嗚呼! 日産自動車は、510ブルーバードでサファリラリー制覇! ダットサン・フェアレディZ! スカイラインGT! シーマ! に溺れ、次の製品を拓けず沈む
「日産自動車」の経営陣は、プライドが高いですねぇ!
過去の「日産」を形成し続けた「ケイパビリティ(Capability)」は、消滅し「過去の栄光」に浸り続け見果てぬ夢を追い続け、
過去には素晴らしかったかも知れない「コアコンピタンス(Core Competencies)」を失くしている事を自覚できないようで、
誠に残念な事だと思います。
先ず、
「ケイパビリティ(Capability)」は、
営業力、生産力、マーケティング力など、企業が強みと認識する能力は多種多様です。
「企業全体の組織的な能力」は勿論、「組織が固有に持つ、他社より優位な強み」などです。
それを基盤に、
「コアコンピタンス(Core Competencies)」を強固に形成します。
文字どおり「コア(core)=中心・核」と「コンピタンス(competence)=能力」を表す言葉で、「競合他社には真似できない、
企業の中核となる能力」を指し示します。
より具体的には、
① 顧客に利益をもたらす能力
② 他社から模倣されにくい能力
③ 複数の商品や分野に応用できる能力
これらに象徴されます。
果たして、現在の「日産自動車」に、
また「日産」が産み出す「市販車」を、消費者がそれらを、どう見て、どう捉えているかが問題の焦点ではないですか?
嘗て、米国の自動車産業を「BIG3」の一角として率いた「クライスラー」は凋落し、
イタリアの「フィアット」に救済されました。
「日産」は、90年代に、それを笑って見逃したのじゃないですか?
それがために、
2000年代に入り経営が行き詰まり、様々な手を尽くし日本政府の救済策を受け、
やがてフランスの「ルノー公団」が支援する事になり、一連の「カルロス・ゴーン」騒動を経て、再び三度の経営危機じゃないですか?
果たして「日産自動車」の経営陣って、
自社の事業と従業員やステークホルダーを始め投資家に対する「責任」を、
どう考えてきたのでしょうか?
全く無責任であったとしか言いようがないでしょう。
今回の件も、
「日産自動車」がと言うよりも、市場の金融などのステークホルダーが示唆し打診し、
それを受け行政も含めた枠組みを前提とした流れでしょう・・・
外野の外野からの声です!
違いますか!?
どのように考えておられるのでしょうか!?
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