育成も供給もないままで、
資本金と借入金が然したる事業計画もないままあった。


しかも、詳細な事業計画もないにも関わらず建設計画と建築図面があり、
発注時期も引き渡し時期も決まっていて、テナント部分に導入する先も未定のまま、
工事を進めるという無責任で、唖然とさせられ。


結果は、火の目を見るより明らかだった。


建前の20年間は維持する維持できる方向で計画修正を行い、
そのための条件整備に取り組み修正を加え、手を退いた。


概ね、そのように推移し幕を閉じたと見ている。
ハッキリ言って「何の役にも立たなかった」無用の長物であり、
有力政治家の売名貢献の暴力行使に過ぎなかった。


その事案を経験し、
政治と官僚と民間の綱引きと責任の押し付け合い。
その間の公費投入(消費)の無駄を思い識る事ができた。


それもあり、
民間であろうとナンであろうと、雑駁なアイデアでも事業化し、
その支援を求める側には、事業経営の度量評価も去る事ながら、
徹底的な甘さを排した考査を科すのです。


いままた、イシバカの手で「地方創成」と「防災庁」が、
具体的な展望を書いたまま、再び無責任な状態で「推し進められ」ようとしていますが、
掴み金に群がるヤカラやゴリラは雲霞の如くなのでしょうねぇ。

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2024/11/27

脇の甘いヤツは喰い千切られ終わるのが歴史の教えだ! 「脇の甘いヤツは、腋臭が臭い」のも世間の定理であり既に公理とも言え、隠すも漏れ匂うのだ

嗚呼! 齋藤元彦!
ホントに、お騒がせの疑惑が次から次へと湧き出るのは異常で、
誤当人の「脇の甘さ」が原因で自然に漏れ出すわけだ。


公正を主張する首長であるなら、
何よりも「公正さ」に一点の曇りもなく疑惑を持たれない事が最重要課題だろう。


以前も指摘した事だけれど、
人として薄っぺらく人間的な魅力に欠けるためか、
「本当の友達がいないのだろう」おれは深刻な問題だ。


どんなバカでも、アホと言われる者でも、
学歴やキャリアに関係なく、真剣に意見する友達はいるものだ。


コヤツには、真っ当に考えるチカラを備え、コヤツの側に立ち真剣に意見する友達がいないのだろう。


立花孝志やら、ヤタケタ崩れのスカ・チンイチロォのようなのが、
勝手に応援者だと掻き回し、それにも一線を引かず「無知を煽り」怒濤の波を創り出し、再選を果たしたとも言える。


しかし、その直後に裏に控える鼻持ちならぬバカヲンナが、自慢げに言いふらした事が、公職選挙法違反を問われる事になる。
バカヲンナは、黒子であるなら、表に出てはいけないのだ。
齋藤のヨメも鼻持ちならぬ無知だと言われて久しいが、
そんな汚「バカ連」に囲まれ、焚きつけられ「有頂天」になっているのは、オツラの薄っぺらさと同じで、底が浅いとしか言えぬワ!


脇が甘い人物の、腋臭が臭い」のは天下の定理であり公理だ!
齋藤元彦は、素知らぬツラでいるが、それを続ける事は難しいだろう。


既に、汚バカヲンナが自慢げに勝ち誇ったように「SNS」上へ公開してしまったデータは消去しても消去できない。

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司直が、無視を決め込んでも、批判や非難の声は燎原を焼き尽くす炎のように逼るだろう。


以前も指摘したとおり、
「本当にヨイ友達を持てよ」と、改めて言っておく。


引用開始→ 斎藤元彦に「公選法違反」疑惑をかぶせたPR会社女性社長の「ヤバイ肩書き」
(アサ芸プラス 2024/11/26)

出直し知事選で再選を果たした兵庫県の斎藤元彦知事に、今度は「公職選挙法違反」疑惑が浮上している。

コトの発端は斎藤氏が選挙後に初登庁し、知事就任式を済ませた翌11月20日朝に行われた、兵庫県内のPR会社の女性社長によるX投稿だった。

二度のフランス留学歴があるという女性社長は、日本の公職選挙法をご存知ないのだろう。その内容は実に危うかった。
〈兵庫県県知事選挙にて、斎藤元彦さんの当選が決まりました。心よりお祝い申し上げます。前代未聞の歴史的な選挙が無事に終わった今、『SNS』という言葉が一人歩きしてしまっているので、今回広報全般を任せていただいていた立場として、まとめを残しておきたいと思います〉

そして得意げにスライド換算にして25ページにわたる、選挙用のPR戦略を語ったのだ。

公選法では選挙活動で報酬を支払える対象は、事務員や車上運動員、手話通訳者らに限定されており、もしこのPR会社に報酬が支払われていたとなると、公選法違反に抵触する。さらに、この投稿がヤバイのは、文末に書かれた女性社長の肩書きだ。

〈2021年より兵庫県地方創生戦略委員〉

〈2022年より兵庫県eスポーツ検討会委員〉

〈2023年より兵庫県空飛ぶクルマ会議検討委員/西宮市産業振興審議会委員〉

この中で兵庫県地方創生戦略プランは、令和6年分の予算額だけでも8575億円にのぼる。

斎藤知事は11月25日に「(PR会社に)ポスター製作費として70万円ほどを支払っている」と釈明したが、PR会社がポスター以外の選挙支援活動を無償でやっていたとなると、その報酬や見返りはどこから出るのか。いっそう疑惑を深める結果となった。

これらの疑惑について、元大阪府知事の橋下徹弁護士は自身のXで一刀両断。

〈これだけ斎藤さんの近くで兵庫県庁の仕事を受けていた人に、自分の政治活動・選挙運動の仕事は頼まんよ。疑われることが間違いないから〉

さらに橋下氏は昨年のプロ野球における阪神とオリックスの優勝パレードで、兵庫県が金融機関向けの補助金総額1億円を、昨年11月21日に成立した補正予算で4億円まで増額、協賛金を還流したのではないかと疑われた「キックバック疑惑」についても言及。

〈これ、野球パレードの寄付と補助金増額の時期が一致してキックバックの疑いを持たれた構図と同じ。いくら当事者がキックバックではないと言っても、あそこまで時期が一致すれば疑われない方がおかしい〉

これらの問題意識を欠く斎藤知事は、権力者として不適格と断じている。

本サイトで報じた通り、斎藤知事をめぐっては8000万円超の「北朝鮮への補助金」のほか、兵庫県内には自民党安倍派と「救急医療のドン」をめぐる医療スキャンダルが噴出している。安心して救急車も呼べない現状に有権者が怒り、既成政党に属さない斎藤知事に投票しても不思議ではないのだが、これで斎藤知事も「補助金利権ズブズブ」で、県議会との抗争の本質が「補助金利権の奪い合い」だとしたら救いがない。

ちなみに兵庫県の補助金事業の多さは、全国10指に入る。自公政権と国民民主党で調整中の「所得税住民税103万円の壁」引き上げで地方税収が減るというなら、財務省は疑惑に満ちた350案件にも及ぶ「都道府県の補助金バラマキ事業」を全面凍結すればいい。←引用終わり
(那須優子)

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2024/11/26

「金融商品」にはリスクが付きもので、そのリスクを被る考えのない側に身を置くなら、安易に借入金をしてまで勝負に出る事は避けるべきだろうと考える

少し前のネタですが、無知の欲張りについて興味深い記述がありましたので。


投資話を斡旋してくる側は、基本的に「自身の安定した喰い扶持を求めている」のでして、
それを実現してくれるのが其奴にとり「上客」なのです。
簡単な話です。


嘗て、先代の銀行からの借り入れが過大で、返済に汲々としていた事業者がありました。
取り立てでは矢の催促で、資産売却などを平然と迫られ「万事休す」状態で、人を介し「救援依頼」を受けました。


経営状況と資金繰り状態を厳密に精査した処、まぁ健全とは言えないものの不健全という程でもなく、破綻懸念先には及ばない経営でした。
銀行が抱える、不良債権先を一律にカットし、営業成績を上げようと企む本部スタッフの意向と判明しました。


早速、
強硬に主張する銀行の本部スタッフを呼び出しミーティングをする事に。
銀行側の当該事業者に対する査定表を提出させ詳細に解説させました。


此方は、資金繰りが苦しい状態に陥る最大の理由が、
高率な「支払い金利」と「借入金返済」の多額さにあり、
しかも、その対象期間は一貫して「利息支払い」と「資金返済」を怠った事もなく「リスケ」要請をした事もないので、
何処の何がどう「破綻懸念先」に当たるのか、詳細に論理的に述べてみよと質問した。


もぞもぞ、モジャモジャ、小理屈にもならない言辞を繰り出したものの、
自行が長年にわたり金利を得てきた事実、また「貸し出し、借入れ」を相互に繰り返し多額の「利益」を獲得してきた点への言及がないため、
その「越年に渡る獲得利益の総額を示せ」と強く求め、法外とまでは言わないが借入要請者の足下を見るかのような高率利息を課した理由を述べよと迫ると、それはできないと断った。


この点を見逃さず、
「現在の発言は争った時点で重大な争点になる事を指摘しておく」とボイス・レコーダーを示す。


一気に、気力や気迫を削がれたのかトーンダウンし、
発言に勢いがなくなった。


そこで「経営を健全化」するために、
① 高率の借入利息の訂正低減
② 当面の期間(双方が合意できる)は「借入額の返済」と同等の「新規借入」を合意し双方同意の訂正した定率金利を適用する。
この2点を呑ませた文書を交わし、後日に正式な「金銭消費貸借合意契約書」を締結し交わす事で参会した。


これは決裂時に訴訟する事も含め「チカラワザ」だったとも言える。


その事実を忘れ、
当該の事業者は「借入金」を全て「返済」してしまった。
(ナンともバカな事をしたものだ)


コロナ禍で、資金に窮した際に、
件の銀行に「融資」を求めた処、既に実績がないと断られたのだった。


「金融商品」にかかる事は、
「利益」を提供する側に必要にして十分な「利益」を供与してくれる客が「上客」なのであり、
それをしない客は、いわば単なる客という通過者であり風景に過ぎないのだ。


ゆえに、相手が「自己資金」か「借入資金」かの別なく、
多くの利益を獲得できる案件を勧めるのも致し方ないし、自身の無知も考えずそれを受け入れ乗るのも自由な事だ。

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引用開始→「投資がうまくいくかどうかは運だが…」森永卓郎が指摘する、バブル崩壊で破産者になる人の共通点 (2024年11月16日 11時00分 集英社オンライン)

2023年に「資産所得倍増元年 - 貯蓄から投資へ」というスローガンが政府から発信された。税制優遇措置もあり、これまで投資に興味がなかった多くの人たちも投資を始めたが、経済アナリストの森永卓郎氏は多くの人が投資に夢中になる今の状況に警鐘を鳴らしている。

書籍『投資依存症』(三五館シンシャ)より一部を抜粋・再構成し、その危険性を説明する。

投資がうまくいくかどうかは運

投資信託を買うと、運用会社に毎年信託報酬を支払う。その料率は、比較的料率が低いインデックスファンド(S&P500とか日経平均など、すでに投資の分散先が確定しているファンド)でも、0.05%から1.7%程度だ。

一見、たいしたことがないように見えるかもしれないが、たとえば信託報酬が1.7%だと、10年間運用した場合は、投資金額の17%が運用会社の懐に入る勘定になる。

ちなみに運用会社が投資する銘柄を決めるアクティブファンドのなかには、信託報酬が2%を超えるものもある。ファンドマネージャーが、成長性の高い銘柄を選択することで、より高い利回りを実現するのだから報酬は高くて当然という触れ込みなのだが、アクティブファンドの運用成績がインデックスファンドの成績を上回っている証拠は存在しない。

私の元同僚であり、友人でもあった山崎元氏は、2024年1月に亡くなったが、生前私にこんな話をした。

「森永さん、運用という言葉は〝運を用いる〟と書きますよね。投資がうまくいくかどうかは運で決まるんです」

資産運用のプロ中のプロだった山崎氏でさえ、何に投資したら儲かるかはわからない。未来のことは、誰にも予測できないからだ。

それなのに、金融のプロは、さも自分たちには未来が見えるような顔をして、高い手数料を顧客から受け取る。しかも私がおかしいと思うのは、彼らは仕事が成功しても、失敗しても手数料を変えない。

たとえば、投資信託の基準価格が下落すれば、投資家は損失を被る。ところが、そうしたときにも、運用会社は既定の信託報酬を要求する。投資家は泣きっ面に蜂になるのだ。

私の苦情に配慮したわけではないと思うが、最近になって、成果報酬型の信託報酬を採用する投資信託が登場した。しかし、その投資信託の信託報酬の額は法外なほど高く、とても使いものにならない。金融業者というのは、それほど強欲な存在なのだ。

「借金で投機」は絶対に禁物

胴元の一人勝ちという意味では、有名なエピソードがある。

19世紀半ばにカリフォルニアでゴールドラッシュが起きた。全米から一攫千金を夢見た採掘者がカリフォルニアに集結した。彼らは、金脈を見つけて富豪になった者と金脈を見つけられずに破産した者に分かれたが、ゴールドラッシュのなかで確実に儲けた者がいた。採掘者たちにスコップを売りつけた業者だ。

金融業者が胴元として一人勝ちするという構造は、バブルの中で鮮明に浮かび上がる。それは、世界初のバブルである1630年代オランダのチューリップバブルのときにすでに始まっていた。

球根ひとつに数千万円の値が付き、富裕層から一般庶民にいたるまでが投機に熱中して、そしてバブル崩壊で軒並み破産者になった。

しかし、なぜ庶民がそんな高額投資に手を出すことができたのか。

当時、チューリップの球根は、現物の取引が中心だったが、途中から一部の高額球根には「所有権証明書」が発行されるようになり、球根そのものがまだ土中にあっても取引が可能になった。現代の言葉で言えば、セキュリタイゼーション(証券化)が行なわれたのだ。

そのことによって、チューリップの球根の所有権は分割できるようになったのだ。金融業者が発明したこの仕組みによって、庶民は高額球根投機の輪に加わることができた。それだけではない。金融業者は投機のための資金を融資して、バブルを煽ったのだ。

バブル崩壊で破産者になる人の多くに共通するのは「借金で投機をした」ということだ。自己資金だけで投機を繰り返したあとでバブルが崩壊しても、最悪自分の資産をすべて失うだけだが、借金で投機をするとそれだけでは済まない。

バブル崩壊時に資産は暴落するが、借金は一切減らないからだ。だから、「借金で投機」は絶対に禁物なのだ。

ただ、そんなことは投資の世界では常識中の常識だ。そこで胴元は、自動的に借金をさせる手段を考え付いた。それがレバレッジ(テコの原理)だ。

投資依存症 こうしてあなたはババを引く ←引用終わり

森永 卓郎

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2024/11/25

「皇族」にも学問研究は自由であり、「報道」にも言論・表現の自由はあり、御簾垂の奥を巡り「推察」や「推量」も自由ながら、「皇室」に言論の自由はない

シモジモには、未だに分からぬ、未だに理解できぬ事が「秋篠宮 家」を巡り絶えないゴタゴタだ・・・


一番理解できなかった事案は、
神道の大宗家でありながら、長女次女はお二人とも後期高等教育進学先が「国際基督教大学」であった事。


その結果、長女は意味不明な思考と行動を採り、国を二分する意見対立を招き前代未聞の大騒動を繰り返した事はご承知のとおりです。
それに続いて皇嗣職の親王(長男)の成長に伴う進学先を巡る叩き合いだ。
幼稚園、小学校、中学校、高校、と煩い事であったが、いまは大学への進学先を巡り批判の嵐は止まない。


「秋篠宮 家」の子育て、躾、教育の方針が全く理解できない。
原因が皇嗣職にあるのか皇嗣職妃にあるのか? 双方にあるのか? 適正な誘導をしなかった宮内庁にあるのか?


