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2025年3月

2025/03/31

鉄道オタクは、鉄路が消えると聞けば、現地を訪ね大きく騒ぐが、経営的に維持できない事を考えない、地方鉄道は道路と同じ設備と考え経営努力するか

鉄道を巡る甲論乙駁について考える事:


日本の鉄道は、ごく一分の路線を除き、
民間の金持ちが出資し敷設した地域鉄道を主体にした大まかな「民営鉄道」だった。


それが国家的事由により、
徐々に官に統合され、やがて主要な鉄路が「官営鉄道」となり、
それに接続する「民営鉄道」も「官営」への統合を求め鉄道省が管轄する「官営鉄道」に。


鉄道以外に手段を持たない社会では、
鉄道は地域社会で絶対の存在として君臨した。


しかしながら「鉄道」を利用するにも、
市井の民は支線や本線の駅まで、多くは5~10キロ程度は徒歩であったともいう。


WWⅡの戦争と敗戦を経て、
国鉄「日本国有鉄道」へ統合整理され、全国一律の等距離等運賃が制度化され提供されたが、
結局はそれが「国鉄」破綻の基になった。


この全国一律平等主義が国鉄経営の足を引っ張った大きな原因と考えています。


嘗て、北海道で国鉄職員だった父親が、
国労と鉄労の引っ張り合いに疲れ、国鉄民営化の際に他社(道外)へ移動する事に応募し、
東京へ家族共々移り住み、従事した業務は「JR東日本」のサービス提供事業会社の食品供給だったと、
子供達を採用した時に聞くとはなしに聞かされ鮮明な記憶として残っている。


そこまで踏み切り、鉄道関連サービス事業と言えば良いのか、
それらの努力も重ねた上で「JR北海道」は既存路線の維持に苦闘している。


JR北海道やJR四国は、カネになる事は、積極的に事業化し、
人員を割り振り収益構造の改善に懸命な取り組みをしている。


しかしながら、
国鉄の時代は、例え付帯案件であっても鉄道以外の事業を直接に手がける事など許されず、
ローカルで赤字が出るのは仕方がないと傍観するだけで、収益構造の改善に取り組む気配すら許されなかった。


その「累積赤字」が、天文学的と言われるようになり、
結局は解体され再編され「全国地域6社と貨物1社」に解体された。


しかし、
ローカル鉄路の維持は経営的に難しく「廃止」が俎上に上ると、
その沿線では諦めの傍ら「怨嗟」へ・・・


「経済合理性」からしても鉄路維持が困難なら致し方なしかとも、
一方では、何が何でも残すべきとの主張が入り乱れ。
全国に拡がる鉄道ファンが、押しかけ押し寄せ大騒動になるのは約束どおり。


先ず、
残せと熱狂的に主張する鉄道ファンは、移住し鉄路の沿線地域に住み、
鉄道の経営に携わり毎日まいにち熱心に利用してみりゃヨイのじゃないか。


資本過重でランニングコストすら生み出せず、
経営面で行き詰まる事は目に見えている。


どうしても維持する必要があるなら「地域振興政策や戦略」の一貫として、
道路と同じく行政機関が基盤設備を所有し、その維持に当たり、
地域鉄道会社として設備を利活用する方法に挑戦し、
様々な方法で利用者を維持し増やし、経営に目処を得る事だろう。


あるいは画期的な革命的な手法で再生する試みもあってヨシだ。
(青函トンネル=標準軌との狭軌と併用する路線へ投資するとか)

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それで、経営が維持できればヨイのではないでしょうか?
実際には、それも検討した上での廃線決定ですから・・・

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2025/03/30

日本の社会は本当にモノゴトの道理を考えず、悪意ある捏造フェイクに飛びつき拡散する汚馬鹿なマンガ脳アニメ脳が急増中で、社会不安の原因になるか

「悪意」との稚拙で幼稚な争闘に負けてはナラぬ!


先ずは何よりも「消火」で、次が「鎮圧」でしょうが。

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日本人のマチバのモノ知り軽チャ〜は、
善良なのか呆けの塊か、面白がって流し撹乱を喜ぶガキじみた者どもの手に乗り煽られ、騒ぎたて批判し非難する。


今治と岡山で、ほぼ同じ頃に発生した山火事で、
" それは「レーザー兵器」による攻撃だ " と、自慢たらしく、然も現場で現認したかのように
「X」へ書き込み、拡散されハシャイでいるのは幼稚を通り越し、巣喰いようがない始末だった。

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先ずは「消火活動」による「鎮圧」で、
次が「現場調査」で「原因究明」と続き、必要な処罰を科すのが一連の流れだろう。


仮に工作員の仕業だとすれば、
延焼で逃げ場を喪う前に逃亡しているだろう。


SFアニメというかマンガの見過ぎで決定的に汚ツムが毀れている。\
本来は、社会の安全や公共の福祉を公正に維持するため「予防検束」すべき対象であろうと考えるゴミだ。
(それは現代の日本では「大政翼賛会」に連なる思想のため禁じられ)


まぁ、能登半島地震の時もそうだったが、
悪意とまでは言わないが、自己顕示欲の強い無責任な汚馬鹿が、
社会の安寧を著しく阻害し破壊し尽くす「内部騒擾」の罪は厳しく問い糺す事が相当では無かろうかと・・・


で、なければ日本も遠くない時期に、
US同様に「怒鳴る怒・花札博奕」と、その飼い犬「汚馬鹿・バンス」と、
金主の「悪論・マスク」と同様の汚ツムがコッケイドモにに牛耳られるディストピア・ニポンに堕しますよ!


(添付の写真は、NHK防災ニュースと共同通信の速報ですが/皆様お嫌い DEATH よね)

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2025/03/29

「アメリカ合衆国」は、相も変わらず手荒い西部劇のままですよねぇ~ 手違いで選んだ怒阿呆のトランプ2.0が繰り出す無知無原則には株価暴落で応じ

ウクライナへロシアの侵攻侵略を原因形成した第1の要因は、
30年に及ぶ米国のウクライナ取り込み工作でしょうが。


その結果、
プッチンはウクライナ再統合の機会を狙っていたワケで、
2014年に行動に出たワケで、その時に米国もEU(欧州連合)もNATOも何もしなかった事もあり、
2022年の大規模な侵攻を始めたワケですよ。


2014年は、
民主党のオバマが大統領で、2022年は民主党のバイデンが大統領で、
この点でトランプは「民主党の腰抜け共が・・・」という指摘は、
ある程度でも的を射ているワケですよ。


しかし、
いま、トランプが進めているウクライナとロシアの停戦交渉で米国が正面に出てロシアと交わしている事実は、
現実のウクライナ戦争が実際は米国(カネがなくなりはじめた)とロシア(もとより汚ジェジェのない)の戦争である事を明確に示しているのです。


そして、
その一方の親分が、何よりも相手のロシアのプッチンに傾倒しているのは、
固より大笑いで国際社会は「大笑い開眼」の連続でしょうが。

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米国との同盟などと言ってみた処で、
所詮は「この程度」なのですよ。


WWⅡでは、非戦闘員の頭上に焼夷弾を撒き散らし、
一晩で10万人を焼死させら「東京大空襲」も、無慈悲に核兵器を「広島」と「長崎」で炸裂させたのも
米国は共和党の大統領トルーマンだった。


トランプが勝負を焦り、
「悲惨な地獄が待っている」と言うのは、あながち間違いではなく、
現実の戦争を素早く終えるための「ブラフ」でもありながら、
実は「ケチ」なトランプならではの合理主義から発す肚の底ではないか。


その実現のためには、
民主主義のプロセスだとか、反対者の説得だとかではなく、
合衆国大統領の自らに「皇帝」のような独裁的決定権を必要とすると言い続け、
その点では、プッチンや、臭禁屁、金豚珍を羨ましく眺め、憧れすら持っているのだろう。


この時点で、既に合衆国大統領としての資格はないのだが。
世論などは工作次第でどうにでもなると考えているようで、
そこは「悪論・マスク」を使い強力な「煽り世論」を形成しようと狙っている(らしい)。


何よりも、トランプの不動産ビジネスは、
苦境に追い込まれた時、資金面でビジネスを支えたのは、
ロシアの資金」だったとの指摘もある。


アメリカ合衆国は明確に限界を見せ始め!


無知を恥じず、無原則などの批判はクソ食らえと、
怒鳴る怒・花札博奕」は、
意気軒昂に強気を演じ振る舞うが、そりゃぁ、同時にアメリカ合衆国の能力限界を示し余りあるワケで・・・


世界の自由貿易市場を屁理屈を積み重ね強要し続けたのは、
誰がナンと言おうが「アメリカ合衆国」なので、無原則なまでに押しつけ続けてきたのだ。

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その結果、
強要し押しつけた側の「アメリカ合衆国」が、それに呑まれたのだから大笑い開眼だ。
ヘッヘ! ザマァ見やがれ!


日本の政治は、
WWⅡの敗戦後80年を期し、
首相談話をと考えていたイシバカは、ようやく事の重大さに気づいたのか!?


もし、日本国の首相としてWWⅡの詫びを述べたいのなら、
先ず、真摯な態度で「日本国民」と「日本國の戦没者」に対し、心底から詫びるべきだろう。違うのか!?


あれほどまでに犠牲の多い無謀で無自覚な戦争を強いたが、
日本はWWⅡの敗戦後に、静かな貿易でアジアの地域で、
各国の発展や経済建設に、血を流す事なく大きく貢献してきた。


これらの一連の取り組みを以ち、
叛島の南北ムクゲ邑と図体だけが大きな木偶の坊を除く国々からは、一定の信頼を得ているではないか?
それで十分だと考えるが・・・


USは、政権を握る「怒鳴る怒・花札博奕」の一派が阿呆のキワミで。


そのキワメツケの怒阿呆ドモが、
次々に繰り出す無知なシロウトの戯れ政策(大統領令)に、市場をナメんなよと、

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NY証券取引所で715$を暴落させて応える。
日本円換算なら「107,250円」ほどの大暴落になるワケで。


単純で阿呆のキワミの乱暴な政策には、
実に手荒な西部劇で応えるという、USの金融市場を支えているのは、
世界各国からの投資資金で、その運用益で最も恩恵を受けているのは、
民間の資金(ファンド)ですが、米国社会の年金受給者である事を識れよと!


投資家は、怒阿呆の一派を糾すワケで。

(ヨォ、知らんけど)

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2025/03/28

中世から近世に「薩摩藩」の属国にされながら「琉球王国(尚氏)」は米作農民の畝数まで配下に調査記録させ農民を土地に牛馬のように縛り上げ国を築く

沖縄(ネイティブ)は、家族や一族の紐帯が熱く、
何よりも出身の地への入れ込みは更に強く熱いと思います。

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それは300年にわたり「琉球王国(尚一統)」が形成した統治のすさまじさの見事な結果でもあり、
初めて「沖縄の人」との話をした際に何よりも、その「熱さ」と「拘り」に驚きが先立ちました。
既に半世紀以上も前に遡りますが「強さ」や「熱さ」に「拘り」の大きさには、正直に舌を巻いた記憶があります。


極めて善良に捉えられ「文物」を含め、
熱く語られる「琉球王国」ですが、民への支配は「過酷」「熾烈」そのもので、
人も牛馬も同じ事、同じ扱いであったとしか言い様がなく。
民を直接に支配し差配するのは支配地(農作地)を纏め君臨する「組頭」であり、
年貢という租税の徴収と「水、民、牛馬」の管理監督をして直接に民を支配する仕組みです。


生産用地の畝は、
畦を隔て隣接する地とは、口も利かず言葉も交わさず、
狭い狭い用地の世界に縛り付けられ逃げ出しもできず、
米作かサトウキビ作りに励み、搾り上げ続けられる暮らし向きであったとされています。


この仕組みを維持し、
常に下級役人が暴力団の組下構成員のように徘徊させ、
強制支配を維持するために目を光らせたワケです。


更に上に、
地域全体の統治者として支配者の「親方(大名)」が君臨します。
「親方(大名)」は、琉球王国の統治者である国王に仕える者(支配階級として超越した貴族)であり、
カネと人手は、その必要に応じ、自らの支配地に従える下っ端や組頭に命じ「徴税」するのです。


このような濡れ手で粟の支配者であった「琉球王国」の貴族(親方)は、
廃藩置県に真っ向から反対姿勢を崩さず、不服従を繰り返し様々な抵抗を繰り広げました。


明治政府が琉球王国の年貢は過酷すぎるとして、
その大幅な減免を決定し通知した際にも、
「琉球王国」の支配者として被支配者としての民には報せずを貫いた事の記録(文書)もあるようです。


支配されるだけの民は、
米作なら「畝」の数を記録され、畝数に応じた年貢(租税)収納が決められ、
必要な時にはそれに応じ年貢(課税)を増やすのが習わしであったとの記録もあります。


一度でも上がった年貢(租税)は、
下がる事などなく「琉球王国」に収められる事も、薩摩藩へ献納される事もないまま、
支配層としての「親方(大名)」の収入になったのです。


例を上げれば「子の結婚」に際し、
資金が必要になれば、支配地の組頭に命じ「徴税」するのですから驚きで、
そして不平で反乱が起きるのを抑えるには組下の下っ端を動員し鎮圧したといいます。


これって、現代に置き換えるなら
「プッチンのロシア」そのもので、収入が足りなくなれば、配下に命じ武力で支配地を増やすのです。
それに必要な「兵隊」は、組下に従える下級役人に命じ、高額を手にする事ができると嘯き徴兵するのと似通っています。


中世の王国支配の体制とは言え、
その非人間性は言うに及ばずで、
支配構造も「琉球王国」は「帝政ロシア」や「プッチンのロシア」と同じ構図ですよ。
(つまり「封建貴族」による「武力支配」の社会構造そのもの)


尚かつ「怒鳴る怒・花札博奕」は、
その支配体制に憧れ、それを自らも実現しようと躍起になっている処が「道化」そのものじゃないかと。


その手段による「情報支配」の形成は「悪論・マスク」に依拠し、
カネの工面では面倒を看て貰った事もあり、実際は「悪論・マスク」に牛耳られ、
偉大な田舎者の「汚馬鹿・バンス」の尻を叩き「大統領令」を連発しハシャイでいるのだろうが、
この三悪を抹殺除去しなkれえば暗黒が待つだけだろうと指摘したいワケです。


本論の「琉球王国」は明治の近代化政策を受け、
廃藩置県の過程で解体され、沖縄の民は過酷な支配から解き放たれたワケですが、
その約80年を経た後に、全県民の4人に1人が犠牲になり、
続いて米軍に統治支配される悪夢が覆いかかり、今もその軛を引きずっていまます。


しかし沖縄では「琉球王国」への憧憬は著しいモノがあり、
どれだけ圧政を強いられていたかも捨象し、いまや沖縄を象徴する「紐帯」の証としての讃えようには、
皮肉な見方をする側には大きな「違和感」があります。


人の歴史観や、人の文明観などは、
状況と環境次第で、大きく変遷し見方などは一気に書き換えられてしまうのです。


それはロシアがレーニンの革命後も、
時間の経過と共に、貴族社会の統治システムを追認し追従しつつ、
人を入れ替え強力な監視統治体制として残し維持したように。


あるいはまたサンクトペテルスブルグの「エルミタージュ美術館」を大切に誇るように。
沖縄の民にとり、圧政にも関わらず「琉球王国」の象徴としての「首里城」と数々の文物は違和感のない象徴なのでしょう。

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2025/03/27

沖縄を戦場にした「沖縄戦」は3月23日の米軍艦載機による機銃爆撃で始まり、26日には座間味島へ上陸、4月1日に本島上陸で火蓋が切られ80年経過

1945年3月23日~24日、沖縄の離島「慶良間諸島」へ米軍が艦載機で機銃爆撃を始めた日です。


26日には、上陸戦が始まり本島での作戦を後方から支援する前線兵站基地になりました。


4月1日には沖縄本島への上陸作戦が始まり、
結果的に第32軍は読谷村の「沖縄北飛行場」嘉手納村の「沖縄中飛行場」を放棄し、
首里城の地下に造営した司令部へ移り頑強な徹底抗戦を非戦闘員にも強いた。


それにより、
沖縄県民は、4人に1人が戦死。全体では軍民合わせ20万人弱の犠牲者を生んだ。


この事実は、いま猶、払拭できぬまま底流に流れ、容易に解決できない問題の根をなしている。

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(添付の写真は、沖縄タイムスのサイトからDL)


沖縄では、米軍が、80年前の3月26日に「座間味島」へ上陸し、
日本軍の守備隊は呆気なく崩壊し占領されました。


その過程で、稚拙な日本軍の守備隊は島民に対し、
「虜囚の辱めを受ける事なく自決せよ」と求め、非戦闘員の島民に
「集団自決」を強制し、従わない者へは制裁殺害を加えたと記録され、
根深い「日本軍不信」「軍事不信」に繋がっています。


