日本のガソリン価格は、およそ50年で2倍近くになろうとし、それを巡り百家争鳴の喧しさですが、ペットボトルの水より安い事実を考えての事か
いま、日本で話題の中心を占めるのは、
① 米の価格(一応5kg=4000円を超えたまま)と店頭から消え。
② ガソリン価格が高騰し1㍑=185円~190円は異常だ。
③ 減税しろ!(消費税減税/定額減税)の主張を競い合う。
④ 誰も、どの党も「歳費の返納は口にせず」
また政府支出で「冗費の削減」は口にも出さず埒外のままで。
この中で、
① の米については、先日、茶番のからくりについて、
知り得た事に基づく「疑問」をJAが出荷し、JAが入札で90%を落札し、
政府の買い戻しに応じる目的で、その殆どを再び倉庫へ収納した事を投稿しました。
② のガソリン価格の変遷をグラフ化した資料を投稿してみます。
*いつも不思議に思う事は、ガソリンはペットボトルの飲料水
より安いのです。
+ 中東(湾岸諸国)から、巨大タンカーで様々なリスクを冒し、
日本まで運び「精製」し、給油所まで運び供給し、多くの効用
を提供して、それが市販価格で飲料水より安価で・・・
しかも小売価格の半分が「税金」だと具体的に指摘され!?
騒ぎたてる人、飲料水とガソリン価格を比較した事はないの?
★ 遠い記憶では、RGは1970年頃に1㍑=48円だったような。
そしてHGは1㍑=55円だったような。
それが、中東戦争で一気に跳ね上がり1㍑=100円になり、
この時も大騒ぎで「狂乱物価」と厳しい怨嗟の声が津々浦々に。
という事は、この半世紀で2倍になろうとしているワケで、
2倍の200円の手前で足踏みをしている事になります。
50年間で、多くの物品や産品の価格は2倍以上ではないかと。
どうなのでしょうか!?
賃金が追いつかないという指摘も理解しますが。
50年間で、世の中の大半の価格は10倍程度になったでしょう!
賃金が追いついていないというのは確かでしょう。
それは、社会全体の生産性が低すぎるからじゃないですか?
(またまた、決定的に嫌われる事を指摘してしまいましたネ)
例えば、
普通に自動化できる事は自動化すりゃヨイのです。
鉄道は出改札を自動化しました。エアラインも搭乗を自動化し、
現在は、基本をスマホ搭載にも対処しています。
銀行は窓口業務での入出金を止め「ATM」化させました。
そして「窓口人員」は大量の不要者が出ましたが、これらの能力人員を日本の社会は持て余しています。
社会全体で、スイッチできず不要人員のまま活用できず放置し単純パートに追い立ててしまいました。
行政も「マイナンバーカード」化へ踏み切りましたが、反対の勢力を抱え・・・
しかしながら、
「DX」化する事を「PC」導入だと考える事業者が大半で、そのために雇用するというのが摩訶不思議です。
また、交通違反の取締も、未だに警察官による人的取り締まりで、
その時に出くわした側の「損失」という、極めて偶然性の高い現象(事実)への「不満」があり、
解決しないまま自家用自動車の急増で、それすらも追いつかず状態です。
駐停車禁止地域、重要交差点での様々な違反など、監視カメラで警告し記録し罰する事など容易ですが、
それは「監視社会」だという勢力に圧され、未だに1(事案)対1(複数要員による)の人員で攻防をしています。
日本の社会は、多くの国民から時代や環境に応じた「安全で快適」を求められながら、
未だに、200年前と変わらぬ「十手捕り縄」の警察事情では、社会的な発展や要請に応じていないワケで。
ガソリン価格の急騰も大きな対処課題ですが、
それ以上に、日本の社会は改善も改革も不断の行動を求められている事への自覚がないようで・・・
生産性を上げる目標を掲げ、生産性を懸命に下げる実態もあります。
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