« 2025年5月 | トップページ | 2025年7月 »

2025年6月

2025/06/30

大都市は周辺また辺境との格差を創出し維持拡大させる事で成立し、それを「制度化」し防御方法として便利な「リベラリズム」の法体系を形成し発展させ

大都市の行政は、相対的に「リベラル化」を追究し、
その制度化が進むほど外部からの流入が増え、
先流入者や先取得者と後発流入者は静かで格差が激烈になり、
その解消を目指し要求争いを繰り広げ・・・


それはUSで、NYやLAだけに止まらず、
他の国でも地域でも都市でも同様の問題が生じ、
同じく共通の行政(要求)課題が浮かび上がる。


一方には、
各々の国で「中心都市」と「他の地域」との格差解消要求が噴出し、
社会との分断が声高に叫ばれるようになっている。


例えば、

630-fb

旧くは、ローマが・・・

東京とその他の日本を。

パリとその他のフランスも。

ロンドンとその他のUK/GBでも。

いま
プラハとその他のチェコが。

ブタペストとその他のハンガリーは、
完全に分裂し感情的なまでに対立を深めている。

シンガポールでは対立も分断もないとされるが、
それは、ほぼ完全な「都市国家」で、
周辺という辺境の役割をマレーシアとインドネシアが引き受けているため表面化しないのだ。


周辺地域を含め、共通の課題はあるも、
大都市の中軸地域が突き付けられる問題と、
周辺や辺境域が突き付けられる問題は、同様同根にして、
全く異なる事の認識が必要で、同一にして同一じゃないのだ。


行政に突き付けられた問題は一筋縄では解決できないのでは。

|

2025/06/29

母国語の理解(思考)力を持たず落ちると、先ず基本的に考える事を放棄し、他者かの煽りでも直感的に感じ取り、意図を考えず行動し自ら高揚するのだ

ナンだかなぁ!?


問というか設問を読まず理解せ(でき)ず、
瞬発的に自らが識る事を、後先も考えず自慢げに回答し
どうだ! 分かったか!?」と、悦に入る人がいる。


その種の人はSNS(特に「X」もとのTwitter)の拡大発展に伴い、
世間では割合が増えているそうだ。


それは、
現在時点の現象かも知れないと考えますが、
根本的な原因は「日本語理解能力」に問題があり、
ハッキリ言ってしまえば、
問われている事を読み取り理解する能力を根本的に欠いているのじゃないかと。


そんな風に捉え考えるようになりました。


ある時、その懸念を指摘する短文指摘記事に出会った。

629-nkp-ev
(写真の記事は、2024年6月27日 日本経済新聞 夕刊)

それは「幼少期の日本語理解能力」が低下すると、
設問の意味が理解できず、安易な理解で安直な数式を用い、
平然と間違ったまま堂々と回答するのだと。


記事で指摘する例は、算数の設問で「3を6で割ると、答は?」であり、

間違う人は、設問を読まず理解せず、数式を「6÷3=2」と回答するのだとか。

正答の数式は、「3÷6=0.5」で、答は0.5だ。

これは、
当てはめる「数式」の間違いより「設問」をよく読み、
理解する必要な「日本語理解能力」という基本的な「日本語力」の問題なのだと・・・


これが「滞日外国人」の日本語力ではなく、
純粋な幼児とはいえ「日本国の国民」なのだと識れば、
大いに驚愕させられる。


SNSの発展による利便性の向上は著しく、
様々な「省略語」が飛び交い市民権を得て意気盛んなようで、
それはそれで喜ばしいが、
その前提は正しく表記され設問される「日本語」を正しく理解する能力の下での事ではないか。


そういえば、過日も、
オッチョコチョイの自慢タレ(呑示威オモカル)さんが、
意気盛んに、テーマの前提も枠組みも理解せず、此処ぞとばかりに自慢していた。


見よう次第では「親切」かも知れぬが、
本質的にはご自身の短慮を示し「コッケイ」で、
苦笑苦笑のオオメイワク嗤いを強いられ気分を害しましたね。


短慮な直接行動を上げればキリがなく、
タチバナゴミ党を率いる立花孝志に煽られ熱狂するヒト達を眺めてみると、
結論に至るのが早く、指摘(煽動)を受け、瞬発的に行動を起こす。
まるで「パブロフの犬」と言っても過言ではないように窺える。


彼らは、面倒な論理的思考などは放棄放擲し、
その時その場の満足を追求する「居酒屋の愚ッ痴ィ~」ともいえる。

|

2025/06/28

メディアや通信社の「政党支持率調査」は漠然とした数字で「杳」として実際を摑みきれないと一般的には捉えがちでも実際の結果は近似近接している

来週の木曜日7月3日は、
参議院通常選挙が公示され、国政選挙が始まります。


選挙に懸かると捉えられますと、
世間と申しますか世話焼きがチクリをしようと待ち構えている事もあり、
期間中は元より前週から「投票を誘導」すると疑われそうな、
あるいは「選挙の自由妨害」と誹られる可能性を考え、警戒を重視した投稿に務めたいと思います。


そこで、
時事通信社が6月20日に発表した政党支持率の定例調査データ(報道済み)を転用させて頂きます。

1064

時事の調査は、基本的に毎回「厳しい数字」が示されます。


東京都議選は、ほぼこのデータに基づく結果になっています。

620-tokyo-m-vot

注目すべきは、
自民党支持層が、約15%ほど減少し、
支持政党なしが、約10%ほど増加し。
保守系の新党が、合計で約3%ほど伸ばしている事です。


例えば、東京都議選でも「東京都の都市限界」や「首都圏(一都三県)」の社会経済について、
政策を研究し掲げ主張した政党は一つとしてなかった。
既に「東京」は、都市機能の限界を超えており、あらゆる面で破綻の淵にあるともいえる。


しかし、誰一人、どの党も「捉えず、識らず、考えず、提議せず」で選挙戦を過ごしただけで、
東京都は既に知事も都議会も、誰一人「未来への責任」を放棄して平然としている。


それは、国政も全く同じで目の前の「議席」欲しさに、ワァワァ言うだけの姿を観るのは情けない。


国政選挙が近づき、あるいは期間内には不思議な反応が目立つようになります。
コラコラコラムは、基本的に出典記事やデータは、引用開始→と←引用終わりを明示し、
尚かつ出典元(署名があればそれも)と日付を明らかに示し、
それへの印象や感想また論評を表す投稿に徹する事を基本原則にしています。

引用開始→ 都議選で自民党が“大敗”したシンプルな理由、危機感が足りない候補者たちに求められることとは何か?

(WEDGE 2025年6月27日 青山 佾/明治大学名誉教授)


 今回の都議選で自民党は127議席のうち21議席しか取れず、国会に議席を持たないローカル政党である都民ファーストの会の31議席に大きく及ばなかった。都議会自民党の歴史では最少の議席数である。

 自民党の敗因は政治資金の不記載問題や石破茂内閣の不人気などいろいろあるが、最大の問題は東京ならではの大都市政策を鮮明に打ち出さなかったところにあると思う。

大都市・東京の争点
 東京は世界に冠たる空港、鉄道、道路のネットワークを構築して今も発展し続けている。東京都という行政区域にとどまらず、関東平野という大阪平野の約11倍の面積をもつ日本で唯一の広大な平地を活用して直径100キロメートル(㎞)の圏央道を機軸とした都市構造を近隣自治体・政府と協力して作り上げた。

 世界有数の交通ネットワークによって高度情報化時代にますます盛んになっている人の流れ・物の流れをほぼ円滑に捌いている。しかし今、住宅価格の異常な高騰が東京の都市活動のネックとなっている。

 かつて1964年の東京五輪の時は水が東京の成長限界と言われたが、武蔵水路の建設によって利根川の水を使えるようになりそれは解消された。その後、道路交通の成長限界があったが山手トンネルの建設や圏央道(現在、約90%完成)によって凌いだ。空港の成長限界は羽田空港D滑走路の建設と国際化によって乗り越えた。しかし住宅価格高騰は、乗り越えることが不可能かと思うほど異常な状況となっている。

 不動産経済研究所が6月23日に発表した5月分の新築分譲マンション市場動向によると、東京23区のマンション価格は平均1億4000万円余と前年同月比で36.1 %も上昇している。もはや一般の勤労者が手の届かない金額である。

 都議選における最大の争点のひとつは物価対策だったが、他県は別として東京の物価対策の中心は住宅対策ではないか。中古マンション価格も家賃も上がっている。実際、自民党も含めて各党とも物価対策の中に住宅購入費や家賃補助を掲げていた。

 しかしこれらはいずれも当面の対策であって、基本的な大都市政策として東京への人口集中をどうするのか、これからも人口を増やすのか、増やすとしたら住宅をどこにどう増やすのか、という議論ができるのは国政の第一党である自民党ではなかったのか。

マンション高騰の主因は世帯数の急増
 東京都都市整備局が毎年発表している『東京の土地』によると、2023年の新築分譲マンション75平方メートル(㎡)当たりの平均価格(不動産経済研究所資料から作成)は、区部では1億2953万円と、勤労者世帯の平均年収に対して15倍となった。2000年ころには、おおむね平均年収の7倍程度で推移していたし、89年のバブル最盛期には平均年収の12倍程度だったのでそれを超える、いわばマンションバブルの状況を呈している。

 これに対して自民党は、東京都のスマートフォン向け公式アプリ「東京アプリ」を活用し、子育て世帯を対象に家賃補助として月2万ポイント、住宅購入の補助として100万ポイントを支給するほか、賃上げや住居手当を支給する中小企業の取り組みを後押しするとしている。

 これらは共産党の月1万円の家賃補助、賃上げした中小企業に1人12万円助成などの政策と大して違わない。価格の異常な高騰に対しては対症療法的な政策ではなく根治療法が必要ではないか。

 東京のマンション価格が高騰した原因は建築費等のコストアップもさることながら、世帯と人口の増加という需要圧力である。東京都の人口は25年5月現在で1425万人と過去最高を記録している。日本の人口は08年をピークに減り続けているが東京都の人口はコロナ禍の時期の停滞を除いて一貫して増え続けている。

 特に問題なのは世帯数の増加である。東京都住民基本台帳統計によると、平成の30年間で、人口が約1170万人から約1360万人へと16.6%増えているのに対して世帯数は約480世帯から約710万世帯へと47.9%も増えている。

 未婚・非婚・晩婚などの要因もあって世帯の細分化が急速に進んでいるのである。多少はシェアハウスや寮などの居住形態はあってもこれだけ急速に世帯数が増えればマンション需要が増えるのは当然である。

 25年1月の東京区部の人口973万552人に対して世帯数は552万7395世帯だから1世帯あたり平均人数は1.7人と2人を割っている。別の統計で見ても東京区部では単身世帯の数は複数人世帯数を大幅に上回っている。人口増による住宅需要の増加に世帯数の急増が拍車をかけている。

機能分散もマンション増加政策もどちらも議論すべきだ
 昼夜間人口については国勢調査なので20年の数字になるが、東京23区の夜間人口約973万人に対して昼間人口は約1235万人、昼夜間人口比率126.8%となる。この昼間人口は15年には1203万人だったから5年間で30万人以上増えている。

 これらの統計から推測できるのは、東京区部に雇用を中心とする活力があり、その吸引力が結果として人口と世帯を増やしているということである。だとすると、その活力を削がないで東京区部の世帯数を増やさない政策またはマンションの増加策を実施しない限りマンション価格の高騰は止まらない。

 具体的にいえば各種政府機関、大中小の民間企業、大学や専門学校などのうち、必ずしも東京区部に立地しなくてもよい省庁、業種、学部学科研究科などについての議論を進めて東京多摩や埼玉・神奈川・千葉・茨城など近県あるいはそのほかの各地方に移転させることを奨励する政策が考えられる。これまで長い間、このような議論をするのはタブーとされてきた。旧来型の首都移転論や首都誘致運動を誘発するからだ。しかしだからこそ、首都移転論に飛躍しない形で東京の側から問題提起するべきではないか。

 シリコンバレーのアップルやグーグルの本社は、縦型のオフィス構造は従業員どうしのコミュニケーションを妨げ、異分野の専門家どうしの閃きや思いつき、開発ヒントの交換の機会をつくらないとして、広大な平屋建てのスタジアムのような建物となっている。日本でも新たに勃興して大企業となっていく企業は存在する。郊外立地が構想されてもよいのではないか。

 たとえばリニア中央新幹線が完成すると、品川から甲府まで約20分で行くと想定される。どう活用するか議論すべきだ。リニア中央新幹線は品川から橋本まで7分程度と予想される。橋本から八王子、町田まで既存の鉄道で10分程度だ。関東とその周辺の都市構造はまだまだ変わる。

 圏央道も成田空港のすぐ外側の芝山トンネルが近く供用開始されるだろう。成田空港からの貨物は北関東自動車道経由でなく圏央道・アクアライン経由で川崎・横浜・東京というルートも可能となる。この活用も議論されるべきだ。

 もちろん東京区部におけるマンション増加政策も議論されるべきだ。特に区部周辺部を環状に走る大動脈の環状7号線道路の沿道に高度経済成長期に建設された膨大な中小マンション群は今、建替時期を迎えつつある。これら老朽化が進むと手をつけることがますます困難になる。

 容積率や高さ制限を見直して建替えプロジェクトを可能にする政策も議論すべきだ。新しく構成される都議会には今までにはない大都市政策についての議論の展開を望みたい。←引用終わり

|

2025/06/27

ニューヨークの繁栄は、歴史的には「現代のローマ帝国」であり、それは必ず行き詰まり崩壊する事が約束された歴史性であり社会ともいえるワケですが

NYCは、
現代アメリカ社会の階層分断を象徴していますね。

Nyc

外見では、それは余りあると言えます。


そのNYCに集積された金融資本が、
より効率的に稼ぐ場所を探し求め、世界を同じ構造に変え、
そこでの富を肥大化させ強奪しようとの企みを隠し、
様々な幻想を撒き夢を見せ釣り上げようとしていますが。


その階級対立は深刻で、
社会は明らかに階層分断され、現代の奴隷構造を打ち固めています。


収奪される側は、自身のやるせなさを認識しつつも、
より下位の階層を収奪しなければ生きられないワケで、
その均衡が崩れた時点で巨大都市は崩壊するのです。


都市の人口構造は、
圧倒的に無産階級で、納税額を考慮せずに一人一票で選挙をすれば、
無産者が勝つのは当然の事ですが、この点にリベラル側のアキレス腱があるのです。


選挙の「投票権」は基本的な「権利」ですが、
まず「義務」である「納税責任」と表裏を為す一体です。


トランプの指摘や主張の基本は、
先ず「不法移民」は、何よりも「納税」もせず、
しかし都市や州や連邦が提供する「行政サービス」は享受している。


トランプ大統領の主張に代表されるワケではないものの、
アメリカ🇺🇸社会を造り上げてきた、善良な中下層の多数の声に対し、
新参者は無視し別の理想と要求を持ち出すのです。


フランシス・フォード・コッポラ監督が、
200億円弱の「私財」を投じて創り上げた作品「メガロポリス」の日本公開が、
6月20日に始まったばかりでですが、それは「ローマの共和制」と、
現代の「ニューヨーク」を重ね合わせ、思考を提起する作品とされています。

615-nkp-ev
(写真の記事は、2025/06/15 日本経済新聞 夕刊)

「ゴッドファーザー」「地獄の黙示録」も大きな反響を呼びましたが、
「メガロポリス」は、それ以上の衝撃を与えると噂され・・・


いまのアメリカの状況は、明日の日本が直面させられる深刻な問題です。

627-nkp-m-nyc

(写真の記事は、2025/06/27 日本経済新聞 朝刊)

|

2025/06/26

日本は社会全体が警戒心を示す事なく、社会の安全、行政の管理、ビジネスの自由(という無責任)などに対し、自らの意識が極めて緩く無責任ゆえ喰われ

これって、日本社会の安全を毀損し、
国の信用を毀損する重大事件じゃないですか?