慶良間諸島の座間味島だけに止まらず、
沖縄本島の戦いでも「第32軍」は殆ど戦闘能力がないにも関わらず、
防空壕や待避壕に充てた「ガマ」から住民を追い出し、なけなしの食糧を奪い、あるいは不服従者を殺害し、
敗走に次ぐ敗走を重ね6月23日に南部の摩文仁まで追い詰められ、
3ヶ月にわたる敗走戦の末に喜屋武岬で果てたのです。


その後、
27年にわたる米軍統治、日本への施政権返還という主権を回復してからの53年、
強制収容された土地は戻らず、日米地位協定も根源は変わらず米軍は統治者であり続け、
事故や犯罪は減らず周辺機器は高まり続け、WWⅡの戦後80年と言われても、
苦しみと混迷だけを押しつけられ続けているとの不満は根強く。


観光振興で年間1400万人を遙かに超える観光客が、
国の内外から押し寄せながら、単純労働の雇用に因る「労働所得」以外の膨大な利益の大半は、
本土から投資した資本、あるいは海外から投資した資本が持ち去り、
沖縄には実質的に何も残らない「植民地」状態が続いている事も、
踏み付けられたままだとの怨嗟に近い感情が色濃くあります。


「現実に迫る脅威」と「筆舌に尽くしがたい過去の強制体験」に
加え、「自らの立ち位置を自らが設計できない不自由」を、
軍事論や戦略論を語る前に、共に苦悩し解決へ苦闘する事が必要不可欠だろうと、
毎回の訪問時に感じ続けています。


その根底には意識しないまま、構造的差別が色濃く刷り込まれています。
(その意識が、抜き去り難い沖縄との「鋭角的な対立」を招くのです)


口先の勇ましさより、
沖縄を覆う「苦しみ」を解くには、
日日の幸を共にする(できる)事「抜苦与楽」が最重要なのだろうと。


それだけ、明治開国と共に急いだ「日本の近代化」が、
「人を軽視した」極めて「安価な命の代物」であった事かと・・・
「戦争兵士の思想」「社会経済の思想」を振り返る事なく騙る事は、


あらゆる戦争犠牲者に対し、
また現代でも引きずらされている人に対する冒涜ではないかと深く考えるのです。

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中公新書の書籍を添付し、ご紹介に代えます。

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2025/03/26

叛島塵が自らの汚ジェジェ稼ぎにデッチ上げた最も胡散臭い「統一教会」 悪行の限りを尽くし「詐欺」紛いの汚ジェジェ強制掻き集めに解散命令を下し

統一教会へ解散命令!


まぁ、何も驚くに値しない!


基本的に社会の求めであり、国の意志でもあるワケだから。


「直ちに解散!」と言わず、持って廻った方法で認可に関与した政治家や官僚の責任を求めず、
曖昧にするための通過儀礼を行っただけだから。


名を変えようが、一貫して責任を追及すべきは当然だろう。
よくまぁ、ここまで約70年近く保ったモノだ。


最近、若い馬鹿信者ドモが、街頭に繰り出し傍迷惑な広報活動を繰り広げているが、押し並べてそのツラには感情の表情がない。


そりゃぁ、これまで、いざという時には「国際勝共連合」を、先頭に立て「暴れるゾ」と威迫もする一方で、
普段の社会福祉活動では、「世界を平和に!」との謳い文句でショボイ木杭を各地に立て植樹したりで袖を引いてきたのだから・・・


オウムとは異なるだろうが、
胡散臭さは然して変わらぬ狂気の世界だと眺めている。


この手の汚臭狂に引っかかる者は、普通に考える事ができないのだ。
「心が弱く汚ツムも弱いから絡まれ、根刮ぎ巻き上げられる!」
「心の弱い汚ツムの弱い者に絡み勧誘し、根刮ぎ巻き上げ続け」


叛島塵の「南ムクゲ邑」には、ロクなのがいない。それだけは一貫している。


引用開始→ 東京地裁、旧統一教会に解散命令 民法上の不法行為で初―「類例なき膨大な被害」・教団は即時抗告方針
(時事通信 社会部2025年03月25日 21時57分配信)

 世界平和統一家庭連合(旧統一教会)を巡る解散命令請求について、東京地裁(鈴木謙也裁判長)は25日、文部科学省の主張を認め、解散を命じる決定をした。教団信者による不当な献金勧誘行為などについて「類例のない膨大な規模の被害を生じさせた」と指摘。法令違反を理由とした解散命令は3例目で、幹部らが刑事責任を問われたオウム真理教などとは異なり、民法上の不法行為を根拠とした初のケースとなった。

 旧統一教会は、決定を不服として東京高裁に即時抗告する方針。高裁で判断が維持されると命令の効力が発生し、教団は宗教法人格を失う。宗教活動を続けることは可能だが、礼拝施設などの財産を処分しなければならないほか、税制上の優遇措置を受けられなくなる。

 宗教法人法は、法令に違反して著しく公共の福祉を害すると明らかに認められる場合などには、裁判所が解散を命令できると定めている。

 鈴木裁判長は、教団側への過料を巡る最高裁決定を引用し、民法上の不法行為が解散要件の「法令違反」に該当するとした。その上で、「教団信者による不法行為に当たる献金勧誘などは、約40年の長期間にわたり全国的に行われた」と指摘し、被害規模は1559人、計約204億円に上ると認定した。

 教団は2009年に法令順守を強化する「コンプライアンス宣言」を出したが、その後も不法行為は続き、看過できない被害が生じていると判断。献金勧誘などの手法は悪質で、深刻な影響を長期間受けた人が相当数いることから、「著しく公共の福祉を害すると明らかに認められる」とした。

 さらに、献金勧誘などが教理の実践となったり、献金が宗教法人格を利用した税制上の優遇措置を受けていたりすることから、「法人格を与えたままにするのは極めて不適切で、解散が必要だ」と結論付けた。

 教団を巡っては、22年7月の安倍晋三元首相銃撃事件で、母親が信者だった山上徹也被告(44)=殺人罪などで起訴=が教団への恨みが動機だと供述。高額献金などが改めて社会問題化し、自民党を中心に政治家との関係も明るみに出た。

 文科省は23年10月に解散命令を請求した。地裁は非公開の審問を4回開き、現役信者や元信者を証人尋問するなどして審理を進めていた。←引用終わり

「統一教会」への解散命令” を報じる産経新聞の一面を記録しておきます。

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ナンで、この種の社会悪へ対するにも時間を浪費し喰わし続ける手続きが要るのか?
真に、奇っ怪で不思議な国「ニポン」で汚増すとしか言い様がない。


即時抗告すると言い、また3年ほどの歳月を無駄にするワケで・・・
高裁でも同様の判決をが出ても「最高裁」まで上告するワケで、
3審制度は良くできた制度ですが、明らかで切迫する社会悪に対しても、
それでは話にならないと普通の感性や皮膚感覚を持つ者には、些か歪んだ異常な制度にしか見えないのですが。


「アナタ、本当に歪んでますよ!」と指弾されても、
社会全体が「個々の責任逃れをする通過儀礼」にしか思えないのです。

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2025/03/25

パラノイア合衆国の第47代大統領「怒鳴る怒・花札博奕」は、欲得計算だけは汚ツムが廻るようで軍備に廻すカネの無さを知り、効率追求と相手負増を

「トランプ2.0」は、
老いたるパラノイア特有の肥大化された被害妄想から始まり、
事の前後(善後)を考えず、その場の思いつきを口にし、それを煽り立て「賛同者」を集め、
その中から「老成パラノイア」であろうと「トランプ」を固く支持する「パラノイア同志」というか軍団を形成し、
共和党を乗っ取り大統領選挙を勝ち抜きました。

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単なる老いたヒステリーは、若いエネルギーを強く組織した事で、
単なる「社会の不平不満層」に止まらず、社会経済をリードする層へも触手を伸ばし、
同意を集め巨大な資金を集め得た事で揺るぎない勢力となりました。


これまでは単なる「老成パラノイア」の「老成ヒステリー」の戯言が米国大統領に就いた事で、
米国内だけに止まらず国際社会を脅迫する展望なき実態になろうとしています。


普通は、
「トランプ・ドクトリン」とするのでしょうが、
老成パラノイアが繰り出す、その時その場の思いつきに対し、
周辺を固める無能の極地「ゴマスリ・バンス」のような大馬鹿汚馬鹿により、
実現に向け「連邦政府の機関(優れた官僚ども)」が動員され、
「悪論・マスク」の強制もあり、実現に向け政策検討をするのですから手に負えない事情を抱えています。


実際のトランプは臆病な腰抜けで、
クチ先では「好戦主義」に見えますが、
その実はケチな腰抜けの安物で勇ましいのはクチ先だけの疑いは消えません。
その点では叛島北の「ムクゲ邑」の金豚珍と同じ種類の小汚い汚男と同じでしょう。


そんなこんなで、
「老成パラノイア」が発し続ける「老成ヒステリー」大作戦を、
トランプ毒徒凜』と、名付けておきます。


日本は、米国の指示に追従するだけでは、
実際には「忠犬ポチ」を、80年前のWWⅡ敗戦後、
主権を回復した後も75年間も渡り忠実に演じ続けています。


とりわけ、1960年の「安全保障条約」を機に、
65年にわたり自国の防衛主権を放棄し、米国の歴代政権に強制されるまま、
何も考えず「防衛主権」を放棄し平然と、実態は「傭兵(政策)」を、無自覚にも続けてきたのです。


そこへ、
パラノイアの無知なトランプが現れ、
「こんな事はオカシイと言い、全く不平等だ」と主張しているのです。


汚馬鹿な「憲法9条」亡者ドモに言いますが、
日本は、戦後80年にわたり「平和憲法(9条)」を守り抜いたから、
一貫して「平和」であったと、事実を観ない主張など屁でもないのです。


日本の平和を建前で護り保障し続けたのは、
日本を手放したくなかった「米国」が「日米安全保障条約」を基に、
圧倒的な軍事力で日本に合法的に駐留し続け、西太平洋地域への広汎な戦略展開を行ってきたからであり、
「日本国憲法第9条」などは寝言を言わせただけに過ぎません。


既に、
米国の国防予算が連邦政府内で収まりが効かなくなり始め(明らかされ)たのは、
中東やアフガンで足を引っ張られ重荷になったのは、明らかに2010年頃で、
2015年8月にバラク・オバマは44代合衆国大統領として
もはや、アメリカ合衆国は、世界の警察官ではない」と演説したのです。


これを機に、
中獄は一気に珍眠怪呆群の超近代化へ軍事費を注ぎ込み、その戦力向上に邁進しています。


米国の世界展開の限界が明らかになり始めてから15年。
大統領がトランプでなくても、既に工業生産力を喪った米国は軍事費の賄える限界を超えているのです。


日本は、
1960年から一貫して在留米軍を基軸とした「主権や自主性のない防衛体制」を寝ぼけたまま推進してきました。


ミギの大スターだったアホシンドなどは、
いよいよ米国依存を強め深めてきましたが、既に15年前に転換点に立たされているのです。


憲法擁護の護憲勢力は「憲法9条」を守れと絶叫しますが、
その看板で国や国民を護れると考えているなら、
救いようのない本物の馬鹿で「あかはてな」でしかありません。


故に「タチミン」は支持が拡がらず、
同根の「チャビン(社民)」に、代々木の「コミー」も、
浮世離れした夢見では70%から見棄てられるのです。


「主権国家」としての「自主外交」と「自主防衛」を自覚し、
芯から目覚めゴミを捨て去り政治体制を整え、主権国家を構築する時だともいえます。

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2025/03/24

新しく見える「ビジネス」を企案し形成するには、アイデアを見える形にシュミレートし、形を整え事業化の可能性を検討し、賛同者参画者を集め着手開業へ

「智恵の協働・創出」を前提にコンサルティングに懸かる基本の取り組みを、
時宜に応じ助言的に掲げますが、
それをコピーしても「その方の智恵・知識」の基本ノウハウにはなりません。


それぞれのクライアント経営陣の人的能力や限界は現実の経営体質として色濃く反映され、
助言者を含めた側がそれを超え克服させる事などは殆ど無理です。


ビジネスとして事業化し、モノを成し形にするには!?
物事をアイデア(暗黙知)やイメージ(暗黙知)から、実際に形(形式知)を成し、
ビジネスモデルを成立させ実体化する上での、組み立の途をオマケを記述しておきます。
(掲出の図示は、いずれもWEB上での拾いものです)


全ての事業は、
最初に、大きな夢見(あればヨイなぁ)というか、夢想(暗黙知)が出発点です。

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その「夢想」を単に「幻想」で終わらせないためには、
理解し協力してくれる(であろう)他者への、呼びかけや働きかけで「形式知化」が必要です。


先ずは、
アイデア(暗黙知)や夢見の幻想(暗黙知)を、画(具象でも、抽象でも)にする事(形式知化)ができるかどうかです。


それを提示し、意見を交わし、弱点を補強する修正するなどで、
より実現可能な一定の見通しを保つシナリオ(形式知)を形成します。
協力を得られそうな相手先に、概略の(暗黙知と形式知による)提案を行い賛否を探ります。
(これが大切な事で、これを欠くと先はありません)


本当に理解がある相手なら、弱体な点などを指摘してくれます。
大凡、現実の市場や近未来の市場を、ザックリ捉えている事業(担当)者なら、
よほど突飛なモノ(形式知)やアイデア(暗黙知)でない限り、
トライアルに向けた話として雑談でも意見交換は有力です。


それらの指摘を整理し篩いにかけ、
ベクトルを推進(前進)方向へ集約し、その過程で必要不可欠な協力を組み入れ仲間にする事で、
タネのアイデアや提供時のイメージ(事業全体のコンセプト)を具体的に固め、
推進のチームとしての「コア(核)」を形成し固めます。
更に、協力者や参画者を拡げ強化に向け、ウィングを大きくし賛同者を募ります。
(この段階で「コア(核)」が揺らぐと頓挫します)


例え堂々巡りでも、
辛抱強く「コンセプト」を護り抜き、
推進力のある「コアコンピタンス(他者が真似できない核)」を固め形成するわけです。
(この段階が、最も厳しく辛い時期です)


この時期を乗り越えると、
スポンサーが現れ、一気に華が開く時期を迎えますが、スポンサーを一社に握られると、
事業は一気に終焉に向かいますから、20%を超えないキースポンサーを軸に幅広い支持を得るのですが、
何よりも理解力のある同志的なスポンサードを15社~20社で形成構築する事が重要です。


あらゆる批判や非難また妨害に立ち向い、
組織として実現する「ケイパビリティ(事業推進力/実現力)」が必要で、この形成に成否が懸かります。
新しい挑戦に対し、幾つもの批判はあります。
(乗り越える上で、それらを甘受する事が大切です)


小さなスケールはそれなりに、
大きなスケールは組織的に批判や非難や反対圧力が公然と生じます。
それに耐え、組織的に撥ね返すまでの「コアコンピタンス(他者が真似できない核)」が固められているなら、
当初のアイデアやイメージは必ず実現できます。


ここで指摘している新規事業開発への途筋は、
ご自身が、単なる「使い走りの便利屋」を認識しないまま、
ご自身をコンサルタントだと誤解されている方にも、多少は役立つかも知れませんが、
形成し確立すべき事業としてのテーマからは、かなり逸脱しているのではないかと。


コトのサービスを提供する「新しいビジネス」が、GGO(グラングリーン大阪)で、
3/21から真価を問われる事に。(ホントにどう転ぶか)

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持ち上げられ「鼻高ピー」になるか?
(リトマス試験紙は、ほどほどの酸性だった!)
それとも小馬鹿にされ「鼻柱をへし折られる」か?
実に「見物」ではありますよねぇ!

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★特に注目施設とその重層化と高度化で、新しい水準と顧客を創出し。

① 斬新とは言えぬまでも、様々な提供サービスのテーマを集積し、
  コーチング(サービス)を含めた総合業務を編集し形成するアイデア(の提供)があり、
  必要な(実務)シュミュレーションを加え、(事業化に向けた)入念なフィジビリティスタディーを経た上で組み立てられたであろう案件。

② 先ずは、(投資業務として)資本参加を。
  次に、事業展開地の検討提供と賃貸基本契約(不動産事業)を固め、
  更にハードの設計施工を進める(コンサルティング業務)、加えて仕様設備のリーシング(リース事業)、
  固めた上で、基本サービスの運営を業務委託する事業者の決定。
 
③ これら一連の構図を実現するため「行政上の許認可」を獲得すると共に、
  智恵で一定の地域独占を獲得形成する。

④ 事業機会+雇用機会を創出し地域経済への貢献を打ち立て、
  事業を開始すると「集客貢献(利用者の獲得集積)を積み重ね、
  地域経済と幅広い事業税や勤労収入(による納税機会増)などを提供へ。

⑤ 第2次産業としての工業生産(工業製造)とは異なる、
  第3次産業(特にサービス提供分野の高度化・重層化)を創出し、
  他にはない唯一無二の事業として提供する。

以上、基本的な狙いを「BIZ構造」と共に提供しておきます。


外観だけを見て、批評と評論は自由ですが、木を見て森を見ずでは、
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そこのアナタ閃いてますか!?