世間は賑やかに勝手な批判を展開し、言いたい放題であり「週刊新潮」に至っては放火して廻っているかの如くで情けない。
「不敬罪」を問われた頃なら「重罪」に問われたとも言えるが、現代は「学問研究」「思想」「言論」「表現」の自由の下に言いたい放題だ。


基本は
皇嗣職たる「秋篠宮」が話さない事であり、
おそらく
「宮内庁」が、宮家を御簾垂に隠し「制限」している(と疑える)ためではないかと(世間は批判的に見ている)。

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(2016年11月 秋篠宮邸の庭を散策されるご一家 宮内庁提供を時事通信から)


不思議な事は、
「御簾垂」の陰で見えるような見えないモヤモヤが喧しさの要因であろうかと・・・・


引用開始→ 秋篠宮家の悠仁さまの学習院大学進学を識者提言  「東大進学にメリットなし」
(2024年10月10日 10時40分 PRESIDENT Online)


秋篠宮家の長男・悠仁さまの進学先が注目されている。皇族の大学進学はどうあるべきなのか。昭和女子大学現代ビジネス研究所研究員・藤澤志穂子さんは「東大への推薦入学や、生物学の研究が盛んな大学名が候補として挙がっているが、いずれもリスクがある。将来、天皇になられるからこそ、私は『学習院へお進みください』と強く勧めたい」という――。

「東大推薦入学」に反対する1万2000筆超の署名

高校3年生になられた秋篠宮家の悠仁さまの大学進学先はどちら? といった憶測が飛び交っています。トンボなど生物学の研究が継続できそうな東大、筑波大、東京農大、玉川大などなど。紀子さまが熱望しているとされる東大推薦入学は、オンライン上での「反対運動に1万人以上が署名した」との報道もあり、やや遠のいた印象でしょうか。

お茶の水女子大附属幼稚園から現在、通われている筑波大附属高まで、悠仁さまのために作られた制度とみられてしまうこともありました。同様の制度を活用して進学した一般生徒の例が殆ど聞こえてこないことも不思議でした。「皇室特権」とみられてもやむを得ず、その最たる事例が東大推薦入学になるのでしょう。

推薦入学は私学では一般的とはいえ、東大となれば「国際数学オリンピック」で入賞するなど、一般入試よりハードルが高いのが実態です。それに匹敵する実績を悠仁さまが出されているのか? どうしても「モヤモヤ感」は否めません。

ですが悠仁さまの進学に当たり、「皇室特権」を使っても全く問題のない、むしろ自然な進学先があります。それが学習院です。だからこそ、学習院出身の筆者としては、今こそ悠仁さまに「学習院大学へお進みください」と強くお勧めします。それに学習院大学理学部には生命科学科という、生物の研究ができる学科もあるのです。

なぜ歴代天皇・皇族は学習院で学んできたのか

学習院は、明治天皇が皇孫・迪宮裕仁親王(後の昭和天皇)の教育を任せるため、日露戦争の名将:乃木希典を院長に招いた歴史があり、当時の教えが教育の基本になっていました。そのもとで上皇陛下も天皇陛下、秋篠宮殿下も学んでおられます。

ある意味「天皇になるための帝王学」の一端を担ってきた学習院に通う機会がなかったことで、悠仁さまが得られなかった代償は、あまりにも大きいのではないしょうか。それを学習院大学へ進学することで埋め合わせてほしい、と考えます。

その理由をひもといていきましょう。

目白にある学習院のキャンパスには、「乃木館」と呼ばれる建物が今も保存されています。乃木は1907(明治40)年に院長に就任、ただちに学習院の中・高等科(当時)を全寮制に切り替え、自身も生徒たちと一緒に寝食を共にしました。その乃木の居室部分を保存・移築した建物です。木造平屋建ての大変質素な造りに、乃木の心根が偲ばれます。

日露戦争で乃木の2人の息子は戦死しています。明治天皇は「そのかわりに多くの子供たちの教育を任せたい」と依頼、乃木は裕仁親王はじめ皇族・華族の教育にあたりました。その教育は人格形成を目的に、質実剛健を旨とした「乃木式」と呼ばれ、長く学習院の教育方針とされてきました。

学習院には乃木が当時、生徒たちに遊泳指導を行った際に海岸で一緒に撮影した写真、また自身がふんどし一丁で遊泳に臨む姿を映した写真もあります。学習院では沼津(静岡県沼津市)の遊泳場で遠泳をする臨海学校が毎年、初等科以上の生徒たちを対象に行われており、男子生徒はふんどし一丁で泳ぐ習わしです。質実剛健の「乃木式」が今の時代にも息づいていることの表れでしょう。

皇族であっても「特別扱いしない」安倍能成院長の教え

学習院は戦後、宮内省の傘下を離れ、一般の私立学校となりました。その「中興の祖」と言われるのが教育者・哲学者の安倍能成で、文部大臣など国の要職を歴任してから学習院長に転じ、現在に続く学習院の基礎を作りました。

安倍の「正直であれ」という教えは、学習院では初等科の際に叩き込まれます。「逃げずに自分が考えたことをしっかり打ち出す誠実さ」を謳った教えであり、「まだ何も分からない子供の頃に、この教えを身に着けられてよかった」と振り返る卒業生は少なくありません。そうした卒業生たちの多くは、自身の子女を初等科に入学させたいと考えるようです。

ある卒業生はこう打ち明けます。

「一部の有名私学の小学校や幼稚園には、合格を期待して学校関係者に対する謝礼などが行われているのかもしれません。でも学習院ではそういったことは一切ありません。そうしたことをしないTPOがある、ということも学習院の良さだと思います。入学に当たっては合格基準の成績をクリアするのが当たり前。たとえ卒業生の子女でも、不合格となったケースは多数あります」

出席と単位数の足りない上皇さまを留年に

安倍は新制の学習院大学を創設しています。ここでちょっとした「事件」がありました。現在の上皇陛下(当時は皇太子・継宮明仁親王)が学習院大学政治経済学部2年生に在学中の1953(昭和28)年、天皇陛下の名代としてエリザベス二世の戴冠式に出席するため英国に渡航し、半年間に渡り外遊されました。

帰国して復学されようとしたものの、出席と単位数が不足していることが教授会で問題になりました。「特別扱いはしない」ということで留年が決まり、明仁親王は退学、その後は聴講生として大学に通われました(「学習院」浅見雅男著、文春新書)。

この2つの事例から考えられることは何でしょうか。学習院における皇族に対しての教育は、一般学生と特別扱いはしない、嘘偽りなく、厳しく質素に育てる、ということだと私は考えます。同時に皇族としての自覚を持たせる教育でもあったでしょう。

私が卒業した学習院女子中・高等科で、秋篠宮家の眞子さま(小室眞子さん)が入学された際、秋篠宮家では「秋篠宮さん」と呼んでほしいと要望したそうです。ですが当時の教員はその申し出を受けず「宮様」とお呼びした、といいます。

「皇族としての自覚を持ってほしい」という願いがあったからでした。加えて言うならば、学習院女子では「奉仕の心」を学びます。貞明皇后(大正天皇の后)が力を尽くした、らい病患者の救済をはじめとする各種募金活動がありました。

皇族方を「宮様」と呼ぶ狙い

こうしたさりげない毎日を送る中で皇族としての自覚、つまりはノブレス・オブリージュの精神を養う。恵まれた立場の者には相応の、果たさなければならない責任と義務があることを教える、学習院とはそういう場所なのです。

悠仁さまがお生まれになった際は、学習院の本部がある目白で地元商店会の方々が記念植樹をしました。通学されるのを心待ちにしていたのに「残念です」と当時の関係者は振り返ります。いつか学習院に来て下さるのではないか、といった期待もあったでしょう。

そのせいか目白にある学習院高等科(男子)、大学とも、悠仁さまが入学を希望された場合に備えた受け入れ態勢を取っていたようにも見えます。まず高等科、中高一貫教育が男女とも制度化されている学習院ですが、男子のみ若干名の外部募集枠を残していました。保護者の間では「悠仁さまのために設けられた制度」との噂がもっぱらでした。

また学習院大学理学部は、物理や数学など基礎研究を基本としていましたが、生物や科学を学ぶ生命科学科は2009年創設と比較的、新しい学科です。もちろん、そうした学問のニーズが高まってきた背景があるからでしょうが、こちらも悠仁さまの進学を念頭に置いていなかった、とは言い切れないでしょう。

何しろ皇族の多くの男性方は生物研究をなされてこられました。悠仁様のひいおじい様の昭和天皇は変形菌類やヒドロ研究、おじい様の上皇陛下はハゼ、お父様の秋篠宮殿下はナマズと、生物は男性皇族の専門分野のような様相です。こうした需要に、学習院大学も応じる必要はあると考えたのかもしれません。こんなところに私は学習院の「懐の深さ」を感じます。

ただの私立学校と侮ってはいけない

天皇家の愛子さまは、幼稚園から大学までを学習院で学ばれています。成年を迎えたばかりの悠仁さまと比較するのは酷かもしれませんが、学習院で教育を受けた点では、皇族としての自覚をお持ちなのは愛子さまの方ではないでしょうか。

加えて学習院女子で学ばれた「奉仕の心」が、日本赤十字に就職されるきっかけになったはずです。歴代皇后が名誉総裁を務められる組織へのご就職は、皇族としてのノブレス・オブリージュによる進路だったことでしょう。

愛子さまのこうしたご様子、宮内庁インスタグラムで話題になった、御料牧場でタケノコ堀りにご一家でいそしまれるお姿を見て「自分の娘は学習院に進学させたい」と考える保護者は、卒業生はもとより、学習院出身ではない父兄の間にも広がっている印象があります。

いっぽう、悠仁さまが進学されたことを理由に、お茶の水女子大附属小・中や、筑波大附属高に息子を進学させたい、という声を私は聞いたことがありません。「未来の天皇」が学習院へ行かなかったことには教育上、やはり無理があったのです。

皇族としての最善の道

愛子さま「天皇待望論」もあります。悠仁さまと、どちらが天皇にふさわしいのか。女性が天皇になることについて、国の議論も方向性が見えない中、私ごときが言うのは僭越ではありますが、歴史をさかのぼれば女性の天皇も存在していたのに、現代ではなぜ女性ではダメなのでしょうか。人気のNHK朝ドラ「虎に翼」で流行語になった「はて?」が思い浮かびます。

このことはともかく、「天皇になるために、学習院で教育を受ける」機会を、悠仁さまには今からでも取り戻して頂きたいと思います。研究者とトンボ論文を共著された悠仁さまであれば、たとえ学習院大学に進もうとも、ご自身が望めば、どんな大学からも優秀な研究者が来て、ご指導をされるでしょう。

昭和天皇、上皇陛下、秋篠宮さまもご自身の生物の研究を、大学で学ばれたわけではなく、国内選りすぐりの学者から手ほどきを受けていたはずです。これもある種の「皇室特権」かもしれませんが、同じように考えれば、悠仁さまにとって実は大学名は関係ない、ならば学習院に進んでいただくのが、皇族として現時点では最善の道ではないでしょうか。

幸いなことに、今は理学部に生命科学科があります。他校では学べなかった、皇族としての矜持を学習院で身に着けて頂くことが、成年皇族として真っ先に必要なことと思います。←引用終わり


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藤澤 志穂子(ふじさわ・しほこ)
昭和女子大学現代ビジネス研究所研究員
昭和女子大学現代ビジネス研究所研究員。元全国紙経済記者。早稲田大学大学院文学研究科演劇専攻中退。米コロンビア大学大学院客員研究員、放送大学非常勤講師(メディア論)、秋田テレビ(フジテレビ系)コメンテーターなどを歴任。著書に『出世と肩書』(新潮新書)『釣りキチ三平の夢 矢口高雄外伝』(世界文化社) がある。
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2024/11/24

兵庫県知事選挙は呆気ない綱引きの結果に対し、選挙屋シロオトが姿を突き止められ後に「余波」を残す結果を招き、これまた実に煩く喧しい事になる

広域な選挙区で候補者として立候補するには、
選挙区の各地で「応援者」が必要で、選挙期間中を含め「物心両面」で手厚く支援を受ける事が基本条件だ。
その手足を支えてくれる応援者があり、初めて「候補者のポスター」を貼り出す事もできる。


泡沫候補は、それすらできない!


選挙で勝つには、物心両面にプラスして「戦略・戦術・作戦」を考え、
有効な投入とその展開を指揮する「頭脳」としての参謀を欠いては成立しない。
そんな事は当たり前で、無知が(ゆえにと考えるが)別段に騒ぎ立てる事でもナンでもない。


どのような「戦略」を短期間で組み立てるか?
どう有効な「戦術」を用いるか?
それらを一気呵成に「作戦」投入し、形勢を逆転するか、できるか?


これを練り上げ、粘り強くロジスティックできる陣営が接戦を制し勝つのだ。


モチロン、公職選挙法では僅かな「謝金(日当)」を車上運動員に支給する事以外は禁止事項であり、
破れば「公職選挙法違反」の罪に問われ当選は無効になる。


ゆえに「有償」で引き受けるバカはいない。
あくまでも原則は「ステルス」であり、選挙後も「黒子」が姿を見せたりする事はない。
有用だった費用は、様々な団体や支援者がコッソリと必要とした費用を選挙区外でロンダリングを重ね支払うのが原則だ。

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その原則からして、
足が見え、姿を突き止められる、この度の「頭」は、全く分かっていない相当なシロオトだ。


引用開始→ 斎藤元彦知事再選「台本アリ」だった!? コンサル会社に〝委託〟発覚で興ざめ続出
(東スポWEB 2024/11/23)

ぼっちはウソだったのか。斎藤元彦知事が勝利した兵庫県知事選を巡って新たな騒動が勃発している。

パワハラやおねだり疑惑が報じられ、百条委員会も設置された斎藤氏だが、知事選ではSNS上で多くの応援の声が寄せられ、最終的に当選を勝ち取っていた。「大手メディアの敗北」がトレンドワードとなる一方で「SNSの勝利」が話題となった。

注目の中、2期目がスタートした一方で知事選の舞台裏を明かす「note」が物議を醸している。地元コンサル会社の代表が書いたもので、斎藤陣営の広報全般を担当したと明かし、陣営の戦略的広報について詳しく解説している。特にSNS戦略について説明しており、応援アカウントの立ち上げやハッシュタグを活用して流れを作る重要性などが指摘されていた。

政治に関係する人からすれば興味深い内容ではあるが、いかんせん詳しすぎた。勝手連的に盛り上がったと思われた斎藤氏を応援するSNSだが、コンサルによる方向付けが行われていたと明かされては支持者が興ざめするのも当然。しかも、選挙の興奮がまだ冷めやらぬうちにだけになおさらだ。

20日付でアップされたこのnoteが話題になると、代表のXには「『最初は1人ぼっちの選挙でした』ってのが嘘だって教えてくれてありがとう」「黙っておけばいいのに」「これにひっかかった人のなんと多いことか」と、がっかりする声が寄せられている。

地元コンサル会社に取材を申し込むと、担当者は「各社から取材依頼が殺到しており、一律でお断りしております」とのことだった。今後の対応について担当者は「弁護士や専門家を交え、弊社からどのように動くべきかアドバイスをいただき協議しているところです」と回答した。

この件が興ざめだけにとどまらないのは、コンサル側へ報酬の支払いがあると公選法との関係で問題となる可能性があるからだ。斎藤氏はこの日、この件について地元メディアに問われ「法に抵触することはしていない」と述べた。

兵庫県政が落ち着く日は一体いつになるのか。←引用終わり

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2024/11/23

冬の訪れと共に晴れた日の夕景が一際、美しい季節になり、街にはイルミネーションが輝き、仮初めの恋人たちも冬ざれた頃に火が消え、去る日がきて

陽は落ち、空を染め、
マチは明かりを求め光を灯す。
ありふれ見慣れた夕景が包む。

20241121

訪ねたサロンに、見慣れぬ顔、見慣れた顔が。
間伸びした貌、間抜けな貌、カシコを誇る顔、アホ〜な顔には愛嬌もある。


間伸びしたカシコアホの貌は、毀れてカオスだ!
会釈されるが、無視し相手にする事などはない。
その汚い毀れた顔を洗ってからにしやがれ!バカ野朗!


そう見下しながら、バーラウンジへ進む。
そこで迎えられたのが、この夕景だった。


暮れなずむ中で、
席を改めトップラウンジで窓辺の席から夜空と降下する旅客機を眺めながら人を待つ。


壁際の席に座る年頃の男女が、どうやら破局を迎えたのか深刻そうで、時折ながら声が大きくなり、聞くとは無く聞こえてしまう。


そうか、
「冬ざれた頃」の石畳に、舞う枯れ葉と共に、別れが訪れたのか・・・

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I

街や道路にはイルミネーションが、束の間の幸せを輝かせているが。


思わず、同年のオバケ世代を代表し、
五輪真弓さんの「冬ざれた街」を頭の中でアカペラした。


五輪真弓、中島みゆき、松任谷由実、茶木みやこ、
チョイと離れた歳上に森山良子、
皆さん、ほぼ同世代でオバケそのものですよ、もぉホントに!