626-nkp-05

今日の日本経済新聞(朝刊)は一面で調査報道を行い、
電子版を基に門田隆将氏は「X」で警鐘を打ち鳴らしている。

X-kadota-1

真に、指摘のとおりで「外務省」も「経済産業省」も「税関」も「愛知県警」も「警察庁」も、他省庁もザルが過ぎるのではないか?


難民申請中だと嘯く在日の乱暴なだけの「クルド人」への対処についても、
永住権を与えた在日韓国・朝鮮人で犯罪を繰り返す者も、
在留中国人の不良・犯罪グループを適正に調査管理せず、
野放しにして平気で放置するため、この事態を招いていると厳しく指摘したい。


到底、許されるモノでもコトでもない。


関連する行政官庁の責任は重大で赦される事ではないのは当然だ。


USのトランプではないが、
政治(選挙制度も行政の施行体制)と国民の意識覚醒が不可避になったいる。


別に「排外側」へ転じたワケではないが、許容できる事情や事態を超えている。

|

2025/06/25

イスラエルとイランの限定戦争はアメリカ(トランプ)が限定軍事介入しイランの核関連施設へ攻撃を加えた事を機に取り敢えず停戦合意が報じられた

USのトランプは、対イラン攻撃を実行!


口先だけの大統領ではない事を世界に見せてやると、
イランの核施設を破壊するミサイル攻撃に出た。

621-nkp-us-atacc-iran

思えば、2018年に北朝鮮を攻撃するぞと散々に脅しながら、
結果は尻すぼみに終わり、2019年には板門店で金豚珍と握手した。


外交は「言葉を応酬させる戦闘」だ。
Aについて議論すると、解釈がA1になり、歩み寄るとA2という反論が現れ、
言い合っている間に時間切れになり、結論を得ないまま持ち越しとなる。
その間に、例えば「核開発」は確実に進む。
そのような状況を1年維持すれば、かなりの開発を得られる。


トランプは、2017年~2018年~2019年に、
北朝鮮から完全に舐められ失敗している。


これを見た、
ロシアと中国はイランを交え、USを率いるトランプが実は口先だけで、
実は臆病者で小心者だと値踏みした。


その評価は、
北朝鮮の金豚珍にも十分に伝わり共有された。


以降の世界は激変したのだった。
イランは、
堂々とパレスチナでハマスを、レバノンでヒズボラを、シリアでアサドを、イエメンでフーシ派を、
ロシアの承認の下で支援指導し中東を一気に不安定化させた。


また、
北朝鮮は「核開発」を実質的に成し遂げ、ロシアの庇護の下で中国すら脅かし始めた。


何よりもロシアは、
アメリカは戦争攻撃を見逃すと踏み、2022年に公然とウクライナへ侵攻した。
(そしてUSは実際に何もしなかった)


それを見て安心したのが臭禁屁の中国で、
公然と「臺灣」への加圧を強化し、南シナ海と東シナ海で、米軍の勢力を削ごうと活動し始めた。


全ては2018年初頭に、
トランプが日和見を決め込み誤った判断で、引っ込んでしまった事が最大の理由だ。


イスラエル(ネタニヤフ)は、
これらの点を衝き、トランプに態度を明確にせよと迫り続けてきた。
ネタニヤフはトランプに対し、間髪を入れず果敢に攻撃し叩き潰す事が「(彼らを軸にする)世界の安定」に寄与するのだと、激しく求め。
追い込まれたトランプは小心者らしく、小手先の爆撃とミサイル攻撃を実行したに過ぎない。


イスラエル(ネタニヤフ)の求めには、程遠い代物だろうが・・・
USは、かなり大きな一歩を踏み出したと言える。


日本ではイシバカは「ワタシは黙って貝になる」との態度に出たのはお笑いであり大笑いだ!!


引用開始→ 米、核施設空爆 トランプ氏「成功」強調―イラン報復へ、中東緊迫
(時事通信 外信部 2025年06月22日 13時39分配信)

 【ワシントン、イスタンブール、カイロ時事】トランプ米大統領は21日、イスラエルと交戦するイランを攻撃したと発表した。

1028_20250625133801

イラン領内の3カ所の核施設を空爆。イラン原子力庁は、核施設3カ所が「敵の攻撃を受けた」とした上で、核開発を継続すると表明した。イランは中東地域の米軍基地などに報復攻撃を行う構えを示しており、イスラエルの対イラン先制攻撃に端を発した中東情勢は緊迫の度合いを増している。

 トランプ氏は攻撃後にホワイトハウスで演説し、「イランの主要な核濃縮施設は完全に破壊された」と強調。イランが和平協議に応じなければ「さらなる攻撃を仕掛ける」と明言した。

 攻撃対象は中部ナタンズ、フォルドゥ、イスファハンの核施設。米FOXニュースによれば、地中深くにあるフォルドゥの施設への攻撃には地下貫通型爆弾「バンカーバスター」が6発使われた。それ以外の施設には、巡航ミサイル「トマホーク」30発を撃ち込んだ。作戦に参加した全ての軍用機は攻撃後、イラン領空を離れた。イランメディアによると、同国当局は攻撃に伴う放射能漏れなどの被害はないと主張した。

 トランプ氏はSNSで「大きな成功を収めた。偉大な米国の兵士たちよ、おめでとう。今こそ平和の時だ」と表明。「イランは今すぐに戦争終結に同意しなければならない」と述べる一方、米国が報復攻撃を受ければ「強大な力で迎え撃つ」と投稿した。

 イランのアラグチ外相はSNSで、米国の攻撃は国連憲章違反だと批判し、主権や国益を守るため全ての選択肢を排除しないと表明した。ロイター通信によると、国営テレビは「この地域にいる全ての米市民・軍が標的となった」との見解を伝えた。

 米国はこれまでイスラエル防衛に加わる一方、イランの攻撃には慎重だった。しかし、トランプ氏は18日、イランへの対応について「忍耐は切れた」と参戦する可能性を示唆。一転して、19日にはイラン攻撃の可否に関し「2週間以内に決断を下す」として、外交交渉の余地を残す考えを示した。再び方針を転換し攻撃に踏み切った形となったが、米メディアによれば、攻撃前に体制転換の意図はないとイラン側に伝達したという。

 イスラエルはイランの最高指導者ハメネイ師の殺害と体制転換も辞さない強硬姿勢を取り、米国に参戦を強く働き掛けていた。イスラエルのネタニヤフ首相は22日のビデオ演説で「(米国のイラン攻撃は)歴史を変えるだろう」と語った。←引用終わり


USもトランプも、
LITTLE AMERICA MISERABLE AGAIN!に陥らず、
GREAT AMERICA MAKE AGAIN がMANGAでないなら、
アメリカは勿論イギリスもフランスもイランに「核兵器」を開発させ保持させてはイケナイ。


国連という町内会は、殆どナンの役にも立っていない。
攻撃する側に、寝言で国際社会の「法規遵守」を叫ぶなら、
「核兵器の保持禁止」を徹底強制し(でき)なければ、国連などナンの存在感もないのだ。


グテーレスなどナンの役にも立っていない!


イランへ、この度の攻撃を巧妙に仕組み仕掛けたのはイランだ。
イランは、核兵器開発を断念し「平和国家」を希求せよ! と言え。


因幡の妖怪イシバカも、国際社会へ「意味のない寝言」すら言えずなら、政権を畳み国を去れ!


イランも、北朝鮮も、言葉巧みに誤魔化し、世界を騙し続けている。


現代の世界秩序を形成しているのはUSでありUKでありEUなのだから、
その支配者としてのポジションを強制する側なのだから、強制力は重要なのだ・・・

強かな「イラン」は、
「米国・トランプ」の顔を立て「イスラエル」との停戦を表明した。

1065

「イラン」の体制変換までは狙わないと。
それが「米国・トランプ」の態度だと、混乱し「カネ」が懸かる事を望まない本音の態度が透けて見える。

625-m

「イスラエル」も12日間の戦争で、社会も経済も披露している。
一応は、停戦合意を受け入れ・・・


この後だが、
当初に予想されたように、バンカー爆弾は地中深くに達し爆発したものの、
肝心の各濃縮プラントは「地下90m」にあり、破壊できないとの指摘を、戦禍検証でも裏付けた模様で・・・


「イラン」は現在の体制が維持でき「核濃縮プラント」は無傷で、
単純な「米国・トランプ」の顔を立ててやったワケで、次に、
一定期間の雌伏を経て謀略と破壊を復活させる事だろう。
トランプは、残り3年でしかない事の足下を見透かしている。


イスラエルも同様でネタニヤフも長くは続けられないと踏み、
それなら「停戦」を受け入れ合意するのが次善の策と判断しての事だろう。


米国は、地下120mに到達し破壊できる超巨大バンカー爆弾の開発に挑む事ができるし、
その間は取り敢えず表向きの小競り合い程度で「平和」を保つ程度はできるだろう。


100年前の「大日本帝国」の政府はモチロン、
参謀本部や陸海軍の中枢には、この智恵やインテリジェンスが決定的に欠落していたのですが。


引用開始→ イラン核施設「破壊できず」 情報機関、大統領主張と相違―米分析
(時事通信 外信部 2025年06月25日 09時15分配信)

 【ワシントン時事】米CNNテレビは24日、米軍が22日に行ったイラン核施設3カ所への空爆の被害状況をまとめた情報機関の初期分析を報じた。空爆が主要部分を破壊できず、核兵器開発に要する時間をわずか「数カ月」遅らせただけにすぎないと指摘した。

 トランプ米大統領は空爆後の演説で「完全かつ全面的に破壊された」と発表。
この主張との相違が浮き彫りになった形だ。ヘグセス国防長官はCNNに「空爆が損害を与えなかったと主張する者は大統領と成功した任務を傷つけようとしているだけだ」と反論した。

 米軍はイラン中部フォルドゥ、ナタンズ、イスファハンの核施設を地下貫通型の特殊爆弾「バンカーバスター」や巡航ミサイル「トマホーク」で攻撃。だが、大きな損害を与えたのは地上施設に限定され、地下施設にあったとされる遠心分離機や高濃縮ウランは除去できなかったという。

 米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)によれば、イラン側は空爆前に備蓄していた濃縮ウランを別の施設へと移動。空爆対象とならなかった機密性の高い核施設に移していた可能性がある。

1066

 報道された分析は、米中央軍の「戦闘損害評価(BDA)」に基づき、国防総省の国防情報局(DIA)が初期評価として作成。新たな情報に伴い、内容が修正される可能性がある。←引用終わり


既に上記でも指摘しましたが、
イランの指導部は、トランプの残余期間を考え、その時間を稼ぐ計略と作戦です。


イランの国是は「反米」ですから。
それを降ろすことはありません。
しかし、それで国が消える事は巧妙に避ける智恵を尽くしています。


イランはペルシャの昔から、
1000年単位での時間軸や歴史軸を誇り高く維持し国を統治していますから、
250年程度の歴史観に酔う米国には理解できず、トランプのような稚拙者は議論の俎上にも上がれないといえます。


それはイスラエルもパレスチナも同様で、
案外にベトナムの知識人や中国のインテリは同様の歴史観や国家観を保持しますから、存外に理解すると考えます。


日本も同様なのですが、
以前の偏った超国家主義者に占有支配された軍と大本営参謀部の、
間違った精神主義や歪んだ思考により、冷静さを欠いた事で全てを喪ってしまったともいえます。


この点を、イランはよく研究しており、
日本の二の前は踏まないと考え巧妙な戦略を展開していると、
長くイランに在住した知人は説いています。


イランは、日本に厚い信頼を寄せていますが、
現在の日本はトランプの顔色窺いに忙しく、結果として使い走りさせられる姿を見てガッカリしているのではと思い致します。


国家や民族の存亡を賭けた戦いは「時間軸」や「歴史軸」であり、
軍事力も重要ながら、米国との戦争の要点は4年または8年、長くて12年だと捉え、
国際社会での時刻の主張が幅広く支持される外交戦へ持ち込めるか否かです。

|

2025/06/24

精神論では喰えず、武器がなければ戦えず、無垢の住民を巻き込み、軍規も守らず住民を守らず自決を強い、勝てる見込みなどなく逃げる場もない90日が

様々な空元気というか実に空疎な言葉が飛び交う時期になりました。


喰いモノがなければ喰えぬのであり、
戦うべき武器もなければ戦えぬのであり、
精神論は高貴で冒かし難く立派ではあるが、
それは相互に尊重し共有理解し合える条件や環境の下で初めて成立するかもだろう。


何よりも現代では「神風」など吹かないのだ!

仮りに吹いても、それを避けるのは当然にして普通の思考だ。


近現代の組織戦で、高度に磨きぬかれた武器と竹槍が同等の役割を果たせるワケがない。


その真実を80年前の「沖縄戦」は示しているのだ。


事実から目を逸らし
実際を見詰めず見詰めない側には、
無知や無定見に幼稚さに「失望」以外のナニモノもなく。


1062


無知で無定見な国会議員の歪みを追い込み糺し放逐し克服しなければ。
(言論表現も思想信条の自由も尊重するが許容できない事は断固たる鉄槌で粉砕し排除を)

|

2025/06/23

80年目の「沖縄慰霊の日」に、遙か「摩文仁の丘」を思い、平和の礎に心を新たに

沖縄は「慰霊の日」です。
(熾烈な沖縄本島での組織的な戦争が終わった日です)

1018
(摩文仁の丘にある「平和の礎」から太平洋を)

戦争で犠牲になり、図らずも落命され、
礎に名を刻されました24万2千5百余命の全ての皆様の御霊が心安らかでありますことを、
心より深くお祈り申し上げます。
1053
(「平和の礎」の灯火と献花台)

沖縄戦の悲惨さは、
何よりも日本軍が、住民を巻き込み、住民を兵に加え、
あるいは住民を追い立て、住民を踏み付け、最後は住民を見棄て、軍が住民を守らなかった事に尽きます。

1052

1054
(東シナ海に沈む夕陽と、太平洋と東シナ海を分ける喜屋武岬を)

その底流には、
秀吉による「朝鮮出兵」に琉球王国が従わなかった事で、
それに対し島津の薩摩藩が制裁を加え、徳川幕藩体制下で「琉球王国」を「薩摩藩」が支配し、
①年貢の巻き上げ、②南蛮貿易の独占、それが薩摩藩の財力を支え、
明治維新に至る薩英戦争も戊辰戦争の費用を支えたともいわれている。


琉球王国の民は、
尚の琉球王国と島津の薩摩藩から二重に支配され強奪され続けた。


明治政府になり、
「琉球王国」は廃止され、沖縄県になり、約60年でWWⅡの激戦の場となり、
80年前の今日以降、1972年の5月15日まで、米国・米軍の占領下に置かれ屈辱的な支配を受けた。


1972年以降の新生の沖縄県(特に沖縄本島)では、
いきなり徹底した米国型の民主主義になり、
「人権と平和を希求する」主張の前に対抗できない。


続いて、
米国・米軍の占領統治と今も変わらない環境に対し、
「反基地」「反軍事」「反戦平和」の主張に有効に対抗できるチカラがない。


しかしながら、現実の沖縄は、
極めて保守的基盤が強く、家族中心主義の社会です。


これが沖縄の社会が歩まされた集約的な歴史的な実際です。


80年目に当たる2025年は、摩文仁の丘を訪ねることは控え、
平和を希求しつつ静かに処したく存じます。

1055

「沖縄本島の位置が地政学的に重要なキーを握るため、状況や環境に差配されるのは自然な事で仕方がない」との説があります。
その主張は一定程度の理解もしますが、それは「構造的差別」である事の認識があるか否かで、発言者の有効性を考え規定します。

(写真は、これまでに平和の礎を訪ねました際のものです)

|

2025/06/22

マクドナルドが日本のバーガー市場を切り拓き裾野を形成したが、所詮は「ジャンクフード」に過ぎず、ゼッテリアはフェアトレード珈琲で意識覚醒を狙い

あるマチのターミナルで「ロッテリア」が「ゼッテリア」に。

Lotteria

ゼンショーがロッテから事業を買収した後も、ロッテリアの看板を上げたままだった。

Zetteria

直営店もあるが、FCの店もあるワケで・・・


そもそも事業を買収した側が、FC展開を含め事業全体を買収前の名称を掲げるのもどうかと!?
そんな声が巷に流れ、ゼンショーもその点を認識し理解していたのだろうが。
一気に、FC店を含む全ての店舗の看板を掛け替えるには、掛け替える上で中身も一新しなければ意味がないワケで。


この度、それらを整え十分な体制を整備し体制転換を進めているワケだ。


巧く転換し、無事に善商で全勝を飾れます事を!