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2025/03/23

日本というか東京都を軸に首都圏の行政も棲む人も「冨士山 大爆発」に対する備えはできているのか? 政府を率いる内閣は「防災庁」を設けるといい

東京を始め首都圏は、
全体に「自然災害」に対しても、「戦乱」に対しても、実に無警戒で安穏とし、
日々の穏やかな暮らしが続き、尚かつ維持されるとでも考えるのか「備えず」に、
もぉ現在の「能天気」さには呆れ返るばかりで「へぇ~!?」としか思わないですねぇ。


例えば、
1985年頃に「冨士山」が、大爆発すると言った人物があり、
日本国内は百花迷走となりました。
しかし、「冨士山」は爆発せず、代わって「伊豆大島(三原山)」が爆発しました。

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また、三宅島も爆発し噴煙を高層域まで撒きました。
その後に、「西之島」が海底から大爆発を繰り返し、
遂には太平洋上で立派な「火山島」となり「西之島」と名付けられました。


これらの大爆発は、全て「冨士山」に連なる火山帯の活火山なのです。
代わって横から大爆発したと考えるべきです。
「西之島」は海底凡そ6000mから立ち上がってきた島です。
それだけの「溶岩」や「噴煙」を恐ろしいまで出したワケです。


「冨士山」(大爆発)について、
国も東京都も、首都圏の一都三県も、何も考えず次々に都市再開発の投資を無造作に推進し、
全国各地から人口を集積し、足りぬ分を外国から寄せ集め、「世界都市」だと、
実に多様で複雑奇怪な階層社会を造り出し、事が生じ都市機能を喪うと治安も保たれず、都市としての機能を喪い、
統治を回復させるまで、一気に「不安定な大都市」へ転げ落ちる事だろうと考えてしまいます。


生活地域内で孤独を喜ぶ徹底した個人主義の暮らしぶりは、各人が得る情報も個々で統制というか正確さを欠くであろうし、
意図的な流言飛語は飛び交うだろうし、備蓄もないため物流が停まると「喰いモノ」が枯渇する事で、奪い合いが生じるのは防ぎようもない。


最初の2~3日は、生き延びた人は精神的に「ハイ」状態で、辛抱し合うだろうが、「腹が減っては戦もできぬ」が否応なく襲いかかる。


避難所は、想定のキャパシティ以上が押し寄せ、それへの対処(維持や整理=配分を含む)は殺人的な状態に陥るだろう。


生存する人は、出身の郷里を目指すかもしれない。
しかし、冨士山の爆発なら、西へは陸路での道はなく動けない。

通信は電源枯渇で端末も基幹機器も動作不能で役に立たない。
2~3週間。自らの生命を繋ぎ、家族の生命を繋いだとして、喪った資産や業務を如何に回復し、
生活の糧としての収入を得る事ができるのか?


首都圏で、少なくとも2000万人は、余剰になるのではないか?
それを、ローカルの他地域で引き受けよと言っても、それは無理な話でしかない。


防災庁だ、防災省だ、などと威勢のヨイ事だけは一丁前だが、
実際に、冨士山が大爆発した場合の避難も救援も復旧も、
机上の空論すらないのではと冷ややかに眺めている。


東京への過度な一極集中が、現在の日本国を創り上げたが、
それは余りにも無防備で無原則で無責任が産み出した「能天気な幻想都市」かも知れないと、
思わず疑わず考えもしない人は実に倖せな人である事か。


そこまでして東京というか首都圏に仕事を求め、
僅かな給与という餌で釣り上げられ、縛り上げられ身ぐるみ剥がれ、
奴隷契約を呑まされ不満はあっても口にせず、自宅や個人の世界で社会的不平不満を吐露するSNSに救いを求めて暮らす。


そこまでの「不健康」を甘受しても、
冨士山が大爆発すりゃ一瞬にして、何の準備もなく全てが崩壊するワケだ。


「阪神淡路大震災」から30年を経て、
この間の経験を基に「防災減災耐災のNPO」を立ち上げ、
各自治体と協同し「自然の地殻災害」に対する対処対応を追求してきました。


最も熱心なのは「静岡県」で、次が「東京都」ではありますが、その東京都でも、
「冨士山」大噴火への対処方針は弱体ではなかろうかと経験的に思量します。


その基本は「予想が付かない」と、されるためで・・・
しかし、シュミュレーションとしては、フィリピンでピナツボの爆発が精緻に
記録されていますので、それを一つの仮定形に用いると最低限の事は予想できるのではないかと・・・


その上で「避難」と「生き延びる事」を丁寧に想定し抑える事が重要です。
しかも、仮に「避難想定」でも「朝の通勤時間帯」「昼間のオフィスタイム」加えて
「夕刻の退勤時間帯」また「夜半の居住時間帯」あるいは「休日の外出先での遭遇」。
それは「都心の集客地」と「郊外の行楽地」では、全く対処対応が異なります。


公として、
これへのシュミュレーションを行い必要なアナウンスメントを的確に適正に出し誘導できるか?
それを受け、民は自らや家族を護る行動が採れるか?
そこが最大の問題なのでして、殆どの公も民も見えておらず、大きな懸念があり。


「食糧備蓄」は重要課題ですが、最重要事項は「避難、収容、救援、救助」なのです。
その上で、食と生命のロジスティックではありませんか?
常に、そのように捉え、課題として提起し、公も民も自覚と自衛を指摘しておきます。


考える時ではないのですか?

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2025/03/22

何事も一定の造詣を保つ「スピリチュアル」な人が、実は単なる体面を気にする「軽チャ~」で、バカバカしい単なる自慢垂れの「知ったバカぶり」だと知る

優れた人だと眺め観ていた人が、
徐々に本当の姿を現しているのか、何か実は「つまらない人」で膨らませた姿だけを見せていたのかと、
どこか残念な気分に包まれています。

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他者の表向きに欺されないように引き締めてはいるのですが、
たまに顔を合わせる程度の人は、その時々に巧く演出されると直接的な「実害」や「損失」さえなければと、
何か「フワッと」した状態で容認し近づけてしまうモノです。


その後も、
頻繁に出会うワケでもなく、
そのような距離感を保ち続けていましたが、
適当に利用されているらしい事を知らされ、
極めて残念な気分です。


(直接的な被害はありませんが、一定の使い勝手がヨイのでしょうね)


過度に「スピリチュアル」な人には、
やはり相応の警戒が必要ですね。


ご自身を深めようとしておられるのでしょうが、
どこか「軽チャ~」な空気を漂わせ、表面の「形」を大切にされるようで、
それにスッカリ欺されてしまうのですね。


たまの出会いに様々なテーマで雑談を交わすと、
徐々に輪郭が現れますから、ナルホドと理解し警戒しつつも本音を示し与えず「表面上の姿勢」を悟られぬよう注意し、
踏み込みを警戒する事にします。


薄っぺらい「軽チャ~」は、
その人の誇り高い人生の価値観でしょうから、
形成し築き上げた固有の「雑念」は変わらないでしょうし。


「いつも、ありがとうございます」の感謝を忘れず、
スピリチュアルな方だけに「触らぬ神に祟りなし」と、いう事で!?

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2025/03/21

狭い世界で花札博奕の胴元だと夢想し自慢する哀れな老いぼれ「怒鳴る怒・花札博奕」を、狡猾な「裏地見る・プッチン」は拈り技で、徹底的に浴びせ倒す

大相撲に例えるなら、
西方の「裏地見る・プッチン」は、
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立ち会い直ちに東方の「怒鳴る怒・花札博奕」をかち上げ体勢を崩し、
焦る「怒鳴る怒」に喉輪も噛まし反撃(反論)の機会を封じ万全の体制を組み、
隙も与えず「プッチン」が一方的に押し続け「怒鳴る怒」を浴びせ倒し、
余裕の表情で勝ち鬨を上げた。


2022年に侵攻を始めた頃に立ち戻り、全体を俯瞰する必要がある。
「ウクライナの土地と民は、全てロシアの専有物である」との考え方が、ロシアに染みついた基本だから、
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特に、ウクライナの東部(ロシアの西部)にある、ドンバス地域への侵攻と占領は当たり前と考えるのと同時に、
ベラルーシ(白ロシア)からもキーウの短気間に制圧し、ウクライナのメンツを潰し息の根を止めようと侵攻した。


ウクライナ侵攻が始まった3年前に短投稿しましたが、
USも、国連も、第3世界も、ロシアや中国に対する認識が、
根本的に間違っている。


しかしながら、その稚拙な戦略はウクライナ軍の頑強な抵抗に遭い頓挫し、
キーウへの進軍は、僅かな期間に暴虐の限りを尽くし、反撃されないベラルーシ側へ逃げ帰った。


「一列縦隊」の侵攻作戦は、先頭の指揮官を潰されると指揮権が通用しなくなる。
日露戦争でもロシアは、バルチック艦隊は日本海海戦で日本の連合艦隊に集中砲撃を浴び滅び去っている。


これが真実であり、現実の姿だ。
(怒鳴る怒も、呆気であり、阿呆の権化を見せている)


ロシア軍の基本戦法も、戦争展開も分析せず、
自らが「ボス交」し握り合えば「戦争は収まる」と単純に考える怒鳴る怒は、
本質的に汚馬鹿怒阿呆シロオト思考の典型だ。


既に、苦しくても3年を越える戦いを負けずに維持する「プッチン」は、
余裕があり条件的に退く必要などないため歯牙にもかけずだ。


財政的に余裕のないUSの足下を完全に見抜いている。
(まぁ、手合わせは怒鳴る怒の完敗だった)

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2025/03/20

SNSは、硬軟両様で危険であり、有用でもあり、要は使い手の意図や能力に依る処が大きく、その影響を受け汚ツムの悪い人々が欺され終わるだけです

今週の「文春砲」に「新潮波」です。

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両誌いずれもトップは「ケチなイシバカの商品券10万円配布」で、
まぁ、現下の国内、国際情勢を鑑みるチカラを備えりゃ・・・!?


次は、
汚騒がせの冷血「斎藤元彦」で、ハッシーこと橋下徹は「辞任せよ」「辞職せよ」の連日攻撃で、ハッシーの人物評とは、ほぼ一致です。


維新の軽はずみが、
この事態を招いたかとも思い考える処で、気分的には、やや!?


真実の友達がいない(と思われる)斎藤本人の資質が大きいワケで、
そこに騒ぎが大好きな「維新の汚調子者(岸口実ら)が、無原則のヤタケタともいえる立花孝志を引き寄せ一体化した事が最大の問題なので、
「その罪、万死に値する」と明確に指摘したい。


11月の恥事選挙で、
然したる理由もなくSNSを参考に、自らは正しい選択で投票したと豪語して汚留「ゴミ駄目」らを糾弾する!
オマィらは、単にクチ先で煽ら(アホら)れ、走り使いされているだけじゃないかバカ野郎!


SNSは、
選挙戦略で欠かす事のできない戦術道具で、広報作戦を細かく展開する上で、
日々刻々の修正や戦線転換で、展開と組織化を巧妙に得る道具に過ぎぬのだ。


それには、
オマィらのようなクチ先だけのゴミ駄目も有用な竹槍程度には使えるに過ぎんのだ。
ハッシーは、2007年の最初に登場した時から、一貫してその使い分けを成した数少ない人物ゆえ、
長所も短所も十分に分かった上での所見に基づき、斎藤元彦の馬鹿さ加減と、無責任に怒り、身を退けと言っているのだ!


WEDGEは、
民主主義社会を冒す「SNS」について「批判と警鐘」です。

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「SNS」を選挙戦と、その後の行政展開に用い、
明確な「戦略」の下に「戦術」として位置づけ、日々刻々の「作戦」に効果的な応用で、目的の狙いどおり一定の成果を集め得たのは、
「維新」の創業者ともいえる「橋下 徹」です。


その効果の大きさを眺め観て、
幾つかの政治屋が然したる考えもなく、自らは「SNS」を使い発信する先進的な政治屋だとのアピールをしたのです。典型の大笑いは「河野太郎」などの目立ち屋でした。


それに触発された周辺や外周の「政治屋モドキ」やら「汚調子モノ」が自己顕示欲から雪崩を打つように参入し、ゲェノォ~下位で相手にされないゴミが、怨嗟から人気者を喰おうと「微細・極小ネタ」を発信し、社会の中下層~底辺層の耳目を集め、ヒマなヤツラを相手に返事を返す事で、双方向性に道を拓き「怨嗟の不満を吐露する道具」に成り果てました。


すると、
その「社会的怨嗟」をテメェ~の「票」にしようという輩が表れ、遂に「SNS」は過激で無責任な「言論テロ」の場となり、ある事ない事の「テロ爆言」を投げ合う戦場と化し堕落しながらも「社会的怨嗟を吐露する道具」として踏みとどまりました。


そこへ米国では「トランプ」という、
今世紀でも一世一代の大道化塵」が現れ、自己正当化を図るため「SNS(=言論表現)の自由」を主張して止みませんので、世界は重大な危機に立たされようとしています。


かつて、「ライブドア」での言論空間を創出した「堀江貴文」は、
「SNS」は、アホとヒマジンの時間潰しの道具に堕したと看破した事で、物議を醸しましたが、現状は矜持を保たない塵の大量出現もあり更に悪化しています。


日本の政治状況を第一段階の極限で、
混乱と悪化を招いた要素としては、東京都知事選挙での石丸伸二による戦略構築と効果的な戦術利用による作戦展開が功を奏した大量得票で、そこへ爪を磨き続けたゴミ駄目を狙う立花孝志が、危機的状況を切り拓いているというべきではないかと。

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2025/03/19

ロシアにとりウクライナは属領としての支配地域で、ウクライナが保つ科学技術や生産力を奪い取る事だけが目的であり、ドイツに対しても同じ考えだろう

大相撲で本場所の取り組みに例えると、
呼び出しが
西方「裏地見る・プッチン」を告げ、
東方「怒鳴る怒・花札博奕」と告げる。


互いに欲深い本音を隠し、電話でウクライナ停戦を話し合うそうで、
その行方を巡って世界の耳目を集めまますが、成立するワケなどなかろうよ。


いずれも自らが「世界の覇王」であり皇帝だと考えるワケで、
他者の存在など目に入らず邪魔をするなら、
徹底的に拈り潰せばヨイと考える処は共通しています。


さてさて、
ロシア(ソ連邦)を考える時に、
いつも「ジョージ・オーウェル」が示した揶揄作品を引くワケですが、
その前提として「ロシア」の統治本質を考えず、触れずにアレコレ言っても始まらないと考えています。


国家として民を統治するには、
統治に従わせるための「暴力装置」が必要で、
ロシアの「プッチン独裁」でも、その原則(基本の思考)が変わる事はありません。


つまり、都市域では「強大な警察権力」が睨みを利かせ、
軍事や外交では「(公安)秘密警察」が目を光らせ君臨し、
辺境の地では強大無辺なまでに「ロシア軍」を展開させ、
忠誠なき相手には容赦をせず襲いかかり蹴散らし、
有無を言わせず統治に従属させるワケです。
(これは、中獄も同じ構図ですね)

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傍若無人のやりたい放題。
その徹底は、実に熾烈であり苛烈です。
ロシアの暴力装置は、実に国や民を守る機能や存在ではなく、
時の支配権力を守り抜くための機能であり存在なのです。
(ここを間違えると、深刻な全体の構図が見えなくなるます)


「モスクワ」は、ロシア正教の聖地であり、政治決定の中心であり、権力基盤の重要基軸です。
海に面する「サンクトペテルスブルグ」は、第二の権力基盤軸ですが、逃避地でもあり不可欠の(亡命)脱出口なのです。


プーチンを担ぐ大帝政ロシアの復活を夢見る者たち!
プーチンに的を絞りたがるが、様々に過去の栄光を求めて探るドーギンら妄想する者がいる。

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プーチンは、17世紀のロシアを復活させ、
自らがその座に位置すべしと形だけの民主主義を装い、対抗する者を認めない独裁と暴虐を繰り広げている。


ピョートル大帝の大帝政ロシアは、
周辺の地域や辺境の地に棲み暮らす民は、一切がロシアに忠誠を尽くす事。
そして奴隷であり、収奪されるために存在するのだと、決め付け踏み躙り踏み潰す対象でしかない。


その復元を小心者のプーチンは描き、実現しようと蚤の頭脳を駆使し取り組んでいるのだが・・・
踏み潰されるべきはプーチンと後ろで操るその一派であり、
ロシアそのものだ!


