2025年バレンタインデー商戦を眺め観て考える事
「バレンタイン商戦」は、ソフトながら激烈にして苛烈:
「バレンタインデー商戦」が本格化し、
店頭を眺めると、各店の「客層と価格」への思惑が溢れかえり。
ボリューム価格は3500円ほどで、上は1万円ほどを狙う企みも。
イヤァ~、真に興味津々で・・・
目立つのは、マチバのオシャレなケーキ屋を口説き落とし、
パティシェ監修の力作を恥ずかしくもなく堂々と並べ立て・・・
一過性イベントゆえ、出店する側は香具師も顔負けの「御託を並べ」たセット価格付けで平然としている。
始まりの頃、対する客は、
一々見向きもせず無視するようにチラ見で通り過ぎ。
2月11日を頂点に8日からの4日ほど、最終日14日までが勝負という処か!?
価値があると思っているのか??
マチバに漏れ出すウワサでは、
ナンと「バレンタイン商戦で1億円の売り上げ」を計上する店もあると聞くが、
大手処の店は40億~50億円の販売予算を立てるとかで。
如何に、不調の2月商戦で息つくための重要なテーマといえども、
全く以て「バカバカしい」としか言えず! 「アホだろう!」とも思いますが。
2月の第1週は、ほぼ総ての日が厳しい「寒気に包まれ」小売業の店頭も、
思うように客足が伸びず「やはり2月は」と、売上げの停滞を懸念したようで。
1月の下旬(20日過ぎ)から本格的に取り組む「バレンタイン商戦」へも熱で吹き飛ばそうと、
2月11日は最終コーナーの鞭が入ったかのように、異常な盛り上がりを見せたようです。
いやはや、いずれの店頭も、まぁスゴイ事に・・・
なるほど「予算50億」の目標にも手が届くような勢いが見えます。
スゴイ事ですよ。
商材は、菓子類を全体に底上げする「商品企画」と「販促企画」を持つ側の圧勝になりそうです。
束の間の「幸福感」を如何に演出し見せ購買に結びつけるか!?
トキ、コト、モノ、の訴求と、現実に手に(体験)し、商材を求め、時間を過ごす。
(写真は、高島屋のWEBから)
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