「SNS」を発信する側は生じた事実を伝えようとするワケだが、伝える事実を客観的に検証できる方法と伝える側の社会的な矜持が問われるのは当然だ
兵庫県警が
「事実確認のない推測・憶測を発信し他者を傷つけるな!」と。
本当に「実に悲しく情けない事」です。
この原点を探り考えると、
大阪の痴情波メディア「YTV(10ch)」の「そこまで言って委員会」で、
茶髪の弁護士として当時から言いたい事を言う橋下徹は、巧妙に考え抜き電波を介し「(彼が考える正義を)煽っていました」。
当時、光市の母子殺人事件の裁判を取り上げ、
「被告側の弁護士には懲戒処分を求めるべきだ」との論旨で、
広島県弁護士会へ当該弁護士の懲戒処分を求める事を推奨し、当該弁護士会には「懲戒」要求が殺到したそうです。
これは「SNS」ではありませんでしたが、
影響力を持つ側の煽りに、殆ど必要な知識を持たない側は、
煽り方次第で、どうにでも動くという事を垣間見せました。
公衆の面前で、事を「針小棒大」に拡げ、当事者の大量動員し元へ押しかけ目の前で、
激しく「糾弾」し「批判」し「弁明」の機会を与えず、凱歌を上げる手法は1960年代の後半に「荊領同盟」が常套し、
恐怖を植え付けた運動手段です。
その形を「SNS」に変え、用い勢力拡大したのは「維新」創業者とし有効に用いたのは橋下徹氏で、
大阪という極めて限定された地域での「(正義に見せた)煽り」は実に有効でした。
それを参考に立花孝志氏も倣った点が多いと一連の流れをみています。
この度の件で、
一連の展開の基になったとされるのは「立花孝志」の「X」投稿だとされています。
誤当人は、既に事態の発覚と共に当該投稿を削除したと、
一部では報じられていますが、事態がここに及び、分が悪いと考えたのか「素知らぬ顔」で姿を見せぬようになりましたとサ。
その「立花投稿」をリポストし全国に拡げ波紋させたのが「まんま東」コト東国原英夫で、
レギュラーの出演番組には非難囂々の声が寄せられ、急遽「出演辞退」へ追い込まれているそうで・・・
「とらえもん」や「まるでのうそまろばかせ」は、モノ事について投稿する際に、自らの記憶に依る場合は記録を確認しています。
また、素の記録というか情報の入手元を引用または写真化するなどで出処の根拠を示し、その論評というか意見を述べる方法を採っています。
先日は、米山隆一氏の興味深い「X」投稿を発見し、賛否は別に、当該箇所を写真化し紹介すると共に「X」で目立つ現象についての所見を述べました。
以前から何度も表明していますが、コラコラコラムは日々の記録または備忘録として興味を惹かれた点を投稿しています。
それだけに過ぎません。
引用開始→ 兵庫県警がSNSの誹謗中傷に警告 公式アカウントで発信 元県議死亡を受け
(2025/1/24 07:00 産経WEST)兵庫県警はX(旧ツイッター)の公式アカウントで、交流サイト(SNS)での推測や臆測に基づく根拠のない誹謗(ひぼう)中傷をやめるよう投稿した。死亡した竹内英明元県議(50)が県警の捜査対象だったとする虚偽情報が拡散されたことなどを受けての対応という。
県警は22日の投稿で「確たる証拠がないのに、推測・憶測で人を傷つけるような書き込みをするのはやめましょう」と呼びかけ、「たとえ、それが正義感に基づくものであったとしても、刑事上・民事上の責任が生じる場合があります」と警告した。
竹内氏の死亡が伝えられた19日、政治団体「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志氏が、竹内氏が県警から任意聴取を受けていたとし「逮捕されるのが怖くて自ら命を絶った」などと発信。翌日の県議会警察常任委員会で県警の村井紀之本部長は「全くの事実無根」と否定し、「明白な虚偽がSNSで拡散されていることは極めて遺憾」と述べていた。
県警県民広報課の担当者は、「誹謗中傷で、SNS環境が非常に良くない方向に進んでいる。誹謗中傷などをやめて、優良な情報交換ができるような良い環境作りを目指していきたい」とし、「誹謗中傷を防ぐため、今後も同様の注意喚起を続けていく」と話している。←引用終わり
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