ロシア軍は、今も猶「支配権力者」のために組織された軍隊です。
金豚珍が「叛島北部のムクゲ邑」で組織する珍罠群も同じ構図で。


彼らは、
「プッチンとそれに群がる権力亡者」の防衛、
「臭禁屁とそれに群がる権力亡者」を守り抜く、
「金豚珍と一家」を守るためだけのためにに存るのです。

*ここは、USと基本的に異なる点です。
 (怒鳴る怒は、それを羨ましく、憧れすら持ち眺め仰ぎ見ており)


以前の投稿で、
「ロシア」の本質は、周辺から奪い尽くし、その富を積み上げ、
更に周辺から簒奪と収奪を続け、踏み付けロシアの利益に置き換え「繁栄」する事が基本だと記述しました。

コーカサスへの侵入侵攻と服従させ収奪し続け。

スカンジナビアへの侵入侵攻。

東欧バルト地域への侵入侵攻。

ウラルを越えシベリアへの侵入による限りない簒奪。

中国東北部(旧満州地域)への侵入と収奪、朝鮮半島への侵攻計画。


★これらは「ユーラシア(ユーロシア)」に君臨支配する夢想の実現なので。
★日露戦争は、満州から朝鮮を巡り、
 日本の支配まで目指す「帝政ロシア」と、
 それを許すわけにはいかぬ日本が国家の存亡を賭けた争闘が
 戦争になり、辛うじて日本がロシアの影響を排除でき、
 曲がりなりにも今日まで至る事ができています。


「ジョージ・オーウェル」は、
レーニンのロシア革命を経て、ロシアの権力を握った「スターリン」が掲げ目指した国際社会を含む、
世界全体が「傍若無人」に圧された事で、どのような結果に追い込まれたかを「ディストピア世界」として、
「一九八四年」をWWⅡの戦争終結から時を置かずに描ききりました。


ウクライナは、
いま再び、横暴な「ロシア」の権力統治へ「怒鳴る怒」の手で、
売り飛ばされ、人として生きる権利を踏みにじられ拈り潰されようとしています。


プッチンは、欧州全体を手に入れ「大ユーロシア帝国」を実現し君臨する事を。

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そして、
その暁には「怒鳴る怒」が「南北アメリカ大陸」+オセアニア(ANZ)+アフリカ大陸南部を含む地域の覇権を狙う事を認め、
ロシア「プッチン」と握り合う事で分け合いを。


ジョージオーウェルは、
WWⅡ後の浅い時期に「1984年」を著しました。

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その世界が、更に40年後の2022年~2025年に形成されそうな勢いです。
エッライ事になりそうな!

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2025/03/18

使用済みの「リチウムバッテリー」を廃棄する際に自然発火する事故を防ぐための取り組みを! 都市鉱山でもありレアメタルの回収も厳密監理で!

リチウムイオンバッテリーからの発火:


オソロシイとしか言えず。


この種の事故を初めて識ったのは、ボーイングの787型機で、
JAL機がボストンへ向け飛行中に発熱発火し、乗務員が消し止め、無事に到着したと報じられた事で、
リチウムイオンバッテリーは条件次第で発熱発火する事だった。


モバイルバッテリーの畿内持ち込みが厳しく制限されるようになり、
単3アルカリ乾電池4本セットの補充型が、先祖返りで求められたように記憶している。


最近は、
大寒罠酷のLCCで発火があったとか、
日本国内でも家庭で自然発火したとか、
スマホが燃えたとか聞くようになりましたが、
そんな状況を耳にしますが、その種の報告記事に出会いましたので。
基本的なゴミ処理のルールは守りましょう!


引用開始→ モバイルバッテリーやスマホから発火…リチウムイオン電池による火災相次ぐ
( 産経新聞 2025/3/17 07:30 本江 希望)

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充電中に発火するなど、リチウムイオン電池を内蔵した製品の火災事故が相次いでいる。充電して繰り返し使える「エコ」な電池として普及したが、熱や衝撃に弱く、取り扱いに注意が必要なことがあまり認識されていない。誤った捨て方により、ごみ処理施設などでの火災事故も多発し、収集停止に陥る事態も起きている。

前年比1・4倍の事故
平成3年に世界で初めてソニーが量産化したリチウムイオン電池。軽量で高電圧が出せることから、スマートフォン、パソコン、掃除機、ワイヤレスイヤホンなど、さまざまな製品に内蔵されているほか、外出時の予備電源となるモバイルバッテリーに用いられている。

東京消防庁の発表によると、令和6年に発生したリチウムイオン電池が関連した火災は231件(速報値)となり、過去最多となった5年(167件)の約1・4倍に。平成26年(19件)と比べると約12倍に増えた。出火した製品を見ると、令和5年はモバイルバッテリーが最多で44件。次いでスマートフォン(17件)、電動アシスト付き自転車(14件)、コードレス掃除機(13件)となった。

同庁の担当者によると、モバイルバッテリーは充電中に発火したり、カバンの中に入れていたら出火したりしたケースも過去にあったという。

分別無視してごみから出火
ほかにも自治体のルールに従わず、可燃ごみに紛れて捨てられたリチウムイオン電池が原因とみられる火災が、ごみ収集車や処理施設で相次ぐ。環境省によると、4年度はこうした火災が1万6517件に上り、3年度(1万1140件)の約1・5倍となった。

その被害は大きい。今年1月、埼玉県川口市のごみ処理施設「朝日環境センター」で発生した火災は、可燃ごみに混入したリチウムイオン電池などから出火した可能性があるという。

消防車29台が出動し、鎮火に26時間以上かかった。その影響で市内のごみ回収を中断する事態となった。現在も稼働できておらず、外部委託費とごみクレーンの修繕費は今年3月末までだけでも14億円以上となる見込みだ。12月にセンターの一部再稼働を目指す。

リチウムイオン電池の捨て方は自治体により異なる。川口市の場合は、端子部分をビニールテープなどで絶縁し、「金属類」として出す。市の消防局予防課の担当者は「市民の共有財産となるごみ処理施設を守るためにも、リチウムイオン電池は一般(可燃)ごみに入れず、自治体のルールを守って捨ててほしい」と呼びかける。

落下の衝撃や高温、浸水もNG
リチウムイオン電池を原因とする発火がなぜ相次ぐのか。製品評価技術基盤機構(NITE)の宮川七重・製品安全広報課長によると、リチウムイオン電池には可燃性の電解液が使われているからだという。電池内では、リチウムイオンが電解液を介してプラス(正)極とマイナス(負)極を移動し、充電や放電を行う。

発煙や発火が起こる原因はいくつかあり、一つは、地面に落とすなどの衝撃が加わった際、正極と負極を隔てるセパレーターが破損してショート(短絡)してしまうこと。そのほかに、充電が終わっても充電をし続ける「過充電」が原因となったり、外から熱を与え続けることなどで電池内部の温度が異常上昇してしまって起こったりすることがある。

そのため、「ストーブなど暖房器具の近く、炎天下の車内、ポケットやカバンの中など、熱のこもる場所での使用や放置は控えてほしい」と注意を呼びかける。浸水でもショートして発火につながるリスクがあり、気温差による結露にも注意が必要だ。

また、価格の安い非純正の製品は、安全対策や品質管理が不十分な場合もあるとし、「信頼できる事業者の安全な製品を選ぶとともに、説明書を読んだ上で正しい使い方をすることが重要」としている。(本江希望)←引用終わり


世界というか、世の中へ様々な利便機器が
開発提供され、生活が充実するのは真にヨイ事ですが。
その安全性を十分に考える必要があり、役割を終えた際に廃棄する上でのルールを確立しなければ、
社会の安全性や安寧が冒される事の恐ろしさを弁知すべきで、
記事が指摘するように、その回収システムを形成構築する事が重要だと考えます。

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2025/03/17

イシバカが新人議員を総理公邸へ招き「会食」し、出席者に対し「手土産代」として商品券10万円を秘書が事前に配布していた(受領者は返金)と暴露され

3月15日に観た「X」
トホホ〜、キャハハ〜、へへヘェ〜!


① 青山繁晴 参議院議員
3171-x
 イシバカの所業に怒っちょりマシュルなぁ。
 まぁ、お笑いのキワミは、配られた15人の新人議員から、
 スジが通らないと、返却されたとの事で、笑わしますねぇ~!


門田隆将氏は、青筋たてて怒り心頭なようで。
3172-x
 丸山 島根県知事の指摘に賛意を示し、厚労省と財務省に
 ブチギレのようで。 そらぁ、ご尤もな怒りですよ。


と、いう2事案を記録しておきます。


それが燎原を焼く野火のように燃え広がり。


まぁ、センスがないというか!?
呆れて、モノが言えないというか!?


イシバカを擁護する考えで、支持者に向けた発言とは思うが、
明らかに、何が政治全体で何が問題になり、
「いま、何が問われ、何が議論されているのか、基本の理解と、時期やセンスを根本的に欠いている」と、言うべきか。


この発言は本質的に、
「自民党政権では、代々の首相が、問題なくやってきた事だ」と吐露した。


要するに、
自民党の政権(首相)の本質だと明言したワケで・・・
基本的な「思考体質というか、行動体質というか」それを吐露したワケだ。

まぁ、カシコだろうと思うが、ハッキリ「カシコアホ」の代表だろう。


引用開始→ 石破首相の商品券配布「歴代首相の慣例」…自民の舞立昇治参院議員、常態化うかがわせる発言
(讀賣新聞 2025/03/16 20:18)

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 自民党の舞立昇治参院議員(鳥取・島根選挙区選出、当選2回)は16日、鳥取市内で開かれた自民県連会合のあいさつで石破首相の商品券配布について、「歴代の首相が慣例として普通にやっていたことが、ここまで問題になる」と述べた。

 自民で配布が常態化していたことをうかがわせる発言で、今後論議を呼ぶ可能性がある。舞立氏は「物価高の厳しい状況で一般常識とかけ離れているという指摘は、 真摯しんし に受け止めないといけない」とも語った。

 舞立氏は首相と同じ鳥取県連に所属し、首相に近いことで知られる。←引用終わり

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2025/03/16

日本社会を形成する大半の日本人に食料品も衣料品も工業製品も「わが安売りの哲学」だと安価提供を強い「付加価値やサービスを強奪」した中内功

日本生産性本部の代表として茂木友三郎会長が「サービスはタダではない!」と、
警鐘を述べられたようで、これを取り上げなければならない事に悲しさを禁じ得ない。

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凡そ、
半世紀前に開発取り組みに際し「コンセプト」を考え、誰にも分かる形をデザイン形成する前に、
様々な考えを集約し無駄で無用な点を削ぎ落とし、チャプターというか大原則の基本概念を整理した。


その「ソフトウェア」というか、
原則(規定)が無ければ「基本設計」も「デザイン」もできずなのだが、
それらを提言し合意する場に提議した時に、否定的ではナイが、俄に合意できない空気が支配的で。


後に、
「あの程度の文言を、あの程度の若造から受ける必要など無い」というのが通り相場だった。


多少の文言や表現を修正し、
その途で一定の権威を保つ学者(研究者)の提言と問題提起へ切り替えた。


すると、
「(さすがに)目の付け所が違います」と、大半が擦り寄る現象を目の当たりにした。
(実に、大笑い開眼だった!)


さて、
その費用を巡り「一騒動」が生じたのは、お約束の事だった。

即ち「考え方を纏める」という(ソフトとしての)思考過程を認めないのだ。

認めるのは活字にする過程の文書費だけで終えようとする。

中には「A4の用紙1枚じゃないですか」と、堂々と言う人もあった。


これが、(当時の)日本を代表するトップ企業の企画部や社長室の優秀なスタッフなのだから、
実にオソロシイものだと考えた。


つまり、
当時も今も「サービス」は「無償の行為」という概念が、
日本では地中深くまで染みついているのだろうと。

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「ソフトウェア」がなければ「ハードウェア」は刺激されず、
開発もされず発展もなく、また「ハードウェア」の開発提供がなければ「ソフトウェア」の発展も開発もないのだが。

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この関係が分からない限り、
今、目の前で受けている「サービス」は無償の行為(つまりタダ)であり、
対価を払う必要などないとの思考が頑強に定着してしまっているように感じています。

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かつて、
ダイエーを率いて果てた中内 功こそ、「その罪、万死に値する」と今でも断罪している。
誰からも相手にされず、見棄てられ失敗し続けた事業は山積し、それらを含め因によりカネが廻らずクビが回らず死して果てた。
他者の「付加価値生産」を認めず、基本的には誰かの利益になったようで、実際には誰の利益にもならなかった。
それどころか、日本人の根底に「付加価値生産」を否定し、あるいは「サービスは無償」を植え付けた罪は大きい。


半世紀前に若造が受けた衝撃からは、
多少なりとも改善はあるのでしょうが、
生産性本部の会長が取材に応じ指摘する形で一石を投じられた事に驚きがあります。

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2025/03/15

「西友」は「トライアル」の傘下で、辛うじて名を残せるなら、食料品の量販店として原点に立ち返り健康で健全な会社へ立ち直って欲しいと願っています

よく現況を捉えた素晴らしいレポートといえます。


「西友」と「西武百貨店」は思考も行動も同体質(同根ゆえ当たり前ですが)で、
1960年代の貧しかった時代環境から脱し、高度経済成長の波に乗ろうと志向した点は評価していますが、
事業というのは実績に対し開映能力の冷静な「評価」があり、それに基づく「経営計画」と「経営戦略」を整え、
必要な「資金調達」をむりのない範囲で手当てし、それが「経営計画」に沿った形で表徴され「年次決算」されるワケですが、
「西友」も「西武百貨店」も、本質的な「経営実態」の評価は巧妙に回避し続け、金融も株式市場も、
ある意味では「表面に見える連結決算」だけに焦点を当て、実は1990年代前半まで、見て見ぬフリを続けてきたワケです。


「西武セゾングループ」は、夢追い人の故・堤清二氏に、書面から経営実態を捉え、モノ言う事をしなかったのです。


周囲の競争相手は、相撲に例えれば、幕下や三段目であろうとも、力を付け技を磨き、足りずは同門への出稽古など、
他流試合も含め弱点を改善し欠点を克服し、シッカリと実力を付け「十両」に上がり、市場では「力士」として認められ、
相応の地位に見合う実力を備えたワケですが、実は「西友」も「西武百貨店」も、自分たちは「格」が違うと勝手に思い込んでいただけで、
場所を構えてみても、誰も寄りつかず相手にせず「空席」が目立つだけに転落していたのです。


引用開始→ 約20年前には売上高で1兆円も差があったのに…西友買収を発表した九州発の激安スーパー「トライアル」の正体
(2025年03月14日 08時15分 PRESIDENT Online)

約20年前には売上高で1兆円も差があったのに…西友買収を発表した九州発の激安スーパー「トライアル」の正体
トライアルホールディングスの取締役で創業家出身の永田洋幸氏(左)と西友のCFOを務める野村優氏 - 写真=共同通信社

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トライアルが店頭で駆使する最新のデジタル技術

九州を地盤とするディスカウントストアのトライアルHDが、老舗大手量販店であった西友を3826億円で買収し、完全子会社にすると発表しました。これは流通業界においてはビッグニュース。特に、西友の一時期の勢いを見ていた方々からしたら驚きのニュースです。

しかしその驚きは、西友が買収されることよりも、西友を子会社化するトライアルという会社を知らない人が多いことからきています。

トライアルとは何者なのか。なぜ多くの人はトライアルを知らないのか。トライアルの実態を整理することで、西友を買収するに至った納得の理由を解説します。

今回の買収劇。トライアルは九州では有名な小売業ですが、東京などの都心に住む人の中には「その店なんの店?」とピンときていない方も多いかもしれません。しかしこの会社、実は日本の小売業の中でもトップクラスのDX化を実現させている企業として業界では有名です。

具体的には、顧客の購入情報と販売管理を結び付けた「ID-POSシステム」を活用した自動発注によりローコストオペレーションを実現。売り場では「Skip Cart」という同社独自のセルフスキャン&決済ゲートの通過でレジ人員を削減し、会計待ちをなくす仕組みを導入しています。

また、売り場にはAIカメラを設置し、常に最適な売り場陳列を考えたり、そのカメラで得た情報から、値下げ(ダイナミックプライシング)やクーポン発行をするなど斬新な価格設定を行っています。最新のデジタル技術を駆使して急成長している会社。これがトライアルです。

日本の流通小売業を牽引する存在だったが…

現在は買い手であるトライアルばかりに注目が集まっていますが、もともと西友という会社の方が知名度もあり、流通業界の中で知らない人はいない存在でした。

1963年に「西友ストアー」として誕生。69年には他社に先駆けて本格的な物流センターを東京の府中に開設。78年にはフランチャイズ・システムによりコンビニのファミリーマート事業をスタートさせています(現在は伊藤忠商事子会社)。