ウリは、絶品バーガー🍔とフェアトレードコーヒーだそうです。
それで、産出国の珈琲農家や作業者の環境が大きく改善されるなら、本当に意義深いのですが。


バーガー🍔そのものが、基本は「ジャンクフード」🫚と捉えています。
それに変わりはありませんので。


利用する消費者は、
「ロッテリア」でも「ゼッテリア」でも、それがどうしたの!?
と、いう程度の事でした。


バーガーショップの利用者は、
マクドナルドでも、モスバーガーでも、フレッシュネスでも、ウェンディでも、バーガーキングでも、然して変わらず。


地域に密集していれば、自らの好みに合う店を選ぶが、1店舗しかなければ、それはそれでヨイのであって。
まぁ、慣れによる味覚と食感の満足度だけじぇないかと・・・
基本はジャンクフードなので。多くを期待することなどアリマセンよと・・・


ゆえに、ゼッテリアが「フェアトレード珈琲」に焦点を当て、
それを打ち出すことで「意識高い系」を刺激し、取り込もうとする点を、一義的には評価したいと考えます。


「ロッテ本社の内紛か!?」と、
事業売却から歳月を経た現在時点で寝言の「知ったバカぶり」を指摘する汚馬鹿経営学の元教員があり、
相手にはしないが、ピント外れのモノ言いはナンとかならんのか!?

|

2025/06/21

日本の農業生産を牛耳ってきた「JA全農」は組織も政策も大きな転換時期だ。WWⅡの敗戦でGHQが大改革した政策制度は75年もすれば破綻する

日本の農業政策は、
GHQによる農地改革を受け、農地解放があり地主は耕作する小作農に農地を無償提供した。
以降は耕作者を組織した「農業協同組合」が様々な農業生産に懸かる職能組合として、当初は機能していた。


やがて、農業生産に従事する「人」の「組織化」が進むに伴い「組織力」に政治が目をつけ、
選挙の際の「集票マシン」(化)する事を考え、政治と農業生産者が持ちつ持たれつの相互利用し合う関係になった。

1051

日本の農業政策は、政府に対し「農業協同組合中央会」が前面に出て、
傘下の「農林水産族議員」の尻を叩き、必要な動員を行い集票と政治資金で巨大な政治力を保つようになった。


とはいえ、日本の農業政策の弱体化と軌を一にするように、産業間の競争で追い込まれる農業生産者は離農し、
農水族のパワーも相対的に低下する状況にはあるようでも、一定の集票力と影響力を残している。
その中心に座り「指示」するのが「JA農協中央会」だ。


各地の「JA農協」は、離農者の増加に伴い合併を繰り返し活動基盤と経営規模を拡大している。
現実に「JA農協」は、容赦機能や金融機能を強め「個別の農業生産者」への支配を高めてきた。
商社機能は、収穫米の販売受託で、農機具の販売であり、金融機能は、金貸し・農機具ローンであろう。
実際の「農業経済」に基づく「経営指導」や「営農指導」などは、ほぼ皆無だと眺め観ている。
それはなぜかといえば「JA」の職員も多くが専業の給与所得者であり、農業生産に従事する人員はほぼ皆無で、
実際には実態がなく「ペーパー屋」でもあり、噛み合わないのだと観ている。


そんな状況でこの度に「米不足」に端を発する諸問題が一気に溢れ出た。
現実に生じている「問題」は、解決すべき「課題」である。
解決には、これまでのなれ合い手法に対する「外科的処方」も避けられない状況と観ている。


農水大尽に就いた「小泉進次郎」は、矢継ぎ早に改革への試案を発表している。

その一:JA全農は傘下のJA農協が、農業生産者に稼働率の低い高額な機械を売らずに、
    リース(実際には使用をレンタル)する方法などで農家の負担を減らせ。
    使用時期は各地のJAが調整するなどでアタマを使え。

その二:収穫米はJAが農家から受託(委託)ではなく、リスクを張り直接買い取る制度に改め、
    農家の手取り収入を増やせ。
    (JAは農家のために汗をかけという事だ)

その三:ミニマムアクセス米の輸入量を機動的に運用し「日本米」に近い米を中心に手当する。


これに対し、農業補助者の自信家が、

田植えも稲刈りも大きな日数の差はない、農業に従事しなくても近郷を見れば,
すぐにわかる。彼はこのような事も理解せず発言しているようでは残念ながら・・・・

「小泉は、現場を識らない、実態を識らない、実際を経験した事もないのだ」
「黙っていろ! 控えていろ!」と、SNSに投稿し、無責任な賛同者を集め悦に入っていた。

1042

これに対し、以下の反論指摘をしておいた。

JAが.農機具販売で資金貸与と利息で縛り、 年に数日の稼働しかないモノから多くの利益を上げている事にナンの疑問もないですか? JAは.原点に立ち返り、農機具の共同利用などを調整し農業生産者の利益のために知恵を絞り汗をかくべきと考えます。 その一端の提議を受け止めず考えもせず、現場を知らないと批判するのは容易い事ですが、未来はありませんよ。
実際を識らない、実態を識らない、 「その種の者が何を言う!?」実に便利な日本語です。

それと同じ事は、日常茶飯におきています。
その便利な言葉で意見や提言あるいは議論を封じ込めると、結局は何もしない結果が生じます。
実際に、先々週も先週も、請負などではなく協力応援として我々は人員を組織し田植えをしています。

必要な農機具の協力(共有)も効果的に活用し効率化をし合っています。
その程度の事で、大きな意義があり、農業生産を十数年にわたり高く維持しています。

本来ならJAが主体的に責任を保ち行うべき事で、おれすらも回避するのを責任放棄だと追及しています。


そんな例の紹介からの発言を、袋叩きにして農業生産の効率化や農家の余計な支出を抑えようとの議論を封殺し、
何が残るのでしょうか?余りにも前を見ない話じゃありませんか。

因みに、
GHQの農地改革までは、我が母方は中規模地主で農業生産者では会社経営と似通った小作制度で経営しておりました事を申し上げておきます。

いま、再び「農業生産法人」による一定規模の農業生産を追求しなければ立ちゆかない状況に陥ろうとしています。

この件で、これ以上の踏み込みや発言は控えます。

但し、最後に一言を、
知らぬ者が軽々にモノを言うな」は、真に便利な日本語です。


それが跋扈した100年前から敗戦まで、
どれだけの犠牲が出ましたか?そして本島に大切な真髄を喪ったのではありませんか。
真に便利な言葉です」 以上。

と、反撃反論しておいた。

|

2025/06/20

日本相撲協会も白鵬のワガママで対処を間違えたかも知れぬが、トヨタを率いる傲慢な「豊田章男」も頭に乗り日本の社会を敵に回したとも言えるのだ

いまは調子に乗りハシャイでいるが、豊田章男こそ、
日本相撲協会と日本の社会を敵に回したのではないのか?


白鵬が強気なのは、トヨタがスポンサーになるからだと分かったのは6月9日の事だ。
あまりにもマンガチックでコッケイなアホくさいハナシで呆れ以外の感想はない。


偉そうな事を言ってみてもトヨタは100年ほどの会社に過ぎぬのだ・・・
日本相撲協会は組織としては若いが、彼らが「日本の国技」で「日本の伝統文化」だと重視する「相撲」は1500年を超える「社会の、産土の神技」だ。


たかが成り上がりに過ぎぬ「自動車屋」が、歴史や伝統文化を容易く超えようとする事など頭が高い。


何度も言うが、先ず「日本相撲協会」は何よりも「相撲力士」として活躍した「親方衆」が株仲間として組織する「ギルド組織」なのだ。
それを理解せず、その枠組みを公然と潰そうと考え挑戦する勝手な者を抱えておくワケにはいかない。


トヨタの看板を掲げりゃナンでもでき赦されると考える豊田章男の傲慢も許し難い。
(企業の社会的責任を如何に考えているのか?)


トヨタが、則を外し法を越えたいのなら、伝統を重視する日本の国民は黙って見過ごす事はないだろう。
豊田章男よ、調子に乗るな!


引用開始→ 相撲協会がトヨタを敵に回した「白鵬」退職のツケ
(アサ芸biz 2025/06/20)

1049

6月9日付で日本相撲協会を退職した元横綱の白鵬翔氏。親方を務めていた宮城野部屋の弟子の暴力事件を巡り監督責任を問われ部屋は閉鎖となり、役職はいちばん下の平年寄に2階級降格。相撲ファンからは「処分が重すぎる」「冷遇されている」との声も飛び交っていた。偉大な横綱の最後としてはあまりに寂しいが、そんな相撲協会の対応はどうやら財界トップの大物を敵に回してしまったようだ。

14日、アマチュア相撲を統括する日本相撲連盟は、トヨタ自動車の豊田章男会長が新たな会長に就任することを発表。この動きについて同連盟の勝田晃三副会長は会見の席上、「白鵬さんとの関係がないとは言えない」と語っているのだ。

豊田氏本人も、13日のトヨタ自動車の株主総会で白鵬氏について「『こんな終わり方ないよね』というのが私の正直な気持ち」と述べたのだが、驚かされたのは、これまで優勝パレードに提供していたトヨタ車「センチュリーSUV」のオープンカーについて。「トヨタの支援というとこういう形になるが、一回引き取らさせていただこうかと思っている」と提供を打ち切る意向を示したのだ。

「白鵬さんを孤立させ退職の道を取らざるを得ない状況にした相撲協会の対応に、豊田氏が強い不満を持っているのは明らか。日本最大の企業グループのトップが協会の姿勢に対しNOを突き付けた影響は大きい。今後、協会はスポンサー集めに苦労するかもしれません」(スポーツ紙記者)

相撲協会には、大横綱を退職に追い込んだ思わぬツケが襲うか。←引用終わり

|

2025/06/19

アァ~! 国民民主党の玉木雄一郎よ、国政政党としての政策綱領と組織綱領が何より重要なのでSNSの反応は重要だが、それに惑わされちゃダメだ

「ジャマナヲシリ」と「スットビカラゲンキ」の公認扱いでミソをつけた国民民主党と玉木雄一郎だが、
国政政党の基本は、何よりも「国政の政策綱領」なので、その点に照らし党として公認を与える事が適正か否かは自然に結論づける事ができる。
玉木雄一郎が主導する「国民民主党」は、いわゆる「連合」の保守派に支えられる利便政党で、基本的な支持基盤を拡げ得ていない。

1048

昨秋(2024年)の衆議院議員総選挙で、思わぬ形で勝利を得た事で、周囲から眺めると何をチョチョ舞っているのかと嗤ってしまう。


SNSは、一つの政策を広汎に伝達する手段であって、それへの反応の良否は政策綱領とは全く別の代物だ。


そこを超えてはイケナイ!


日本保守党は、昨(2024年)夏の衆議院東京15区の補欠選挙で、その未熟さを余すところなく露呈し、
続く昨秋の総選挙で、国政政党として党および政策綱領の未熟さを見せ続けた。


基本は、政策綱領と組織綱領なので、SNSの反応は、一時的なオマケに過ぎないのだ。
その反応にいちいち足を引っ張られ、その反応を過剰に気にしている間はハナシにならない。


玉木雄一郎よ、そこを間違えては政治生命も終わり「酷罠顰蹙倒」に戻ってしまうのだ。


引用開始→「いいね」で変わる政策 連合、玉木氏らに不満「SNSばかり見て」
(安倍龍太郎 南有紀 2025年5月1日 11時30分 朝日新聞)

 SNSを使った「世論調査」。それが国民民主党の玉木雄一郎代表の日課だ。

 「いろんな政策を訴える。『いいね』が多い場合は残し、ウケたものを前に出していく」。SNSの反応に常に目をこらす「トレンドチェック」を欠かさない。

 ただ、SNSの反応に過敏になるあまり、党の主張が揺れ動いている。典型例が選択的夫婦別姓だ。昨秋の衆院選では「導入する」と公約していたが、最近は執行部の消極姿勢が目立つようになった。

 榛葉賀津也幹事長は4月25日の記者会見で「方針を修正したのか」と問われると、「いろんな価値観を見定めながら、国民の様々な意見を聞いて方向性を出す」と述べ、まずは与党が方針を示すべきだとの立場を示した。歯切れの良さが売りの榛葉氏だけに、あいまいな言い方が際立った。

衆院選後に「自民や維新の支持層が流れてきた」
 国民民主は2022年、立憲民主党など他の4野党とともに選択的夫婦別姓の導入に向けた民法改正案を衆院に提出。昨秋の衆院選期間中に朝日新聞と東京大学・谷口将紀研究室が実施した調査では、法制化について国民民主の当選者の86%が賛成派だった。

 ところが今は、立憲中心の賛成派との連携には後ろ向きだ。党や所属議員のSNSアカウントに「賛成するなら絶対に投票しない」「旧姓の通称使用の拡大でいい」など、導入に否定的な書き込みが相次いでいることなどが背景にある。

 いらだちを募らせるのが、最大の支持団体で、多くの産業別労働組合(産別)を束ねる連合だ。幹部の一人は「公約に掲げていたはずなのに。新しい支持者に遠慮している」。先月24日には芳野友子会長が玉木氏を訪ね、選択的夫婦別姓の早期実現を求めたが、玉木氏は「早期の実現が極めて重要」としつつ、「与野党を超えた幅広い合意をどのようにとるのかという戦略的なものになる」とかわした。

 党関係者は玉木氏らの慎重な物言いについて、「衆院選以降、自民党や日本維新の会を支持してきた保守層の一部が流れてきているから」と説明する。導入に向けた新たな民法改正案を立憲が衆院に提出した4月30日、国民民主も今国会に独自法案を提出する方針を突然打ち出すなど、一線を画す姿勢が鮮明だ。←引用終わり

|

2025/06/18

G7などカナダで世界の無能指導者を相手に茶飲み話をしている場合じゃなく、少額の投資で最大の利益を得られる絶好機を逃す事はしないのだ

「G7サミット」は格が違うと蹴り上げたトランプは、
WDCへ帰り着き、直ちにイスラエルの要請を真剣に検討し「勝機到来」と馬鹿吏に「イラン」へ無条件降伏を勧告し。


併せてイランの核施設を攻撃する算段を示し、
イスラエルが求める「バスター弾」を使用した徹底破壊を決断した上で、イランに対し警告勧告を出したのでは。

618-nkp-us-irn

これがイランで成功すると、
次はロシアのプーチン及び北朝鮮の金豚珍への重大な警告として効果を示すか?