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2024/11/22

天才は天賦の才能で、誰もが持つ事はないが、それに勝るとも劣らないのは「丁寧」な「努力」の積み上げで獲得する「思考力や洞察力」による組立力だ

それは中学の頃で確か15歳だったと思う。
周囲は、(受験に控えて)勉強しろ、勉強しろと、何かと喧しかった。


遊び廻りたい時期で、何かと理由を付け、とにかく擦り抜けていた。
それでも中学の頃は上位に位置し保ち続けていた。


高校は、僅かに点が足りなく門は閉ざされた。
その時に言われた事がある。
それは、「だから言い続けただろう!」だった。
返した言葉は「それが、どうした!?」であった。


高校は、特定の科目以外に興味を示す事派なかく、
一人で探究し続けた「政治・経済・社会」は、担当教員に代わり授業しても齟齬も遜色もなかった。


人は、何かの取り得があるものだ。
それを、どう伸ばすかで、その後の人生は影響を受け大きく変わる。


最初から30%の分布を頭に描き続けていた。
全てに「正解」し、全てが「高得点」の、ガムシャラなんぞは意味がないと突き放していた。
それでも、指図される事は嫌なモノだと考えていた事もあり、
他人を指図する事は根本的にイヤだった。


それなら、他人を扶ける側に廻れば好悪は別に喜ばれるのではないかと考えた。
かなりヘソ曲がりで、見ように依れば「ヤタケタ」の類いに見えるかも知れなかった。


そのように思い、周囲を見渡せば、不器用な人物が、その不器用ゆえに藻搔いていた。
少し見方を変え、方法を変えれば、容易に到達できるのに、それが分からないのだと。
だったら、その方法を助言し扶けてやればヨイのではと考え、いまに至るのだった。


「何を仕事にして、何をしているのですか? 何で喰っているのですか?」と問われ、
「霞を眺め、霞のできを考え、霞の中で息をし、時にヒトを喰って楽しんでいます」と応え。

相手は「ポカン!」とした間抜けな顔になり、空かさず疑いの目を当ててくるのは愉快だが。

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(写真は、プラチナ万年筆から)

「天才」は天賦の才能で、誰にも備わるモノではない。
ヒトが、先ず成功を手にしたいのであれば「丁寧」な「努力」が欠かせない。


引用開始→ 東大首席卒業でも「天才」と思った事はない・・・山口真由
「私が1日19時間以上も勉強し続けた理由」

(プレジデントオンライン 2024年11月21日)

人生で成功をつかむためには何が必要なのか。東大を首席で卒業し、財務省官僚、弁護士、ハーバード留学と輝かしい実績をもつ信州大学特任教授の山口真由さんは「私は人生の早い段階で、自分は『天才』に生まれてこなかったと気づいた。『天才』ではない人が成功するには、『努力型』の人間を目指すべきだ」という――。
※本稿は、山口真由『天才とは努力を続けられる人のことであり、それには方法論がある。』(扶桑社)の一部を再編集したものです。

「トップ合格」は求められていない
大人になってからこそ勉強を。

こういうことをいうと、次のような批判を受けることがあります。

「そもそも東大首席卒業など、頭の出来が違う。努力の必要がなくて羨ましい」

残念ながら、この批判は的外れです。

東大の入試にトップの成績で合格した人は、確かに「天才」かもしれません。天賦の才能と運に恵まれない限り、1番は難しい話です。

ただし、入試は、あくまで合格することが目的です。トップで合格することなど、ほとんどの人には求められていません。入試は、合否の試験であり、順位の試験ではないのです。もちろん私もトップで合格したわけではありません。

合格者の枠に入れるかどうかが肝心
父から聞いた話ですが、昔は、入試の不合格者も、聞きに行けば成績を教えてもらうことができたそうです。父の友人は、大学の入試試験を受けて、あと1点足りなかったことで、不合格になってしまったそうです。

上位10番以内で合格しても、ぎりぎりの数百番台で合格しても、合格者であることに変わりはありません。

一方、最下位で合格した人と、父の友人のように1点に泣いた人の間には、合格者・不合格者という明確な違いがあります。

つまり、入試においていえば、とりあえず1番を目指す必要はなく、なんとか合格者のなかに滑り込める実力を身につけることが肝心なのです。

東大を首席で卒業できたカラクリ
東大合格という“ゴール”の広さはどのくらいでしょうか。

私が東大の試験を受けたときの倍率はせいぜい3倍でした。要するに、受験者の上位3分の1に食い込めばよかったのです。

この3分の1という数字ですが、偶然にも、東大首席卒業にも大きく関係してきます。

東大の各科目には定期試験があり、評価は「優」「良」「可」「不可」の4段階に分けられています。この「優」も、じつは試験を受けた人の3分の1に与えられるようになっているのです。

私が入学する数年前までは、「優」の評価が厳しい教授とそうでない教授がいたらしく、「不公平だ」との批判を受けていたそうです。そのため、東大にはおおむね3分の1の受講生に「優」を与えるべきであるという「3分の1ルール」ができたのです。

私は東大を首席で卒業しました。これは、テストで1番を取った結果ではありません。そうではなく、成績で「優」を取り続けた結果なのです。

「上位3分の1」は努力だけでも可能
1番を取るというのは、非常に狭いゴールを狙うことです。一方、じつは東大を首席で卒業というのは、常に上位3分の1に入るという目標を達成し続けただけなのです。

そして、この上位3分の1に入ることは、じつは努力だけでできてしまうのです。理系科目が得意でない私が、そういった科目でも「優」を取ったのだから、間違いありません。

そして、この上位3分の1に入ることは、学業だけでなく、その後の人生を成功させるためにも重要な意味を持ちます。

たとえば、現在、自分がついている職業で、得意な分野を考えてみてください。営業の数字をアップさせること、とにかく事務処理のスピードをあげること、精度の高い分析を行うこと、緻密な作業を正確に行うこと、斬新なアイデアを出すこと……。

それぞれの職業によって、いろいろあると思いますが、次の質問を見てください。

「あなたの職業のあなたが得意とする分野において、あなたは1番といえますか」

ビジネスでも「3分の1ルール」が効く
この質問に何の迷いもなく「はい」と答えられる人はあまりいないはずです。なぜならば、1番というのは東大トップ合格と同じで、非常に狭いゴールだからです。圧倒的多数の2番手以下は、当てはまりません。1番は一人しかいないからです。

しかし、ビジネスにおいても、1番にならなくてはいけないものはそう多くはありません。たとえば、営業成績が毎月1番ではなくても、コンスタントに上位3分の1には入っている、と胸を張って言えれば、周囲から評価を受けることができます。

コンスタントにこの上位3分の1に入り続けることを目標にすると、評価や結果はおのずとついてきます。そして、上位3分の1に入ることは、努力で勝ち取れる、「努力圏内」の目標なのです。

合格率2%の狭き門に合格したが…
「よく頑張るよね」

私は、この言葉に軽い揶揄を感じてしまいます。努力をせずになんでも軽々とこなす人に比べて、必死に努力する人には、やや痛々しさを感じるからでしょうか。

しかし、私はそれでも努力すべきであるという強い信念を持っています。

私が人生で一番勉強したのは、大学3年生のときに受けた司法試験の口述試験の前でした。論文試験を受けた私は、受かったという確信がありませんでした。

「こんな状況下で口述試験の勉強なんて始めたら、そういう準備をしているときに限って、結局、論文試験にも受からないに違いない」

そう思い、私なりの「験(げん)担ぎ」で、私は論文試験後に一切勉強しなかったのです。そしてその「験担ぎ」の成果か、結果はみごと合格。しかし、論文試験の合格発表から口述試験までは、たったの2週間しかありませんでした。

司法試験の論文試験は合格率2%程度の狭き門。それに対して、口述試験の合格率は90%程度。つまり、普通にしていれば受かる試験です。

それにもかかわらず、私は口述試験前に、自分こそが落ちる10%に入るに違いないと思っていました。

簡単な試験だけ落ちる「変人」の烙印
合格率が低い試験のほうが、世の中には多いのです。司法試験の論文試験はその典型といえるでしょう。

それに対して、不合格率が低い試験、つまりほとんどの人が素通りできるものもあります。私がこれまで受けたなかでは、司法試験の口述試験と弁護士になる直前の二回試験が当てはまるでしょうか。

「不合格率」の低い試験に落ちる人は、変人とか残念な人というイメージが、人生につきまとうもの。それまで、医学部の入学試験や司法試験といった狭き門をくぐり抜けてきて、最後の最後にまさかのつまずきで、医師にも弁護士にもなれないなんて……(ただし、1年後にもう一度同じ試験を受けて、合格して医師や弁護士になる場合が多いのですが)。

話が横道にそれましたが、要するに司法試験の口述試験前の私は、自分にそんな烙印が押されることを直感したのです。

19時間以上勉強し、自由時間は10分だけ
当時の私はその切迫した恐怖感から逃れるために、持てるすべての時間を勉強に費やしました。一日19時間30分の勉強。3時間の睡眠。そして20分ずつの朝昼晩の三度の食事。そして20分の入浴。

これで計23時間50分。そして、残りの10分、私は毎日親愛なる母に電話して、正気を保つように努めました。

机の下に氷水を張った洗面器を置き、そこに足を浸け、冷える体に耐えながら眠気を防ぎました。そして、こうした勉強を続けていたある日、母と電話していたときのことです。

♪蛍の光、窓の雪

どこからともなく「蛍の光」が聞こえてきました。そこで母にこう尋ねました。

「ねえ、聞こえる? 誰が歌っているのかしら? 『蛍の光』をこんな時間に……」

しかし、少し間を置いて、母は、ゆっくりと答えたのです。

「私には聞こえないわよ」

面接前も口ずさんでいた「蛍の光」
私の耳にはずっと聞こえてくる「蛍の光」。しかし、冒頭の「蛍の光、窓の雪」の2フレーズだけが、ずっとリフレインする。これは何かおかしい。それで、「あぁ、これは幻聴なんだ」と気付いたのです。

しかし、その幻聴は消えることがありませんでした。いつも、どこからともなく、「蛍の光」が聞こえてくるのです。

それから口述試験が終わるまで、勉強をするときは、ずっと頭のなかをこの2フレーズが繰り返し流れていました。口述試験の面接室に入る前の「発射台」と呼ばれる狭い待合室で、私はずっと小さな声でこの2フレーズをついハミングし続けてしまうほどでした。

まわりから見たら、私の姿は「変人」に映ったに違いありません。

天才ではないから、努力に人生をささげた
冒頭の話に戻ります。

「よく頑張るよね」

そういって努力する人を嘲笑する人たちは、往々にして、幼い頃に非常によくできた人たちです。スポーツも勉強も、大した努力をしなくても……。だから、大人になっても、自分が「本当の天才」に生まれてこなかったことを認められないのです。

私がここで言いたいことは、「天才」への憧れを捨てて、「努力すること」の価値を認めるべきだということです。

「天才」は滅多にいません。私は、人生の早い段階で、どうやら自分は「天才」には生まれてこなかったと認めざるを得ませんでした。でも、だからこそ、「天才」への憧れを潔く諦めて、残りの人生を「努力」にささげることができたのです。

目指すべきは「努力」型の人間です。脇目もふらずに、少しずつだが確実に前へと進む。天才ではない人が、社会で成功をつかむには、努力をするしかないのです。←引用終わり

---------- 山口 真由(やまぐち・まゆ) 信州大学特任教授/ニューヨーク州弁護士 1983年生まれ。北海道出身。東京大学を「法学部における成績優秀者」として総長賞を受け卒業。卒業後は財務省に入省し主税局に配属。2008年に財務省を退官し、その後、15年まで弁護士として主に企業法務を担当する。同年、ハーバード・ロー・スクール(LL.M.)に留学し、16年に修了。17年6月、ニューヨーク州弁護士登録。帰国後は東京大学大学院法学政治学研究科博士課程に進み、日米の「家族法」を研究。20年、博士課程修了。同年、信州大学特任准教授に就任。21年より現職。著書に『「ふつうの家族」にさようなら』(KADOKAWA)などがある。 ----------

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2024/11/21

嗚呼! 兵庫県知事選挙! 争点の本質を突き詰めと政策論争もなく、ただただ選挙テロ屋と売名屋が騒ぎ立て「集団ヒステリー」を煽り大騒動を繰り広げ

「兵庫県知事選挙」の期間中は、
イヤまぁ、何かとホントに「恥ずかしくも、お騒がせな事」でした。
(要点の整理と重要な記録です)


一時は、売名行為を含む立候補者が15人~20人を超えるとの予想もあり、
野立てポスター掲示板は、先行の「衆議院選のを併用」する事までし、24名分を備えてまでの事になり。


結局は泡沫候補も含め7人に収まり、すると野立て看板の無駄が叫ばれ、これまた実に賑やかな事でした。


メディアも、単に物見高いヤジウマに過ぎず、
議論は深まらず・・・


この度の選挙に至ったのは、
件の告発者とされる「元・西播磨県民局長」の

① メディアへの告発文書は「公益通報」に当たるか?

② 設置された組織の「公益通報窓口」へ通報しなかった事の意味。
  (兵庫県の組織としての制度が形骸化しているのか?)

③ 公益通報者としての検証吟味もなく知事が「懲戒解雇」した事。
(制度上の基本は、厳禁されている)

この点を含め、県議会は「百条委員会」を設置し、
公開で審理していた。


審理の途中で「結論も無い」まま、県議会は「全会一致」で知事の不信任を決議した。

☆☆☆ 実際は、知事が下した「懲戒解雇」の判断は正当な行為か?

☆☆☆ 県議会が百条委員会の審理結論もない不信任決議は有効か?

これら一連の是非を巡る事が何よりも一番の「争点」です。


知事は失職の途を選び、知事選挙の告示に合わせ再立候補した。
(これが、一連の流れで)


それを受け、全国から「ヤジウマ」が手を上げ参戦での売名を窺わせ。


結局は、泡沫の2人と、テロ屋の「立花孝志」が参戦し、
特に立花は候補者としての選挙活動と称し、議会関係者の自宅前に押しかけ、
激しく非難し名誉毀損をモノともせず糾弾する事も含め、
SNSでの煽りや名誉毀損も合法ギリギリの、あらゆる行動を取るが、
選挙活動という事で放置された。


これらを受けの事か、県内22市長が市長会の有志として、
異例の行動「稲村候補」を支持する表明に出て県民を驚かせた。


更に、その席で谷口・相生市長は記者会見の席で勝ち誇るかのように
「机を2度もバンバンと強く叩き、悪人を叩き出すのは稲村だ」と激高し「支持表明し、何が悪い!」と言い切り、
その様子が動画として一気に報じられ拡散され、
それこそ「パワハラ」そのもので驚愕の事態だと、一気に拡散共有された。
(これも流れを変えた一因と指摘されている)

★動画は「SNS」上で、特に「X」で拡散されています。

★その画像を2枚、静止画としてこの投稿に用います。


首長として、全く「無自覚で、無責任」が、事の前後また善後を考える事もなく軽率であったと思います。


引用開始→ 兵庫県議会・百条委委員長へ 立花孝志氏からの“中傷”“脅迫”…「SNSでデマ拡散、恐怖を痛感」
(ラジオ関西 2024年11月20日 午前11時15分)

兵庫県知事選挙で再選し.19日に就任した斎藤元彦知事によるパワーハラスメントなどの疑惑を調査する兵庫県議会の「百条委員会」の委員長・奥谷謙一県議(自民)は18日、知事選期間中、「NHKから国民を守る党」党首・立花孝志氏が自宅前で行った街頭演説で脅迫されたことを明かした。

何でもありか?兵庫県知事選

その内容は、「引きこもってないで出てこい」「(奥谷氏が)自死しても困るので、これくらいにしておく」という、明らかに脅迫を目的としたものだったという。

立花氏は無所属で今回の知事選に出馬、自らの当選を求めず、再選された斎藤元彦氏の支援をしていた。

そして、百条委員会や一部の委員に対する意見などを街頭やSNSで発信していた。

奥谷氏も批判対象となっており、「(告発者の元県民局長に関する)不都合なプライベート情報を、メディア各社に圧力をかけて隠蔽していた」という趣旨のデマを拡散されたという。

奥谷氏は、「SNSを通じてデマが広がっていくということは本当に怖い。また行動監視をされているような投稿もあった」と話した。←引用終わり


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引用開始→ "机叩き"大炎上市長だけじゃない!斎藤元彦「再選反対」22人中4人が「無投票」当選…地方政治家なり手不足の深刻 (日刊ゲンダイ2024/11/20 06:00)

 兵庫県知事選で、再選した斎藤元彦氏(47)。当初はリードしながら14万票差で敗れた元尼崎市長の稲村和美氏(52)の失速に影響したとみられるのが、稲村氏を支持した県内29市長でつくる「市長会」の有志22人の会見だろう。投開票3日前のタイミングの悪さに加えて、同県相生市長の谷口芳紀氏(75)は、斎藤知事に対し「悪いやつを兵庫県から追い出して新しい風を入れる人が誰や言うたら、稲村や!」と語って、バンと机を叩いた動画がパワハラだと話題になった。

「市長会」の有志は稲村氏への"援護射撃"のはずだっただろうが、有権者には、市町村長との繋がりや「既得権益」を疑われる結果になった。もうひとつ、注目を集めたのは彼らの経歴だ。

 当選7回の谷口氏は、2000年に相生市長選に出馬し初当選し、以降は6回連続無投票再選。24年5月12日に告示された市長選挙では、ほかの候補者が告示日に急遽立候補を取り止めている。そんな対抗馬もなく、長年無投票で市長の職に就きながら、"机を叩く"上から目線の態度に反感を持たれたのだ。

 22市長では他に、当選2回の赤穂市長の牟礼正稔氏(70)が23年の市長選挙で無投票再選。また当選3回の穴粟市長の福元晶三氏(71)は21年の3選目で無投票当選した。

 さらに当選2回の南あわじ市長の守本憲弘氏(63)は、2期連続無投票当選している。3期目の選挙は来年1月19日告示、26日投開票となるが、今回は同県知事選に出馬した「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志氏(57)が、出馬意向を表明している。

「今回の22市長の行動は『公職選挙法違反』には当たりませんが、道義的責任の有無をめぐって世間を騒がせました。南あわじ市長選をはじめ、いくつかの市は今年選挙を迎えることもあり、立花氏が稲村氏応援市長には対抗馬を擁立する意向を示しています。SNSの影響もあって、最近は全国の市町村の議会の様子も切り取り動画などで出回っています。地方政治家のなり手不足や無投票で当選し同じ人物が何年も何十年も首長を務めることで権力をもってしまうことへの危険性が改めて注目されています」(地方紙政治部記者)

 総務省によれば19年の統一地方選における無投票当選者割合が、都道府県議会議員選挙で26.9%、指定都市議会議員選挙で3.4%、市議会議員選挙で2.7%、町村議会議員選挙で23.3%という。首長に限っても、23年の統一地方選の無投票当選の市区長は、東京都中央区長を含む26人に上った。

 都心でも首長すら無投票当選しているのが現状だ。来年は東京都議会議員選挙も控える。立花氏や前安芸高田市長の石丸伸二氏などによる「政治のエンタメ化」で地方政治家改革ブームが来ているが、流れは変わるだろうか……。
  ◇  ◇  ◇
 再選後の就任式を終えた斎藤知事はうまくやれる? 関連記事【もっと読む】斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々…も要チェック。←引用終わり


選挙の自由を掲げ保障し、それを巧妙に選挙ビジネスに置き換え利用され、
その行為にナンらの規制行動も執らず、ただただ放置し・・・

体制の緩みと無責任も、此処に至れりと言うべきか?