79年に上場。80年には日本ではまだ珍しかった流通小売業のプライベートブランド(PB)商品である無印良品を生み出しました。

2000年に日本初のネットスーパーを作ったのも西友です。当時の西友は、時代に先駆けて最新時流を取り入れ、ファミリーマートや無印良品を生み出すなど、まさにセゾングループの中核企業ならではの先進性で、日本の流通小売業を牽引する存在だったのです。

とはいえ、業績・財務状況は1990年代後半のバブル崩壊からじわじわ悪化。米国のウォルマートと2002年に包括的業務提携を結び、セゾングループらしい「ちょっと良い暮らしを提案する」店から「EDLP(エブリデーロープライス)」業態へとシフトしていきました。

08年に米・ウォルマートの完全子会社になっても業績は改善されず、楽天とネットスーパーで協業したり、新たなPB商品を作りだしたりしていきましたが、結果的に良い成果は生まず、売り上げは減少していきました。

元リサイクルショップが急成長したワケ

21年にウォルマートは西友株式の多くを米ファンドKKRに売り、日本市場から撤退しました。西友の行方が取りざたされ始めたのはこの頃からです。

01年の西友の売り上げは1兆711億円(01年2月期、5%増)で、日本の流通小売業界でもトップ10入りしていたのですが、18年になるとそこからも外れてしまいます。その後、九州や北海道の店舗を他社に売却し、首都圏を中心にした店舗構成へと集約していきました。

一方のトライアルHDの創業は1974年。福岡市に古物商、リサイクルショップとして「あさひ屋」を開業したのが創業です。84年にトライアルカンパニーに改称し、小売店向けのPOSシステムなどのシステム開発の受託を行うようになりました。当初から自前でデジタル化を進めていた会社だったわけです。

92年にトライアル1号店を開店(現在は閉店)し、96年に当時、米国で拡大していた「スーパーセンター」という数千坪という大型の売り場面積でさまざまな商品をディスカウント販売する形態の1号店を北九州市にオープンします。

そして同社が成長する起点となったのが、01年から始まった居抜き物件への出店です。

これは投資も抑えられ、内装に手を加えれば新規出店が可能です。急成長をしたい流通小売業の常套手段といえます。

トライアルは九州を地盤にしながら、高度経済成長期に広がったGMS(総合量販店)撤退後の空いた物件に入居する形で出店を続け、一気に成長企業へと進化していったのです。

まさに流通業界の下剋上

トライアルの躍進は2001年からの九州地区小売業上位企業の変遷図を見るとよく分かります。

2001年には九州の小売業上位20社にトライアルの名前はでてきません。2000年度の売上高は約113億円です。

しかし06年になると突然九州地区8位に登場し、11年には一気に九州地区で2位、その後も九州地区では2位の座を守り続けています。直近の売上高は7179億4800万円なので、20年ほどで売上高は63.5倍も上がったことになります。

今回の西友買収で、九州地区では一気に1位になる予定(24年度の西友の売り上げを加えると単純計算で売り上げは約1兆2000億円。九州1位のコスモス薬品の25年5月期年間売上予想が1兆370億円のため)です。

しかも、もともとリサイクルショップとしてスタートしたトライアルが、一時期は流通業界のトップグループ企業だった西友を買収するのです。まさに流通業界の下剋上です。しかし、両社の記者発表などを見るにつけ、トライアルはもとより西友側も非常に前向きな買収として受け止めているように見えます。それはなぜなのでしょうか。

90年代後半から金融危機と景気低迷で節約志向が高まり、日本にもディスカウントやEDLPの波が押し寄せました。その中で西友がウォルマートと手を組んだこと自体は間違っていなかったのです。

02年にウォルマートと包括的業務提携をした際に、一気にウォルマートのEDLP化を進めていれば、また違った結果になったかもしれません。

ウォルマートとの意外な関係

しかし08年に子会社化していくまでの間に、日本ではドン・キホーテやスーパーのオーケー、ドラッグストアの大量出店など、さまざまなディスカウントストアに先を越されてしまいました。トライアルも2000年代前半に大きく伸びた一社です。

そのトライアルがベンチマークとしたのが、まさにウォルマートなのです。

ウォルマートを徹底的に研究し、ウォルマートの経営スタイルをモデルに店舗展開などを進めてきたのです。その結果、トライアルは見事にトライアル流のビジネスモデルを確立し、ウォルマートの子会社だった西友を自社に取り入れることに成功しました。

外から学んだトライアルと実際にウォルマートの傘下で経営されていた西友。この両社が融合することに違和感はないし、逆に組み合わさることで相乗効果が発揮される可能性は高いと言えるでしょう。

両社にはウォルマートという世界のトップ小売業の存在が大きく影響していたのです。

今後、西友を取り込んだトライアルは、どんな戦略にシフトするか?

歩調が合うとはいえ、これからトライアルは3つの課題に直面することになります。

①西友の体質を変えられるか

下記は両社の直近2期を比較した決算データです。

トライアルは増収増益であり、24期連続増収という好調な経営状況です。ディスカウント業態のため利益率は低いですが、当期純利益も141%ですので出店やデジタル投資も含めて積極的に取り組んでいる中ではかなりの好業績をたたきだしていると言えます。

一方の西友は、23年12月期までしか公表されていませんが、減収増益という状況。当期純利益は前期比57.4%と大幅マイナスとなっています。24年には北海道の9店舗をイオンに、九州69店舗をイズミに売却したため、現在は本州に242店舗というのが西友の展開エリアとなります。

西友は本州中心の店舗展開になったとはいえ、現状はこれまでの西友流の店舗運営スタイルです。PB商品開発力に一日の長があるとはいえ、トライアルから見れば店舗にかける人員数、売り場づくりのムリ・ムダ、店舗のデジタル化の遅れ、非効率的な販促手法など、変えるべき点は多々あります。

これらをどのくらいのスピード感で西友に注入していけるか。

②ヤオコーやベルクと同程度の数字を出せるか

両社が一緒になることの最大のポイントは、首都圏の好立地にある西友を、トライアルが手に入れたことでしょう。もともと立地が良く、周辺に多くの人口を抱えるところに西友は店舗展開してきています。

それらの店をトライアル流の売り場オペレーションに変えることで、販管費が下がり、利益が出やすくなる可能性は高いと思います。もちろん、これまでトライアルが出店してきた地方の郊外立地と比べると家賃は高く、人件費も上がり、現在の販管費率17.5%を維持するのは難しいでしょう。

トライアルが西友を抜本的に変え、従来の食品スーパー型の販管費を大きく抑えることができるかどうかが課題でしょう。

ちなみに首都圏に展開する、ヤオコーやベルクという埼玉の成長スーパーでさえ24%程度の販管費です。

両社はスーパーの中では販管費は低いほうですが、トライアルが西友を抜本的に変えれば、ヤオコーやベルク以上に西友店舗の販管費を大きく抑えて、利益を出せるようになるかもしれません。都心の店舗の売り上げが乗ること以上に、都心の店舗の利益をかさ上げすることができる可能性がある点こそが、両社の相乗効果でもっとも期待できる点と筆者は考えています。

③首都圏で生鮮を強く打ち出せるか

西友がウォルマート傘下になってから、食品の中でも鮮度が要求される生鮮三品と総菜の売り場が弱くなったと言われてきました。筆者もいくつかの売り場を定点観測してきていますが、都心より少し郊外の店舗では、オーケーやヤオコー、角上魚類といった成長しているスーパーに明らかに負けていると感じる店もありました。

トライアルは21年から「生鮮食品強化」を掲げて、徹底したフレッシュ(生鮮三品と総菜)強化を行っています。結果的に全社売り上げの74%が食品となり、そのうち生鮮・惣菜の売り上げ構成比が25%、前年比で13.3%の伸びを示しています(24年6月期同社データより)。

ディスカウントストアでありながら、徹底した購買データ分析とEDLPモデルに磨きをかけ、日本を代表するリテールAI企業になってきたトライアルのDXの取り組みを、西友に導入していくことができれば、弱みだった生鮮食品や総菜売り場を再構築できるかもしれません。

世の中では物価高、水道光熱費も上がり、家計を圧迫しています。

このような世の中になると、日々の生活費を抑えようという節約意識がさらに強まります。

世の中のタイパ意識、コスパ意識はより強く働くでしょう。

トライアルはタイパとコスパをデジタルで実現させた日本初の小売業と言ってもいい会社です。これからトライアルがどこまでの変革を西友に引き起こすのか、その取り組みに注目したいと思います。←引用終わり


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岩崎 剛幸(いわさき・たけゆき)
経営コンサルタント
1969年、静岡市生まれ。船井総合研究所にて28年間、上席コンサルタントとして従事したのち、ムガマエ株式会社を創業。流通小売・サービス業界のコンサルティングを得意とする。「面白い会社をつくる」をコンセプトに各業界でNo.1の成長率を誇る新業態店や専門店を数多く輩出させている。街歩きと店舗視察による消費トレンド分析と予測に定評があり、最近ではテレビ、ラジオ、新聞、雑誌でのコメンテーターとしての出演も数多い。
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2025/03/14

大都市圏の「商工住混在地域(インナーシティ)」で一定規模の集客商業施設で食料品と衣料品のテナントや商品や価格構成を観察し生活景気を考える

日本の消費市場は少なくとも「超富、上級、中級(上と下)、下層、底辺」の5階層~6階層にハッキリ分かれている。


先日、所用があり「大都市経済圏」を支える極めて普通の " 商工住混在地域 (インナーシティ) " へ足を運び、
商業施設で主として食品スーパーと衣料品分野を検証した。


よく分かった事:

① 中堅・中級の食料品スーパーは1店が退店していた。

  ★勝ち残った食料品スーパーはGMSとして健闘中だった。

  ★食品スーパーのパン売り場は(平均)価格抑制の目的からか、
   店内製造パン(ベーカリー型)がポジションを失い工場生産の「袋入りパン」に代わった。

  ★商業施設内へ出店していたB型雇用事業者の「焼きたてパン」 (ベーカリー)
   のテナントも退店していた。
 
  ★「焼きたてパン」 (ベーカリー)は、著名なD社が意地を示し簡易店舗で踏みとどまった。
 
 ★この地域の消費者には安価で美味な「焼きたてパン」 (ベーカリー)は姿を消した。

② 相変わらず「フードコート」は堅調に維持されている。
 
  ★基本的に単価は700円の攻防で、最大1000円までだ。

  ★一定の味覚と質のレベルを保持する珈琲店も存在するが、
  手軽で簡易なチェーン店のHCに圧され気味だ。

③ アパレル販売は、「しまむら」「ハニーズ」「GU」が堅調で、3社が
  シェアを分け合い、「ABCマート」と巧く扶け合っている。

  ★「無印良品」が、面積を拡大し得意の「ライフスタイル」を衣と食
  で提案しているが、売上高と店舗面積で苦労するのではと。

  ★経営面で厳しかったとはいえ「ライトオン」は保たなかった。

④ 意外に堅調なのは「3コイン」で、雑貨が良いわけではない。

  ★タイムリーな提案力が支持され、他との違いを明確に示し。


++地域の食の文化度を自身が測る際に用いる指標は、

  ◎「焼きたてパン」 (ベーカリー)の質や精度と販売価格で、
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   とりわけ「バゲット」と「クロワッサン」の完成度と価格だ。

  ◎いずれも「必需品」ではない分野で、いずれも「嗜好品」だ。
   日本人の一般的な食生活の中では「奢侈品」であるゆえに、
   その地域の富裕さを図る上での指標にしている。

  ◎シッカリした「クロワッサン」もあれば「クロワッパン」や
   「バゲット」は「パンケット」もあるから、実に分かりやすい。

++大都市の商工住混在地域(インナーシティ)という小型生活経済圏で、

  ◎必需品ながらも、実際の「食品ニーズ」では「奢侈品」に当たる
   「クロワッサン」や「バゲット」の完成度と品質に価格を識る。
   それは、その地域の社会文化や生活の余裕を眺め観る事に。

  ◎最近の傾向は「クロワッサン」の「クロワッパン」化であり、
   「バゲット」の「パンケット」化という紛い物が増えた事だ。


++ある著名店へ、鳴り物入りでPOPUP出展したベーカリー。
  自慢気に販売した「クロワッサン」は文字通り紛れもない
  安価に抑えた「クロワッパン」だった。
  それが都心に出店したカフェでは人気だとの触れ込みゆえ、
  驚かされたのは言うまでもない。


(写真はWEB上での拾いモノでアイテム説明に使用しただけで)

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2025/03/13

「なごり雪」は、伊勢正三+イルカの協力協働で (ある時期の) " 昭和の後半を代表 " する象徴的な輝く素晴らしい楽曲になった

先週、東京に降った雪は「なごり雪」でしょうか。
この春も、同じような光景に出会い、心をホッコリさせられました。
詞の英訳版を投稿してみたいと考えます。
(不具合がありましたらゴメンなさい)

" NAGORI YUKI "  By Shozou Ise.

Standing by your side while waiting for the train, I fiddle with my watch.
The snow is falling out of season.
" This will be the last snow I see in Tokyo."
You say in a lonely whisper.
We encounter times of unseasonable snow.
After the seasons when we've fooled around too much.
Now spring has come and you've gotten so pretty.
So much prettier than last year.

You put your face into the window.
Of the train that has begun to pull away.
You're trying to say something.
But, afraid to see your lips move in the shape of "farewell".
I turn my eyes down.
I guess I never realized.
That time would pass and you'd grow up, too.
Now spring has come and you've gotten do pretty.
So much prettier than last year.

I remain on the platform you left behind,
Just watching the snow as it falls, melting as soon as it land.
Now spring has come and you've gotten so pretty.
So much prettier than last year.
So much prettier than last year.

So much prettier than last year.
So much prettier than last year.


以下は、2024年の夏に讀賣新聞が報じた記事からの一部引用です。


一部引用開始→ 世代超え愛される名曲「なごり雪」誕生から50年…作詞・作曲の伊勢正三「イルカさんのおかげ」
(讀賣新聞 2024/07/24 10:00 滝北岳)

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 早春の駅を舞台に、男女の別れを歌った「なごり雪」が生まれて今年で50年となる。伊勢正三(72)がフォークグループ「かぐや姫」時代に作り、イルカがカバーして世代を超えて愛される曲となった。伊勢は「自分で作って言うのもおかしいけど、たいした出世です。イルカさんが大切に歌ってきてくれたおかげ」と語る。

 サビの「今 春が来て 君はきれいになった 去年よりずっと きれいになった」の詞とメロディーは一瞬で浮かんだ。そこからが難産だった。「このサビが僕に何を歌わせようというのか。たどり着くまで、10日くらい徹夜した。完成したのが朝の5時。門が開き、曲が待っていてくれたという感覚だった」
このままでは、なごり雪が日の目を見ずに埋もれてしまう。惜しむ声が周囲から上がり、同じ事務所のイルカに白羽の矢が立った。

 レコーディングに立ち会った伊勢は、彼女の表情が暗いのに気づいた。「僕のなごり雪のイメージが強くて、自分で歌うのに抵抗があったのだと思う。それで、横に座って『歌うのが嫌なら仕方ない。でも、僕はイルカに歌ってもらえればうれしいよ』と話した。本心からそう思っていた」
 その一言でイルカは吹っ切れたという。イルカのなごり雪はオリジナルとはアレンジが違う。「イントロのピアノを聞いた瞬間、雪が降る光景が浮かんできた。歌も完璧な仕上がりだった。この曲は僕から旅立ったなと感じた」と懐かしむ。←一部引用終わり


先週、東京に降った雪は " なごり雪 " だっただろうかと思い。


毎年のように訪れる「別れの季節」について様々な事を考えながら。


昭和100年を記念し来し方を追慕する中で、「心に残り、心に響く」とされる「なごり雪」が話題に上り、丁度、この時期を考えたワケで。
敬意を込めて、産経新聞の記事の引用と、


引用開始→「なごり雪」が昭和の名曲第1位「大切なもの託された」イルカさん、誕生秘話を語る
プレイバック「昭和100年」
(産経新聞 2024/10/5 13:00 石井 健)

産経新聞社と産経リサーチ&データが募集した「読者が選ぶ昭和の名曲―フォーク・ロック・ポップス部門」には2012人の応募がありました。1位は576票を集めたイルカさんの「なごり雪」が選ばれました。ほぼ全世代で1位を獲得、全体の4分の1以上が推した曲です。イルカさんにこの曲への思いを聞きました。

私が歌うべきではない
1位に選ばれて光栄です。これは駅での別れの情景を描いた歌で、季節は春。春は出会いと別れの季節で、きっと、どなたもご自身の別れの記憶を、この歌に重ね、自分のこととして聴いてくださっているのではないでしょうか。
昭和50年に発表した歌ですから、もう半世紀、歌い続けています。