「阡両役者」を演じているトランプが、
一気に値を上げ「萬両役者」として讃えられるか。


まず、トルコでエルドアンが拍手喝采しWDCへ自ら出向き讃える事だろう。


フランスのマクロンは、顎でUSを使ってやろうとしていたが、
マカロンを喉に詰め悶え苦しむのじゃないか?


イシバカは馬耳東風のまま、ヒンガラ目で、下から舐め回すように、
「ワタクシが申し上げているのは、タワシは使うと磨り減り、
次第に使えなくなると言うことです」などと、
意味不明の寝言を2万円支給とゴッチャにする汚ツムのままで・・・


2016年から、
トランプは一貫しておりますので、カネをかけずに勝てる相手は威迫し続け、
口先だけの相手は、汚な口で罵り尽くし、懲りない相手には、手下を唆し金員を与え潰させる。


常に、自身が得るモノと名声迷余を天秤にかけ、

大物としては。プッチン臭禁屁くらいが相手で、
そこにWWⅡのA級戦犯の孫も加えていたという事で。


1978年にUSは、ジミなカーターが大統領の時だったが、
イランにはテヘランのUS大使館を占拠され破壊され、
館員は人質にされ、救援部隊を派遣するも散々であった。


この屈辱は、1941年12月8日パールハーバーよりも
深刻な怨念ですから、何が何でも赦せないのでありまして。


イラン(ホメイニ革命以降の宗教国家)踏み潰しが最重要な課題なのですから、
絶好のチャンス到来というワケで。


G7かどうか知らぬが、
そんな処で「茶飲み話」をしている事じゃないと・・・
その意味で、単純馬鹿のトランプは一貫していますね。


選挙は最大で最高の「競争論」と「マーケティング」の実践場ですから、
基本的に米国社会の「シロ豚」らを軸に「クロ豚」らやも加えたベーシックな社会的不満や憤懣を見いだし、
火を点け煽り票にしたトランプ陣営の「市場分析力」と「マーケティング戦略」の勝機でしょう。


トランプの陣営は、カネをかけずに獲物(目的)を得る事に長けています。
マーケティング屋は嫌いだからと批判し非難せず、正直に冷静に捉えるべきかと思い致しております。


勿論、その前提というかUSの社会基盤が、その程度であるという認識を欠かす事はできませんが。
ハーバードのリベラルを率い、先般に没された故・ジョセフ・ナイ氏の説は、傾聴に値しますが、
例えば提唱の「ソフト・パワー」は、
それを聞き理解し、効用を認める能力を、聞く側がほぼ同等に理解し共感を保つ事が前提です。


それが「ハーバードの(リベラルな)理想主義」で、世界は「ハーバードの理想」など分かっても同意しない現実が前提です。


米国社会でも基礎的な人達は、「それは理想としてそうだろうが、自分たちは、今日をどう生きるかであり、
その寝言に耳を傾けている間はない」が現実なのでしょうから噛み合わず、
その点を衝き「リベラルな理想」を、当面の戦うべき敵として位置づけたのが
トランプで、四六時中間断なく「(怒りを)煽り続け」るのです。


日本人は、いつも「底辺でも中流以上のUS社会」を見せられ続けてきただけです。


大陸横断でも日本人は基本がLLCでもエアラインですが、
底辺層は「グレイハウンド」での移動で、それにも乗れない最底辺の最低層は「グレイラビット」の利用です。
7日あれば西から東へ、あるいは東から西へは着きますが、途中で命を落とすなどは普通にあるとも・・・


半世紀以上前に「グレイラビット」を利用しLAからNYまで行った「イノチあってのモノダネ」経験者の話でした。


USの大半は、
この世界なので成功したヒト達を見せられ、単純に信じ込む
ニポンチンは「能天気」以外のナニものでもないかと。


そんな社会のモノ知らずを徴兵し組織しているのが「海兵隊」の兵員です。
ゆえに「沖縄」で、婦女子に対する野獣的性的暴力が後を絶たないのです。
彼らに「倫理観」を求める方が、既にズレているのですから。


沖縄で、
「キャンプキンサ」駐在将校で識る人物は、話も楽しく人としても実に素晴らしく弁えたジェントルマンですが。
それは、現実のUS社会の上級管理層の一端の反映に過ぎません

トランプは少ない費用で「狂犬」を放つ機会を狙っているのです。

|

2025/06/17

「アッラー也の総帥」を自認するイランのハメネイ抹殺を狙う「ヤコブ也 元締め」の振る舞うイスラエルのネタニヤフは「WWⅢ」も厭わずに G7はG6へ堕す

G7サミットは、G6サミットに堕す!


トランプは、独特の言い回しで「G7サミット」を虚仮にし、
事実上の骨抜きにしたワケ堕。


イスラエルを統括し「ヤコブ也の総帥」を自認するネタニヤフは、
これ以上は「アッラー也の家元師範」として好き勝手に振る舞う
イランのハメネイを存在させるワケにはいかぬと、着々と仕掛ける。


口先だけの阿漕な商売人のトランプに決断を迫るばかりで、
「(間延びした)世界の町内会に付き合っているヒマはない」として、
顔出しだけで、G7サミットを虚仮にし帰国する途を選択する。


ここにG7サミットはG6サミットに転落する事になった!


「WWⅢ」は、
数日の間に明らかな形を見せながら、ハッキリ姿を表すだろう。


風は、イスラエルの「死海」から興り、ペルシャで固まりとなり全世界へ吹き荒れようとしている。


ヤコブ也を潰そうとアッラー也が果敢に仕掛けた「中東戦争」を機に、
フランスが提唱した「G7サミット」は、やはり「ヤコブ也」が存在を賭け、
「アッラー也」潰しを仕掛ける圧倒的な現実を前に「雲散霧消」させられようとしている。


凡そ半世紀を経て、
去るサルのトランプが建前で残した言葉
" G7サミットについては「多くの成果があった」と述べ ” は、
実に ” トランプの本音の思い ” とは、裏腹で皮肉な(言葉)印象を投げている。


引用開始→ トランプ米大統領、G7途中で帰国へ 中東情勢への対応で
(時事通信 外信部 2025年06月17日 11時03分配信)

1040

 【カナナスキス時事】トランプ米大統領は16日、先進7カ国首脳会議(G7サミット)を途中退席し、同日中に帰国する。レビット大統領報道官が明らかにした。レビット氏によると、トランプ氏はイスラエルとイランの交戦が激化している中東情勢に対応する。

 トランプ氏はG7首脳の集合写真の撮影の際、記者団に「みんなも私と同じ(中東の)状況を見ていると思う。できるだけ早く戻らねばならない」と説明した。G7サミットについては「多くの成果があった」と述べた。

 議長国カナダのカーニー首相は、トランプ氏の途中退席について聞かれて「十分に理解している」と応じた。各国首脳は17日の最終日にウクライナ情勢などを討議することになっていた。

 英BBCテレビによると、フランスのマクロン大統領は、トランプ氏の離脱は「中東の停戦という目標を考えると、前向きな動きだ」との見解を示した。トランプ氏はこれに先立ち、自身のSNSで「イランは核兵器を持つことはできない。何度も言ってきた。誰もが直ちにテヘランから避難すべきだ」と呼び掛けていた。←引用終わり


フレデリック・フォーサイス氏が、存命で矍鑠としているなら、
「神の拳」ではないが、どう取り組みストーリーに仕上げるだろうか?


” 仮「ペルシャのブルー」 " としてでも、実に興味深いワケで・・・


でも、当面に対処すべき現実的なテーマとしてはイスラエルを率いるヤコブ也のネタニヤフが想定するとおりイランの政治体制を引っ繰り返す事は必然であろうと考えますが。


イランの混迷は、1978年にホメイニ革命を成し遂げた事で、極端に歪んだ「宗教国家」アッラー也成立させたワケで。


テヘランに、アッラー也(シーア派)ムハンマドの象徴的な宗教都市国家を置いてもヨイが、イランの国家や政治を差配し「革命防衛隊」を組織し、世界へ武力テロを輸出し、例えばパレスチナではハマスを嗾け、武力破壊を推進している事は認められないワケで。


一方のトランプは、口だけでも主導権(幻想)を握り、それを手放したくないワケで、取り敢えず口先で主導権を確保しておくポジショントークを繰り出している。


ヤコブ也を率いるイスラエルのネタニヤフは、モサドを駆使し米国の世論を誘導するだろうし、巧妙な謀略を講じ米国を対イラン戦争に引き入れる事だろう。


中国もロシアも、それを望んでいると思われる。
平和ボケした「日本」の大外で、世界情勢を一気に覆す巧妙な企みは、タクラマカン砂漠の真っ只中だともいえる。


引用開始→ トランプ米大統領、イラン最高指導者暗殺に反対 情勢不安定化を懸念か
(時事通信 外信部 2025年06月16日 06時17分配信)

1038

 【ワシントン時事】複数の米メディアは15日、イスラエルが計画したイラン最高指導者ハメネイ師暗殺を巡り、トランプ米大統領が反対したと報じた。ハメネイ師が排除されればイランの「体制転換」を招き、中東地域が一層不安定化する恐れがある。

 イスラエルのネタニヤフ首相は同日、FOXニュースとのインタビューで「多くの誤った報道がある」と述べつつ、暗殺計画自体は否定しなかった。イランの体制転換を目指しているか問われると「結果として可能性はある。イランの体制は非常に弱体化している」と強調した。

 米高官はCNNテレビに対し、週末にかけて、イスラエルにハメネイ師暗殺の機会が訪れたが、トランプ氏が反対し、実行されなかったと明らかにした。ロイター通信によると、米高官はイランの攻撃で米国人が殺害されない限り、政治指導者を狙うことは容認しない姿勢を示した。←引用終わり

|

2025/06/16

自称「叩き上げの苦労人」は、苦労して得た地位と名刺の肩書きを棄てられず、自身のために、独禁法に触れる優越的地位の濫用、パワハラ、モラハラも

ある時、
訪ね来た知人と大阪はナンバのホテルで会い、話を済ませた時に、


その後、近づいてきた男から名前を確認され、
どこかに何となく見覚えがあり、生半可に「はい。そうですが」と応えると・・・


懐かしそうに、
「私はT社におりましたWです。その頃はお世話になりました」と言う。
何となくボンヤリした事が徐々に姿を現し、確かな記憶が蘇ってきた。

1036

「いやいや、此方こそ、お世話になりました」と応じたが、肚の底では「この野郎!」だった。


業務上の立場(看板と店頭の場)を利用し、
いわば「優越的地位の強要を濫用」し続けていた男だった。


それは、
その当時でも「不公正な強要」であり、
明らかに「独禁法」に抵触する行為であった。


その当時T社は、
それらの行為を、賛同者と脱法的な「握り合い」で封じ込め、
相互に持ちつ持たれつの関係をピラミッド状に形成していた。


瞬間的に売上高は採れても利益は伴わず、
月末や半期末になると帳尻合わせを互いに融通し合う関係を保っており、
W氏は、その中でも切り込み隊長でもあった。


取引の透明性を高める事と、
T社も一定のリスクを背負い自主的な「売上高と粗利益」の確保を狙い、
部門毎に目標を立て抜本的な「業務改革」の断行を打ちだした。


これは長年の間に染みついた商慣習を大幅に見直す事になり、
自主企画、自主編集、自主製造、自主販売、自主経営の思考を推進する事で、
取引先(商品納入先)依存体質からの抜本的改革だった。


この流れに対し、
巧妙に無視し反対(サボタージュ)で抵抗したのがW氏だった。


表面上は平身低頭で、
その場を取り繕うが、裏面から聞こえてくる様子は、

「店頭の毎日の戦いも知らぬ側が、何をエラそうに!」と、毒を吐いていた。


ゆえに、
具体的なプログラムが始まると「抵抗と反対は明らかに姿を現した」のだった。


データ化の分析と戦術活用が始まった時点で「鉛筆舐め舐め」は通用しないのだが、
我流を押し通そうとした。


結局は、
炙り出され配置転換という人事異動で第一線から消えた。


その実務面での後任は、
部下のD係長(この人物は偶然ながら棲処が近隣だった。


打って変わって業務は進めやすくなった。
その時に、D氏が言った言葉は忘れられない。
「W氏が移動になり、自分の10円禿げが治った」と言ったのだった。


今なら端的に、
パワハラ、モラハラ、優越的地位の利用(強要)、タカリ行為で訴えられ「刑事事件」になる処だ。
そんな事が瞬時に生々しく蘇った。


場を変え、
館内のバーへ誘い、簡単に旧交を温め合うフリをし取り繕った。

いま何をしているのか? → いまも現役で働いているそうだ。

自営業なのか? → 知り合いの事業所で老骨に鞭を打ち現役だと。

ナンの分野か? → ガードマン会社の営業(受注)業務。

自分(W氏)は「高卒」の身で、当時は田舎(郷里)で羨ましがられ入社し。
丁稚奉公でも華やかで、商売を一から覚え身に着けた。算盤は1級が誇りだった。
周りとの競争にも勝ち続け営業課長になった。

しかし商品が売れるかどうかは分からず、自信もなかった。
数字だけが全てだった。

だいたい、立てた月間予算と売買差益は計算できたが、見通しが狂う事もあった。
その時は、取引先に相身互いで「泣いて」貰った。

一度でも、その旨味に気付き嵌まると「次々に案」を考え、仕掛けるようになった。
結果的に、それが自分の首を絞めた。

アナタに言われ指摘され、無茶苦茶「反発」したけれど、その指摘は正しかった。

いま、80歳を超え、
まだ働き続けないと生きられないほど、自分には財産も名誉も人望も技術もない事が分かった。
人様の情けで生き(生かされ)ている事が、ようやく分かった。


ナンと、偶然にも「見た事がある人」と思い、懐かしさのまま声を掛けさせて貰いました。
ナンバは、自分の青春やし、誇りやったし、その染みついた栄華の幻想は捨てられんので。
仕事が上手い具合に行った時は、ここで暫く余韻に浸って帰りますので。

あの頃は、荒い事を言いましてスミマセンでした。お詫びします。
殊勝な事をシンミリと言うのを静かに聞いた。


それを機に、勘定を支払いバーを後にした。

|

2025/06/15

アメリカ合衆国の社会と政治はトランプの登場で複雑に分解され「社会革命」は複雑怪奇に進行するも根源で築き上げた社会体制を打ち破れるかだが

トランプ王国は、ハーバード理想主義幻想が
悉く全米に撒き散らした思想や思考を打倒する象徴だ!