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2024/11/20

東京という刷り込まれの「共同幻想」と、頭に描く「幸せの青い鳥」は魔術幻で、現実は繋がれ自由のない「現代都市奴隷」で「ブラックスワン」の毎日だろう

首都圏での「現代都市奴隷」の暮らし客観データ報告記事:
*2本前と1本前の投稿(6628本と6629本)の続き(データ記事をシェアした記述)とお考え下さい。


東京では東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県を「一都三県」と括り首都圏として必要な広域行政の対象にしている。

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元より江戸の昔なら東は深川、北は千住、北西なら王子、西は新宿、南は高輪までだろう。


とにかく今は北が埼玉の大宮、東は土浦、南東は千葉、南西は藤沢、西南は相模原、西は立川を越え八王子(そのうちに高尾まで)、3000万人~3500万人がひしめき合い暮らしている。


勿論、ワーカーばかりじゃなく、
一攫千金を目指す業やサービスをクリエイトする人も蝟集し、ある時に一転し見事な詐欺師に転換するのも含め、あるいは更に「反社」へ身を換えるなど、多彩で多芸に身を置き換えない限り「現代都市奴隷」は続き収奪され続ける。


興味深いレポート記事を見い出した事もあり、一つ前の長文投稿の続編データとして引用投稿しておきます。


引用開始→ なぜ東京が「経済的豊かさ」全国最下位なのか 中間層の厳しい現実
(NEWS SHARE Dec 11 2023 StreetVJ )

◆中間層に絞ると、突出して豊かではない

 さて、上記データではすべての世帯を対象としたが、これは一般的な住民の実態を表していないことがある。極端に収入の多い世帯が平均値を引き上げ、実像と乖離(かいり)することが考えられるためだ。そこで国交省資料では、中央世帯(可処分所得の上位40%〜60%)に限ったデータを併せて公開している。中央世帯に限ると、東京は大きく順位を落とす。

1位:富山県(42万262円)
2位:三重県(41万6264円)
3位:山形県(40万8972円)

 東京の中央世帯の可処分所得平均額は39万2716円で、順位は12位にまで下降する。前後の都道府県を10位から順に挙げると、新潟県、岐阜県、東京都、長野県、徳島県となっており、地方部と同じ水準であることがわかる。

◆生活費の高さが家計を苦しめる

 このように東京の可処分所得は、平均的な住民の実態を表しやすい中央世帯に限定した場合、必ずしも日本で上位とはならない。そればかりでなく、次に述べるように、より現実的に自由に使える余剰資金の額という意味では、むしろ下位圏に位置するようだ。

 先ほどは中央世帯の可処分所得をもとにランク付けしたが、可処分所得は収入から、税金や社会保険料などだけを差し引いたものだ。実際の生活では、食費、家賃、水道光熱費が毎月必ず発生する。国交省データではこれらを基礎支出と位置づけ、都道府県ごとに基礎支出の額を算出した。結果、東京は中央世帯の基礎支出が最も大きな都道府県となった。

1位:東京都(19万9372円)
2位:神奈川県(18万2334円)
3位:埼玉県(17万4779円)

 以下順に、千葉県、京都府、大阪府、兵庫県と続く。首都圏や大阪圏の基礎支出が軒並み高い実態が改めて浮き彫りになった。可処分所得からこうした基礎支出を差し引いた差額が、現実的にレジャーや貯蓄などに回すことのできる余剰資金となる。東京は、中央世帯の差額について19万3343円で、47都道府県中42位となり、ワースト6位となった。43位以下は、大分県、大阪府、長崎県、青森県、沖縄県の順になっている。

◆通勤を考慮すると、東京の豊かさは最下位に

 国交省はさらに踏み込み、参考情報として、通勤によって奪われる機会費用を算定した。通勤時間、出勤日数、1時間あたりの所定内給与をもとに、1ヶ月で失われる機会費用を求めた。

1位:東京都(5万8142円)
2位:神奈川県(5万5753円
3位:千葉県(4万9380円)

4位以下、埼玉県、大阪府、奈良県、兵庫県、愛知県、京都府の順に、都市部の都府県が続く。都市部では通勤で失われる機会費用が高いことがわかる。基礎支出を差し引いた先ほどの差額から、こうした通勤の機会費用を減算すると、中央世帯の経済的豊かさのランキングは以下のようになる。

1位:三重県(23万9996円)
2位:富山県(23万7390円)
3位:山形県(23万7202円)
—中略—
45位:大阪府(15万38円)
46位:沖縄県(14万8124円)
47位:東京都(13万5201円)

 都市部・地方部が混在しているものの、首都圏や大阪圏の大都市は下位寄りとなる傾向があるようだ。38位以下は順に、埼玉県、兵庫県、大分県、長崎県、青森県、神奈川県、千葉県、大阪府、沖縄県、東京都となっている。

◆東京の実像を描く一つのデータ

 以上のように、ある尺度をもとにした場合、東京は日本で最も貧しい街という結果になるようだ。今回は国交省資料で触れられている内容に基づき、中央世帯の収入から、税、社会保険料、家賃、食費、水道光熱費、そして通勤による機会費用の損失を差し引き、残された余剰資金を経済的豊かさの指標とした。

 あくまで一つの物の見方であり、もちろん別の考え方も存在する。たとえば、会社員やフリーランス、あるいはアーティストなど働き方を問わず、大企業が立地し各種文化の中心地となっている東京に住んだ方が、成功を収めやすい可能性は否定できない。人並み以上の成功を狙い東京に移り住む人にとっては、そもそも中央世帯に限定するデータの取り方はあまり意味がないとも言える。富裕層の多い都市ランキングでは、東京は世界でもかなり上位に食い込んでいる。

 また、国交省資料では、各都道府県の時間あたりの収入を考慮したうえで、通勤による機会損失を算定している。同じ1時間の通勤であっても、都市部の方が地方より大きな損失を被っているという前提に立っているが、この考え方に賛同できる人ばかりではないかもしれない。

 このように、本ランキングはある一つの考え方に基づいたものであり、東京暮らしが必ずしも貧しいと示すものではない。とはいえ、一般に東京に対し、きらびやかなイメージが抱かれがちなことも事実だ。平均的な家庭の生活は意外にもシビアであることを示す、一つのデータだと言えるだろう。←引用終わり

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2024/11/19

大都市「東京」および「首都圏」へ " 夢 " の実現を求め、巧妙に釣られ囲い込まれ、気づけば「現代都市奴隷」に繋がれ「失職=湿食」を怖れ逃げられず

「幸せの青い鳥」は「カオス(混沌)の現実」とも:


【理不尽 (り ふじん)】とは、
”道理を尽くさないこと。また道理に合わない事” を指します。


優秀な人材がご家庭の不憫な事情で意気消沈し、やや自暴自棄に陥り身を処し去出した事を耳に。
東京や首都圏で「現代都市奴隷」が、喰う寝る処に棲む処と、仮面維持には何が必要か?


東京および首都圏の労働環境を眺め観ての小意見としての纏め。

482

「現代都市のワーカー」は、多くが大都市域に「幸せの青い鳥」を求め来たのだ。
オフィスワーカー、ファクトリーワーカー、フィジカルワーカーを問わず、
様々な業種に分けられ組織され、いわゆる現業に従事し、
厳格な管理の下に労働を提供する事で職を得て生計を維持している。


しかしながら現実の、
それは実に巧妙に仕組まれた「現代都市奴隷」と考えるとピッタリ填まり容易に納得できる。


例えば「ファクトリーワーカー」の代表的な生産工場の多くも、
先端的な生産システムを保つ、極めて高度なライン化やロボット化を進め、
現場の従業者はシステムが流す工程に遅滞のない、
組み入れや組み立てで「人」の技能を必要とする分野では「秒単位」「コンマ ミリ ミクロン単位」の業務を熟す。


ラインの監督者、システムの監督者、彼らは技術的な熟練者でもあり、生産現場の監督号令者でもある。
工場の責任者は、高度な経営能力を保つ重要な経営管理者であり、全体を指揮し統括する高度マネージャーだ。
併せて、事業経営者からは極めて高い「執事」としての能力を求められ、基本は「出城」の総大将とも言える。


それは、事業全体を統括するLQ(ローカル本部)や、
最終的な統括機能(HQ)における管理現場の「オフィスワーカー」も同じと言える。


例えば、消費を提供する「消耗品・消費財・耐久消費財・サービス消費」の
現場を担う「フィジカルワーカー」でも、可能な範囲での「自動化」が進み、
それを受けた製品や提供サービスの「情報管理」が進み全体を維持している。


いわゆる「最後の1マイル」と称せられる部門や分野は「人」が関与するものの、一方では「AI」化が進み、
可能な限り「効率化」を計るのは当然で、そのための「管理システム」を利用し高度化を図る事を競い合っている。


「ファクトリーワーカー」も「オフィスワーカー」も「フィジカルワーカー」も、
押し並べて「最後の1マイル」だけを担っていると言ってよい。


ゆえに「利益」は「効率」の高低に左右される。
その高い行動能力や技量を保持しうる「従順」な労働力を獲得し確保し巧妙に維持する事が競争上の条件とも言える。


そこで「新卒者獲得競争」になるワケで、
「コッチの水は甘いぞ!」を競い合い、釣れた側を「囲い込む」のだ。
1960年代前半の日本は、ローカル地域の「中卒者」を "金の卵" として扱い、徹底的に「奴隷化」した。


1960年代の後半から1970年代にかけての日本は、
同様の手法で「高卒者」を ” 金の卵 " として囲い込み「奴隷化」した。


1980年代に入ると、虚構の姿がバレた事もあり続けられなくなった。
そこで、ローカル地域から都市部へ " 金の卵 " として移住させ囲い込んだ「都市奴隷」の子供達に目を付けた。
今度は、親の希望「大卒・著名会社・大会社」志向を逆手に取り、実に見事な「囲い込み求人」に出た。


しかしながら、
バブル経済は弾け、現場のワーカーも含め、あらゆる分野で「都市奴隷労働」は不要となり、
失業させられ、社会への途は閉ざされ、職に就けないまま「都市の浮浪民」や「都市難民」を抱え込まされ。


都市の流浪民は男も女も、
基本的には若年層は「1R」へ追い込まれ、賃料を搾り上げられ、食は居酒屋・ラーメン屋・コンビニに吸い取られ、加えてコインランドリーにカネを投じ、更に通信料金を巻き上げられ、ピィピィと啼くしかない状態で、手元資金を欠き借金すれば高い金利を払わされ。
間違って「子供」を得ようなら、最低限の見栄を張る生活は崩壊し、尋常な生活など送れるワケもなく。
踏んだり蹴ったり状態だとヒアリングでの答えが戻され。


これが現在も極度の社会不満の大きな要因をなし、社会不安の遠因とも言えなくもない。


2008年には、
「リーマンブラザーズ」の金融破綻により、世界経済は一挙に悪化し「世界に都市難民」が溢れかえった。
「大卒新人」の多くは大都市で彷徨う事を余儀なくされ、
1993年、2008年の2度の波で、大都市で「求職」しようとする側は、
困難な就業環境に耐える事を余儀なくされ[食を得るための職」が、ほぼ定着した。


日本経済は、この凡そ30年に渡る低成長で閉塞感に大きく支配されている。
その苦境を乗り越えようと、少しでも精鋭を獲得し囲い込み「場提供=収奪=奴隷化」の構図を、
東京および首都圏を軸に見事に形成した。

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全体やローカル地との比較で優位性のある「賃金」を提供する。
大都市としての「社会文化」を匂わせ体験させる。


例えば「就業オフィス」や「福利厚生」の快適化を推進する。
都心への通勤鉄路を整え、郊外地を都市近郊住居地化させる。
「場の提供=収奪=奴隷化」に見合う「住宅ローン化」「失職=失食/失住=流民化」を植え付け縛り(奴隷化)付ける。


どのような超満員の通勤電車に押し込まれようとも、マズイ「食」であろうと、現在の「職」を喪いたくないと、
多くが不満を抱えながらも耐え忍び、収奪されている事を理解しながらも耐えていると言える。
多少の不満があっても「就業」を受け入れる構造ができる。
(この思考は組織労働組合の頂点に立つ「連合」も一体的に諒している)


「エンゲル係数」が高めに推移するのも、
「Wインカム」でなければ喰っていけない。
「中食」で時間を節約するのもやむを得ない。
「調理時間」を短縮するには、半製品の「レトルト食品」に依拠するのもやむなし。
行政府の職員も同様に囲い込まれた「現代都市奴隷」でもあるワケで・・・


自民党も、タチミンも、ソォカァガッカリィも、イチンも、タマキさんチも、代々木コミーも、斜罠倒も、令珍も、参も、保も、なかなか理解できず。
ゆえに「SNS」での煽り合戦に参戦し、自らが置かれた「現代都市奴隷」のモヤモヤに怒りを、また怒りすぎ「職と食」を無くした怒りの「都市流民=都市難民」は直接行動に出てしまうとも言える。


既に、東京の一極集中は「異常を超え、既に破綻している」としか言えず。

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2024/11/18

日本の行政府は、将来や先を考えず「いま」抱える問題にモグラ叩き解決を繰り返し、その付け焼き刃は対処の結果も時を待つ事なく「限界」と「破綻」が

日本の行政府は、
人口統計から来るべき将来の「人口推計」を繰り返し行い、
精度の高い「統計数値」を持っても、実際の「行政」には利活用せず真逆の事を繰り広げ、
結果的に多くの面で行き詰まり、それは長期的な国民負担として襲いかかり続け・・・

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「大学」の " 集約 " よりも " 拡大 " を進めた結果、
明らかに大量の余剰を生じさせたのだろうが。

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ダイヤモンドは、
いつの間にか、本当に煽りだけのイエローマガジンに成り下りましたね。

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一時は、信頼性の高いクォリティマガジンを目指してたように見ていましたが。


この手の煽り(アホリ)で、注目を集めようと袖を引くのはコジキのするコトじゃないのかネ。


低質な僻み嫉み編集での煽りが目につき、鼻につくようになったのは、その手合いの偏向編集者が占拠してからじゃないかと。
真に残念ですね。


大学で取り組む事は、自身の探究テーマを学び、更に挑戦する事で。
その最適解を得られそうな大学を目標におき目指すのであって、
単なる「通過儀礼」に過ぎぬ「大学名」や、その「偏差値」を求め殺到する事じゃない。


何よりも卒業大学の「大学名」は、狭い狭い限られた空間社会の中でも、殆ど通用しなくなりつつある。
基本は、思考能力と取り組み力というか解決能力が重要なので、
それは実に「人間力」なのですよ。


ダイヤモンド社のように、
歪んだ(歪めた)出身大学観に依拠する勢力に媚び煽る姿こそ「歪み助長」の頂点でしょう。
バカバカしいとしか言えません。


ローカル地の「新幹線」も同じ事です。
負担の限界をとっくに超えていると考えるが・・・!?


「都市開発」も全く同じ事でして。
各地への拡大よりも拠点への集約が重要なのだが全く相反している。


やがて、半世紀を待たず「推計人口」からして、
到底「維持不能」に陥る事は誰の目にも明らかに分かり理解できる事だ。


中堅とされる私立大学の経営法人で経営役員を担った者として、
四半世紀前に「経営の要諦」として指摘し、経営基盤の構造改革を提唱し、一応は評価に耐えうる体裁を整えた。
ゆえに、この報じられる記事は他人事とは思えない。


いま、踏み止まらないと、
半世紀もせず「焼け野原」になるのは必定だ。


いまが「WWⅡ・太平洋戦争」での「ミッドウェー海戦」「ガダルカナル島戦」での完璧な敗北と同じで、
ここでの撤退・撤収、維持可能な戦線の集約を決断も決意もできぬまま、
更に戦線を無謀なインパール作戦で消耗させ、レイテ島海戦でナケナシの海軍戦力を喪い、
それがやがて、サイパン島、グァム島の全滅と、硫黄島での全滅、本土空襲での焼け野原、
更に悲惨な沖縄本島戦での玉砕に繋がり、全てを喪った事を、未だ認識せず、
テーマを変え同じ事を繰り返し、日本の行政機能は「自縄自縛」で藻掻き苦しみ悶え死にを目前にしている。


例えば、
ローカルの有力地は、悪辣非道な「中国塵」に蝕餐され続け、
ナンら有効な手も打たずに放置し。


次は、無能無自覚な大学の定員割れで、
ホウケの害酷学生を受け入れ売国に手を染め手を貸している。


害酷塵留学生は、終了後には「高度人材」の査証(VISA)を与え、
いよいよ内部の蚕食崩壊に手を貸す「行政府」が、他には何処にあるというのだ?