もともとは、3人組フォークグループ「かぐや姫」の歌でした。ある日突然、夫(プロデューサーでもあった神部和夫さん)から「イルカが『なごり雪』を歌うことになったよ」と告げられて驚きました。
音楽活動については夫に一任していましたが、私は当時かぐや姫の前座を務め、この歌が彼らの名曲として世間に浸透していることをよく知っていました。

ですから「私が歌うべきではない」とレコーディング当日まで渋っていたのですが、録音スタジオで私の横に作者の伊勢正三さんがすうっと来て「イルカが僕の作った歌を歌ってくれたらうれしいな」と言ってくれたんです。「うれしいの?」「うれしいよ」。じゃあ歌おう。あの言葉は大きかったです。

経緯を知ったのは亡き夫の「送る会」
夫は平成19年に59歳で亡くなりましたが、私がこの歌を歌うことになった経緯を知ったのは、その「送る会」の席でした。
かぐや姫のリーダーだった南こうせつさんから、「かぐや姫が解散するなら『なごり雪』はイルカに歌わせてほしいと神部ちゃんに頼まれてね」と教わったのです。

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「彼のプロデュース力でこの歌は大きくなった」。こうせつさんに、そうおっしゃっていただき、夫は喜んでいることでしょう。
この歌については、今でも〝大切なお姫さま〟を預かっているという気持ちが拭えません。敬い、大切にしなくてはならない歌だと考えています。

また、聴いてくださる皆さんに育てられた歌だとも思っています。普段は気の向くまま、何も考えずに歌っている私ですが、この歌だけは「皆さんの思い出と重ねて聴いてください」と祈りながら歌っています。(石井健)←引用終わり

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2025/03/12

ビジネスのコンサルティング人材を目指す方への基本的な助言

2018年の3月に、研究ゼミで「実務指導」した学生諸君が、
最後に集まった場で適切な質問があり「基本の心」として話ました。


以下は再掲です。
学生諸君から「コンサルティング」の役割について質問を受けましたので:


マーケティング・マネジメントのコンサルティングを担ってきた者として以下の言葉をお返ししました。

① コンサルティングの基本はメディカル・ドクター(医師)と同じ役割で、
 違いは「ビジネスの健康」を相手にするか、「人の健康」を相手にするかが違います。

②「ビジネス」も「ヒト」も同じで、健康である事が何よりも必要条件で重要です。

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③ 健康であれば「目標」に向かい取り組む事が可能です。
 *健康を保つには「心が健康」「躰が健康」である事が大切です。

そのためには「良き友、善き仲間」に恵まれる事です。

④ 医師(メディカル・ドクター)は患者(病気を保つ人も、
 健康な人も)の心身が均衡を保つよう、事前に予防したり、病からの回復治癒を図ります。
 同様にビジネス・コンサルタントも、クライアント(顧客)の事業経営が必要な均衡を保ち、
 次に飛躍できるように助言する必要があります。

⑤ ビジネス・コンサルタントは、何よりもクライアントの事業が安定的に拡大し、
 最適利益を得続けるための問題点を発見し、その処方を提案し協力する事により、
 市場競争に勝ち「企業価値」を大きくするための戦略や戦術を助言する必要があります。
 *これはメディカル・ドクターも同じで、対象が人かビジネスか異なるだけです。

⑥ いずれも「生きる歓び」を創造形成する事が主業務です。
★各種コンサルタントを名乗る事業者は多数あります。


当初は「公認会計士」「税理士」「中小企業診断士」など、国が認定する「士業」でした。
しかし現在は、これらを始め、民間機関や団体が認定するモノを含め多数ありますが、
何よりも「コンサルティング」をするなら結果が「アカウント」され「会計」や「経理」は勿論、
企業業績としての「財務」に成果が反映されなければ、その助言や指導の意味はありません。

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★最近では SNS上でも、
 ニワカに職として(各種)コンサルタントだと恥ずかしくもなく称する人を見かけます。
 ナンでもできるというのは、実はナニもできない無能です。
 また、ご自身が「喰う」ために、結果的にはクライアントを収奪している事もあります。
 (山のように知っています)


行政(行政が公益団体に丸投げも含め)相手に期間限定の案件を受けても、
期間(予算)終了で成果は自己満足の都合の良い報告書だけです。
(この手の事案ばかりです)


従って続きませんね。

★学生諸君が、社会人としての第一歩でコンサルティング業務を目指すのは積極的に評価します。
 目に見えるクライアントの競争相手を、目に見える範囲で対処させる低次元のコンサルティングなどを、
 業務学習しても殆ど役立ちません。
 世界で繰り広げられている現実の競争は、実は目に見えないのです。


例えば都市間競争ひとつ考えても、
日本国内の何処の都市と競争なんていってみても、
現実の世界は国境を超えた熾烈な闘いを繰り広げているのです。
その点をよく理解しておいて下さい。


★現実に各種コンサルタントを称する人の多くは、
 実は「商品(製品・サービスも含め)」を、言葉巧みに販売しているに過ぎません。


仮に、
それでも「導入者」の業績に、どう反映されるのか、
それにより得られる果実は「名目と実質」でどう変化するのか、
この点を明確にできないのが殆どです。


そのため各種コンサルタントの信用性は著しく低いと言えます。
いい加減な「口先コンサルタント」が、自分の喰い扶持を維持するために繰り出す醜い提案など、
誰もがその奥底を見抜きますから、相手にもされず憐れなモノです。


★これらの観点で就業先を見極め、知見を磨かれる事を期待して止みません

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2025/03/11

最近「ヴィレッジ ヴァンガード」は元気がないと思っていたが、ナンというか、どちらかと言えば気持ち悪い「サブカル」市場の則を越える成長は阻止され

「ヴィレッジ ヴァンガード」は、サブカルチャーを追究し、
サブカルの「いま」を見せ「次」を創出しオタクを釣り上げビジネス化するのが基本だろ。


サブカルの市場は、深くても、そうそう広くはない。
その限定された「架空の世界」なのだから、市場を拡げるにも自ずから限界があるワケで、
基本の枠組みを守る事が重要で、則を越えてまで展開できるビジネスではナイ。


ドンキホーテは、その点を十二分に理解し、少しずつ「則を越え」る事で、市場を拡大し克服してきた(と、眺めている)。


EC市場を増やすなら、展開店舗や新規出店は抑制しなきゃ市場限界がくるのは目に見えている。

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ヒトの欲が、社会を変えるのですが。


引用開始→ ヴィレッジヴァンガードが「マズい」ことになった2つの失敗…メインカルチャー不在時代の今、サブカルはどこへいくのか
(2025年03月09日 12時00分 集英社オンライン)

2024年には11.4億円もの最終赤字を抱えることとなったヴィレッジヴァンガード。かつては書店にもかかわらず、所狭しと雑貨などが並べられ、サブカル好きから愛された同店はなぜ、「マズい」ことになってしまったのか。

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ヴィレッジヴァンガードが「マズい」ことになったワケ

本以外にもさまざまな雑貨や食品がびっしりと並べられ、独特の店内を作っているヴィレッジヴァンガード。少しマニアックな本や漫画、何に使うのだかわからない雑貨や、「まずい」ことが押し出されている海外のお菓子……。

入り組んだ通路と派手な宣伝POPに囲まれたその店を訪れたことがある人も多いだろう。2024年1月、そんなヴィレヴァンについて、一本のニュースが世間で話題になった。

「ヴィレッジヴァンガードがマズいことになっているらしい」

ヴィレヴァンの業績が、きわめて悪く、近年ではその店舗数も大幅に減らしていることを、その理由とともに考察した記事である。これが大きな話題になった。手前味噌だが、この記事を書いたのは私で、その反響が思った以上に大きく、私はその後も立て続けにヴィレヴァンに関する記事を書いた。

まず、ヴィレヴァンがどのようにマズいのか。ヴィレッジヴァンガードの2024年5月期の決算を見ると、売上高は約247・9億円で、前期の約252・8億円から約2%の減少。営業利益は9・15億円の赤字で、11・4億円もの最終赤字となっている。既存店の数もここ数年で減り続けており、それによる単純な減収、そして人件費や物価高の影響もあると見られる。この数字を見ただけで、そのマズさの一端がわかるだろう。

ちなみに、売上高ベースで見ると、2016年5月期が最高収益で、467億5800万円。ただし、そのときも営業赤字は2億円ほど出ている。2007年に買収した中南米雑貨の「チチカカ」が、その経営の足を大きく引っ張っていたようだ。その後も黒字化と赤字転落を繰り返し、経営の足取りはふらついている。

詳細な数字を書いてみたが、赤字が11億円、と聞けば「なかなかマズいのでは」と誰しも思うに違いないだろう。

ヴィレヴァン凋落の原因はズバリこれだ

では、ヴィレヴァンはどうしてここまでマズいことになってしまったのだろう。その理由に、「選択と集中のミス」が絡んでいる。私がヴィレヴァンの凋落について大きな問題だと考えているのが、以下の2点である。

①ショッピングモールへの過剰出店による「ヴィレヴァンらしさ」の低下(=「集中」の低下)

②ヴィレッジヴァンガードが持っていた「サブカル」自体の意味の変容(=時代の移り変わりによる「選択」自体の間違い)

ヴィレヴァンは徹底的に〝サブカル〞な顧客を「選択」していた

まずは①から見ていこう。

そもそも、ヴィレヴァンという店舗を支えていたのは、その店舗空間のこだわり、世界観だった。ヴィレヴァンに入ったことがある人であればわかるだろう。その中は、通路が入り組んで迷宮のようになっていて、一見すると何に使うのだかわからない商品であふれている。

ヴィレヴァンを表す言葉といえば「サブカルチャー」という語に尽きる。決して、すべての大衆に受けるわけではない、ちょっと横道に外れた「サブカルチャー」、これこそヴィレヴァンがその店舗づくりで意識していたことだ。

その創業者である菊地敬一は、従業員に対して次のような言葉を述べたという。

「本というのは特別な消費財なんだ。まず、本を売ることに矜持を持とう。コンビニで本を買うようなセンスの悪い奴は相手にするな」(『ヴィレッジ・ヴァンガードで休日を』、p.50)

ここからは、ヴィレヴァンがそこにやって来る客層を徹底的に「選択」していたことがわかる。実際、初期のヴィレヴァンで売られていたもののリストを見ると、きわめてアンダーグラウンドな漫画や小説、その他、決して「万人ウケ」するタイプではない商品がずらりと並べられていたようである。

その結果として、その店内は、どこか猥雑で薄暗いイメージを持つ、まさに現実世界からは遊離した「テーマパーク的」な空間となっていった。この意味でいえば、まさに現在の「ニセコ化」というトレンドをしっかりと押さえていた。「選択と集中」はとても上手くいっていた。だからこそ、初期のヴィレヴァンはその勢力を拡大することができたのだろう。しかし、その拡大方法に問題があった。

ショッピングモールへの大量出店が「ヴィレヴァンらしさ」を失わせた

こうした「サブカルチャー」を求める声が多かったのか、ヴィレヴァンは急速にその出店数を伸ばしていく。特に、2000年代を中心として、全国各地にあるイオンモールの定番のテナントとしてヴィレッジヴァンガードは成長していく。

ちなみに、2024年1月の段階で私が数えたところによると、全国にあるヴィレヴァンのうち、その約半数がイオンモールに入る店舗となっていた。ショッピングモールは、その多くが郊外立地であり、家族連れが来る場合が多い。

となると、なかなかその店舗に「子どもだけ」で行けることは少ない。必然的に少し「尖り」を減らしたヴィレヴァンがそこに誕生することになる。

そうした意味でヴィレヴァンが初期、強烈に持っていた「毒」(それは「選択」を必然的にしていた)を薄めることになったのではないか。

ショッピングモールへの出店は、店舗を拡大していくときに必要なことではあったものの、ヴィレヴァンが行っていた「選択と集中」の効果を弱める役割を果たしてしまったのではないかとも思えてくる。

「毒」がなくなっていった商品ラインナップ

こうしたヴィレヴァンによる「選択と集中」のミスは、出店戦略以外にも多く見られる。例えば、商品選定。先ほども紹介したように、初期のヴィレヴァンには、決して普通の店では手に入らないような「尖った」商品が数多くあった。

これも、私がヴィレヴァンについての記事を書いたときの反響として多く聞かれた声で、特に2011年あたりから、本社が主導してヴィレヴァンの店内に置かれているアダルト関連の商品が順次、撤去されはじめた。

現在でも、多くの店ではアダルトグッズの取り扱いがなく、ヴィレヴァンのオンラインサイトでの取り扱いがあるのみだ(ちなみに、商品カテゴリは「秘宝館」)。

また、SNSではいわゆる「エロ」だけではなく、「グロ」や「ナンセンス」的な商品についても、その取り扱いがほとんど無くなってしまったことを憂う声が多かった。

例えばカルト宗教の本や、90年代、若者に絶大な人気を集めた『完全自殺マニュアル』など、いわゆる「90年代サブカル」と呼ばれるカルチャーでよく読まれていた書籍の取り扱いもあったらしい。初期のヴィレヴァンに迫った『菊地君の本屋』の定番商品リストには、90年代鬼畜系カルチャーを先導した青山正明が書いた『危ない薬』も書かれている。

こうした商品の代わりに現在、多くのヴィレヴァンで置かれているのは、VTuberやYouTuberとコラボした商品、あるいは他の店でも手に入る漫画などで、かつてに比べれば確かに「毒」が無くなってしまったといえるだろう。

もちろん、時代の流れで、こうした過激なものが置けなくなってしまっている現状はあるものの、冷静に分析すれば、そうした商品ラインナップの変化が、ヴィレヴァンの「選択と集中」を弱めたのは、確かに指摘できるはずだ。

「ヴィレヴァンらしさ」を担保できるキャストも減っている

さらに、ヴィレヴァンの「選択と集中」で考えるべきは、「キャストの問題」だ。つまり、そこで働く人の問題である。

ヴィレヴァンでは、創業当時から、そこへ通う客がヴィレヴァンに勤めていく、という流れがあったという。特に創業者である菊地の本を読むと、菊地が始めた店に来ていた客が自然と店員になり、彼らが独立してまたヴィレヴァンを別の場所に開いて……という風に自然に「ヴィレヴァンらしさ」が継承されてきた。

例えば、ヴィレヴァンの特徴として、その商品を紹介する黄色いPOPがある。その商品がウィットに富んだ言葉で紹介されているのが特徴だが、このPOPの作り方なども、初期のうちは、自然と伝承されてきた。この意味で「キャストの教育」が自然と行われてきたのだ。

しかし、興味深い話を聞いた。「ヴィレッジヴァンガードを全店まわるひと(ヴィレ全)」として、全国各地のヴィレヴァンをまわる活動をしている人がいる。

私は彼にインタビューをしたことがあるのだが、そのときに彼が述べていたのは、そのような「ヴィレヴァン好き」でヴィレヴァンに入り、かつて菊地が目指していたような店舗づくりを自然と継承できるような人が減ってきたということだ。

実際、ヴィレ全さんが店舗を見ていると、POPの書き方がわからない若い店員が増えているのだという。さまざまな店員さんから話を聞くうち、そのPOPの書き方を適切に継承する人がいなかったことがわかった、と社員育成の問題を挙げる。「ヴィレヴァンらしさ」を持った人が減少していくのは仕方がない。創業者である菊地が会長となった現在、その姿を直接知り、継承している人は少ないからだ。

しかしそこで適切な教育がなされなかったことで、結果的に、その世界観の「らしさ」を担保する人材が減ってしまった。まさに、これも「選択と集中によるテーマパーク化」の側面が薄くなっていった理由ではないだろうか。

メインカルチャー不在時代の「サブカル」とは

さて、ヴィレヴァンにおいて「選択と集中」がうまく機能しなかった例を見てきた。次は、②ヴィレッジヴァンガードが持っていた「サブカル」自体の意味の変容(=時代の移り変わりによる「選択」自体の間違い)について見ていきたい。

先ほども見てきたように、ヴィレヴァンを支えてきたのは「サブカル」という世界観であることはいうまでもない。

しかし、この「サブカルチャー」という言葉が厄介だ。

サブカルチャーの研究でも知られる劇作家の宮沢章夫が指摘している通り、そもそも「サブカルチャー」は「メインカルチャー」があってこそである。「中心」がないと「サブ=周辺」は存在しない。

しかし、時代が流れ、SNSを通じて人々の好みが多様化した現在、もはや「メイン」や「A級」という考え方自体が、ほぼ消滅してしまった。1990年代ぐらいまで、カルチャーのメインを作っていたのは、マスメディアだったが、ネットの発達以降、マスメディアの影響力も相対的に低下して、そもそも「サブカル」なる言葉の輪郭が曖昧になってしまった。

そうなのだ、そもそも「サブカル」自体が曖昧になってしまっては、いくらそこを「選択と集中」しようとも、その店内は曖昧で、どこかぼんやりしたものになってしまうのだ。

実際、①で指摘した問題のうち、商品構成などは、この「サブカル」自体が曖昧になっていることとも連動していると思う。

たとえば、最近のヴィレヴァンでは、YouTuberやVTuberとのコラボレーション商品も多く並ぶ一方、これまで通りのマイナーな文学作品や同人漫画などの取り扱いもあり、かと思えば売れ筋漫画も置いてあるといった風景で、ターゲティングがあやふやだ。

「サブカル」という言葉の輪郭が曖昧になるにつれて、その空間の演出も曖昧になってしまう。

「選択と集中」における「選択」したもの自体が、時代の流れとともに変容してしまったことが、ヴィレヴァンに必然的に「選択と集中」から遠ざかる道を選ばせたのかもしれない。

このように考えていくと、ヴィレヴァンの凋落の原因は、「選択と集中」の問題に深く関わっているといえるのだ。しかも、それはもはやヴィレヴァン自体の力ではどうしようもない。時代の力も関わっているから、より厄介だ。

ヴィレヴァンが「選択と集中」を適切に取り戻せるときはやってくるのだろうか。←引用終わり
文/谷頭和希 写真/Shutterstock

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2025/03/10

今年もやはり「なごり雪」の季節になったかと! 貧しくも平和で純粋な昭和の一時期の世相を伊勢正三さんが沁みるよう、甘く柔らかく切り取り描いた

先週、東京に降った雪は「なごり雪」でしょうか。


この春も、同じような光景に出会い、心をホッコリさせられました。


詞の英訳版を投稿してみたいと考えます。
(不具合がありましたらゴメンなさい)


" NAGORI YUKI "
 By Shozou Ise.

