確固とした国民主権を持つと謡う国家が、その国土や国民また国民の財産など存立基盤の防衛で税負担を広く国民に求めず「たばこ増税」で誤魔化すか
米国東部標準時も1月20日を過ぎ往き、
ドナルド・トランプはヴァンスを率い合衆国第47代大統領に就任式典も終え返り咲きました。
日本政府を率いるイシバカは、
コンセプトもなく対処方針もないまま、付け焼き刃の右往左往を繰り返すようで、
主権を保持する一国の首相(PM)として観ていられない状況が幕を開けます。
さて、そのトランプの防衛費を巡る恫喝に備え苦肉の策として、
歳出を見直すことなく、自民党税調がダラダラァ~と、
考え出したのが「たばこ増税」で急場を凌ごうとするのは、驚くべき見え透いた思想と姿勢です。
確固たる主権を保持する一国の防衛に係る「防衛費」を、
国民がその収入の能力に応じ等しく負担せず、形だけの数字合わせで誤魔かそうとする醜い姿勢で、
果たして「国を守り国民を守れるのか」大きな疑問が湧き上がります。
間もなく国会が召集され「2025年度の国家予算」の審議が始まりますが、
まず「裏金がどうのこうの!?」と、野党はスキャンダラスな議論を壁として立ち上げる事で、
国の根幹とも言える最重要事項の議論を塞ぎ、
国家の方向性や基本の戦略および政策を議論させず、彷徨う事が予め想定できるわけで話になりません。
「国土を守り、国民の生命を守り、国民の財産を守る」のは、
政府に課された絶対的で基本的な使命です。
それに懸かる費用を国民が能力に応じ等しく負担するのは当然の事です。
防衛費を「たばこ増税」で賄い、
一人ひとりの国民に防衛に懸かる税負担を求めず、
形だけの体裁を整えれば事足りるとする腐った思想と姿勢を糾弾します。
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