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本郷の赤門大学を卒えた官僚ドモは賢くエライのかも知れないが、
現実の社会生活では、全くの思考停止で無能としか言い様がない。

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(写真の記事は、日本経済新聞 2024年11月13日 朝刊)

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2024/11/17

第一関門に僅かなミスで1分遅着すると全体で90分~120分の損失を産む事に! 航空機利用で自動チェックインは高い利便性は使う側の時間管理こそに

11/16 朝の事ですが、
少しの油断で、搭乗手荷物検査場に1分遅れで受付られず、
1便を見送る事になり、振替は土曜日でもあり然程の困難もなくでき、定時出発で離陸、定時着陸したものの、
既に週末のAM10時の羽田は大ラッシュで、トロトロ歩きが続き前へ進めず、
都心への京急も2本見送る事に。


それやこれやで、都内の立ち上がりが90分遅れに。


後の予定にも食い込み散々な事になり。
今日(11/16)は、油断による1分の遅着で、都合120分ほどを失った。


真に、時はカネなりで。


後継のスタッフは、
懸命にスケジュール調整をしてくれ、
やや、積み残しはあるものの、一応は次第点を得られたか。


自動チェックインは、利便性が高く重宝していますが、
時間管理と行動管理の大切さを改めて痛感させられました。


戻りの便でもオマケが出ました。
使用機材の変更と到着遅れにより、出発時刻は25分遅れに。


搭乗座席は14Fから14Gへ変更となりました。
加えて、着陸制限時間内に伊丹へ到着できない場合は、関西国際空港へ着陸しますとの条件便になり。


とは言え、エアカナダとのコードシェア便でもありますから。


何よりも、後のNH041便の方は、定刻どおり先に出発してしまい。
マッ、伊丹へさえ帰り着けば良いので、歩いて帰っても2時間半ほどですし。


以前、福岡空港で滑走を始めたものの中止し、ターミナルビルへ戻り、降機と待機になり、
結局は使用機材を変更し、21時前に離陸。
伊丹の離発着制限時間を大幅に破る事を承知で、福岡から大分の上へ出て高知へ廻らず、
瀬戸内海上を20分で飛行し伊丹へ21時40分にペナルティを払っても着陸した大技がありました。


その時にNHは、
大阪・梅田、大阪・難波、大阪・上本町、大阪・天王寺、神戸・三宮、京都駅へのバスをターミナルビルへ待機させ、
乗客を方面別に乗せ、警備の警察官も配置し、タクシー代をせびろうとグチャグチャ、クレームを付ける客を相手にせず、
「用意したバスに乗らなきゃそれは自由ですが、当社は知りません」と見事に押し切った。
アッパレだと感心させられた。


今日の羽田は、
気流の関係も影響しているのか、
何故か、米子便は出発時刻の大幅変更があるようで、
札幌便も伊丹便も機材変更を案内しています。
煩い客がいるのでしょうね。


座席変更もスマホ📱へ指定変更通知が届きますから、
並び直す事もなく自動チェックインは本当にスムーズど良いと思います。
以前はバッテリー上がりで、難儀を強いられましたが。

481
(投稿の写真は拾いモノです)

NH39便(JA833A)を操縦担当した機長は、
羽田のD滑走路を離陸し、大きな上昇角度で「ヒルクライム」を続け、
普段は三浦半島で水平飛行へ移る処を、伊豆半島(駿河湾上空)まで上昇し、
瞬く間に浜名湖から伊勢湾を抜け、紀伊半島東端で降下態勢をとり「ダウンヒル」し始め、
明日香村付近のビーコンへ10分早く到達した事で、1周の旋回待機となりましたが、20:44 03に無事に着陸。


客室乗務員に、
「この便の機長の判断と熟達した技量は、素晴らしく特筆モノだとのメッセージを伝えて欲しい」と言い、
併せて、
「機長の指示を忠実に乗客に伝え、難しい冬の気圧と気流の中を飛行し、一貫して小刻みな揺れが続いても、乗客に動揺を与えず
客室内で乗客の不安を招かず安定を保ち続けたキャビンのクルーも、また同様に素晴らしく高く評価したい」と、労い伝えた。


何よりも、11/16のNH039(JA833A)は、
久々に素晴らしいチームワークが発揮された感動のフライトでした。

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2024/11/16

「兵庫県知事選挙」無知が徒党を組み、根拠もなく悪意の「ウワサ」や「ネット」の暴言を真に受け、更に「言い合い、言い募り」批判されるや掴み合う始末だ

11月17日投開票の「兵庫県知事選挙」ですが、
まぁ、大変なというか驚くばかり批判は良いとしても、
度過ぎた無責任な「誹謗中傷」や無茶苦茶な「罵詈雑言」が飛び交い、


立花孝志が、自身の売名に絶好の機会と候補に手を上げ参入し、
「自らには投票はするな!」「自分は前知事を応援している」と街頭演説を繰り広げ、SNS上では特に「X」で、有象無象の無責任なヤジウマが悪乗りし合い、もぉ、底なしの状態とも言えます。


まるで「言論テロ戦争」の状態とも言えます。


地方行政の特別職は、各基礎自治体の協力を抜きに執行も何も成立しません。
基礎自治体の首長有志は、喧しく煩いだけの選挙戦に危惧を抱き、
落ち着きを願い、選挙後の行政執行に対する希望や意志を考慮し、

文部省唱歌「鎌倉」の謡い上げ 
七里ヶ浜の磯づたい …… “
が、シックリ馴染むのではとねぇ。

そんな事は全く無視し、立花はスポンサーに「バカの活躍」を見せ、
お褒めの言葉と、無知の層からの献金という資金巻き上げを狙い、
もぉ殆ど言いたい放題で、それに呼応するネット民の盛り上がり方は異常で、それは「衆議院東京17区補選」や「東京都知事選挙」に次ぐ末期的な異常さとも言えます。


この状況を見ると、日本も、叛島も、大陸も、塵のレベルは大差なしと言え、先日までの米国の騒動も同じく、手が付けられない状況だなぁと、暗澹とした空気に包まれるのは実にイヤだなぁと。


過剰な入れ込みのSNS塵との対処は難しいですよねぇ。
落ち着いて考える事をしないのですから。


引用開始→ 県知事選、市長会有志22人が異例の稲村氏支持表明 「誹謗中傷や誤解広がり懸念」緊急的な対応強調
(神戸新聞NEXT 2024/11/14 13:31)

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 17日投開票の兵庫県知事選について、県内29市長でつくる市長会の有志22人が14日、無所属で立候補している前尼崎市長の稲村和美氏(52)を支持すると表明した。表明を呼びかけた蓬莱務・小野市長ら7人が同日、神戸市内で会見した。知事選の最中に複数の県内市長が特定の立候補者を支持する意向を表明するのは極めて異例。

 市長会長の酒井隆明・丹波篠山市長は「県政の混乱がこれ以上続くのは許されない」とし、蓬莱市長は「今回の選挙ではデマが飛び交っており、県民の誤解を招くことがあってはならない」と語った。各市の社会課題の解消には県との連携が欠かせないとし、市長経験のある稲村氏に県政の立て直しを期待するとしている。

 報道陣からこの時期の表明になった理由を問われると、「選挙戦で誹謗中傷や誤解が広がっており、正しい情報が伝わっていないという懸念が生じた」などと緊急的な対応であることを強調した。

 稲村氏支持を表明したのはほかに、清元秀泰・姫路市長▽松本真・尼崎市長▽石井登志郎・西宮市長▽上崎勝規・洲本市長▽藤原保幸・伊丹市長▽谷口芳紀・相生市長▽岡田康裕・加古川市長▽山本実・たつの市長▽牟礼正稔・赤穂市長▽山崎晴恵・宝塚市長▽仲田一彦・三木市長▽都倉達殊・高砂市長▽越田謙治郎・川西市長▽高橋晴彦・加西市長▽林時彦・丹波市長▽守本憲弘・南あわじ市長▽藤岡勇・朝来市長▽門康彦・淡路市長▽福元晶三・宍粟市長▽岩根正・加東市長。

 兵庫県知事選には稲村氏のほかに、いずれも無所属で前参院議員の清水貴之氏(50)、前知事の斎藤元彦氏(47)、病院院長の大沢芳清氏(61)=共産推薦、会社社長の福本繁幸氏(58)、政治団体代表の立花孝志氏(57)、会社社長の木島洋嗣氏(49)が立候補している。(知事選取材班)←引用終わり


この度の兵庫県知事選挙ほど
ヒドイ「誹謗中傷」と「罵詈雑言」の嵐を見た事がない。


前知事の齋藤元彦も、グチャグチャ醜い言い訳を、
街頭で繰り広げるなら、何よりも先ず疑惑が生じた時に、
清廉潔白である事を真摯に会見し説明すべきだったろうが。


その機会を自ら逃し潰した事への反省も謝罪もなく、
グチグチと繰り言を述べるのも見苦しい。


「百条委員会」は公開されているのだから、「堂々と自己の正当性を主張し疑惑を粉砕すべき」だった。
それもせず、不信任を全会一致で議決され失職し、選挙戦で再立候補し街頭に出て「政策を騙らず、グチグチ繰り言を述べ」ワケが分からん。


そこへ、
飼われた無責任の悪の売名屋「立花孝志」が、有象無象の言論テロを撒き散らし、それに触発された「低悩SNS罠」が、ある事ない事で「火に油」を注ぎ秩序も何もあったものではない。


引用開始→ 兵庫県内22市長、稲村氏支持を異例の表明 「誹謗中傷多い」理由に
(朝日新聞 2024年11月14日 21:00)

 前知事の失職に伴う兵庫県知事選(17日投開票)をめぐり、県内29市のうち22市の市長が、候補者で前尼崎市長の稲村和美氏を支持すると表明し、14日に県庁で会見を開いた。表明は「市長会有志」として行った。選挙期間中に首長が連名で特定の候補者支持を明らかにするのは異例だ。

 会見には7人の市長が出席した。表明の理由について文書では、(前知事が内部告発された問題で)県政は混乱し、知事選においても(候補者らへの)誹謗(ひぼう)中傷が行われている▽これ以上の混乱は市町のまちづくりを大きく阻害し、県民を不幸にする▽県を立て直す知事として資質十分、などとした。

 出席した市長会有志代表の蓬萊務・小野市長はSNS上での知事選情報の現状を指摘した。「これほど誹謗中傷の多い選挙戦は初めて。この状況を許していいのか。選挙の在り方そのものに非常に疑問を持っている」。越田謙治郎・川西市長は「多くの市民から何が真実でどう判断したらいいか分からないと言われる」と話した。

 稲村氏の支持を表明した首長の市名は、姫路市、尼崎市、西宮市、洲本市、伊丹市、相生市、加古川市、たつの市、赤穂市、宝塚市、三木市、高砂市、川西市、小野市、加西市、丹波篠山市、丹波市、南あわじ市、朝来市、淡路市、宍粟市、加東市。

 知事選の候補者のうち、前参院議員の清水貴之氏は兵庫維新の会や自民党神戸市議団から支援されている。稲村氏は立憲民主や国民民主、公明各党の議員、自民党県議の一部からの支持を受ける。前職の斎藤元彦氏は一部の維新県議から支援されている。大沢芳清氏は共産党から推薦を受けている。
 ◇
清水 貴之 50 無新 〈元〉参院議員
稲村 和美 52 無新 〈元〉尼崎市長
斎藤 元彦 47 無前①〈元〉大阪府課長
大沢 芳清 61 無新 医療生協病院長〈共〉
福本 繁幸 58 無新 音楽会社経営
立花 孝志 57 無新 N国党首
木島 洋嗣 49 無新 情報分析会社長
(届け出順、年齢は投票日現在、〈〉内政党は推薦、丸数字は当選回数)←引用終わり


引用開始→ 兵庫県知事選、過熱するSNS 錯綜する情報、街頭でもトラブルか
(朝日新聞 2024年11月14日 22時00分)

 前知事の失職に伴う兵庫県知事選(17日投開票)は、17日間の選挙戦の最終盤に入った。主な候補者や陣営は積極的にSNSを使って写真や動画を拡散。街頭活動に集まる人の数は増え、選挙戦は過熱する一方だ。

 同県尼崎市前市長の稲村和美氏(52)は都市部での発信に力を入れる。

 街頭演説の様子などSNSの発信も強化。ただ陣営によると、SNSでは「稲村氏が外国人参政権を進める」など事実と異なる投稿が相次ぎ、その対策として、街頭演説を増やすなど、有権者と直接会って人柄や政策を知ってもらう機会を増やした。

 14日には県内29市のうち22市の市長が連名で声明を発表。選挙戦で「誹謗(ひぼう)中傷が行われるなど憂うべき状況」「県を立て直す知事」として、稲村氏の支持を表明した。

 前職の斎藤元彦氏(47)は最終盤、人口が多い地域を中心に街頭演説をしている。パワハラなどの疑惑を指摘した内部告発文書の内容についても、「パワハラはしていない」などと訴える。

 陣営はSNSによる「空中戦」を駆使してきた。中学高校の同窓生や多数のボランティアらが、X(旧ツイッター)やインスタグラムなどに、街頭活動の様子や予定を毎日投稿。情報は拡散され、選挙戦が進むにつれて聴衆は増えている。兵庫維新の会の一部の県議らも支援する。

 前参院議員の清水貴之氏(50)は日本維新の会を離党したが、維新系議員や自民系の神戸市議らとともに街頭演説を重ねている。「県と市町は一つのチーム。タッグを組んでともに取り組みたい」と主張。元アナウンサーとして培った「聞く力」を演説で強調する。

 共産推薦で医師の大沢芳清氏(61)は「県予算をくらし、医療、教育最優先に切り替える」と訴え、県内を回っている。←引用終わり


ニュースの記録として残します。

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2024/11/15

嗚呼! ニポンのサヨク 珍獣「斜壊倒」は「斜罠倒」と名を変え、一部は「タチミン」へ逃亡し政治を経済を妨害する事に、今も役にも立たぬ熱を上げ続け

「社会党(=社民党)」は、最初から要らない政党だった!
誰からも相手にされず「消滅」するのは当然の事だ。


飛鳥の頃から " 聖徳太子 " の「和を以て尊しと為す」を心髄とする日本には、歴史的にもマルクス主義に因る中途半端な「階級政党」は不要なのだ。


しかも、その多くが「(特別な)外国人の、(特別な)外国人による、(特別な)外国人のための(国政害塵)政党」なのだから全く要らない。


外国人の「土井たか子(害塵)」が代表に就き率い「社会党」から「社民党」へ名を変え、福島瑞穂(害塵)、辻元清美(害塵)をリクルートし、中身も完

全に「国民政党」から「害塵政党」へ変質させ、損得主張だけの「政党(擬き)」に成り果て、急坂を転がり落ちたのだ。


「社民党という名の社会党」は最初から要らなかったのだ。

先日、SNSの「X」に一色正春氏が見事な投稿をされていたのを紹介しておきます。

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有力な支持労組であった「国労(国鉄労働組合)」「全電通」「日教組」「自治労」という親方日の丸の労組は、
既に支持先を「立憲民主」へ変え(ゆえにタツミンは社民のカスだ)、足腰を支える基盤でもあった「部落解放同盟」は、余りの無軌道ぶりが祟り、社会から厳しい非難を受け、社会的機能を低下させ存在自体すらも危うい。


「社会」を名乗りながら、日本の「社会」から、お近くの屑籠へ見捨てられ、唾棄された存在でしかないのだ。
マチバで忘れられた場所に貼り出され(本来はアバタヅラの)た福島瑞穂と吉田忠智の、ヅラ修正だらけのポスターを目にする度に虫唾が涌くネ。
そこに「ウソ」を塗り隠している事に気付かない厚顔というかセンスの無さもバカにされる原因なのだが。


以降、何度も臭い「内糞」と「内ゲバ」を繰り返し分裂し、露と消える途を求めて歩み・・・・・
「菅直人」ですら逃げ出し、この度は、キツネヅラの「又市征治」も、独活の大木「吉田忠智」も、オカマムシ「吉川 元」も、寝言矢の「照屋寛徳」も最後ッ屁を放ち、アンポンタンムズホが撒き続ける余りの「キムチ臭さ」に堪えきれず、泥船から逃げ出すらしい。


今は亡き、名物男の「照屋寛徳」が「福島瑞穂」を4年前に罵倒した事を時事通信が報じ。
実際は。照屋寛徳も相当程度ズレていたから五十歩百歩でドングリの背比べでしかないのだが。


引用開始→「遺産食いつぶした」 照屋氏が福島氏を面罵―社民
(時事通信2020年11月14日20時39分)

 「先輩方が築いた遺産を全て食いつぶしたのはあなただ」。14日の社民党臨時党大会で、照屋寛徳衆院議員(衆院沖縄2区)が福島瑞穂党首を面罵する場面があった。かねて照屋氏は福島氏の党運営に批判的で、日頃の不満が爆発した形だ。

 立憲民主党への合流に反対する福島氏がまず「総選挙勝利を実現したい」とあいさつ。合流に賛成の立場の照屋氏は質問に立つなり「心底むなしい、悲しい」とばっさり。「総選挙を勝利するには、あなたが衆院にくら替えして立候補しなさい」と参院比例代表で当選を重ねてきた福島氏に、衆院へのくら替え要求を突き付けた。

これに対し、福島氏は答弁で「私のみが社民党を食いつぶしてきたと言われるのは極めて残念だ」と反論。ただ、くら替えについては「社民党を再生するために頑張って恩返ししたい」と述べるにとどめた。←引用終わり


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(添付の写真資料:出典はWikiからのDLです)

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2024/11/14

オォ! オォ~! 「7&I HD」は、カナダ社の買収(7兆円)提案に対抗し、創業の伊藤家からMBO(約9兆円~10兆円)での非上場化を対抗する案が出た

ダボハゼだった、
「7&I」は、創業家が、カナダ社の買収提案に対抗し「MBO」を模索!