Standing by your side while waiting for the train, I fiddle with my watch.
The snow is falling out of season.
" This will be the last snow I see in Tokyo."
You say in a lonely whisper.
We encounter times of unseasonable snow.
After the seasons when we've fooled around too much.
Now spring has come and you've gotten so pretty.
So much prettier than last year.

You put your face into the window.
Of the train that has begun to pull away.
You're trying to say something.
But, afraid to see your lips move in the shape of "farewell".
I turn my eyes down.
I guess I never realized.
That time would pass and you'd grow up, too.
Now spring has come and you've gotten do pretty.
So much prettier than last year.

I remain on the platform you left behind,
Just watching the snow as it falls, melting as soon as it land.
Now spring has come and you've gotten so pretty.

So much prettier than last year.
So much prettier than last year.

So much prettier than last year.
So much prettier than last year.


以下は、2024年の夏に讀賣新聞が報じた記事からの一部引用です。


一部引用開始→ 世代超え愛される名曲「なごり雪」誕生から50年…作詞・作曲の伊勢正三「イルカさんのおかげ」
(讀賣新聞 2024/07/24 10:00 滝北岳)

 早春の駅を舞台に、男女の別れを歌った「なごり雪」が生まれて今年で50年となる。伊勢正三(72)がフォークグループ「かぐや姫」時代に作り、イルカがカバーして世代を超えて愛される曲となった。伊勢は「自分で作って言うのもおかしいけど、たいした出世です。イルカさんが大切に歌ってきてくれたおかげ」と語る。

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 サビの「今 春が来て 君はきれいになった 去年よりずっと きれいになった」の詞とメロディーは一瞬で浮かんだ。そこからが難産だった。
「このサビが僕に何を歌わせようというのか。たどり着くまで、10日くらい徹夜した。完成したのが朝の5時。門が開き、曲が待っていてくれたという感覚だった」

このままでは、なごり雪が日の目を見ずに埋もれてしまう。惜しむ声が周囲から上がり、同じ事務所のイルカに白羽の矢が立った。

 レコーディングに立ち会った伊勢は、彼女の表情が暗いのに気づいた。「僕のなごり雪のイメージが強くて、自分で歌うのに抵抗があったのだと思う。それで、横に座って『歌うのが嫌なら仕方ない。でも、僕はイルカに歌ってもらえればうれしいよ』と話した。本心からそう思っていた」
 その一言でイルカは吹っ切れたという。イルカのなごり雪はオリジナルとはアレンジが違う。「イントロのピアノを聞いた瞬間、雪が降る光景が浮かんできた。歌も完璧な仕上がりだった。この曲は僕から旅立ったなと感じた」と懐かしむ。←一部引用終わり

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2025/03/09

嗚呼! 西武セゾン(グループ)が遂に徹底解体も最後の終章がいよいよ幕開けか、ウォルマート傘下でも維持した「西友」も失敗すれば、その名も消えるか

「西友」は、トライアルに買収統合される!

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心から「惜別」の情を贈り、事業が真に再生されます事を希います。


「西武セゾン(グループ)」を率いた故・堤清二氏が幻想に夢見た「夢幻夢想」を強要されながらも、
並立する「西武百貨店」と共に期待された「夢幻夢想」の実現に、両輪いや二本柱として支えたものの、
一時すら歩みを止め振り返る事も許されないまま、カネを産む「ATM」のように位置づけられ使い回され、
挙げ句は、故・堤清二氏は脇も甘く、それに付け込み都合良く取り巻く、
意味不明な誤塵ドモに食い荒らされ喰い千切られ、放り出され蹴り棄てられたといえる。


「西友」が故・堤清二氏の「夢幻夢想」を実体化し実現したビジネスは「無印良品」であり、
それを生み出し、開発を続けビジネスとして軌道に乗せたのは事業会社の「良品計画」だ。


「西武百貨店」も故・堤清二氏の「夢幻夢想」を実体化せよと責められ、
「LOFT」を造り出してはみたが、自主企画、自主編集、自主製造、自主販売すべきだが、
自主販売を除くと「夢幻夢想」には程遠く、未だ亡霊が号令を出しているのじゃないかなと・・・!?


故・堤清二氏は、基本が夢見の「文学者」であり「経営者」ではなかった。


異母弟で「西武鉄道」と「国土計画(プリンスホテルなど)」を両輪とし二本柱として率いた堤義昭氏と、
兄弟で競い合ったものの、二人に共通するのは事業拡大する時のラッパは威勢が良いものの、
時代の条件変化や環境変化を冷静に眺め観る事ができなかった。


これは、戦前から戦後にかけ、今に至る「西武」を率い基盤を形成した
岳父の故・堤康次郎氏の血を引く存在を彷彿とさせる。


岳父の時代は事業そのものが大福帳でも監理できるほど「こぢんまり」した
規模のデカイ中小家業であったともいえた。


二人とも、岳父に競争させられ「事業拡大」を競ってはみたが、
その事業に相応しい「人材」を得る事は難しかった。


また、共通項は過度にワンマンで、短気であったと眺めている。


西友の稼ぎがマズイと言い、
量販店の「西友」に百貨店事業部を創り上げ「西武」を名乗る店舗展開を強要していたのは悪い冗談だろうと。


関西地域で、
阪急電鉄と阪急百貨店の金城湯池ともいえる地域に、
「西武百貨店」の低価百貨店を創出し、一方でも「西友」の百貨店事業部の " 西武 " を出店したものの、
悪い冗談だろうと「地域の優良顧客」にバカにされ相手にもされず「リヴィン」に名を変えたものの続かず終わった。


お笑いは、そこでフロアーマネージャーから店長になった人物が、
閉鎖し撤収した後に「阪急百貨店うめだ本店」の顧客案内係(業務委託の派遣先)に採用されていた。

顔を合わせた時に、全くバツの悪そうな表情を見せた事を見逃す事はなかったが。


余談ですが「7&I」に、
足下を見られ付け込まれ買い叩かれ傘下に丸め摂られた「LOFT」は、
ゴタゴタ続きの「7&I」から離れ自主独立する方がヨイと考えますがねぇ。


まぁ、何はともあれ、
「西友」は、トライアルの下で名を残し「食料品特化型」の事業として、
地域密着で戦い抜き生き抜いて貰いたいと細やかに願っています。

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2025/03/08

怒鳴る怒は、ウクライナ停戦でナニを焦っているのか? 一方的な優位にある一方の相手プッチンは余裕の涼しい顔で薄す笑いさせみ時に持ち上げ拈り

怒鳴る怒がプッチンへ、
ウクライナ停戦に応じるまで「経済制裁」を更に強めると喚き、
世間は「マウント取り」を急ごうとする怒鳴る怒に冷ややかだ。


プッチンは、これ以上ウクライナ戦争を進めても、
当初の目標(ドンバス地域の獲得)は達しているので、そろそろ止め時を探しているだけで、
プッチンとして然程も停戦を急ぐ大きな理由はない。

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寧ろ、停戦をしなきゃカネも廻らず経済も廻らない懸念を抱え、
追い込まれている怒鳴る怒だと、先般からは怒鳴る怒に対し同情的ですらある。


背骨が折れかけているのは、
直接的に戦争をしているワケではないが、追い込まれた怒鳴る怒の側だと観ている。


プッチンは、
1978年(~1989年)に当時のブレジネフ書記長(ソ連邦の総帥)が突然に始めた
「アフガニスタン侵攻(点と線しか支配できず敗退)」とは違い、


プッチンのウクライナ侵攻では、
戦略目標のドンバス地域の面を短期間で占領し尚かつ今も有効に支配している。


プッチンが本気なら、
ウクライナの全土へ進軍し占領する程度は不可能な事ではないのだろうが、
そこまで踏み切ろうとはせず、ドンバス地域とアゾレフを抑えりゃヨイので、
進軍を控えているのだろう。
(ロシアの基本的な戦術や作戦行動は、凡そ200年に渡り変化はない)


基本的に慌てたのは、USとEUにNATOではないか?


プッチンは、裏地を見ながら、
食糧もエネルギーも基本的に自給できるワケで、
実は夏でも冷涼の地で、大いに涼しい顔をして過ごせるのだ。


尻に火が点き丸焼けになりかけているのはUSで、
しかも放火をしたのは怒鳴る怒の側なのだから、笑いが止まらぬ!

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2025/03/07

まぁ、USという国が、世界をリードするなどというのはチャンチャラ・オカシイと言い続けてきたが、遂に怒鳴る怒がダックダックと蒙昧迷走を繰り出し続け

ホッラ、(予想どおり)始まった!

無知で傲岸なだけの汚馬鹿が、原因を識らずに、思いついた事、感じている事を、
前後の脈絡もなしに声高に、その場の勢いで爆発的に主張する!


日本は、USが手足を縛るから仕方なく、それに従っているだけだ!
この体制を創り上げ強制しているのはUSだという事くらい理解しておけよ馬鹿者が・・・


日本の真正保守は、
このオカシナ状態から脱却せよと強く主張し続けているが、
米国(米軍)は「傭兵」と考えればヨイという主張する勢力の側に、保守でも勢いがあるのは事実だ。


しかし必ず、このトランプのような呆気の汚馬鹿が現れ、この種の事を言い出すだろうと予想していた。


日本は、根源から怒鳴る怒・花札が撒き散らすヒステリーに傍迷惑を押しつけられている事を自覚せよ!


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引用開始→「日本は米国守らない」 トランプ氏、同盟に不満表明
(時事通信 外信部 2025年03月07日 08時43分配信)

 【ワシントン時事】トランプ米大統領は6日、日米同盟関係について「われわれは日本を守らなければならないが、日本はわれわれを守らない」と不満を表明した。「日本は米国との関係から財を成している」とも述べた。ホワイトハウスで記者団に語った。

NATO加盟国「守るつもりない」 国防支出不十分なら―トランプ氏

 米国と北大西洋条約機構(NATO)加盟国との関係に触れる中で言及した。トランプ氏は「日本が大好きだ。素晴らしい関係を築いている」とした上で、「いかなる状況下でも日本は米国を守る必要がない」と主張。日米安全保障条約に関し「興味深いディール(取引)だ」「一体誰がこのようなディールをするのか」と皮肉を込めて語った。

 日米安保条約は米国に対日防衛義務を課す一方、日本に米軍基地の提供義務を定める。日本は集団的自衛権の行使容認や安保法制の整備により同盟強化に取り組んだが、トランプ氏は1期目から「片務性」に不満を示してきた。ただ、先月7日の石破茂首相との会談後の記者会見では「米国は日本の防衛に全面的責務がある」と約束していた。←引用終わり


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(写真の記事は、日本経済新聞 2025年3月7日 夕刊)

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(写真の記事は、日本経済新聞 2025年3月8日 朝刊)

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2025/03/06

パラノイア合衆酷 怒鳴る怒・花札爺 第47代台棟梁 100分にわたり現実と夢想幻想が交錯し恍惚とし、取り巻きのゴリラやサルに白ブタは歓喜する

US連邦議会(下院)でのゴリラがサルを従えブタも交え演じた「集団ヒステリー」は、
パラノイア台棟梁が、自ら観たとする確証もない事、あると言えばあるが立場が違えばという現実と、
実際には存在しない幻想や夢想を織り交ぜ。


全く思考能力を欠いた
バカヅラ「バンス(知性の一欠片も感じられぬ面)」に白豚「悪論・マスク(アホが満面に浮かぶ面)」が、
その都度立ち上がり「USA」と応え、
凡そ100年前のベルリン広場でヒトラーを讃え熱狂する呆気面の集団が、
100分にわたり熱狂し続けるという、実に観るに堪えないサァ~ィテェ~の茶番劇だわ。


世界は、この呆気ドモに4年も席巻され続けるのかと思えばタマランですねぇ~!


WDCの連邦議会でのパラノイア賞賛が続いている間に、
NYSEでは株価が暴落し続け、
株式市場は冷静に現代のUSヤタケタドモが繰り広げる「パラノイア呆気」が、
如何に経済無知で無邪気な戯言であるかと冷たく眺め、手荒な反応を示しているようでオモシロイ。

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(写真の記事は、日本経済新聞 2025年3月5日 朝刊)

パラノイア合衆酷の第47代、怒鳴る怒・花札爺」が博打場を仕切るのだと示威を見せた。
それなら冷ややかに突き放して笑止千万と眺めてやろう!


(4年は、長いぞ! 4年は余りにも長ぃナァ~! 長すぎる!)

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2025/03/05

現在、日本の中央省庁に巣喰い暗躍し省庁の行政を簒奪する無責任な行政官僚ドモが日本社会を隈なく喰い千切る誤塵と遊罠を造り出し甘やかし破壊

大学の授業料が高く払えない学生が多いのだから「大学の授業料は無償化」すべきだとの声が・・・
高校の授業料は2026年からの無償化が、
2025年度予算で与党と一部の野党が賛成する引き換えに政治的な握り合いの談合で合意された。


ここで明確に基本問題を指摘し一言!


日本國の義務教育は、小学校と中学校であり、
固より高校や大学は「義務教育」の対象外で、
その範疇になく「任意教育」である事の重要な一点を押さえておく必要がある。


次に、
様々な、何らかの理由(事由)により、
小学の基礎段階の不可欠な基礎学習(3~4年生段階)を押さえ、
理解し応用できない生徒(子供達)は、5年生以降の取り組みを始め、
中学校での分野別学習にも支障を来している。


仮に、分かりやすく例を挙げ指摘すれば、
小学(2~3年生)の算数で「掛け算、割り算」が理解できず応用できない生徒は、
円周率も、構成比率も、何の事かと別の世界の話になってしまう。
そのまま、小学高学年(5~6年)へ進み退屈な時間を強要され過ごす。


そして干支が一回りし、義務教育の約束どおり「中学」へ進む。
ここで算数は数学に転じ、数式の理解と応用が始まる。


小学(3~4年生)の算数が分からない(理解できない)児童生徒に、
いわゆる( )付きの数式が現れ、( )の中は先に計算すると言われ、いよいよ分からなくなる。

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次に、( )で区切られた中に、掛け算や割り算が、普通に入り込む。
( )の括りがなければ、+やーより×や÷が 優先するなどと、言われても雲の上の世界で、
更に二乗計算などに出くわすと、殆どお手上げで苦痛の強要でしかない。


それが、高校へ進学するなどと、
いよいよワケが分からない状況の展開があり、
更に人生のモラトリアムを消化するために大学へ進学するワケで、
無計画と言ゃぁ本当に無計画そのものだ。


そんな役にも立たない人員に、なぜ税金を投じる必要があるのか?


明治や大正の時代は、
太宰治のような穀潰しが人生のモラトリアムを謳歌し、
一部では賛美されたが、やがて世間を騒がせ自死して絶えた。


平成から令和に至る日本では、
社会の至る所にモラトリアムの今様太宰治が現れ、
穀潰しである事を忘れ「アレコレ」と口にし、
まるで自身の取り組み能力の欠如を「社会」のせいにする勢いで・・・


その遊び賃を寄越せと主張するのが「高校教育の無償化」主張であり「大学教育の無償化」要求だ。


社会全体の構成者として排除する考えなどは毛頭ないが、
義務教育ではない「教育の無償化」は、
政治の責任ではなく「社会が取り組む支援事業」ではないか?