トランプに煽られ「熱狂」する「呆気シロ」中心の社会的不満鬱屈層。

彼らは、最初に北米大陸へやってきた移民層だ。
(凡そ300年前、最初に到達した移民の子孫だ)

次に、安価な労働力として連れてこられたクロの子孫達も。
(凡そ250年~200年前に意図せぬ労働力として使役され)

そして、時を経てクロの使役をキイロが埋めた。
(それは、凡そ150年ほど前に移民として生じた)

やがて、混淆が進みブラウンが形成された。
(とりわけ、この半世紀で一気に増え続けている)

後には、様々に流れ着く青やら赤やら灰やらも交わり。

これらの人は、北米大陸での成功を夢見、あるいは社会的なポジションを得ようと懸命であった。


しかしながら現実の北米社会、
とりわけ社会支配が巧妙なUSAは、
マジメな労働力は利用する時だけで、産業労働者であっても不要になれば容赦なく切り捨てる。


米国の社会経済を支配するのは、
上位の30%であり、その中の10%(即ち全体の3%)が収奪に智恵を巡らせる。
(盤石の執事でありサーバントだ)


更に支配者の3%を超然と差配する1%ほど(全体の0・001%=30万人前後が統計上では米国社会に密かに君臨しているの)だが。


この実現を人は「アメリカンドリーム」と呼ぶ。


新参者のトランプは、自らを密かに身を置くことができず、
エイッ、ヤッと、隠れもせず、2015年に現れ彷徨い出たのだ。


そのトランプが、踏み台にしたのが、
忘れ去られた米国社会の礎の人達やその末裔であり、
とりわけ中西部で打ち捨てられ踏み付けられているシロの末裔だ。


トランプの掲げる政策で、
一つだけ聞くべき尤もな主張がある。
ハーバードに連邦政府が巨額の資金援助するのを止め、
職業訓練のための支援資金に置き換え手厚く充てるべきだ
」と。
これは、実に真っ当な提唱だと受け止め、ぜひ実現を願いたい。


稚拙で幼稚な老成パラノイアのキングなら要らない!


それに多少は目を瞑っても、
現在のUSAが国際社会で置かれた立場や、
連邦内の社会的苦渋を打破し正常化させ、
輝ける星条旗を誇り高く打ち振る事ができる基盤を確立できたと考えるまで、
今日の歪な米国社会の差配構造を造り出し、
恥じず理屈を込め主張する「ハーバード」の理想主義ともいうべき幻想を悉く打ち破る事を使命としている。


それは2015年にトランプが大統領選挙への候補指名を目指し、
煽り始めた時から始まっているが、トランプがそのように感じ取ったのは、
全米に蔓延る「棄てられた白人労働者層の悲惨(不満)」を組織化しようとし、
(共和党の枠組みを破壊し)始めた時点で始まったとも言える。


中西部の決定的な切り捨ては、
2008年のリーマンショックで再起不能な状況へ追い込まれたのだ。
民主党のオバマはリーマンショックに直撃されたが、
具体的で有効な対処は結局ナニもできなかった。


世界を席巻した金融危機を引き起こした無責任なリーマンブラザーズは、
潰れ消えたが経営陣は刑事事件に問われる事もなく平然と過ごしている。


一方で、
金融危機により市場は急激に縮小し、米国内の製造業は雇用調整に追われ、
しわ寄せは労働者層に襲いかかり、一気に中西部の都市は荒廃しマチもヒトも希望をなくした。


オバマの民主党は全く無能であった。
同様に共和党も無能であり、トランプはそれを激しく批判した。


実際に「アンシャンレジューム(旧体制)」との戦いをトランプは行ったのだ。
この指摘のようにトランプは考え、
怒鳴る怒と、日々にわたり脈絡なく喚き続けているのだと眺めている。


このようにトランプは考え、怒鳴る怒と、日々にわたり脈絡なく喚き続けているのだと眺めている。


アメリカ🇺🇸社会の分断は、
深刻で、とても感情的なように思います。


それに火をつけ煽り続け政権を握り続けようとする子供じみた道化がトランプではありますが。


SNSは、極めて利便性の高い伝達手段として、
米国社会で提供され、瞬く間に世界へ拡大され大きく発展しましたが、
同時に抑制され続け収奪され続け見放されていた側が、
その利便性に乗り「煽り煽られる情況」を、無責任で無分別なまでに産み出した事で、
これまで積み上げてきた都合のヨイ社会が崩壊の危機に曝される結果を生みました。


それは米国社会が、
独立以来これまで過去から一貫して守り続けた「理想」が普及し、
一般化した結果であり「自縄自縛」で身動きが取れない情況を造りだしたともいえます。


その矛盾を巧妙に捉え、
文明の利器を自身の都合で巧妙な煽りに用い、時に緩い呆気の道化を、
時に厳しい保安官を演じ分けているのが道化のトランプなのだろうと眺めています。


いよいよ、文化文明を中心に据え一定の規律を尊重し、
世界に影響を与えようと考える側と、馬に跨り投げ縄を放ち獲物を捉え、
時に銃を放ちチカラで押さえつけようとする野蛮な側に、
別れ生きる以外に途はないかも知れませんね。

Photo_20250615123901

(写真の記事は、2025年6月13日 日本経済新聞 夕刊)


日本では「朝日」が、ハーバードの理想主義幻想を普及させる担い手だ。


引用開始→「王はいらない」全米で抗議集会を開催 トランプ氏復権後で最大規模
(朝日新聞社 2025/06/15 MSN)

1033

 トランプ米政権が首都ワシントンで軍事パレードを開く14日、トランプ大統領への抗議の意を込めて「ノー・キングス(王はいらない)」と題した集会が全米各地で開かれた。第2次トランプ政権が発足して以降、最大規模の街頭での抗議活動になった。
 集会やデモの開催は全米2千カ所以上で見込まれていた。ただ、州議会議員らが殺害される事件が当日に起きたミネソタ州では、州からの要請を受け、安全への配慮から州内での開催が中止される事態になった。←引用終わり

|

2025/06/14

アーメダバードでエア・インディア機(AI171)が離陸直後にトラブル発生か墜落し、鬼籍の脱出を果たした1人を残し乗客乗員が墜落死する大事故を

インドのアーメダバードで離陸直後のエア・インディアが墜落し、
乗客、乗務員の全員が犠牲になったと報じられ・・・


その中で、一人の乗客が奇跡的に脱出した事が報じられ。
人生は、世界のドコにあっても、
危険と隣り合わせで、生死は時の運ともいえる。


引用開始→ インド機墜落、唯一の生存者が語る「奇跡」の脱出
(時事通信 2025年06月13日 18時53分配信)

【アーメダバード(インド)AFP=時事】インド西部グジャラート州アーメダバードで12日に墜落した国営航空会社エア・インディア(AI)の事故で、乗客乗員242人のうち唯一の生存者となった英国籍の男性、ビシュワシュ・クマール・ラメシュさん(40)が13日、病院のベッドで奇跡の脱出について語った。(写真は、インド・アーメダバードの病院で、エア・インディア171便墜落事故の唯一の生存者ビシュワシュ・クマール・ラメシュさん〈右〉を見舞うナレンドラ・モディ首相)

1031

1032

 ラメシュさんはインド国営DDニュースにヒンズー語で応じ、火の玉のような爆発から奇跡的に生還したことについて「すべてが目の前で起きたが、私自身もどうやって生き延びたのか信じられない」と述べた。

 墜落したのはアーメダバード発、英ロンドン・ガトウィック空港行きのボーイング787-8ドリームライナー、AI171便。長距離飛行のために燃料を満載して離陸した直後、オレンジ色の炎に包まれて爆発した。

 乗客乗員241人に加えて、地上でも少なくとも24人が死亡。座席「11A」に座っていたラメシュさんだけが生還した。ラメシュさんのきょうだいも同便に搭乗していた。

 「離陸から1分もしないうちに突然、引っかかったような感じがして、何かが起きたと思った途端、機体の緑と白のライトが点灯した」
 「その後、機体が加速したように感じ、真っすぐ向かった先にあったのが病院の宿舎だった。衝突したとき、すべてが目の前に見えた」
 家族に取材した英PA通信によると、ラメシュさんは英レスター市出身。

 インドのナレンドラ・モディ首相は13日、やけどなどの治療を受けているラメシュさんを見舞った。

 ■「自分も死ぬと思った」

 墜落機は空港周辺の建物に激突した。
 「最初は自分も死ぬと思ったが、目を開けてまだ生きていることに気づいた」
 「目の前には乗務員や年配の男性、女性たちがいた」「シートベルトを外して逃げようとした。そして脱出した」とラメシュさんは語った。
 「自分がいた側は、宿舎の方ではなかったと思う。着地した場所は地面に近く、スペースもあった。近くのドアが壊れ、スペースが見えたので、そこから抜け出せると思った」
 
SNSに投稿された動画には、血まみれのTシャツ姿で、足を引きずりながら救急車に向かって歩くラメシュさんが映っていた。
 「左手を少しやけどしたが、救急車で病院に運ばれた。ここの人たちは皆、とてもよくしてくれている」

 エア・インディアによると同便には、乗客としてインド人169人、英国人53人、ポルトガル人7人、カナダ人1人、さらに乗員12人が搭乗していた。

 当局は、焼損した遺体や遺体の一部の身元を特定するため、乗客および地上で死亡した人々の親族のDNA鑑定を実施している。
【翻訳編集AFPBBNews】←引用終わり
〔AFP=時事〕


クラス編成とシートレイアウトにも拠りますが、
11〜15のシートポジションは、多くが乗降扉の前ではないかと。


主翼は燃料タンクですから、
出火すると2分以内に脱出しないと落命しますね。


エア・インディアは、ずいぶん昔にNYからミラノへ向かう際に、
JFKからロンドン(ヒースロー)経由のムンバイ行きをヒースローまで利用した経験があります。
ロンドンでアリタリアに乗り換えミラノへ着いたのですが。
とにかく、JFKからLHRまで、周囲は全てインド人に囲まれた5時間ほどのフライトでした。


ラメッシュさんは、運も味方したのでしょうが、何よりも決断力があったのですね。

|

2025/06/13

イスラエルは、イランの各関連誌説を急襲攻撃し、イランは対抗しドローンによりイスラエルへ反撃!それは予告なく、ほぼ想定どおりの展開で始まった

イスラエル軍がイランの核開発施設を攻撃!

1027_20250613142601

これにより、反撃するイランの狂気で、
中東は一気に戦乱拡大から、世界戦争へ波及するか?

1029

米国も、口先トランプではイスラエルを自制させられず、
イランは米国への直接攻撃は控えても北アフリカや欧州内での反撃に出るだろう。


ロシアは勝機到来とホクソ笑むかも知れないが、
実際にはどう出るか?


中国は「漁夫の利」を狙い、当面は高みの見物を決め込むだろうが、
西太平洋で米軍の弱みを挑発し続けるだろう。


予て、2025年の7月には「風」が変わると予言した「占い師」もいたが、これはその「予兆」かも知れぬ。


それなら2022年2月24日に始まっていたとも言える。


引用開始→【速報】イスラエルのメディアによると、軍はイランの核開発関連施設や軍事施設を攻撃した
(時事通信 2025年06月13日 09時48分配信)

イスラエルのメディアによると、軍はイランの核開発関連施設や軍事施設を攻撃した(カイロ時事)←引用終わり

引用開始→ イスラエル、イランを攻撃 首都などで爆発音 (時事通信 外信部 2025年06月13日 09時55分配信)

 【カイロ、イスタンブール時事】イスラエルのカッツ国防相は13日、イランに先制攻撃を加えたと発表した。イランのメディアによれば、首都テヘランなどで複数の爆発音が聞こえた。イスラエルのメディアによると、軍はイランの核開発関連施設や軍事施設を攻撃した。
 イスラエルのイラン本土への攻撃は昨年10月以来。カッツ氏は、イランからの反撃が差し迫っているとして非常事態を宣言した。←引用終わり


引用開始→ 核施設都市「大きな爆発音」 首都で市民死亡―イラン
(時事通信 外信部 2025年06月13日 12時07分配信)

 【カイロ時事】「大きな爆発音が聞こえた!」。イラン国営テレビは13日、イスラエルが核開発施設があるとされる中部ナタンズへの攻撃に踏み切ったと至急報で伝えた。中東の衛星テレビ局アルジャジーラの記者によると、イスラエルの攻撃は同日未明(日本時間同午前)に始まった。

 首都テヘランでも爆発があり、国際空港では航空機の発着が停止した。テヘランでは住宅街にも着弾。子供と女性を含む民間人が死亡したと伝えられている。

 テヘラン市街では高層ビルから炎が噴き出している映像がX(旧ツイッター)に投稿された。また、別の投稿者は「戦闘機の音が聞こえた。爆発があり、地面が揺れた」と書き込み、煙が上がる写真も付け加えた。

 イスラエルメディアによると、ナタンズには二つのウラン濃縮施設が存在し、一つは地下に建設されている。建物は地下3階まであるとされ、イスラエルが攻撃してもどれほどの被害を与えられるかについて長年議論が続いてきた。←引用終わり


引用開始→ イスラエル、イラン攻撃 核関連施設対象、非常事態を宣言―精鋭部隊司令官死亡と報道
(時事通信 外信部 2025年06月13日 13時42分配信)

 【カイロ、イスタンブール時事】イスラエル軍は13日未明(日本時間同日朝)、イラン中部ナタンズのウラン濃縮施設や各地の軍関連施設を標的に攻撃を加えた。ネタニヤフ首相が発表した。イランのメディアによれば、首都テヘランなどで複数の爆発音が聞こえ、イラン軍トップのバゲリ参謀総長や精鋭軍事組織「革命防衛隊」トップのサラミ司令官が死亡。国会議員や大学教授、民間人らも多数殺害された。

1028

 イスラエルによる対イラン攻撃は昨年10月以来で、トランプ米政権発足後は初めて。中東情勢は一気に緊迫化した。

 米国はイランの核兵器保有阻止に向けて同国との核協議を優先。イランと激しく対立するイスラエルに自制を求めてきたが、ネタニヤフ氏はイランが核開発をかつてないほど前進させたとして「イスラエルの存続にとって明確で差し迫った脅威だ」と主張し、攻撃を正当化した。イランの最高指導者ハメネイ師は「(イスラエルは)厳しい処罰を覚悟せねばならない」と報復を明言した。

 イスラエル軍は、空軍機数十機が参加した攻撃の第1段階が完了したと発表。カッツ国防相は、イランからの反撃が差し迫っているとして全土に非常事態を宣言した。

 トランプ大統領は12日、ホワイトハウスで記者団に対し、イスラエルが対イラン攻撃に踏み切る可能性があると警告していた。ただ、イランとの核合意が近づいているとも指摘。「攻撃は望まない。衝突回避を望む」と述べ、イスラエルに自制するよう要求していた。米メディアによると、トランプ氏は攻撃後、イランとの核協議継続を望むと語った。

 事前にイスラエルが米側に攻撃を通知したとの情報があるが、ルビオ米国務長官は「イスラエルが単独行動を取った。米国は攻撃に関与していない」と表明。米軍基地などを報復の対象にしないようイランに警告した。ホワイトハウスは国家安全保障会議(NSC)を開催すると明らかにした。←引用終わり


引用開始→ イスラエル、イランを攻撃 核関連と軍の施設が標的と

1030_20250613160501

(BBC 2025年6月13日 12:23)

イスラエルは13日未明(日本時間同午前)、イランの核関連施設などを攻撃したと発表した。イランの首都テヘランでは、爆発音が響いた。イラン国営メディアは、市民や軍関係者らに死者が出たと伝えている。イランは報復する考えを示しており、イスラエルは全土に非常事態を宣言している。

テヘランでは現地時間午前4時過ぎに爆発音がした。

その直後、イスラエルのイスラエル・カッツ国防相は、同国軍がイランを攻撃したと発表。「非常に近い将来」に反撃が予想されるとし、全土に非常事態を宣言した。

イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は、攻撃について、「イランの核濃縮プログラムの核心に打撃を与えた」とし、攻撃は「必要な限り何日でも続く」と述べた。

首相は、攻撃が「ライジング・ライオン作戦」の一環だと説明。イランについては、「イスラエルの存続」にとって脅威だと述べた。←引用終わり


一神教の家元による争いですから、
アッラー也とヤコブ也が相争うままに世界は秩序を崩し・・・


理念的幻想夢想は悉く粉砕され、勝ち残る側は狭い教義を強要し。


真狭間な宗教恐竜は滅び潰え去るか? やがて人は一神教の有害を弁知できるか?