その額は9兆円とも10兆円とも、果たして、
「7&I」に、それだけの価値はあるのか!?


嗚呼!
溺れる者は、藁をも掴む!
奢れる者は、久しからずや!
これホント‼️


必ず「断末魔」が訪れ、解体の危機は悪夢として来たる!


しかしながら、肥大化した図体を支えるに至るか至らぬか?


それは10年ほど後に厳しい現実の結果として現れるだろう。


誰か、本当に国際ビジネスとして精査できる流通研究者やライターがいれば、真剣に評価してみよと、外野は冷たく見放している。


井坂隆一は、本当に「7&I」を率い統治する能力はあるのか!?


引用開始→ セブン&アイ、創業家が買収提案 MBOで非上場化、カナダ社に対抗
(時事通信 経済部2024年11月13日16時27分配信)

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セブン&アイ・ホールディングスのロゴマーク

 セブン&アイ・ホールディングスは13日、経営陣による自社買収(MBO)を検討していると発表した。創業家出身の伊藤順朗副社長側から買収提案を受けた。買収資金は銀行融資などと合わせて総額9兆円規模を想定。同社はカナダのコンビニエンスストア大手アリマンタシォン・クシュタールから買収提案を受けており、対抗策としてMBOで非上場化を目指す。


引用開始→ セブン&アイ、MBO検討 カナダ社の買収提案に対抗
(時事通信 経済部2024年11月13日13時27分配信)

 セブン&アイ・ホールディングスが経営陣による自社買収(MBO)を検討していることが13日、分かった。銀行融資などと合わせて総額9兆円規模を想定。買収提案を受けているカナダのコンビニエンスストア大手アリマンタシォン・クシュタールへの対抗策として、非上場化も選択肢に入れることにした。

 セブン&アイは既に金融機関などとMBOの実施に向けて調整している。アリマンタシォンの提示額は約7兆円で、MBOの金額はこれを超える見通し。実現すれば、大正製薬ホールディングスの約7100億円を大幅に上回り、日本企業のMBOとしては過去最大となる。

 MBOは伊藤副社長と創業家の資産管理会社・伊藤興業(東京)が提案した。伊藤興業はセブン&アイ株を約8%保有する大株主。関係者によると、買収資金は3メガバンクや伊藤忠商事、投資ファンドなどから調達する案が検討されている。

 セブン&アイは独立社外取締役のみで構成する特別委員会で提案を検討中で、伊藤副社長はアリマンタシォン案も含む買収関連の全ての社内審議から除外されているという。←引用終わり


 アリマンタシォンの提示額は約7兆円で、MBOの金額はこれを超える見通し。実現すれば、大正製薬ホールディングスの約7100億円を大幅に上回り、日本企業のMBOとしては過去最大となる。←引用終わり

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2024/11/13

超過激AV動画サイトを提供し競わせ荒稼ぎし続けた「エロ事師の高橋理洋」が、逃亡先の韓国から関西国際空港へ帰国し上陸と同時に逮捕され汚縄に

超過激(ハードコア)「AVポルノ動画」を公開し続け、
「FC2」の創業者で国際手配されていた「高橋理洋」が、
滞在先の韓国から帰国した関西国際空港で逮捕されたそうな。


この事件というか捕り物は
「日刊ゲンダイ」の記事を引用紹介します。


まぁ、公序良俗に著しく反する悪質と言えばそれまでで、
それで小銭というか大金を稼いでいたのだから放置できないよね。


世間は、狡賢いヤロウが、いわゆる「アホウ」を釣り上げカネに換えるワケで、
安易に釣り上げられる側が単にアホウでオバカなのだけれど、コヤツが開いた「FC2」は度過ぎていたとモノ知りは言う。


米国の国籍である事を主張し、また米国内で運用しているので、
日本の国内法の対象ではなく法律は及ばないと嘯いていたが、
サーバーは米国でも、実際には「大阪市内」で運用していた実態があり、
御用の「お札」が舞い降りて国際手配を受けお縄となった。


コヤツの配下というか、手下と思われるヤロウが、ある時に共有の場に姿を現し、
「アホウ」は大きな声で自慢そうに電話をするため正体がバレ、春に締め出したのだが・・・


引用開始→ 動画投稿サイト「FC2」創業者 9年もの「海外逃亡生活」から帰国した理由と逮捕の決め手
(日刊ゲンダイ:2024/11/09 11:05)

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(現在のFC2のHP)
 帰国情報をキャッチしてから、わずか3時間のスピード逮捕だった。

 国際手配中だったインターネット 動画投稿サイト「FC2」創業者の高橋理洋容疑者(51)が7日、韓国から関西空港入り。事前に情報を入手していた京都府警が、その場で身柄を確保した。

 国際手配から9年に及ぶ「逃亡生活」にピリオドを打つ執念の逮捕劇はこうだ。

 7日午後8時20分、金浦空港発の航空機が関空に到着。入国審査を終え、10年ぶりに日本の地を踏んだ高橋容疑者を待ち受けていたのは大阪府警関西空港署の警官だった。3時間前の午後5時20分、京都府警に入国情報が入り、大阪府警に協力要請。高橋容疑者は関空署へ任意同行を求められ、駆け付けた京都府警の捜査員に身柄を引き渡された。

 逮捕容疑は2013年6月、大阪市内で仲間と共謀してFC2が管理するサーバーコンピューターにわいせつ 動画を送信し、不特定多数が閲覧できるようにしたというもの。当時、高橋容疑者は海外にいたことから、京都府警は15年、入国時に身柄を押さえられるよう「国際海空港手配」の手続きを行い、以降、逮捕状の更新を16回続けていた。

「当時はアメリカ人だった」と供述

 高橋容疑者は調べに対し、「私は当時、アメリカ人だったので日本の法律には違反しないと思う」と供述している。

 高橋容疑者は学生時代、米国に留学。そのまま海外に移住し、米国籍の女性と結婚した。「日本に帰国したら逮捕される」という理由から、米国本土やハワイ、アラブ首長国連邦のドバイ、タイなど、世界を転々としながら「逃亡生活」を送っていた。なぜ、このタイミングで帰国する気になったのか。本人はSNSで<日本に帰りたい。母親も1人で病気やし><母親に会いたい>と、つぶやいていた。

 FC2のユーザー数は14年時点で約1400万人。国内の 動画投稿サイトでは4番目にアクセス数が多く、約95%の動画を日本語で視聴できた。

「当時、HPではラスベガスに拠点があると明記していたが、実質的な管理・運営は大阪市内にある法人で行われていたことが判明した。日本語の設定があり、<お盆休み>といった言葉遣いもあった。犯罪行為が一端でも国内で行われていた場合、国内法が適用できると判断した」(捜査関係者)

 高橋容疑者は本人名義の米国のパスポートを所持していたというから、パクられるのを覚悟で帰国したのだろう。←引用終わり

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2024/11/12

地方創生に本気で取り組むなら、その地域が保有する様々な「文化資産」や「人的資産」を如何に組み合わせ、他の地域にない魅力を造るかが最重要だ

久々に「神戸の都心」を歩く:


懐かしい「旧居留地」「三宮センター街」「三宮本通」
「大丸前商店会」「元町通商店街」「(元町)穴門通り」「栄町通」「南京町」「乙仲通り」
「京町筋」「生田筋」「トアロード」「鯉川筋」「北長狭サンセット通り」「高架下商店街」などなど、
空き店舗と入れ替わり店舗の実態を掌握するワークに真面目な悪乗りで参加。

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自らが識る顔馴染みだった店の多くが入れ替わり、続いているのを見ると「懐かしさが去来」し、思わず嬉しくなる。
時代の趨勢、商業環境の条件変化、神戸経済の衰退、大阪の肥大化と浸食、神戸を取り巻く周辺域からの集客、大きく環境は変わってきました。


神戸のマチ造り計画の一線を離れ約40年。
その頃の大枠計画だった都市改造計画が、
1995年の阪神大震災を挟み遅滞しながらも、手直しを加えながら終焉期を迎え、
最後の三宮駅周辺では都市基盤整備が槌音高く響いています。


基盤整備が終わると、
次は環境に合わせた「中心商業」の整備が待ち構えているが、
これは民間の手で自然に淘汰と適応する環境に合わせながら自然に入れ替わる事でしょう。

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大切な事は、
民の活力を官が削がない事で、官は出しゃばらず、後から応援できる事をすればよい。
主体は「楽市楽座」である事が大原則です。


如何なるローカル地域であろうとも、少なくとも、
下記に指摘し上げる点・要素の整備を為さない限り、現代社会で人は生きる事ができない。

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イシバカが10年前に提唱し形成した「地方創生」の屋上屋は、
いわゆる喰い逸れの「コンサル(=根猿)」を喰わせるために「カネ」をバラ撒いただけで、
画一的な、各地の魅力も何もない「教科書的なシナリオ」を国が取り組ませただけで大半は日の目も見ず惨敗に期した。


そして、尚かつ、その検証も反省もなく102代首相に就き、今度は「防災庁」だ等と無責任な人気取りを試みている。
ハッキリ言って無能で無責任でしかなく、カネを撒く事だけが生きる途と考える低能バカでしかない。


さて神戸だけれど、
「神戸へ行けば、楽しい」これが波及する事で、
行政というか官は、その構造的な仕掛けを応援するだけでよい。
町が活性化すれば、周辺域を含め市民の所得は向上し、結果的に「税収」は増える。


阪神間の所得を大阪側へ盗られない事が大切で、
東京や大阪と同じ事やレベルを競い合っても全く意味を為さない。


「神戸」は、神戸のオリジナルの魅力を高める事で、
この半世紀にわたり喪い続けた「神戸オリジン」を再形成する事が大切なのです。


魅力は「少数」「少量」「限定」「季節性」など、
神戸へ来ない限り、手に入らず、体験もできず、感動もない。
それを小出しにしながら、街全体の魅力(文化性)を高める事です。


「神戸と言えば」を、
「神戸は、来なければ、神戸の良さも、魅力も、味わいも、体験できず、楽しみに満ちた時も過ごせない」事を、
全面に掲げ打ち出す事です。


例えば、
神戸で就業したと語り接近してきた「半鮮日人のK」は、
「コゥベ ハイボォル」が廃業して十数年後に、大阪梅田で完全にレシピとスキルを受け継いだバァーが開業したとわざわざ伝えに来た。
そんなモノは単なる「セールストーク」の騙りに過ぎないのだと手厳しく言ってやった。

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仮に大阪・梅田なら「サンボァ バァー」の方が「ハイボール」好きの客が醸し出す雰囲気も忠実で、
レシピもスキルも遙かに洗練されており、固より「ハイボール」提供の老舗なのだが、
イメージを操作された画策情報に乗り左右される「叛島塵」の血を引くため単純だった。


余りに執拗なので、付き合ってやるとバーテンに紹介し自慢げだった。
バーは、提供する空間と客が渾然一体で為す空気や雰囲気が大切なので、客層も違えば文化も違い、
何より名だたる名店「コゥベ ハイボォル」を創り上げた稀代のバーテンダーに失礼千万だろうが。


だが、神戸を訪れる人が、小さな「バァー」が提供する高い文化的空間と客が醸し出す雰囲気を味わえたなら、市場の時空間になるのではないか!?
そんな魅力を備える街は、結構「強い」のだ。


以前は、
三宮駅の北側に通称「レンガ街」と呼ばれた「バァー」が集積し、個性を競い合っていたが、いつの間にか火が消えた。
元町通と栄町通に挟まれた乙仲通りの一角には、外国船の船員相手の小ぶりな「バァー」が競い合っていた。
コンテナ化で、神戸港での船員滞留が無くなり、いわゆる小ぶりな「外人バァー」も姿を消した。
「神戸らしい魅力」が徐々に消えている。

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2024/11/11

クリエイティブ能力はヒラメキとアイデアが不可欠と指摘しましたが、冷静に社会の変化や市場また消費者を眺め観る冷静で洗練された目が必要です

鳥の目、蟻の目、魚の目


アパレルというかファッションビジネスで成功するためには、
冷静に市場を見つめる眼を磨き持ち続ける事です。

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組織(チーム)形成としては、
この場合の「市場」とは、原料、素材、加工、流通、消費、金融、労働、これらを一体的に捉え、創造創出に取組む事が何より肝要です。
それは「一人」のチカラではできません。


文化、社会、経済、経営、などの分野で、
価値観を共有できる仲間を得て巧く組織する事です。
コラボも大切な事ですが、配分を合意しながら、最後は揉めて空中分解するのがオチもあります。
それらを乗り越える事ができれば安定した強い組織として経営面でも維持できます。


組織(チーム)形成の前に、
何を目的に据えるか、何を目標に掲げ達成するか、
①何処の、
②誰に、
③何を、
④幾らで、
⑤誰が、
⑥何処で、
⑦どう(方法)、提供するか(できるか)の整理が必要ですね。


市場を考える時に、
先進国だけではなく、中進国、新興国、途上国、後発国、これらの市場(生産と消費、そして労働と賃金)を概略的に把握する事です。


これらに加えて、金融を概略把握できれば強いでしょうね。
それができず、個別の技術や能力に拘泥せざるを得ない事業者は、チームの一員としてポジションを得る事です。


しかしながら、
国内市場を相手にしても、
世界と競う、世界で競う」事が、常に前提です。
相手は姿を見せずに、戦いを挑み、あらゆる手段で静かに侵攻してくるのですから。


過日の事ですが、突然現れた(元)顔見知りが、
雑談の中で「その知識や知恵を、ゼミや研究会また塾で教えるべきです」よ。と!


此方は、これまで散々、公益の場で人材育成に取組んできました。
引退後も可能な範囲で研究交流を通じ、それらの継続を可能な限り提供してまいりました。
今は、球拾いとしての立場から見守っています。
おねだり型の要請を軽々に受ける事は致しません。
積極的に取組まれる方を微力ながら応援する程度です。

先ず、
ビジネスに取組まれる際の「お考え(コンセプト)」が、何より大切です。
それをお伺いし、社会的に存立可能なテーマであり、それに相応しい環境創出を思考されるようで、
お手伝いできる事情にあれば微力をご提供できる範囲です。


まず何よりも、
鳥の目、蟻の目、魚の目、で対象市場や対象分野を捉え、ご説明ください。
その上で考え判断致します。
正直な気持ちです。

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2024/11/10

東京という魔都は周辺に苔のような棲息地を拡げ首都圏と称し、蝟集する「現代都市奴隷」に高額家賃か高額ローンを背負わせ巧妙に吸い上げ生きる

日本では関西の大都市を始め、
全国の多くの都市域が、東京と比較し負けずに肩を並べようとナゼ無駄な事をするのか?


東京は、
既に肥大化しすぎ自らの維持すら難しく、
なのに絞る事すらせず周囲を浸食し首都圏(一都三県)を糾合し、
喘ぎながら蝟集する者を分けつつ巨大で虚しい一体化を進めている。


そこには、他の地域が保つ固有空間の余裕や社会文化もなく、
画一性を求める声に圧され苦しむ姿しか見られない。

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東京の中でも「固有の社会空間」を保持し「江戸社会」の精神性を遺す地域には個性があり味がある。


しかし、それも徐々に圧され、やがて制されてしまうのかと思えば涙が出る。


日本は、喪われた30年とか40年と言い慰め合い、ある者は傷口をなめ合うが、
それは「平準化」されたルーチンの「現代奴隷労働」を釣り上げ続け、
人と各地域の創造力を奪い疲弊させた結果でしかナイ。


それは釣り上げ続けた側の責任でもあるが、
メディアが撒き散らす「幻想」に飛びつき疑いもせず喰いついた者の責任でもある。


しかし、その現実や実際を正しく観ようともせず、
ただ「地方創生」の言葉を掲げ「痴呆を創世」し続けようとしているが、
それでローカル地域を「東京化」する事ではないし、させてはならない事だ。


やがて「夢破れて(帰るべき)山河なし」に陥るのが次の状況ともいえる。


日本の現実は、
「東京および、その他の日本」と分けて考えるのが正しい認識だと、
30年前から言い続けている。


東京という首都圏に蝟集し住み続けるローカル出自の都会人(実際はカツカツ生活/70㎡程の小部屋に平均5千万のローンを背負い/で破綻の淵だし、居住資産なき者は高額賃料を吸い取られ続ける)は、
真に「現代の都市奴隷だと!?」疑い自らに問いかけ、
自らを律し目覚める時なのではないですか?