即ち、対象範囲と受給希望者の困窮度と成績に応じ、
手厚い「給付型奨学金」制度を設けるべきであろうと思量し続けています。


非効率な一律主義による救済型税金の投入で解決する事ではなく、
現実の教育現場が抱え込まされた実態に即し合理的に解決できる方法が必要なのです。


従って「飛び級」も認める事。
幅広い「教育支援財団」の設立と運用を社会が強化する事。
高校も大学も、社会が評価し篩いにかける。
★これは文部科学行政へ政策転換を求める問題の指摘です。


また、同時に小中教科書のデジタル化に懸かる弊害問題を抱えている。


「教育のIT化だ」といい、
「教科書のデジタル化」を強引に進めている文部科学省。

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タブレットやPCの画面を教科書代わりに用いる事の妥当性を問いたい。
画面はあくまでも平面的な「写真」や「画」であり、
何よりも思考を刺激する「行間」や「深み」はないと考え、
その点もあり思考の弱体化や平面化が進むと考える。


デジタル教科書は、
基本が軽く観て眺めるのであって、
文字で表された意味や考えを思考し深める事には結びつかないだろう。


人は、30年ほど前までは、
電話番号も重要先は記憶するか、あるいはノートなどに手書きし、
必要な時に引っ張りだし用いていた。
現在は、殆どの人がスマホに搭載し、画面で探し出し「ワンプッシュ」で通話するのが一般化した。
すると立ちどころに忘れ去るのであり、覚えようともしなくなる現象を散見する。


人の記憶は文字との格闘であり、
画面は眺め見る対象でしかないため、記憶に残そうともしなくなるのだ。
これが「思考力」を鍛え備えるの基本だろう。


しかしながら、
現代のUS社会は、その記憶をしない(できない)社会の典型であり、
ほぼUS市民の70%~80%は「パブロフの犬」状態だと言え(眺めてい)るようにみえる。


トランプが産まれたのは、
意図的に形成され倦まれ膿む社会が自然に造り出した「パブロフの犬」状態の「集団ヒステリー」に過ぎない。


前回は「バノン」という狂い者が現れ、
今回はそれに負けぬとも劣らぬ呆気ヅラの「バンス」が、取り入ろうとイッショケンメイなのは笑ってしまう。


それと同じ「パブロフの犬」状態が蔓延する社会を、
文部科学省は時間をかけて造り出したいのか?
それを熱く支持するのは、いまならゴミ維新と創業者の橋下徹くらいだ。
そりゃぁ、ゴミ維新と荊領同盟の狙いなのか?
日本社会の危機だろう・・・

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2025/03/04

日本人の大半は相対的ながらも「権威主義」であり、「権威」を受け入れ、「権威」に従い、「権威」を保つ側を尊び従い縋ろうとし、その仕組みを東大は支え

先日の雑談で
現代日本人の思考体質の基を形成している統治制度に起因する話に、
自然な流れで短めの意見交換になった。

日本はというか日本人の大半は「絶大なる権威主義」であり、
基本的に「個の自覚」がなく「個の自律」もないまま「個の自立」など無理な話だ。


一生懸命に事業取り組みをする側の人から、日本の事なかれ主義が生き方の官僚批判になった。


ここでは、このテーマの基本が、

① 行政とは「無駄の制度化」にあり、それが全ての基本である事。

② 行政は求められたテーマに取り組む風を装い、結果的に終わる。

③ 行政官僚は自身の責任に及ばぬよう十重二十重に防御壁を造る。

④ その思考体質は、中央省庁も基礎自治体も一貫した思考体質だ。

+その巧妙な無責任な思考論理体系を形成したのは東大法学部だ。
+ナンとかなりませんかねぇ!?東大的思考の行政官僚は・・・
++の部分が話の大要で、これで終わったのだけれど・・・

A) ナンと、1968年6月~7月の風景が浮かび上がってきたワケで。

B) 医学部の研修医制度を巡る命令的思考体質で縛り上げる東大。

C) 反対する医学部学生を問答無用で処分したが、処分を受けた者は  
 対象ではなかった。→処分撤回闘争が医学部の中で起きる。

D) 東大は、現場を確認したワケでもなく、当該学生に確認もせず
  処分を強行し、撤回もしない(東大の権威が揺らぐ事はタブー)。

E) 遂に安田講堂の封鎖に至り、大河内一男総長は警視庁の機動隊 
  を導入し封鎖を実力解除。

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F) 医学部の処分撤回論争が全学部全大学院を巻き込む紛争に。

G) 全学共闘会議(組織)が形成され自治会に代わり主導する。

H) この時、究極の着地点として「東京大学解体」が提起される。
  +東京大学解体=東大的現場確認もせず統治論理(東大法学部)
  の主導する東大法学部的思考の解体が全面に出てきた。

I) しかし、1968年7月の「大衆団交」では、書面上の勝ちを得るが、
  日を置かず破棄され覆され、学生組織は四分五裂のまま、
  翌年の安田講堂事件を迎え2日間の攻防で終わる。

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1) 一貫して日本の統治理論「東京大学法学部の法理」は、日本の   
  隅々まで徹底され、同時に日本的権威主義が罷り通るように。

++官僚組織は、一貫して東大法学部が統治法理として強制する
  理論に則り守られ冒険する事がない。

++日本の官僚制度と組織は、WWⅡの敗戦後も堂々とした
  「大本営参謀本部の参謀」であり、社会を息詰まらせて平気だ。

**日本社会の官僚制度への不満を耳にする都度、
  1968年の7月に一度は勝ちながら、政治権力に徹底的に排外
  され、1969年の真冬に打ち据えられた一連の流れを思い出す。

**1968年7月が、5日ほどの勝ちのピークで、1969年1月19日が
  決定的な敗北の日であり、以降、55年以上も、あの波を超える事
  はできず、被統治者の側には不満が積もっているのだろうな。


★★その世代として思い考えますね。


(モノクロ写真は、時事通信から拾いで、カラー写真は関係者の記録から)

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2025/03/03

世界をナメた臭い三流芝居「バカモト珍喜劇」を世界に向けトランプが演じ見栄を切り、三下のバンスが花札オヤジの凄さを印象づけようと大失態を演じた

WDCはダークハウスでの興業//バカモト珍喜劇:


ロード オブ リング!
いやいやロード オブ キング? 👑
プッチンか、臭禁屁か、金豚珍か、はたまた怒鳴る怒か?


これは、実に良くできた傑作で、
思わず拍手喝采しました駄! イヤ、まぁ見事な!


思わず、消去を怖れスクリーン ショットしてしまいました。


笑いましょ! 大いに! 笑い転げましょ!

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花札組/三下の若頭:<バンス> 

オィ、アンちゃん(ゼレンスキー)よ!
テメェ~、親分に失礼だろうが!! そのクチの利き方は。エッ~!

善良人/棟梁頭:<ゼレンスキー> 
三下のテメェ~こそ、実際を識ってやがるのか? バカヤロウ!
気をつけてモノを言いやがれ!

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花札組/台棟梁:<トランプ>
(ゼレンスキーに)オマィにゃ、カードが残ってないのだ。
オマィは、WWⅢを始めようとしているのだ。それが分からんのか?

善良人/棟梁頭:<ゼレンスキー> 
2014年にプーチンのロシアはウクライナ(クリミア半島)へ侵攻し、占拠した(ままだ)。その時に、アメリカは何をしたのだ? エッ!?

花札組/台棟梁:<トランプ> 
2014年に、私は此処(WDC/ダークハウス)に居なかった!

★国家というのは、連綿と続いている。
 指導者が替わったから、その頃の事は自分は識らない、
 だから自分には関係がなく、責任もないと、言い抜けたのだ。
 (世界の笑いものだろ、トランプとバンスは)

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USがチョッカイをかけ続けた歴史だろうが!


ナンの勝算もなく、65年前はベトナムの解放戦争に軍事介入し、
50年前に敗退撤収させられ、世界の世論に打ち据えられ・・・


その反省もなく、イランで敗北し、ロシアに蹂躙されたアフガンでは逃げ帰り、
ソマリアで一矢を報いても、未だ西部劇のカウボーイは保安官が拳銃と投げ縄で、
支配地域を増やす脅しのまま、時に建前の綺麗事を並べ立て強奪する・・・


怒鳴る珍獣に、ワァワァと熱を込め投票した52%のUS呆罠が、どの程度であるか。


政権の担当者は代わっても、主権国家は連綿と避けられず続く事も識らぬ汚馬鹿を
世界の前に見せたので、これは黒歴史を通り越しハジグロ歴史と言うべきだろうと!


アハハ〜!
ホホホォ〜!
トホホホォ〜!
拾いモノですが、

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さすが、ナカナカの拈りが効いてオリマス激情堕!

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2025/03/02

USはWDCのダークハウスで花札組が仕切る、バカモト興業のバカモト珍喜劇:台棟梁の怒鳴る怒が、三下の若頭を促し、善良人の棟梁頭をイジメ抜く

花札組/台棟梁:ヤタケタが怒鳴る怒!


威勢良く、ウクライナからゼレンスキーを、
WDCのダークハウスへ呼びつけ、いろいろ掠め取ろうと、
言葉巧みに難癖をつけ、恩を売り、恫喝し巧妙な奪いとりをと・・・


ところがドッコイ、
ウクライナは国の存亡を賭け、ロシアから仕掛けられた戦争を戦い耐え抜いている。
ポッと出の「クチ先ヤタケタ」とは格が違う。
「一寸の虫にも五分の魂」がある。
怒鳴る怒のケチ付け口撃に怯む事などあり得ない。


「軍事支援に感謝しろ!」と、言われりゃ、
「この侵攻の要因を形成したのは、1993年のUSによるチョッカイだろう。
その責任を負うのは " 当然の事 " だろ」と、言い換えされたか?


短気で脳天気野郎の怒鳴る怒は、
声を失ったかも知れず、狼狽え会談は打ち切りにするしかないような情勢へ追い込まれ。


共同会見もなく、強欲なパラノイアは怒りを這々の体で肚底に沈めたか!?


いよいよ、
これでNATO(主要国)とロシアが直接、ウクライナの東部で対峙する戦争へ姿を換えるか・・・
ゼレンスキーは、イシバカよりも遙かに肚が座っている!

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①の写真記事は讀賣新聞WEB。

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②の写真記事は日本経済新聞NWS速報。

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③のティリーテレグラフの速報も。


ウクライナへ、USがチョッカイを出したのは、
共和党の大統領レーガンの時で、その後はパバブッシュもブッシュジュニアも様々な介入を繰り広げ、
ロシアとの綱引きをした結果が、2014年のクリミア併合で、
それに対して、
何もせずできず何もしなかったワケで、
それが3年前の侵攻になっているワケで、常にUSが原因じゃないですか。
USへ亡命したウクライナ人を多く抱え、移民国家は逃げられないとも言われ。


WDCはダークハウスでの興業//バカモト珍喜劇:

花札組/三下の若頭:<バンス>
オィ、アンちゃん(ゼレンスキー)よ!
テメェ~、親分に失礼だろうが!! そのクチの利き方は。エッ~!

善良人/棟梁頭:<ゼレンスキー>
三下のテメェ~こそ、実際を識ってやがるのか? バカヤロウ!
気をつけてモノを言いやがれ!

花札組/台棟梁:<トランプ>
(ゼレンスキーに)オマィにゃ、カードが残ってないのだ。
オマィは、WWⅢを始めようとしているのだ。それが分からんのか?

善良人/棟梁頭:<ゼレンスキー>
2014年にプーチンのロシアはウクライナ(クリミア半島)へ侵攻し、占拠した(ままだ)。その時に、アメリカは何をしたのだ? エッ!?

花札組/台棟梁:<トランプ>
2014年に、私は此処(WDC/ダークハウス)に居なかった!

国家というのは、連綿と続いている
 指導者が替わったから、その頃の事は自分は識らない、
 だから自分には関係がなく、責任もないと、言い抜けたのだ。
 (世界の笑いものだろ、トランプとバンスは)


それがUSの歴史でしょう!


ナンの勝算もなく、65年前はベトナムの解放戦争に軍事介入し、
50年前に敗退撤収させられ、世界の世論に打ち据えられ・・・


その反省もなく、イランで敗北し、ロシアに蹂躙されたアフガンでは逃げ帰り、
ソマリアで一矢を報いても、未だ西部劇のカウボーイは保安官が拳銃と投げ縄で、
支配地域を増やす脅しのまま、時に建前の綺麗事を並べ立て強奪する・・・


怒鳴る珍獣に、ワァワァと熱を込め投票した52%のUS呆罠が、どの程度であるか。


政権の担当者は代わっても、主権国家は連綿と避けられず続く事も識らぬ汚馬鹿を
世界の前に見せたので、これは黒歴史を通り越しハジグロ歴史と言うべきだろうと!

写真は、

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④と⑤(=讀賣)がMSNからの拾い。
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⑥が2025/03/02 日本経済新聞 朝刊
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2025/03/01

税金の無駄な投入消費による「高校授業料」に反対する! 大学教育授業料の税投入による無償化など以ての外だと指摘する! 奨学金で対応すべきだ

大学の授業料が高く払えない学生が多いのだから「大学の授業料は無償化」すべきだとの声が・・・
(高校の授業料を2026年からの無償化が、2025年度予算で与党と一部の野党が賛成する引き換えに政治的な握り合いの談合で合意された)

日本の社会をリードする質を保つ人材は、超巨大企業も中堅・中小・零細の別なく大凡40%だ!
(それは、真っ当な大学、高等専門学校、技術系専門職業学校の収容定員に見合っている)


ここで明確に基本問題を指摘し一言!
日本國の義務教育は、小学校と中学校であり、
固より高校や大学は「義務教育」の対象外で、その範疇になく「任意教育」である事の重要な一点を押さえておく必要がある。

714

次に、
様々な、何らかの理由(事由)により、
小学の基礎段階の不可欠な基礎学習(3~4年生段階)を押さえ、
理解し応用できない生徒(子供達)は、5年生以降の取り組みを始め、
中学校での分野別学習にも支障を来している。


仮に、分かりやすく例を挙げ指摘すれば、

小学(2~3年生)の算数で「掛け算、割り算」が理解できず応用できない生徒は、
小学高学年(5~6年)で円周率も、構成比率も、何の事かと別の世界の話になるのです。

そのまま、小学高学年(5~6年)へ進み退屈な時間を強要され過ごす。


そして干支が一回りし、
義務教育の約束どおり「中学」へ進む。
ここで算数は数学に転じ、数式の理解と応用が始まる。


小学(3~4年生)の算数が分からない(理解できない)児童生徒に、
いわゆる( )付きの数式が現れ、( )の中は先に計算すると言われ、
いよいよ分からなくなる。


次に、( )で区切られた中に、
掛け算や割り算が、普通に入り込む。
( )の括りがなければ、+やーより×や÷が 優先するなどと、
言われても雲の上の世界で、更に二乗計算などに出くわすと、
殆どお手上げで苦痛の強要でしかない。


それが、高校へ進学するなどと、
いよいよワケが分からない状況の展開があり、
更に人生のモラトリアムを消化するために大学へ進学するワケで、
無計画と言ゃぁ本当に無計画そのものだ。


そんな役にも立たない人員に、なぜ税金を投じる必要があるのか?


明治や大正の時代は、
太宰治のような穀潰しが人生のモラトリアムを謳歌し、
一部では賛美されたが、やがて世間を騒がせ自死して絶えた。


平成から令和に至る日本では、
社会の至る所にモラトリアムの今様太宰治が現れ、
穀潰しである事を忘れ「アレコレ」と口にし、
まるで自身の取り組み能力の欠如を「社会」のせいにする勢いで・・・


その遊び賃を寄越せと主張するのが「高校教育の無償化」主張であり「大学教育の無償化」要求だ。


社会全体の構成者として排除する考えなどは毛頭ないが、
義務教育ではない「教育の無償化」は、政治の責任ではなく「社会が取り組む支援事業」ではないか?


即ち、対象範囲と受給希望者の困窮度と成績に応じ、
手厚い「給付型奨学金」制度を設けるべきであろうと思量し続けています。


非効率な一律主義による救済型税金の投入で解決する事ではなく、
現実の教育現場が抱え込まされた実態に即し合理的に解決できる方法が必要なのです。


従って「飛び級」も認める事。
幅広い「教育支援財団」の設立と運用を社会が強化する事。
高校も大学も、社会が評価し篩いにかけ用無しは自然に潰し淘汰する。

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