「清明節」は、沖縄では大切に祖先との紐帯を共にする日。 80年前は中部の読谷村付近へ上陸した米軍を前に巨大亀甲墓やガマへ逃げた住民に悲劇が
今日(4/04)は、1年で最も爽やかな「晴明節」の一日です。
沖縄の各地では、祖先を大切に祀る重要な節目の日です。
一族を祀る巨大な亀甲墓で盛大な儀式を執り行い安寧や繁栄を願うのです。
80年前の「晴明節」は、
米軍が上陸した中部の読谷村を中心に、
亀甲墓やガマ(洞窟)へ避難した人も「32軍の部隊」の兵から集団自決を迫られ、
大変な悲しみを背負わされる悲劇が待っていました。
既に、遺された様々な戦史資料からも、
当時の第32軍が命じた稚拙な判断に基づく非戦闘員を巻き添えにした作戦や、
足手まといになるとされた住民へ集団自決を強制し実行させた事は、
どんなに否定しても事実を覆う事はできません。
それを「沖縄タイムス」が、
社説として主張しfbのリンク投稿にも用いたところ、
実に稚拙な無知を地で征く批判がなされ、
それを受け厳しく事実を指摘する反論がなされました。
「沖縄タイムス」は朝日新聞社とも連携している事もあり、
ナカナカ筆先は厳しいモノがあり、それをして「アカリベヒダリ」は国賊だ、
現実を見よとの批判や声は根太とく執拗ですが、過去の事実は事実として押さえ、
二度と繰り返さない冷静さが必要です。
ウクライナの悲劇と、
中国が迫る日本や南西諸島への脅威を一緒にして論点整理もままならぬまま、
感情的な批判を小児病的に繰り広げても、
誤塵の溜飲を下げる事はできても根本的な解決には程遠いとしか言えません。
この程度の知識で、この程度の論点で、この程度の意見表明なら、
「沖縄タイムス」は愚か「オール沖縄」を前にしても蹴散らされるのがオチでしょうねぇ。
もう少し、事実に即した意見表明が欲しいものです。
それができない底流には、「地政学的に沖縄は仕方がない」という、
基本的な「構造差別」が無意識の間に醸成されているのです。
例えば無知による日本への構造的差別は、トランプのアメリカが、
「日本の言い分は分かるが、しかし仕方がない」とするのも同じです。
(写真の記事は、2025/04/02. 日本経済新聞)
(沖縄タイムスの Facebook 2025/04/04)
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