東京を軸にした首都圏の3000万人余りは、苔のように生え延びた限界地で辛うじて息をし、
巧妙に組織され、金融に繋がれ鞭打たれ労働を強制され、吸い上げ続けられる「現代都市奴隷」そのものだ!
現に、首都圏は「現代都市奴隷」を正確に都心へ送り込む交通機関を整備し利便性を高めても、
既に、その機能は限界にあり、どこまで開発しても破綻の淵に瀕しかけている。


それでも、海外の投資ファンドと手を組み、血と汗と時間を吸い上げるゴミどもに支配され嬉々としているのはピエロだろ。


東京の現代都市奴隷市場で勝ち残った者ドモが、
ローカル地域を踏み付けようと、行政を焚き付け「東京化」を競い合い。


ローカル地域で名を成そうとするゴミは、幻想を見て乗せられ安物の立体集合住居を手に入れ君臨しようとするのは片腹が痛い。

かつて空虚なスローガンに熱狂した人に問いたい
「美しい日本を取り戻せました(か)!?」どうですかねぇ?


何時までも続くと思うな「夢見」の「共同幻想」と。
この点についても、日本は本当に正しく目覚めなければ、次がないとも言えますが。

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2024/11/09

極めて現実的な矛盾と問題点を指摘し続け改革を共和党とトランプは言い続け! ハリスの民主党は争点に追われ乍らカーニバルの祭り騒ぎで終わる

USとUKを眺め見ての教訓:


冷静に捉え考える層は3割で、
考えぬ人は怒りに身を任せ直情行動へ。

人は感情を煽られ怒りに火が点くと分別を喪い言動も過激になり、
更なる煽り立てで秩序も失い、扇り次第の思考停止の5割は直情行動に利用される。


残る2割は最上位と最底辺だ。


USの大統領選挙は、
米国のメディアが描いた大激戦、大接戦予想にはならず、
アッサリと「怒鳴る怒・トランプ」が制し、勝利の凱歌を上げ吼えた。


実に「バカバカしい半年」だった。


USのメディアが実施する「世論調査」と「発表数字」の「いい加減」さ、というか信頼性の低さを表したのが際立っている。


2015年末から始まった、耄碌爺が撒き散らす
傍迷惑な「大言壮語のヒステリー」に、また4年付き合わされる
「ハラハラドキドキ」させられ続けるのかと、考えれば頭痛がするワ。


共和党大統領のブッシュ・ジュニアもヒドイ面はあったが、
被害妄想の耄碌爺が発する程でもなく、何よりも信頼性があった。


何れにしても、ヒドイ「閥ゲーム」だったとしか言いようがない。
SNSクレージーは全世界でバンザイの祝福だろうなぁ・・・


引用開始→ トランプ氏が当選確実、ハリス氏破る…白人労働者層中心に支持広げる
(讀賣新聞 2024/11/06 20:08)

 【ワシントン=田島大志】米大統領選は5日、投開票が行われた。米メディアによると、返り咲きを目指した共和党のドナルド・トランプ前大統領(78)が当選を確実にした。民主党候補のカマラ・ハリス副大統領(60)は女性初の米大統領を目指したが、及ばなかった。

 トランプ氏は激戦州で健闘し、全米50州と首都ワシントンに割り当てられた選挙人538人のうち、過半数の270人以上の獲得を固めた。

 トランプ氏は、2023年3月に不倫の口止め料を不正に処理したとするニューヨーク州法違反で米大統領経験者として初めて起訴された。同年8月には、自らの支持者が21年に引き起こした米議会占拠事件に絡んでも起訴され、4件の刑事事件を抱えながらの異例の選挙戦に臨んだ。

 今年7月には、ペンシルベニア州バトラーでの選挙集会で演説中に銃撃を受け、耳にけがを負った。この銃撃を含め、2度の暗殺未遂事件に巻き込まれた。

 選挙戦では、不法移民やインフレ(物価上昇)の問題を中心に厳しい政権批判を繰り広げ、ハリス氏を攻撃した。スローガンの「米国を再び偉大に」の頭文字から「MAGA(マガ)」と呼ばれる中核支持層は健在で、白人労働者層を中心に支持を広げた。←引用終わり


都市国家の基本は、どの国も「下層・底層」への対処で、
ローマの昔から喰いもの寄越せと鍋釜を叩き煩く口を開け騒ぐ。


思考力喪失、未熟練、非熟練では喰えず都市域ではチカラ仕事の走り使いで使い捨てられ終わる。


狂怒塵も中化塵も越之塵も日之塵も変わらず、米国も同じく無職は無食に!


この下記に添付する日経記事のAPデータ、何処まで正確か、信頼できるか?
それはAP調査についての分析力を要するのではないかと!?


客観的な見方としては、
理解できるデータだと受け止めますが。


日本も同様の構図でしょう。
何れの世界でも「圧倒的な数を有する層」ですから・・・


自由主義社会でも、民主主義社会を掲げても、社会主義社会でも、共産主義社会でも、
間違いなく「低賃金」に抑え込まれ、踏み付けられる「下層底層の社会層」があり、世界は基盤が構成されている。


何度も触れてきましたが「安倍晋三の自民党」を熱烈に支持したのは、
20代~40代の若年世代と成年世代だった。


しかも、踏まれ続ける「層」が主軸で熱烈な厚みを成していた。
「若者」「低所得」層を捉え間違うと社会は一気に不安定化する。
日本では、SNS " " で過激に不満を吐き溜飲を下げ無聊を慰める。


この層を巧みに煽り釣り上げ続け、強固な「アホノモウジャ」層を形成したのが「アホシンド」の約10年だったとも言える。
この「層」が、社会的に阻害された「不満」を抱えていると言われ。

Ap

(写真の記事は、2024/11/09. 日本経済新聞 朝刊)


米国は大統領選挙の投票を開票確定させるまで、
まだ数週間を要すと言われていますが、
既に「大統領選挙人」の獲得数では「トランプ陣営」が過半数を大きく上回るため、
基本的に「怒鳴る怒・トランプ」が大統領選挙での勝利が確定させているワケで。


11/07の「産経新聞」一面を記憶のための記録として投稿しておきます。
またもや、巡り来る日々は賑やかな事になるでしょうね・・・

11072024

懸念される事は、
米国が国際社会での「自由貿易市場」の整備を強制し、
無茶苦茶な理屈を振りかざし推し進めてきた事が、
実質的に行き詰まり崩壊する事だけは、米国主導で確定すると言えます。


米国が自国の都合で推し進めた「自由貿易体制」は崩壊し、
併せて「グローバリゼーション」の恐喝的強要も少なくなるのではと眺めみます。


まぁ、米国はトランプに限らず都合のよい「自国中心主義」である事を曝け出しました。
と、いう個人的な感想というか懸念を記述しながら、


大相撲を流用し解説するなら、
2024年11月場所での、
トランプ「共和党」の勝ちの決まり手は、
右差し一気の縒りで「豪快な煽り倒し」勝ち!
と、言えるでしょうねぇ。


民主党には、
全く「戦略」を感じさせる事がなかった。
ゆえに「戦術」が噛み合わず、当然ながら「作戦」は機能せず「戦闘」でも負け続けた。


2016年以降、敗因分析について、
全くというか殆ど分析ができていない。負けるべくして負けたのだと言える。

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2024/11/08

海外の生産市場を活用する目的で海外直接投資しても、その獲得資源を国内市場での安価競争に用いず他国の市場を目指し競争しなきゃ意味がない

日本の基本的な経済環境の認識と、
取り巻く条件、
また「立ち位置」を簡単に識る事が雑談の愚痴でも、
政策批判の議論でも出発点ですから。


更に、収入の50%が消え去る税制は、
現在10年を越え、臨時措置としながら政策としてバラ撒きを続け、
併せて「展開」する政策に財政出動が必要なためで。


その払い手と受け手に齟齬があり、
一体性を欠く事で大きな不満の要因にんています。


闇バイト」に応募し、凶悪犯に手を染めるのも、
現代社会が抱え込まされた、
「無能を識らず、夢を描き、実現できず、安易な借金で首も廻らず」が、引き起こしているとも言えます。


凡そ、10年にわたり「積極的な経済政策」と称する「財政出動」を展開しましたが、
日本社会の「経済構造」は根本的に変わらず、旧態依然としたままで、互いに口汚く批判し罵り合っていますが、
根源での解決には至らず、未だに脱却できず彷徨い続けています。


基本構造:
消費財の多くも耐久消費財の多くも、
日本国内生産(製造)を止め、中国生産に依拠し続けているワケで。

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それもあり「価格低下」を維持し「デフレ経済」に満足し脱却できずで。
(この構造は「米国」も同じで、米国は「インフレ政策」を執りました)


現在の「価格上昇」は、付加価値を追った結果よりも、
外的要因(エネルギー価格上昇など)により、生産性を上回る価格上昇が続き、
生活苦(賃金上昇を超えられず)を形成しています。


併せて、賃金が上昇した事で「所得税・住民税・社会保険」も課税額が増える状況もあり、
賃金上昇分が全体を潤すまでに至っていないワケで。


米国は凋落した「生産・製造業」に代わり、
稼ぎ出す「ITビジネス」と、世界へ投資し巧妙に収奪する方法で肥大化する「金融・株式」が全体の落ち込みを防ぎ糊塗しています。

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2024/11/07

「付加価値」を創り出すのは日常を見続け「何」を解決するには「何」が必要か? それはどのような構造で「誰」の「何」が解決し「便利」さを提供できるかだ

いつも「クリエイティブ」を重視する考え方を大切にしませんと。


「" クリエイティブ " とは何を指すのですか?」と、正面から問われ・・・
そうですよねぇ「クリエイティブ」は、人により様々で、幅も広く奥行きも深いですからね。


まず、何よりも「クリエイティブ」なテーマに携わる人が関わる分野や階層ごとに質や中身が異なりますよね。


「ソフトウェア」は形が見えません。
形になった「ハードウェア」を用い使う事で、それ「以前」の不便が解消され「利便」を感じ取る事で、
その産み出された「形」を通し分かりやすい「付加価値」を感じるのじゃないですか?
つまり「付加価値」という「値打ち」は、モノやコトを介し用いる事で感じ取るともいえます。


一方で「形」のない「無形」にも大きな「付加価値」を感じとる事(場合)があります。
その多くは、各人各位の「心理的満足」にあるといえます。


例えば、日常生活には直接性はないものの「茶道」や「華道」は、
その人の「心」や「環境」の豊かさという「心理的満足」という、高度に収斂された「付加価値」ではありませんか。


何よりも何よりも「人は創意工夫」をする事で、
自らを含め他者の「環境」や「条件」を変え、利便を創り出し多くの人に提供する事で「世の中」を変えてきたのです。


もぉ一つ「付加価値」ってナンですか?
これまたズバリの質問ですね・・・


まず「付加価値」についてですが、
分かり易く言えば
先にも触れましたが「価値」とは「値打ち」ですよね!


人は何よりも「価格値(=価値)」として分かり易く計りますよね。
貨幣経済が発達した「現代社会」で「価値」は「値打ち」がある事が流通のポイントとされます。


しかし「世間」というか「世の中」には、
貨幣価値などでは到底「計りきれず」見えない大きな「価値」があります。
当然ながら、それは「人」により様々です。


「近現代の社会」では、
長年にわたり社会で、多くの人へ何気なく提供し、
まるで「空気」のようになった「価値」もあります。


例えば「自販機」はそれに当たると考えています。
マチナカの至る所に配置され、販売提供する飲料を「夏は冷たく、冬は暖かく」。
これは、その飲料を求めるヒトには大きな「値打ち」がありますよね。


実は「大きな付加価値」を提供し、
従事者を含め数多くの「付加価値」を生み出しているのです。
(しかし、その過程は既に空気のように、従事しない限り中々見る事はできません)


「システム化」されると「高く大きな傘」になり、
たくさんの人が「その傘に覆われ」少しずつ「付加価値」を分け合っているのです。


ここでの「付加価値」は「自動販売機」を創り出し、
マチナカに設置し、飲料品を配送デリバリーし、マチナカの顧客に時間の制限なく「飲料提供」する仕組み、
これそのものが大きな「付加価値」であり、原点は「自販機」の発想と設計そして製造にあります。


設計過程で欠かせない「金銭授受(システム)」の仕組みが設計され製造され付与され。
飲料を「冷やす」「温める」「保存する」仕組みが設計され製造され組み込まれ。
多くのヒトが携わり、従事するヒトの雇用が生まれ、賃金対価を得る事に繋がり。
分け合って(付加価値の分配)いるのです。


何よりも「付加価値」を創り出すとは、
あらゆる分野で、誰もが関与する事ができ、その主軸を担う事もできます。


現実の社会を冷静に見詰めると、何かの「気付き」や「発見」があると思います。
それが何か「改善」や「改革」に結び着く要素は大きいと考えます。


分かり易く言えば「値打ち」を高める事が、
分かり易い「付加価値」を考える上で重要な点です。


評価や意見は様々でしょうが、
現代社会で、世界を大きく変革し「価値」を提供した最も巨大な「クリエイティビティ」を成したと考えているのは、
マイクロソフトを創業形成したビル・ゲイツと、アップルを創業形成したスチーブ・ジョブスを善なる2大巨頭として上げたいと考えます。


小さな疑問、小さな不思議、それで何かの「ヒント」や「アイデア」を産み出す。
それを「価値」に結び付ける事が「クリエイティブ」の出発点です。

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大小を問わず社会の新しい「価値」は「クリエイティブ」する事で創出されるのです。
そして、それを完成させる「方法」と欠けた「ピース」を探し埋める協力者や協働者を得る事で「形」にするのです。


創意無限」「創造無敵
これを掲げ走り抜き、今も大切にしています。

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2024/11/06

文化としての「日本酒」造りで「麹菌造り」を含む一連が「世界無形文化遺産」登録に適切とUNESCOの評価委員会(ICOMOS)が答申と伝えられ

「文化はカネになると、よく言われますが、
本当になりますか、どのようにカネになりますか」
と、直球の質問を受けた事があります。


" 文化 ” そのものがカネに換わる事は、
芸術・アート作品が高評価を得る事で " 売買 " が成されると、
分かり易く「カネ」を得る事ができますが、それは極めて稀な事です。

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1点ものの作品でも、同じモノを一定数造形できる作品でも、
自ずから限界があります。


芸(パフォーマンス)の世界は、
芸というか技を普く披露し金員を得る、いわばビジネスでもありますから、
個人でも集団でも、エンターテイメント性が高ければ、
観客という対象はカネを支払いますので、換金性という点では分かり易い事例でしょうね。


「" 文化 " はカネになる」と言っているのは、そのように即物的で即効的な意味合いではありませんので。


高度な文化的蓄積や、重層的な文化性を保つ「都市や地域」は、
人を魅了し惹き付け引き寄せる魅力があります。


例えば、
京都や奈良には、他の都市や地域が一朝一夕に真似のできない重厚な歴史的積み上げによる、
地域として都市としてマチバとして、他の追随を許さない独特の匂いや風情があります。
それを求め、その雰囲気を求め、経験「コト」を求めて人が来る、
人が集まるわけで、人が来て集まれば、その人達が求める「ナニ」かを供給する者が現れ、
それを売り買いする形としての「モノ」が原始的に産まれます。


やがて、安定的な「モノ」を供給する事が求められ、必要上の理由から、
最初は「モノ真似」に始まり、やがてそれでも「価値」を産み、
それが洗練される事で「名産品」になり「土産物」として、
その「都市や地域」の「モノ=名物」として育ちます。


安定的な供給を欠かさないようにするために、
安価な商品でも「モノ造り」と「店頭供給」のサプライチェーンが形成され、
やがて「産業」と称されるようになります。


例えば、京都の手短な土産品で、
最も分かりやすい例を上げると「八つ橋」でしょうね。
歴史的文化都市、世界文化遺産を有形無形で数多く保持する京都を、
代表する身近な「手土産=モノ」として、地味ですが「横綱級のポジション」を持っています。


単なる「モノ」としての「八つ橋」そのものに、
然して大きな価値があるワケではありませんが、
千年を超える「歴史文化都市」の京都の街が育てた、手軽で気軽な「名品=モノ」とも言えます。


それは歴史文化都市「京都」という漠然としたイメージが、
その歴史文化に触れ「感動=コト」するを目的に訪れた人が、
形のある手土産としての「モノ」を「八つ橋」に象徴的に集約し気軽な「手土産=モノ」として求めるているのです。


都市や文化が包摂する漠然とした「環境」などを大きく括るイメージとしての「知財」は、
多くの見えない「利益」を共有しつつ、それを具体的な「モノ」の形に見せ、供給し販売する人を軸に、
関わる多くの人に見えない「利益」を、様々な形で提供しているといえます。


固有の「文化」は、それを創り出し「包摂」する社会の重要な「ソーシャルキャピタル」といえます。
ソーシャルキャピタル」は、そこに棲む人、あるいは働く人、利用する人らを含め、
広汎な一過性の人も含め「互酬性」を幅広く大きく提供しているワケで、
その「芯」に対する尊重や敬愛また尊崇し維持する事が重要ではないかと考えているのです。


有形無形を問わず数多くの「世界文化遺産」を保つ京都や奈良を観光(体験=コトを為す)する。
それに依り「得がたいトキ」を過ごす。時には「コトで感動」する。
その記念に「手土産(モノ)」を求め、思い出と共に持ち帰る。


これほど見事に「モノ」「コト」「トキ」が一連のストーリーを完結させる事により、
常日頃「文化はカネになる」と指摘している事をご理解いただけましたでしょうか。


蛇足ながら「文化」そのものが「一対一でもカネ」になりますが、
そのような矮小な事を宣べているワケではないのです。


大きな仕掛けの必要性を指摘し、やがての「結果」である事を言っているのです。

ご理解下さいませ。

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2024/11/05

賑やかに「政権交代」を主張するのもヨロシイが、交代して何に取り組み何をするのか、敵失(エラー)で政権を執り、何をした「政権後退」させただけだろ

今日(11/05)の産経新聞1面

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① 因幡の妖怪 イシバカ の内閣不支持率が半分49%だと!

