老成パラノイアの無責任の極みトランプの100日は、世界を混乱させ無知で無自覚な夢見の米国市民には媚薬効果でも世界にはオオメイワクだった
トランプの100日は、安物のコミック以下だった。
しかしながら、
誤当人は自信満々らしく「米国を統治し、世界を統治する」らしい。
老成パラノイアによる傍迷惑もイヨイヨ進化するのか!?
一説によるところでは、
かのナチスドイツを率いたアドルフ・ヒトラーも、
やはりパラノイアから始まり、矢継ぎ早に思いつきを実行したという。
報じられるトコロでは、
トランプが収まるWDCのダークハウスでは、功名を争う5派閥が激突中だとかで、
博奕屋の胴元を自認する老成パラノイアは、それを激烈に争わせ潰し合いを愉しんでいるらしい。
ヨォ、知らんけど。
世界は道化師トランプの100日をイロイロ様々に評していますが、
道化の博奕屋であろうと一応は米国の市民が選挙で半数以上が票を投じ選んだワケで、
一瞬のウソでも厳粛な事実なのですから・・・
この半世紀ほど米国社会を眺めてきましたが、
1970年代は自己中心的でマッチョな思考体質が引き起こした様々な結果を前に、
今も同様の迷走を重ねておりました。
1965年から本格的に「ベトナムの解放戦争」へ介入し、
50万人を超える近代装備の米軍を派遣しながら、
10年を経て完全に敗退させられたのです。
4/30は、その敗戦から丁度50年です。
自由な大地を目指し到着したNYで、
生きるための労働と賃金を与えた「繊維製品の加工業」は衰退を始め、
ヒトもマチも荒れ始めていた頃です。
NYは、
マンハッタンのガーメント街区の一角にコミュニティスクールとしての「FIT」を整備し、
手の労働から頭による創造へと舵を切らせ「クリエイション」による「デザイン」で、
付加価値生産(供給)する大都市への転換を示しました。
(大量生産供給による大量消費からの脱却)
これは、
同様に「中西部地域」でのBIG3が主導する「自動車産業」を中心に、
同じ流れを見せていたのですが、彼らは変わらず頑なにBIG3であり続けたのです。
(やがてアイアコッカが主導した「クライスラー」は破綻しました)
この時代に、
世界のマネジメントやマーケティングに米国から大きな影響を与えたのは、
ピーター・ドラッカーであり、フィリップ・コトラーであり、マイケル・ポーターでした。
米国の東海岸では当然のように、西海岸でも普通に、学び更に研究し発展させ、
更に深め進化させようと世界の学生や研究者が競い合い発展させました。
米国は、
主に東海岸ではNYCを軸に「金融・保険・不動産ビジネス」を、
西海岸ではSFOを軸に「IT」が「シリコンバレー」を、
南部ではヒューストンを軸に「宇宙関連」で広汎な「サンベルト」を形成しています。
ところが中西部を中心とした地域では、
BIG3を軸に今も汚背を向け改革や挑戦が進まず、
いわゆる「ラストベルト」が進み、見棄てられた地域に成り果てようとしています。
そして捨て置けない米国の社会問題になり、
道化のトランプは自らの「ヤリタイ呆大」のために票を得ようと、
言葉巧みな「大博奕」に打って出たのです。
それが、
相互関税であり、懲罰的な報復関税です。
例えば、
米国内(中西部地域)で製造生産される自動車の部品が、
広汎な世界各国で製造され、米国へ運ばれ更に最終部品とされ、
自動車として集約され完成品に仕上がる「サプライチェーン」の仕組みが分かっていない。
USスチールの苦境は、BIG3が造り上げ招いたとも言えます。
米国の中西部における自動車産業は、
米国市場向けの「アッセンブリー(最終組立)」でしかない事の根本的で本質的な理解がないのです。
BIG3の経営陣は十分に理解しているハズですが、
無知な道化のトランプに大博奕を打たせ、高みの見物をしているだけなのです。
トランプもバンスも単なる無知の呆気で道化に過ぎないのです。
米国の社会分断は、
この50年に渡る海外政策と稚拙な国内政策のツケが焼きとして廻ってきた結果です。
知人が、
1980年代の半ばにインディアナ州の商務オフィスで投資を感有す売る業務に就いていた時に、
招かれ私的実務訪問として数日間にわたる案内と調査および率直な議論で指摘した点を踏まえ、
知人が州政府へレポートを提出しました。
既に、
40年の歳月が経過したのですが、
事態は改善されず、より深刻になっている事を、10年前のトランプの選挙戦で識り、
この度2024年の選挙戦で」思い知らされました。
(この間、BIG3は改革も改善もせず、新規投資を日本とドイツの自動車会社に任せました)
道化のトランプは米国社会が抱える問題の象徴ですが、
トランプとバンスのチームが主張する内容では、
米国社会が抱える根本的な問題の解決には結びつかない事だけは明確です。
米国は250年の歴史で、
この150年後ほど、とりわけ100年ほど、
世界に号令し君臨し鷹揚に振る舞い続ける事だけを描き実現してきたのですが、
最近は世界に分「富」が散され、以降が通用しなくなり焦りがあるワケですが、
IQ47しかない道化のトランプは稚拙な夢見屋ゆえ、癇癪が爆発するのです。
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