|

2025/06/12

日産自動車は「技術の日産」を誇ったが、実際にはどのような事業戦略を保ち研究開発し経営に取り組み自律自立を考え実際の経営を行ってきたのか

市場が「新陳代謝」を円滑に進めるには、
無自覚で無能な経営陣が居座る事業会社を淘汰する事だ。

1025

事業会社が行き詰まり潰れるのは、

一つは経営陣の問題ですが、

二つは従業者と株主の質や能力も同様に大きい。

これは様々な事業者を相手に、
事業の拡大や縮小に取り組み為した過程で得た結論です。


「日産」を観て考える事は、
一貫して「事業経営」と真摯に取り組んだ経営陣はいなかった事に象徴され。


日産は、
鮎川義助の満州重工という歴史的経緯もあり、
WWⅡの敗戦後は共産党主導の労働組合が強く、レッドパージ後はそれに対抗する形で、
労組を自動車総連にまとめ天皇と称された組合幹部の無責任も、経営陣と労組が産み出した相乗効果ではなかろうかと。


ゴーンもヒドイ代物だったが、
長きにわたり君臨した無能の川又克二や石原峻も比類する者がないほどお粗末な経営者で、
その日産を喰いモノにした自動車総連の塩出一郎などの労働貴族は、
固より日産を始めとする全産業の敵でしかなかったと考える。


日産は、
一貫して経営責任を考えず果たさずの経営陣と従業者および株主により形成された事業の行き詰まりを、
その都度ながら幸運にも理解や支援を受け命脈を保ってきたが、
この度は明確に市場から退場と消滅を求められているともいえる。


不動産も、家電も、アパレルも、同様に無自覚で無能な経営陣が、
従業者を巻き込み事業が頓挫したのは特段の事ではない。


懐かしがっても、市場は待たない!
無能が消えなければ、新陳代謝できずなのだ。


アァ、日産!?
「技術の日産」は、自社の「技術」ではなかった。


近年の「EV」は「リーフ」に象徴され、一時は市場に衝撃を与えたが。
その頭脳も心臓も加工組立も全て「日立製作所」の提供技術と言っても過言ではなかった。


真実は自社の技術ではないのだった。
企業体質が、市場経済で競争する思考回路を持たず、


規模の経済を指向するため、呑み込みで規模を肥大化させたが、
大男知恵は頭に回りかねで、
呑み込みを消化せず、喰い千切り喰い散らすのみで、いよいよ終焉の時を迎えたか。


21世紀の始めに経営危機を乗り越えるため、
日本國政府から受けた2兆円は返済したのか?


フランスのルノー公団というフランス政府の事業者に支配され、
送り込まれた詐欺師のカルロスゴーンに、足蹴にされ文字どうり喰い千切られ、
再建されずドロボーされ間抜けを字でいくのを演じ。


阿呆だろ! 阿呆堕余!

612-nkp

ゴーンに習い倣い、マレリ(カルソニック)を喰い切り潰す。

611-nkp-mex

(写真の記事:メキシコ州知事は 2025/06/11 日本経済新聞 朝刊)

|

2025/06/11

人の風上にもおけぬ齋藤元彦 呆気の無責任言論テロリストの立花孝志に煽られ騒ぎコヤツを熱狂的に支持し、投票したゴミどもは何処へ消えたのだ

アァ! 兵庫県恥事「斎藤元彦」 開いた口の塞ぎようがナイ・・・

1000_20250611142101

オマィの名を貰い受けたという「金井元彦」も草葉の陰で " 泣いておろう " ぞよ。


もぉ、辞める以外に途はナイのだ。何よりも、それを識れ。
そこへ至ったのは、全てオマィが撒いたタネだ。


引用開始→【速報】斎藤知事“刑事告発”に「重く受け止めなければならない」「捜査には全面的に協力」“私的情報”漏洩は「指示してない」改めて否定
(読売テレビ ニュース 2025/06/11.)

 兵庫県の斎藤元彦知事の疑惑を告発した元県民局長の“私的情報”が漏洩した問題について、斎藤知事ら3人が地方公務員法(守秘義務)違反の疑いで神戸地検に刑事告発されたことを受け、斎藤知事は11日、記者団に対し、「報道等では承知しているが、詳細は承知していないのでコメントはしづらいが、これまでの認識通り、漏洩に関して指示はしていないということで変わりない」と改めて否定しました。

 自身が刑事告発されたことに対して問われると、「重く受け止めなければならない」と述べた上で、斎藤知事は「今後、捜査等には全面的に協力していく」と語りました。

第三者委「知事らが指示した可能性高い」 大学教授ら「命令やほう助にあたり、地方公務員法に違反」

 県の第三者委員会が5月に公表した報告書では、井ノ本元総務部長が元県民局長の私的な情報を県議3人に漏洩したことが認定され、井ノ本氏など複数の職員の聞き取りから、知事と元副知事は「漏洩を指示した可能性が高い」と結論付けていました。

 神戸学院大学の上脇博之教授らは10日、井ノ本氏の行為は「職務上知りえた秘密」の漏洩にあたり、地方公務員法は命令をしたり、ほう助したりした者に刑事罰を科すとしていることから、斎藤知事や片山元副知事を含めた3人を神戸地検に刑事告発しました。

 上脇教授らは去年12月にも、斎藤知事が去年の選挙期間中のSNS運営をめぐり、斎藤知事とPR会社の代表を公職選挙法違反の疑いで神戸地検と兵庫県警に刑事告発していました。この告発は兵庫県警が受理していて、すでに捜査が始まっています。

 今回の刑事告発についても告発状が受理されれば、警察による捜査が始まります。←引用終わり


引用開始→ 橋下徹氏「斎藤知事の知事失格の理由は、この権力行使の一点」元県民局長の私的情報の漏えい問題
(スポーツニッポン新聞社 2025/06/11)

 元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(55)が11日までに自身のSNSを更新。斎藤元彦兵庫県知事(47)の疑惑告発者の私的情報を井ノ本知明元総務部長が県議に漏えいし、斎藤氏と片山安孝元副知事(65)がそれを命じたり、唆したりした疑いがあるとして、神戸学院大の上脇博之教授(66)が10日、3人に対する地方公務員法(守秘義務)違反容疑などの告発状を神戸地検に提出したことに言及した。

 地検は受理するかどうか検討し、県議会が状況を注視している。調査した県の第三者委員会が5月、井ノ本氏による県議3人への漏えいを認定し「知事や元副知事の指示で、県議会一部会派への根回しの趣旨で漏えいを行った可能性が高い」と指摘していた。

 これまで斎藤氏は「指示はしていない」と否定。井ノ本氏は弁明書で「知事や元副知事の指示に基づき、部長の職責として正当業務を行ったに過ぎない」と主張している。片山氏は「秘密の漏えいには当たらない」とし「議会の根回しを(斎藤氏が)包括的に了解したと受け止めていた」とコメントしていた。

 告発状によると斎藤氏は昨年4月上旬ごろ、疑惑告発文書を作った元県西播磨県民局長の男性の私的情報について、議会側に知らせておくよう井ノ本氏に命じたか、唆し、井ノ本氏が県議3人に文書や口頭で漏らしたとしている。片山氏は斎藤氏指示の報告を受け「必要やな」と容認したなどとしている。

 上脇氏は記者会見で「本質は元総務部長の単独犯ではなく、一番責任の重い知事や副知事の命令や認容があってできた組織的な犯罪だと考える」と話した。

 橋下氏は「『告発の信用性を否定し、自己保身をはかろうとしていた』大学教授が斎藤知事らを刑事告発 元県民局長の私的情報の漏えい問題」と題された記事を引用し「斎藤知事の知事失格の理由は、この権力行使の一点。この傾向は100条委員会の結論が出る前に分かっていたことなのに、当時は世論に右往左往」とつづった。←引用終わり


斎藤は、行政手続きや議会審議にかこつけ策を弄し小理屈を言い、恥もなく平然と建前を主張し鉄面皮を貫くが・・・


自らは正しく、退く必要は無いが、一応の建前で知事給与の減額を県議会に諮ったと言い抜ける。
県議会は、そのような茶番で責任逃れの試みには同調せず、6月議会での決議は見送り継続審議とする事に。


斎藤は、本気で「自身の正しさを主張し、一点の非もないとし、それでも知事給与の減額を言う」なら、
全額の返上を申し出て、受け入れられないとなれば「知事給与の全額を裁判所へ供託」しろ。


その決意があれば、それを行動で示せ!


引用開始→ 斎藤知事、大学教授らの告発受け「重く受け止める」 給与減額案の専決処分は「考えていない」
(神戸新聞 2025/6/11 10:50)

 兵庫県の斎藤元彦知事らへの告発文を作成した元西播磨県民局長(故人)の私的情報が漏えいした問題で、神戸学院大の上脇博之教授が10日に斎藤知事ら3人を地方公務員法(守秘義務)違反容疑で神戸地検に告発したのを受け、斎藤知事は11日午前、報道陣の取材に「告発は重く受け止める。詳細は把握していないのでコメントできない」と述べた。

 県が設置した第三者調査委員会の報告書は、井ノ本知明前総務部長が元県民局長の私的情報を県議に漏えいしたと認定。その背景として「知事や元副知事の指示による可能性が高い」と指摘した。

 告発状によると、斎藤氏は昨年4月上旬ごろ、元県民局長の公用パソコン内にあった私的情報について、議会に知らせるように命じるか、唆すなどし、井ノ本前総務部長が複数の県議に文書や口頭で漏らしたとしている。片山安孝元副知事も斎藤氏による指示の報告を受け、容認したなどとした。地検は受理するかどうかを検討している。

 斎藤知事は11日午前、報道陣の取材に「漏えいの指示はしていない」と改めて関与を否定。その上で「捜査には協力していきたい」と話した。

 また、情報漏えい問題を受けて斎藤知事が県議会に提出した給与減額の条例改正案について、県議会は開会中の6月定例会での採決を見送る方針を決めた。斎藤知事は同日、同案を専決処分する可能性を問われ「それは考えていない。条例案は議会が議決をするのが基本だ」と強調した。←引用終わり

|

2025/06/10

時間という概念を整理し、時間を遍く「平等で貴重な資源」と考えたのは素晴らしい!

1022

今日(6/10)は、飛鳥の頃に、時を支配するため水の「漏刻」を造り、管理し時を告げた「時の記念日」です。


「時は金なり」ですが「時にカネなり」でもあり「時々カネなり」の人もありてとも言へり。
置漏尅於新臺。始打候時動鐘鼓。始用漏尅。此漏尅者天皇爲皇太子時始親所製造哉。
天子「天智天皇」が「漏刻」で時を刻み打ち報せた。


時は金なり=Time is money.
時間は平等な資源です=Time is resource of equality.
有効な利用で、有益な時を得て下さい!


時は数少ない貴重で平等な資源と考えましょう。
如何に有効な利用を成し得るか、できるかで「得るモノ」は大きく異なります。


地域で巧みに構造化された高校の同年同級の人達から、周年同窓会の案内を受け、出席を求められました。
その中にあった連絡情報網が運営する「SNS」を眺め観て、その低次元な為体に呆れ返り驚愕させられ・・・
よく恥もなく生きているというか過ごしているものだと、虫唾が走るというか開いた口が塞がりませんでした。


そこで出席を断る丁重な返事をしたのは言うまでもありません。


ところが、その地で公益の社会活動を組織し取り組む人達へヒヤリングをする事がありました。
狭い地域ゆえに、それが漏れ出したのか、再び「周年同窓会」へ出席して貰いたいと要請してきました。
出てくれると、更に出席者が増えるだろうと言い、人寄せパンダのようなモノ言いで、
重ねて丁重に断りました。


然して知識も知恵も保たぬ側が、チョイとした知識を得る事で、
その場では「モノ知り、ワケ識り」になったような気分を味わいたいワケで、
1分後には忘れ去る類いのバカバカしい連中です。


日々を生きる過程で、如何なる対象への「関心」すらなく「問題意識」など保つ事もない人を相手に、
何を話しろというのだ!? 要点を押さえて話をしても基本的な関心がなければ成立しないのだ。
市井のシロウトにも分かりやすく例を挙げ話しても、1分後には忘れてるだろうヤツラには無駄な事だ。


大きなお世話で勝手な迷惑も考えずに事を押し付けられても、
決して悪い人達ではナイのですが、ご自身の考えが常に最良(ベスト)なアイデアと自信に満ち、
同意を得る事もなしで、アレよアレヨという迄にドンドン推し進めたがるのを認めるワケにはいきません。


遂に、
「人の時間をナンだと思っているのだ!?」と、怒声を放つ事になりました。


コンセプトと論理的思考を重視する側として思い込みによる勝手な言い草や行為は赦せない。
「時を大切にしない、有効に活用しない人達が、周囲に存在する事自体」が腹立たしい思いです。

|

2025/06/09

激烈な沖縄本島での地上戦を経てWWⅡに敗戦し沖縄が米国に占領され1972年の施政権返還で日本國への復帰から53年の歳月が流れましたが

沖縄と関わり既に59年。


当時は、思想信条を超えて祖国復帰/施政権返還で一致していた。
米軍は、沖縄本島の主要な地で広大な土地を占領し、戦略上の理由から、
拡大の方向を明らかにし、周辺地域の強制収容を繰り広げていた。

Photo_20250609104601

とりわけ、キャンプ・カデナというか嘉手納空軍基地(元の沖縄中飛行場)は沖縄占領の象徴として存在していた。
(いまも、三沢、横田、岩国、嘉手納は、日本の国家権力が及ばない米国だ)

キャンプ・カデナ(極東最大の空軍基地)

キャンプ・キンサー(極東全地域で展開する米軍への補給中継基地)

キャンプ・フテンマ(極東最大の海兵隊常駐基地) は、今も特別な地だ。

このうち、キンサー(浦添/元の沖縄西飛行場)は、間もなく日本へ返還される。


嘉手納を背景に、
コザと美里は、明確に米国の一部であった。
(おそらく今も)


現在、
北谷には「アメリカン・ビレッジ」が集客施設として存立しますが、
当時のコザは雑然とした安物の西部劇の町で無法性を表徴していました。
安物の西部劇でも、保安官はすぐに発砲しますが、コザでは米兵というかMPが発砲の主でした。


モチロン、
米軍が統治支配する琉球政府の下に名目上の地域行政はあったのですが。


米軍に懸かる犯罪事項については、
沖縄というか琉球政府には、警察権も、検察権も、裁判権も存在せず、
MPが全てを保持し握っていました。
(現在も、建前上では「日米地位協定」で司法権は日本が保持していますが、実際には無いに等しいワケで)


沖縄の社会が抱える問題を拾い上げると、
極めて政治性の強い過大というかテーマになるワケで、
それを正面から1時間のシナリオに仕上げて衝撃的な発表を行いました。


左右を越えて、
多大な反響を呼び、演劇として上演を禁止する事は世論に圧され難しくなりました。
沖縄での反応というか反響は、特に熱く大きなインパクトを与えたと思います。
(1967年~1968年が自らにとり最高のポジションだったと思います)


先日(6/07)、
懐かしいコザ市の中心市街地を俯瞰写真として撮られた写真に出会い、
復帰前の一丸としての「祖国復帰運動/施政権返還(獲得)運動」の高揚を思い出しました。


沖縄の世論が左右に大きく分裂し分断されてしまった最大の要因は、
1972年5月15日の日本國の日の丸が琉球政府から沖縄県庁に堂々と翻った日からでした。


それは、
広大な米軍基地はそのまま、米軍の軍人や軍属の犯罪は司法権が及ばぬままで、
核兵器の有無も明らかにせず曖昧で、基地依存経済からの自立自発のプログラムさえもなく、
形だけの「祖国復帰/施政権返還」だった事で、沖縄の期待を悉く裏切り、
左右ともの不信感を高めたのが最も大きな要因です。


それは、
政権の退陣を予定する故・佐藤栄作(故・安倍晋三の大叔父)による、
自らの政権運営の都合というかスケジュールを最優先し、
自身の名誉を遺す事を最優先し、未解決で未消化の問題には全てに蓋をした事で生じています。


その一端を嗅ぎ出し、嗅ぎ分け、暴いたのが当時の毎日新聞の「故・西山太吉」さんです。
あれ以降、日本の政治は政権中枢が「ウソ」と「誤魔化し」を平然と、
しかも堂々と行うようになりました。恥ずかしい事です。


また、沖縄では「米軍」に代わり、
日本国政府が率先し「米軍基地」の強化を推進するワケですが、
必要な問題提起を始め説明を避け、欠かした事もあり、
今日に至る決定的な左右の対立を招き埋めがたい状況になりました。


特に、沖縄では、
保守層の態度を激しく非難し論難する、サヨクの過剰なまでの攻撃は、
今も猶、喉元で「日本の政治の棘」となり突き刺さってしまいました。

|

2025/06/08

日本の社会基盤での佛教概念は、サンクリスト語やパーリー語を漢語で書き、更に日本語に意訳する過程で都合よく初期の政治統治に供され流布され

朝廷の庇護を受け、ほぼ官学だった「天台宗」とその「座主慈円」と民間信仰を「専修念仏」で広めた法然と親鸞:


" 行く川の流れは絶えずして、しかも元の水にあえあず、淀みに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて久しくとどまることなし。” 
よく弁えよ!

