クリエイティブ能力はヒラメキとアイデアが不可欠と指摘しましたが、冷静に社会の変化や市場また消費者を眺め観る冷静で洗練された目が必要です
鳥の目、蟻の目、魚の目
アパレルというかファッションビジネスで成功するためには、
冷静に市場を見つめる眼を磨き持ち続ける事です。
組織(チーム)形成としては、
この場合の「市場」とは、原料、素材、加工、流通、消費、金融、労働、これらを一体的に捉え、創造創出に取組む事が何より肝要です。
それは「一人」のチカラではできません。
文化、社会、経済、経営、などの分野で、
価値観を共有できる仲間を得て巧く組織する事です。
コラボも大切な事ですが、配分を合意しながら、最後は揉めて空中分解するのがオチもあります。
それらを乗り越える事ができれば安定した強い組織として経営面でも維持できます。
組織(チーム)形成の前に、
何を目的に据えるか、何を目標に掲げ達成するか、
①何処の、
②誰に、
③何を、
④幾らで、
⑤誰が、
⑥何処で、
⑦どう(方法)、提供するか(できるか)の整理が必要ですね。
市場を考える時に、
先進国だけではなく、中進国、新興国、途上国、後発国、これらの市場(生産と消費、そして労働と賃金)を概略的に把握する事です。
これらに加えて、金融を概略把握できれば強いでしょうね。
それができず、個別の技術や能力に拘泥せざるを得ない事業者は、チームの一員としてポジションを得る事です。
しかしながら、
国内市場を相手にしても、
「世界と競う、世界で競う」事が、常に前提です。
相手は姿を見せずに、戦いを挑み、あらゆる手段で静かに侵攻してくるのですから。
過日の事ですが、突然現れた(元)顔見知りが、
雑談の中で「その知識や知恵を、ゼミや研究会また塾で教えるべきです」よ。と!
此方は、これまで散々、公益の場で人材育成に取組んできました。
引退後も可能な範囲で研究交流を通じ、それらの継続を可能な限り提供してまいりました。
今は、球拾いとしての立場から見守っています。
おねだり型の要請を軽々に受ける事は致しません。
積極的に取組まれる方を微力ながら応援する程度です。
先ず、
ビジネスに取組まれる際の「お考え(コンセプト)」が、何より大切です。
それをお伺いし、社会的に存立可能なテーマであり、それに相応しい環境創出を思考されるようで、
お手伝いできる事情にあれば微力をご提供できる範囲です。
まず何よりも、
鳥の目、蟻の目、魚の目、で対象市場や対象分野を捉え、ご説明ください。
その上で考え判断致します。
正直な気持ちです。
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