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2025/04/01

日本は殊の外「権威エリート」が大好きな国で、未だに東京大学(The University of Tokyo)を頂点にした人材評価主義に毒され支配され続け追従している

日本は、
明治の近代国家を差配する人材が薩長土肥のコネでゴミとカスばかりで辟易させられ。
有能な人材の育成を目指し東京に大学を設け官僚の育成に着手した。

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民間は経済や商業で契約などに必要な法律を学ぶ私立の法律専門学校(後に大学)を開き、その高度知識と人材育成に対処した。


しかしながら、凡そ60年を待たずして、WWⅠの戦後1925年~1930年代の不況期には、
それを政策面で乗り越える冷静な知性を得る事が適わず、夢想主義の岸信介ら妖怪官僚と郡部に差配され費やした。


WWⅡの敗戦後の大学再編「新制大学」の開設後も旧・帝国大学や国家官僚への志向は変わる事なく、
弛まぬ官も民もエリート主義への憧れは強くなるばかりで激しい「受験主義」が社会風潮となった。


遂に「産経新聞」までもが、
2025年入試の東京大学と京都大学の高校別合格者数ランキングを堂々と報じたのには驚きを禁じ得ず。

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それは学歴偏重と偏差値教育重視および暗記型詰め込み教育を根刮ぎ批判し続ける「アカヒチンプン」の得意技で、
それに教育の「マイニチ」が追随し、両紙に批判的な「ヨミウリ」も続いていた事で食傷気味で、
その愚鈍な行為を鼻で笑い今も小馬鹿にしている。


それに、いよいよ産経も参入するのかと情けない限りで・・・


その昔ムカシ、地域の小銭持ち一家の知人が、
少し「算数」ができると言い、中学受験をするのだと騒ぎ、
なぜか此方も、その一角で一団に組み込まれ楽しい「小6」の夏休みが灰色だった。


鳴り物入りの其奴は、
神戸・魚崎の酒造中学で相手にされず、地元で公立中学へ入り、
3年後には神戸・魚崎の酒造高校へ進むのだと言い続け、
歯牙にも懸けられず、それでも地元では一応は羨ましがられる名の通った一級の公立高校へ入学した。


固より落ちこぼれの手前に過ぎない其奴は、
3年間の悲哀を強要され続けた結果、小銭持ちの家業を継ぐ事もあり大学は「大阪工業大学」へ進学した。


まぁ、その程度なら子供の頃から、
少年として、もっともっと楽しく有益な時間を過ごし、
心身を鍛えるべきだったと、吾が方は手厳しく助言したのだった。


”「東京工業大学(現在の東京科学大学)」へも受験の願書を出した(出せた)のか、
予備的に「東京理科大学」は併願できたのか?”

これが、吾が方の最大の注目で興味だった。


それはなく、大阪は旭区だけの専願だったというから、
地域の一級高校では落ち溢れでしかなかったのだろう。


だったら、
もっともっと少年期も若青年期も、様々なテーマや事案に取り組み思考する。
あるいは体力を使うなどを行い、人として磨き上げるべきじゃなかったのかと・・・


こんな辛辣な事を正面から言うのは吾が方しか居なかったそうで、
些か面はゆいが、社会の取り巻きや親が冷静に環境条件を捉えなければ過重な負担を強いるだけで、
人材としても結局は潰れてしまうのだ。


知人は、家業を継いだが「還暦」を待たずに逝去した。


何よりも優れた「学位論文」をモノにするもヨシだが、
世の中で「迷える仔羊」に正当な生きる途を示唆し与える事で、
世のために尽くす途もある事を識って貰いたいのですが。


「人生は幅広く、長く、深く掘り下げ生きよ」と、言い続けているのです。


(添付のランキング表は産経新聞からDL)

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