Photo_20250608154401
(方丈記より)


最初は山岳で自然を崇拝し自らと向き合う修行を行い、自ら悟りを得る「修験道」が原始的な信仰の始まりだったのか?


やがて哲学ともいえる「佛教」が伝来し、原始的な自然尊崇や國産みに懸かる神話との融合性を高め「山岳密教」と「都市寺院(現在なら大学)」を軸に有効な統治手段として「寺院」が建立され形成される。


従って、統治権力としての「朝廷」は、留学生を独占的に選抜し戻り得た者(知恵者)を重用した。

もちろん「政府高官」に登用する傍らでは「僧籍」を授与し、山岳寺院の「比叡山」で例えば千日回峰などで「研究(修行)」に邁進させた。
平安仏教は宗教というより学問とりわけ「(宗教)哲学」であったと観ている。

サンクリスト語やパーリー語による仏典を、漢語にしたモノを唐で学び、更に日本語に意訳し、それぞれの学びを得た者が体系化する事を経て日本の佛教は形造られ、それを学問として、統治の手段として位置づけ体系づけていたと考えています。

朝廷は学問(研究)所として「最澄(伝教大師)」が比叡山を開山し、「天台宗(密教)」を体系的に纏め勧めた。
「最澄」と同時期に唐へ留学した「空海(弘法大師)」も帰朝し、朝廷に要請して授けられた「高野山」に籠もり民間私学として「真言宗(密教)」を開く。

しかしながら何れも「市井の民」には遠い存在であった。


それは何れも政治統治の有力な手段であり、戒めであり締め付けだったからでもあろう。


特に朝廷と密接に連携を保つ天台の座主は、現代に置き換えれば「東京大学総長」かも知れない。

以前も指摘した事ですが、(当時も今も)統治の基本は「寄らしむべからず、知らしむべからず」で、
統治者にとり有効な手段をシモジモに伝える事は不要だった。

例えば京都で死せば「洛外」の「鳥野辺の地」に打ち棄てられ・・・

反対に政治に関与する朝廷に懸かる貴族や公家は、例えば「青蓮院」などで手厚く葬送された。


現代社会も姥捨て山」は堂々と「特養」に姿を変え存在し、死せば荼毘に付し、いよいよ「山間の墓所」へ埋葬(打ち棄て)するワケで。
尊崇の立場を採るため「位階」を誇示する「戒名」を与え形式を重視し弔いの形を保つ。


「平安仏教」は基本的に「密教」であり、朝廷の権威を保ち統治する上で戒律で縛るのは重要な手段だった。

そのために「地獄」を組み入れ「閻魔大王」を創出形成(持ち出)し利便な「戒」とした。

権威は「律」と「戒」を保つのだ。


例えば、鳥野辺の地であった六波羅に在る小野篁の珍皇寺による「六道の辻」に懸かる話など、現代社会では「お笑い」に過ぎぬが、その当時は稚拙な「戒」も真面目に捉えられ信じられた。


政治と「平安仏教」は宗教そのものが統治手段の上で一体であり。
基本は山岳での「密教」による「修行」が基軸ゆえ庶民には縁遠いもので、しかも「市井の庶民」は身も暮らしも救われる事など全くなく、疫病の中でも搾り取られ毟り取られ打ち棄てられるだけの存在でしかなかった。


それを打ち破ったのが比叡山で修行(学んだ)した俊英の「法然」であった。
統治の手段であり、民が救われぬ宗教では存立する意味がないと「専修念仏」を分かり易く唱え、爆発的に民の間で支持を増やし急速に発展した。

その基本は、ただ「南無阿弥陀仏」を唱える事で全ての人は救われると。
それは「善人は固より、例え悪人でも救われ極楽往生できる」と。

この分かり易い教義は立ち所に燎原を焼くの火のように拡がり大きな勢力となった。
これら「法然」を軸にした大きな流れは、時の権力者「後白河上皇」の逆鱗に触れる事になる。


後白河上皇は、比叡山の座主「慈円」を促し「専修念仏」は亜流であり禁止せよと迫るが、基本的に時の関白(内閣総理大臣)九条兼実も「法然」の「専修念仏」を受け容れており、実は禁止する事は容易ではなかった。

折から京都を支配するのは平氏であり、世相の統治は複雑で容易ではなかった。

一部の学僧が独特の理論(理屈)で自身のために身を固め、高邁な理屈を振り撒き、統治の一部を成し権力と一体化する事で自らの安寧を図っていた事が足下から崩れる事態を生み始めた。


いわゆる「鎌倉仏教」は、瞬く間に「市井の志民」の間で布教は支持され急激に広まった。

法然は1175年に開宗

親鸞は1223年に開宗?

日蓮は1252年に開宗

いずれも統治者から弾圧され放逐され禁じられている。


しかしながら、何れも「禁教」とされた苦難を乗り越え「市井の志民」に広く支持され現代まで脈々と維持されてきた。


例え崇高な教義であっても、
小難しい小理屈を並べたてても、理解されず本質的に支持されぬものは、何れであれ汎く普及する事はない。

分かり易く説法を重ねる側を「呪詛」しようが、それを信仰し受け容れる側は「世界が違う」と距離をおかれる事になり。

同様に偏狭な「戒」で人の心を支配し、
それを以て政治権力の源泉とするような宗教は、
一時的に権勢を誇り絶頂に達しても、やがて衰退するのが世の歴史が示す常でもある。


世界の何れの地域や国であっても、
宗教が国の権力を支配してはならないし、
国が特定の宗教を支援し保護してはならない。


偏狭であればあるほど排他性を高め非妥協性を強め、
政治権力と一体化する事で社会を歪め政治を醜く歪める。


日本の政治も、欲深い特定の宗教組織が巧妙に政党に姿を変え、
政治権力の一端を握り徒党を組み、公然と威迫しながら「カネを撒け」と主張し、政治を歪めた状態へ陥れている。

Photo_20250608154601

” 行く川の流れは絶えずして、しかも元の水にあえあず、淀みに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて久しくとどまることなし。” 
よく弁えよ!

<阿Q妄伝>

|

2025/06/07

2026年春の新卒採用に伴う動きは、建前上では6月1日からが始まりですが、既に有力著名な事業者は実質的に70%の採用内定を決めているとされ

某社で人事を担当するA氏が「一斉採用は弊害しか残らない」と、
事業も企業も理解せず華やかな点だけを眺め観て
勝手に描きイメージを拡げ悦に入り、3000人近くが応募し、熱い姿勢を強くアピールするがとも。


一例を上げ、
3人を採用し5年保たず2人が沈み去り、
憧れだけで骨のない余りにも上面だけの人罪は社会的に大きな損失だ。

979_20250607135301

憧れを持たれる業種・業界である事を誇りに思うが、
ただただ日本の大学を含めた社会での職業への理解が適切性を欠いているからだと。


それを聞いた流通業の人事経営部門を担当するB氏が空かさず、
「最近は、企画部門を希望する人が目立つ」と言い。


その希望を打ち砕くつもりはないが、
「当社の事業が軸足を置く環境を、どのように捉えているか、競争環境を含め、アナタのお考えを、簡潔にご説明下さい」と求めるのだと。


すると、大体は「教科書どおり、青い自論(とも言えぬ)が開陳される」らしい。
ピント外れも甚だしく。


そこで必ず、
「アナタは、豆腐を、どのように売りますか、つまり、どのように付加価値をつけ、店頭で遺さず販売しますか」と質問したそうで。

*最もシンプルな商品「豆腐」の製造と販売についての質問:

<前提の知識>
①「豆腐」は付加価値生産の可能性は高い。

②「豆腐」製造は生産面での労働集約性が高く時間勝負の商材で。

③「豆腐」は使用材料と技術次第で付加価値を高め、下げる事もできる。

④「豆腐」は一般的に価格キャップを被せられている。

⑤「豆腐」は市場でも時間勝負を強いられる。

これらを押さえた上で、
①原材料原価の環境や動向

②製造現場での環境や動向

③販売現場での制約環境

少なくとも、これを押さえ考えた上で、
如何に付加価値を提案できるか?

そのために、
①何を為し準備すべきか。
これを短時間でディスカッションできなければ話にならない。

しかし、話は「教科書的応答」で、キラリと光る点もない。
そのくせに「営業企画」や「事業企画」「経営企画」などの「企画部門」を強く希望するとか。


現場を知り、現場を学び、現場で識る事の大切さ、
あるいは「人から学ぶ事」を大切にせず、言葉合わせというか、互いのカード合わせで、
できると思い込み、自分には能力があると考える特徴があるという。


従って、
口が青い、口先だけの、口裂けさんは、自然に除けるのだと。


そんな「就活」を繰り返しても、
本人のためにも有効性など一切ない。
社会的に、本人も会社も、時間の無駄以外には何もナイ。


このように具体的な例を上げ話を・・・

|

2025/06/06

自動車産業とアパレル製品の製造流通における責任と利益配分を考える


イノベーションの要諦は、
最終消費市場の消費者を想定した「商品開発と設計」が重要なので、
その2点を押さえた開発者が利益を得るワケで、
例えばGAFAと呼ばれる側も、もっと言えばアップルを創り上げたスティーブ・ジョブスも、
マイクロソフトのビル・ゲイツも同様に、基本的にその種のクリエイティブ・パーソンなのです。


図の赤いカーブ(スマイルカーブ)が、

2007
(利益のスマイルカーブ図 作成「まるでのうそまろバカセ 2007年)

それぞれの段階での「獲得利益」を示します。


製品の組立は、先進工業国、工業国、中進国、途上国、後発国、
いずれの地域でも発展発達段階に関係なく、
生産加工に必要な設備を整え、単純作業に就く人を確保すると、いずれでも可能です。


ポイントは、
製品の開発と設計能力(技術)であり、
部品の設計と製造調達です。


それを、消費市場の流通販売事業者が製品として扱う事で利益を得ます。
その製品を得た消費者は利便性により大きな経済的利益を得ます。  
製品の組立を担う側は、時間と個数だけで得る利益は小幅です。


日本の製造業で、
水面下に沈み苦しむ側の皆さんは、この本質をどう捉え考え、
脱却に向け、どのような戦略を立て、戦術を考え、作戦を展開するか、それに懸かります。


現場を担う人員、その技術、技術を支える機械、
それらを支える資金、これらの総和が競争に立つ上での原点です。


少し理解が違うようですが、
この製品の開発と設計を衣料品に置き換えますと、
いわゆるアパレル製品では企画者(アパレルメーカーと称される)に当たります。


部品の設計に当たるのは、
例えば「商社」などで、完成に
必要な減量や素材や副資材の容量を組み立てを担当するワケで、
内製化している事もあります。


部品の製造に当たるのが、紡績であり、織布であり、染織整理であり、副資材の製造業です。

製品の組立に当たるのが、縫製や網立ての加工作業工場です。

供給事業者に当たるのが、
完成製品の出荷業で、以前は産元商社などがありました。
現在は工場が直接担当する事が多いようです。


販売事業者は、ホールセラーであり、
リテーラーであり、ネット提供者などが該当します。
最後の消費者は、市場のエンドユーザーです。


*日本のアパレル製品での製造と流通で重要な事は、
企画者(アパレルメーカと称される)の多くが、
いう処の「口先アパレル」で、クチは立つがノーリスクで
最終的な製品にも事業にも責任を負わず取らない点に集約されるために、
加工作業に協力し生産を担当する工場が多くの皺寄せを受け、
殆ど儲からない立場を強要される点に特徴があります。


例えば同じ製造業を考えて見ましょう。
自動車の「トヨタ」は、自社で新車の企画を行い、
製品開発に向けた設計を行います。
(この過程で、製品の目標に合わせ、主力事業者との間で設計・開発・技術を擦り合わせます)


次に、デンソーやアイシンは部品の設計製造(擦り合わせを含め)を裾野の協力工場を含め行います。
裾野に拡がる傘下に拡がる協力会社が中堅・中小・零細も含め協力し合い部品を造ります。

トヨタの組立工場は、
計画されたとおりに部品を組合せ、最終的に完成車を組み立てます。

次に、
完成車をデリバリーし輸送するロジスティックに任せ必要とする販社の店頭へ送付します。
販社は抱える顧客で求めるユーザーへトヨタの車を販売します。

*例えば、トヨタは開発車が不評で売れ行きに支障が出ても、
 基本は企画した自社の責任で処理します。それが真っ当な事業では普通の姿です。

*アパレルは企画者が責任を取らず、
 協力工場か店頭が損失を押しつけられる異常さが際立ちます。


上の図で示したいのは、
製品の開発と設計をする者(側)は、
明確なセグメントに基づき、狙う客層が明らかなら、
部品の設計や、部品の調達、あるいは製品の組立は、
全く信頼できるパートナーに全面的に任せ、
製品の出荷などのロジスティックも外部委託で、
有力な販売者の手があれば、間違いなく狙った消費者に「自社製品」を届けられ、
それにより消費者は利便性の高い「製品」を入手し、
多くの利益を得る事ができるという一つの流れです。


モチロン、
途中や過程での利益を巡る攻防は生じるのが普通ですが、
アパレルの流通ではリテーラーが横暴か、企画者が横柄か、
いずれかで最も弱体な加工生産の作業を担う工場が最終的な損失を押しつけられる異常なケースが未だに目立ちます。


その理解に向け、
マイクロソフトのビル・ゲイツを挙げ
アップルのスティーブ・ジョブスを挙げているワケです。

|

2025/06/05

建前でも公正な民主主義社会をいうなら斎藤元彦ゴミ恥事を追い詰め永久に追放しければ社会の公正は保ち得ない! 立花孝志は踏み潰しの対象だ

日本の社会が、日本の国が、責任ある自由で公正を掲げ目指すなら、
少なくとも「立花孝志」のような、漠然とした社会に対する「怨念」を基に、
政党を設け、その正当行動だとの名目を掲げ、
あくまでも建前でも公正を旨とする「民主主義社会」の根幹を支える選挙を公然と歪め、
それを自らの「反社会的行動」に置き換え、公然と破壊し、それに戸惑う社会を揶揄し面白がる。


これは明らかな社会的犯罪だ!
普通なら警察力を用い排除し検挙する事案だが、
立花孝志は、政党活動と称し、あるいは公職選挙に自ら立候補する事で選挙活動だと言い逃れるのだ。
タチバナの後ろに控え、様々悪知恵や猿知恵を与え、
タチバナによる社会の破壊を示唆し、その進捗に喜び喝采する闇のゴミを引っ捕らえる事だ。


コイツらの行為は、実に悉く胡散臭いのだ!
そこで吹聴する「針小棒大話」を耳にして、ハシャギ拍手を贈り喝采するのが、現実の日本社会だ。
残念な事は、その拍手を贈り喝采し、示唆されるまま投票行動に出て、それを自慢気にSNSへ投稿し拡散するのだ。
これらの一連化される行動は、現代社会の病理であり、この克服は実に深刻な社会課題だ。


昨年、11月の選挙で「SNSを見て公正に判断し投票した」と、誇るように豪語したゴミどもはハジを知れ!