② USは、間もなく大統領選挙の投票が始まる。

③ H3ロケット🚀は、打ち上げ成功で防衛通信🛜衛星🛰️を軌道に乗せた。

見事に晴れ渡り、眩しく輝く秋天に、何か虚しさと、もの悲しさを覚え。

イシバカは、因州 八頭町へ戻り、町長にでも収まり、
小難しい小理屈を垂れ流し続けるのがヨカロ余!?

一色正春さん。
ご指摘、仰せのとおりです!

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いつも、穏やかで芯の通る看破と端的な警鐘は大切ですね。


ご紹介させて頂きたく存じます。

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2024/11/04

2016年の春に「怒鳴る怒・トランプ」が、一欠片の知性もなくダミ声で怒鳴り無知の下層を煽る演説で支持を集めPに就き世界はヒステリーに悩まされ

他国の話ながら、
他国の「大統領選挙」で、ナンで我がことのように「喧しく話題」に上げ、
アァ~だコォ~だと、推測し合う事に興じハシャグのか。


よぉ~く分かった事は、
米国社会が誇った「社会システム」が行き詰まり、
明らかに抱え込まされた苦悩であり亀裂であり怨念の表出だ。

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それは、既に1980年代の「NYC」で顕著に現れ、街は荒れ果て人の心も荒んでいた。
世界の「金融を差配」し、国際社会に「号令」する街「NYC」が・・・

それは「金融」を軸にした「経済」と、国際社会に「号令」する「国連」という表向きの顔を保つ一方で、
NYは軽工業(衣料品繊維製品製造)が集積するマチでもあった。


1980年代以降、NYの日本人社会は、
国際金融と国連機関にパラサイトする主軸の日本人をコアに、
それらの層に幅広いサービス提供する人が入り組む重層構造で、
基本的な社会構造が形成され確立された「飛び地」社会としての存立で、
その周辺にNYが保つ社会文化を学び取り、
自身のスキルを磨こうとする挑戦者を抱え続けながら存立している。


1960年代には、
日本から「1$シャツ」「1$ブラウス」が、遠慮会釈もなく輸出され、
市場を席巻し「製造力」「人件費」で劣る米国(NY)の衣料品製造業は勝ち目がなく、
衰退し倒産や破産で従事した下層の労働力は解雇され職を失い、
マチを彷徨い1970年代の後半から1980年代を通じ、
約10年にわたり落ち着くまでNYは荒み果てた。


「日米繊維摩擦」とされ、
WWⅡ以降で「日米」の利害が真っ向から対立し、
世界の注目を集める事態になり、日本側が輸出を自主規制する事で収斂した。

自由な国、USA!
自由市場と自由貿易を象徴する、USA!


米国は、米国が主導する「国際貿易の秩序」を創り出す目的で、
「GATT」を組織強化し「ウルグアイラウンド」という交渉の場を設けた。
米国主導の秩序ある「自由貿易体制」の確立が目的だった。


その後、
日米は1970年代後半から1980年代前半に「家電品」と「自動車」の輸出で再び激突した。


基本的な構図は、
様々だが米国の生産力は高いが、WWⅡ以降の世界では意外に効率が悪く、
日本の生産総力は低いが、WWⅡ以降は改善を図り生産性も効率が上がり品質も良くなり強くなった。


加えて「労働賃金比較」では「低位」にあった事、
何よりも決定的な事は高い「品質」の「安定性」また「信頼性」の強さが、
米国市場で支持された最大の理由だった。


これを米国社会は支持しながら、
その「経済」は未だに、改善も改革もせず、見落としたままでいた。
(低賃金を受け入れる安価な労働力=移民に依拠し突破できると)


やがて、
日本の事業者は求めに応じ北米大陸へ直接投資し製造拠点を移し、
米国の民を雇用し生産製造を始めた。


同時に米・加・墨が締結した「NAFTA(=北米自由貿易協定)」の下で、
米国(カリフォルニア)に近接したメキシコで、直接投資し生産製造を始め、
米国市場のニーズを満たす輸出取り組みを始めた。


日本は、メキシコとの間で「経済連携協定(EPA)」を締結し、
部品供給の関税自由化を成し遂げ「NAFTA」を最大活用している。
(後に、中国も日本に倣い同様の仕組みを採用し、米国市場を席巻し)


結果的に、
北米市場は、利便低額製品は「(日本の)メキシコ製」が、高機能中級製品は「米国製」が、
高機能高品質製品は「日本やドイツの製品」が多くを占めている。


そのため、
中西部の「自動車産業を軸にした地域」は、米国のBIG3は固より、
日系も、独系も、相対的に競争力を喪い、低迷し「ラストベルト地帯」と呼ばれるようになり久しい歳月が経過した。


BIG3の一角を占めた「クライスラー」は行き詰まり、
売却されナンとイタリアの「フィアット」がグループに組み入れ事業を経営している。


米国の鉄鋼業として世界に君臨した「USスチール」も、
自動車産業の衰退と一にして凋落し「日本製鐵」へ買収を持ちかけ、
それが感情的な新たな「日米摩擦」に発展しようとしている。


この「ラストベルト(中西部の各州)」は、
米国の工業生産を担い製造業の象徴「自動車産業」の地である。
勤勉な欧州移民を祖に保つ敬虔なキリスト教徒が多い地域で、
彼らは「外国人労働者」をも巧みに支配し、社会的な地位や名誉を築いてきた。


しかしながら、不断の事業改善に取り組まず経営を革新せず、
企業改革を放置し親方(BIG3)に依拠するままで、
BIG3はワシントンでロビー活動し、自由貿易市場を止めろと主張しても効果を得る事もできぬまま、
敗退し続け大量の「レイオフ(首斬り)」を繰り広げ、マチには失業者が溢れ返り生活環境は悪化し続け、
棲まいする市民には不満のマグマが溜まり続け、爆発し収まりも治めも着かないのが現実なのだ。


それを奇貨として「火」を点けたのが、
史上サァイテェ~の大統領候補「怒鳴る怒・トランプ」だ。


コヤツは被害妄想を煽るだけの「老い耄れ」でも脚光を浴び登場した2016年の春以降、
米国の世論は「何が米国の根源にある問題」かを、考えようともせず、
ただただ「相手(政敵)を非難し罵り」時間を消費する事に熱狂し「ハイ」な状態で、
世論分裂を繰り返し「悦」に浸っているが、それで何かが解決するかと言えば、
事態が悪転する事はあっても、何も解決しないのだ。


それすら認識せず「罵倒には罵倒を、悪態には悪態を、応酬させ続けた8年であった。


今また、トランプは、
米国市場で販売する製品は「米国生産」に限ると主張し、
ラストベルト地域で熱烈な支持を集めているが、同時に「インフレを抑制する」と主張している。


米国市場での消耗品や耐久消費財の大半は「輸入品」で賄われている。
トランプが配布する「トランプキャップ」も中国製だ!


消耗品や耐久消費財を米国製造に切り替え、
輸入品には100%関税をかけると、流通価格を押し上げ、
逆に「インフレは一気に急加速」し高くなる事の基本すら理解していない、
根本的な思考能力を欠く究極の汚バカである。


それに熱狂する米国の有権者が、
どの程度のレベルにあるかを、この8年にわたり「世界は見せられ続けてきた」のだ。


これは選択肢のない究極の閥ゲームでしかないのだが!?
もぉ、低次元なアホォ~の煽りヒステリーで混乱させられるのは、真っ平ゴメンと言いたいワケで。


「怒鳴る怒・トランプ」は「丁半博奕の花札オヤジ」に過ぎず、
米国社会の思考劣化を象徴するバカで無責任の権化と言える。


対抗する側のカマラ・ハリスの側も、
引き摺られ然程の違いを見せる事もできないまま、投票日の明日(11/05)を迎える事になった。


世界は耄碌が夢見で発する「ヒステリー」から、
解き放たれる日が訪れる事を、ただただ息を呑み見守るだけなのだが。


でもでも、郵便投票の投票箱が放火されるという事態は、
本当に米国社会というかUSAが抱え込まされた「断面」を見せつけられ残念な国だなと、
改めて感じさせられます。

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2024/11/03

贋物を本物として扱い巧妙に詐欺を仕掛け謀る「地面師」と暴力的な手段を講じ占有者を追い立て「地上げ屋」は違うワケで、それを混同する誤塵があり

東京は西五反田の目黒川近くにあった「旅館・料亭」の土地を、
法的に登記された所有者でもなければ全く関係のないゴロつき(地面師)ドモが、
架空の売買情報を「ここだけの秘密」だと巧みに流し持ちかけた。

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それに乗った「積水ハウス」が、
モノの見事に釣り上げられ詐欺に遭い金員は固より社会的信用を著しく失墜させた。


ドキュメントタッチに纏めた Netflix では、
大変な人気を博したそうで、当然の如く「知ったバカぶり」が現れ、
中には「地面師」と「地上げ屋」を混同し、平気で講釈を垂れている人を何度か見かけたものでして。


何がって、基本的に「モノ識り」であらねばならない(と自負される)インテリゲンチャが、
堂々と混同しておられましたが、訂正を告げると気分を害されるだろうと考え、冷たく素知らぬ顔で「この怒アホ」と(心の中で笑い蔑み)ました。


改めて「講談社文庫」が出版している「地面師」(森 功)を紹介しておきます。
僅か、700円ほどですから、図書館で借りるのもヨイですが、
買い求められても損はしないと考えますヨ。


尤も、市井の小市民には縁遠いとお考えになるのも普通の事ですが、
ご自身の賃貸物件そのものが、地面師の手により勝手に売買される事も考えてみられては如何ですか。


巧妙な「贋物」や「詐欺」を上げ精緻に描いた作品には、
黒川博行さんが「美術品」について記した「ぶんぷく茶釜」もあります。

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2024/11/02

衆院総選挙後の政治状況は、自民党の過失によるが「メディア」に乗せられ「怒りの投票行動」に出た「国民」が結果罰を負わされている事の自覚も必要

社会の基盤は徐々に、しかし大幅に大きく変わり続けています。
しかしながら、その社会の中に身を置く側は、その大きな変化を感じ取る事もせず、
ただただ、その社会に身を浸け妙な「安心」しながら、何かを考えているフリをして「アァ~だ、コォ~だ!」と喧しい事で。


さてさて、
「クチサキ」で改革を求めながら、実際の「カイカク」には、何かにつけて「反対!」し「絶対反対!!」を貫くのも不思議な事で。


この報道を冷静に眺めると、
日本の社会は、現状の「社会基盤」や「体制」が平穏に維持され、普通に歳月が過ぎ、穏当に平和でさえあれば・・・
これが崩されず、ヒドイ事やキタナイやり口には素直に感情的な反発を示し、選挙で牽制票で意思を示し「お灸をすえた」と批判するワケで。


規範を逸脱した「政治屋」は糾弾されて当然だ!
それへ「怒り」を集中させるのも能く分かるが、それで「お灸をすえた」と手放しで喜ぶのも、
どこか何か「ボタンを掛け違え」ているのじゃないか?


国政に責任を持つのは「国民」であり、
国民は政治を「議員」に代議させ委任しているだけなのだ。
報じるメディアの側が、ハッキリ認識していない限り見誤り「ミスリード」に陥り収拾の付かぬ状況になる。


現在、抱え込まされた「原因」の大半は「政治資金の還流不記載」が主たる要因で、
この件については「深く真剣な反省」が必要だ。


しかし同時に、この政治状況を形成する行動をとった「国民」も十分に背負う事が求められるのは当然だ。


引用開始→ 自民得票率、15年前の政権交代時と全く同じ「26・73%」衆院比例、民主系もほぼ同じ
(産経新聞 2024/11/2 11:30)

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10月27日投開票の衆院選で、各政党の比例代表の得票率を政権交代が起きた平成21(2009)年の衆院選と比べたところ、自民党の得票率はいずれも26・73%で全く同じだった。自民と公明党を合わせた与党と、民主党系など野党の割合もほぼ同じで、投票率が異なりながら15年前と酷似した状況が浮かんだ。

総務省の発表資料によると、21年と今回の衆院選比例代表で、自民の得票率は26・73%で全く同一だった。自公を合わせた得票率も21年の計38・18%と今回の計37・66%でほぼ同じだった。

一方の野党も、21年の民主党の得票率は42・41%だったのに対し、今回の主要野党である立憲民主党と国民民主党、日本維新の会の3党の合計は41・88%でほぼ同じだった。

自民は今回、比例の得票を令和3年の前回選挙より約533万票減らした。しかし、平成21年の投票率が69・27%と高率だったのに対し今回は53・84%と下がっているため、割合はくしくも同一となったようだ。

自民の比例得票率を選挙ごとにみると、21年の26・73%から24年27・62%、26年33・11%、29年33・28%、前回令和3年34・66%、今回の26・73%と推移している。←引用終わり

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2024/11/01

Facebook や Instagram の有名人を騙る広告を怪しいと検証もせず釣り上げられ「詐欺被害」に遭い提供者の「メタ」への求償請求はどうか?

最近の SND (特に Facebook )は、フィードとされる交流部分の使い勝手が落ちたと嘆きの声が、
専ら大きく渦巻いているようで・・・


どう使うかは個々人の問題なので、例えば、忘れぬために単なる記憶の記録に過ぎずなら、然したる不便もないのではと・・・
しかしながら、ご自身の体験や倖せ自慢を恥もな外聞もなく公開し、ご意見やご批評を頂戴し、更なる自慢をと考えるヒトもいるワケです。


その声を狙い、利用環境を大きく制限を加えた提供者側の狙い勝ちともいえます。


交流交換の有力なプラットホームのSNSとしてのツールであり伝達手段ですが、
利便性が高まり利活用者が増えた事で、それを伝達や広報から広告のツールや有力な手段として位置づけ、
収益の獲得も視野に有料広告の利活用を創出した X や Facebook は、見事なまでにSNSの世界では一日の長といえます。


しかし、掲げる理想のツールや、その世界に対する悪意を持つ側の者もあり、またそれを巧妙に利活用し情弱な他者を陥れ金員を詐取しようとする側の者が現れるのも、また自然な事で。


特に、Facebook は、善意の利用者(意識高い系)が、善意の交換手段として設計されており、
巧妙な悪意を保つ側の者が利活用する事は想定になかったともいえ、
現実に次々に起こされる悪意の諸問題に対し有効に対処する方法も手段も欠くまま、
呆然とした時期が7年に一度ほどの割合で繰り返されています。

Meta

基本は、利活用社自身が「フェイクとトルーを見誤らない事」が、
最前提なのツールなのですが、
そこはツールの利活用者が世界に拡がると、
創出創業者が考えもしなかった事態が時を追うように噴出したワケです。


ハーバード大学の学生間で仲間内の身近な信頼性の高いツールだったものが、
いつの間にか世界を席巻し、世界の日常ツールになり基盤と言われるまでに肥大化し、
現実の問題が生じていると言えます。


Facebook のニセ投稿で詐欺被害に遭ったとする人が集団で、
運営会社のメタに損害賠償を求めて訴訟していますが。


安易に、広告を検証もせず、一儲けしたいと身を乗り出した側の強欲さに支配され冷静に考えず、
釣り上げられた者の責任は無いのでしょうか?


モチロン、悪意を隠した広告出稿を削除しなかった Facebook の責任は一定程度あると考えますが、
一方で検証もせず安易に高額な資金を送金した者の責任はどう裁くのか?


そんなこんなの状況や環境の中で、Facebook は、
無制限に投稿が拡がる事を抑制し「いいね! (同意賛同)」の投稿者への通知も制限し、
投稿コメントの通知も制限し、極めて見にくい状況にしたようで、即ち「超拡大」したベースを極めて限定的なツールへの置き換えを図り始めたように見受けます。


何れにしても原点に戻り初期の健全なツールとして「正常化」する事が肝要かと、静かに受け止め眺めている処です。

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