結局は、自己保全のため、その一連の流れに乗っているのが「斎藤元彦」だ。


公正な社会を掲げ目指すのであれば、少なくとも斎藤元彦の徹底排除と立花孝志の社会的抹消が不可欠ではないか。


引用開始→【速報】斎藤知事「状況を承知していないのでコメントできない」県警がNHK党・立花党首を書類送検 知事選では“2馬力”選挙も「その件を承知していない」
(読売テレビ 2025/06/04./MSN)

 兵庫県警がNHK党の立花孝志党首(57)を威力業務妨害や名誉毀損などの疑いで書類送検されたことについて、兵庫県の斎藤知事は4日の会見で、「状況を承知していないのでコメントできない 」と語りました。

 去年11月の県知事選挙では、立花党首が立候補した上で、自身の当選を目的とせず、実質的に斎藤知事の応援を行う“2馬力選挙”を行っていました。斎藤知事は会見で、「自分ができることや街頭演説を懸命にしていた」と改めて主張し、奥谷県議の自宅兼事務所で“演説”が行われたことについても「私はその件は承知していない」と述べました。

知事選の期間中に自宅兼事務所前で街頭演説「出てこい奥谷」

1012

 立花党首は、2024年11月の兵庫県知事選挙の期間中、斎藤知事の疑惑を調査する百条委員会の委員長を務めていた奥谷謙一議員の自宅兼事務所前で“街頭演説”として拡声器を使いながら、「出てこい奥谷」「あんまり脅して奥谷さんが自死されても困りますから」などと発言。さらに、YoutubeyやSNSなどで「悪いのは奥谷」などと発信していました。

 奥谷県議は、威力業務妨害と脅迫の疑いで警察に被害届を提出していたほか、立花党首のSNS投稿についても、「公然と虚偽事実を適示した」として名誉毀損の疑いで刑事告訴していました。

 捜査関係者によりますと、奥谷県議からの被害届と刑事告訴を受け、兵庫県警は4日、立花党首を威力業務妨害、脅迫、名誉毀損の疑いで書類送検しました。

 書類送検を受け、立花党首は読売テレビの取材に対し、いずれも容疑を否認しているとした上で、「書類送検は既定路線なので、粛々と検察の判断を待ちたい」と語りました。←引用終わり

|

2025/06/04

サッカーで「パリ・サンジェルマン」が、ヨーロッパ・チャンピオンになった事の祝意が転じたパリの暴動は、フランス社会の不満や病巣を曝け出している

ヨーロッパ・チャンピオン・リーグで、
「パリ・サンジェルマン」が優勝したと、パリの街は大騒ぎに。


エッフェル塔は三色旗を表現する色に電飾され、
人は街へ繰り出し、花火が上がり、祝意と喜びがシャンゼリゼを埋め尽くし。


しかし、そこはフランス社会であり、その象徴のパリであり、
政治体制や経済体制に不満を抱える「不逞の輩」は、
絶好の機会到来とばかりに暴れ煽り立て「暴徒化」させ、
放火、略奪、破壊の限りを繰り広げ、2人が死亡し、
500人弱が逮捕され、フランス社会が抱える病巣を悉く世界へ見せた。


これは米国社会が固有に保つ深刻な社会問題とも共通している。


階層化と言い換えているが、明らかに「階級化」を内在させ進め、
解決なく閉塞社会への不満を内在させる「日本」の社会も同じ事だ。


フランス革命も、ロシア革命も、最上級の「王権(権力)」を倒しはしたが、
統治機構で巧妙に甘い汁を吸い続ける「上中層」の支配階級を打倒する事はできなかった。
ゆえに、フランス革命から230年近く経った今も、フランスを支配する「政治エリート」は勝手放題だ。


フランス社会は、建前での「自由・平等・博愛」を重視するが、
その実態は徹底した階級社会であり、実力制は徹底した「能力社会」であり、
そのいずれもに手の届かぬ民は、足蹴にされ蹴散らされ踏み付けられ、
徹底的に測られ規定され搾り取られるのが実態だ。


底辺には、主としてアルジェリアからの移民を置き(建前で市民権を与えても)、
西アフリカからの移民は、更に下に踏み置かれる市民(死眠)社会だ。
徹底した牢獄生活を強いるのだ。


フランス軍の兵士(殆どの士官以下)は、基本的にフランス共和国が雇用する海外からの「傭兵」だ。


変な国だ。
明確に分かっている事は(本質的に)「階級制度が厳然と残された社会」だという事実。


ゆえに、「パンとサーカス」を求めたローマの昔と同じく、
下層の民は、血の滾る刺激を求める!
それがフランスのサッカーだ。多くのプレーヤーは最下層の貧民じゃないか。


サルやゴリラが大活躍すると、下層社会は盛り上がる。
カネを投じるオーナー側は、大金と名誉を得る事ができる。


そこへ、騒ぎを企て社会不安を煽る者が現れ、巧みに焚き付ける。


引用開始→ 欧州CLでPSGが初優勝 パリは祝賀ムードも…一部が暴徒化
(日テレNEWS NNN 6/1(日) 12:05配信)

1009

サッカーのヨーロッパチャンピオンズリーグで先月31日、フランスのパリ・サンジェルマンが初優勝し、街では祝賀ムードとなる一方、破壊行為も起きています。
パリのシャンゼリゼ通りでは、先月31日、チャンピオンズリーグで地元クラブのパリ・サンジェルマンが初優勝したことを受け、直後から未明にかけて数千人が集まりました。いたるところで祝賀ムードに包まれた一方、一部の参加者が警察官らに花火を投げつけるなどしたため、一時、騒然となりました。
ロイター通信によりますと、パリ全域でおよそ5400人の警察官が配備され、制圧に乗り出しましたが、バス停や飲食店のガラスが割られたほか、自転車や車が燃やされるなどの被害も発生し、一部で店舗での略奪行為も起きました。
警察はこれまでに少なくとも130人以上を拘束しましたが、騒ぎは未明になっても続き、警察が厳戒態勢を敷いています。←引用終わり

|

2025/06/03

宮城野親方こと元横綱「白鴎」は、日本相撲協会の処遇(弟子の暴力事件による部屋閉鎖が解除されず)を不満だと、協会を退職する意向が漏れ騒動に

元・横綱「白鵬」 宮城野親方は、
日本相撲協会を退職するという。

1008

まぁ、果たした内容も特段のものはあるが、


今後の役割も期待されながら、基本的には「日本相撲協会」は、
基本が、職人が連合する『ギルド組合』であり、その内部規定や、約束事を守りながら、
国技としての相撲を守り伝承し普及させる事を特徴とする団体だ。


何よりも神事とする「国技」の普及を最大の使命としている。


「日本相撲協会」は、その特技を保つ職人の申し合わせ団体で、
所属するそれぞれの親方が「株主」でもあり「相撲組織の経営者」でもあり、
基本的には組織構成員が約束を守り合う事で成立している。


不自由もあろうが、制約もあろうが、不満はあっても、
しかし根源を遵守し合う事により組織は成立するのです。


不満があっても、改革したい事は、議論し積み上げ結論を得る以外に途はない。
如何に大横綱「白鵬」でも、それは無理な事だ。


「白鵬」としては、苦しい時にも自らは責任を果たし、横綱として大相撲を守り抜いてきたと。
その自負を誇りに思い考えるのは「人」として自由であろう。


大相撲は、日本の歴史(有史)と共にあり、日本人の生活(くらし)と共に支持され、力士は尊敬されてきた。
単なるスポーツではないのだ!

「白鵬」が誇り自負する一時は、長い悠久の歴史における一端でしかない。
その「学び」や「尊敬」が根本的に欠落している。


その制度また基盤や歴史が気に入らず、受け入れられないと言うなら、
例え「白鵬」でも仕方がない。


引用開始→ 元白鵬、相撲協会を退職 周囲慰留も翻意せず
(時事通信 運動部 2025年06月02日 18時15分配信)

 日本相撲協会は2日、大相撲で歴代最多となる45度の優勝を遂げた元横綱白鵬の宮城野親方(40)=本名白鵬翔、モンゴル出身=が提出した退職願を9日付で受理すると発表した。宮城野部屋の力士は当面、伊勢ケ浜部屋が継続して預かる。宮城野親方は9日に東京都内で記者会見する見通し。

 相撲協会によると、同じ伊勢ケ浜一門の理事、浅香山親方(元大関魁皇)らが宮城野部屋再開への道筋を示して慰留したものの、翻意しなかった。

 元白鵬は昨年2月、弟子の幕内北青鵬の暴力事案により、委員から無役の年寄へ2階級降格などの処分を受けた。その後、師匠の立場を外れ、宮城野部屋は閉鎖された。

 弟子の伯桜鵬らと共に伊勢ケ浜部屋に転籍。宮城野部屋復活に向け、伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)らから指導を受けていた。伊勢ケ浜部屋は、師匠の元旭富士が7月に65歳の定年を迎えるため、元横綱の照ノ富士親方が9日付で継承する。

 元白鵬は2007年夏場所後に22歳で69人目の横綱に昇進。少年相撲の国際親善大会「白鵬杯」を主宰するなど、相撲の普及や慈善活動にも取り組む一方、現役時代終盤の粗暴な取り口や不適切な言動で批判を浴びた。21年9月の秋場所後に引退。後進の指導に当たっていた。
 2000年代に入って元横綱3代目若乃花の藤島親方、元横綱の曙親方が相撲協会を退職。朝青龍、日馬富士の両横綱は不祥事の責任を取って引退し、元横綱の貴乃花親方は18年に協会を去った。 

 ◇宮城野親方の略歴
 宮城野 翔(みやぎの・しょう) 元横綱白鵬、本名白鵬翔、モンゴル出身、40歳。宮城野部屋から01年春場所初土俵。04年夏場所新入幕。07年夏場所後に22歳2カ月で69人目の横綱に昇進。09年と、63連勝した10年は史上最多の年間86勝。幕内1093勝と優勝45回は歴代最多。19年9月に日本国籍を取得した。21年秋場所を最後に引退し、年寄「間垣」として部屋付き親方に。

 22年7月、師匠の宮城野親方(元幕内竹葉山、本名田崎誠)と名跡を交換して部屋を継承。24年2月、元幕内北青鵬の暴力問題で委員から無役の年寄へ2階級降格。宮城野部屋は当面閉鎖となり、弟子と共に伊勢ケ浜部屋に転籍した。←引用終わり


引用開始→ 元白鵬、深まっていた協会との溝 「辞めさせたいんでしょ」―大相撲
(時事通信 運動部 2025年06月02日 20時46分配信)

 角界にとって大きな損失だろう。元横綱白鵬の宮城野親方は表面上は退職を否定しながら、腹は決まっていた。当初から慰留に努めていた関係者によると、決断の背景にあるのは日本相撲協会への強い不信感。両者の溝は深まる一方だった。

元白鵬、相撲協会を退職 周囲慰留も翻意せず

 弟子の暴力問題で宮城野部屋が「当面閉鎖」となってから1年余り。この間、閉鎖解除へ相撲協会がなかなか動かなかったのは、粗暴な取り口などで物議を醸した現役時代終盤の振る舞いが影響した印象も。本人は不当な扱いを受けていると感じ、もどかしさを募らせながら、「協会は俺を辞めさせたいんでしょ」と漏らしたこともある。

 部屋再開のめどは立たず、新弟子も取れない。部屋付き親方の立場では協会から力士養成費などが支給されず、収入は激減。後援者離れもあり、元白鵬の基盤は弱体化した。

 部屋閉鎖に伴う転籍先の師匠、伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)は7月に65歳の定年を迎えるため、モンゴルの後輩に当たり、折り合いが悪いとされていた照ノ富士親方(元横綱)が伊勢ケ浜部屋を継承する。同一門の大先輩である元旭富士に相撲部屋の師匠としての指導を受けるという処分の大義名分も成り立たなくなる。

 八角理事長(元横綱北勝海)は、元旭富士の定年後の元白鵬らの扱いについて同一門の理事、浅香山親方(元大関魁皇)が預かるように指示。11月の九州場所後に処分が解除される道筋が示されたものの、本人の決意が揺らぐことはなかった。

 2011年の八百長問題発覚で存続の危機に直面した国技を一人横綱として支えた。主宰する「白鵬杯」では、後進の育成や競技普及にも取り組んだ。記録にも記憶にも残る横綱白鵬の技と思考力を継承できない状況は、ファンにとってもやり切れない。←引用終わり

|

2025/06/02

呆気のトランプへ、対中も対露も、混迷する現在の米国社会へ追い込んだ元凶は、共和党のニクソンであり、レーガンである事を顧み把握し学びとる事だ

米国の対中国戦略は、
この先も現在も過去も思考として論理的に一貫しているか?


現在の「中国(オバケ)」を都合よく創り出したのは、米国の大統領ニクソン(共和党)であり、
腰巾着の売国謀略家(Jの)キッシンジャーで、1972年の事だった。


トランプ(共和党)を押し立てハシャグ者ドモは理解し総括する事だ。


現在に至る米国の苦悩や苦痛の殆どの骨組みとその基盤形成したのは、
呆気のニクソンと、それに巣喰い巧妙に差配したJのキッシンジャーだ!


だから、
米国の政権が変わる度に、世界戦略は大きく変転し、世界は振り回されてきた。


1990年代には、
完全に行き詰まり国家破綻の淵にあった「ソ連邦(ロシア)」に救いの手を差し出したのも、
共和党のレーガンゴルバチョフは生き延び、
無知でアル中のエリツィンが握り、殆ど終わりかけていたのを、
プーチンが権力を握り今に至るのだ。


今、2025年に呆気ヅラで吠える以外に能のないトランプや、
更に小間使いの汚馬鹿ペグセスが、
その時その場でポジショントークする事などに一喜一憂し振り回されてはイケナイ!


常に、米国の直感的な夢想が今日に至る世界混乱の大元だ!


自国や自国の地域を防衛するのは自国民であり、
自国民しかいない事を自覚し必要な備えを講じるべきなのだ。

531-nkp-us

531-nkp

(写真の記事は、小文が2025/05/31 日本経済新聞 夕刊。詳細報が2025/06/01 日本経済新聞 朝刊 / いずれも記録)

|

2025/06/01

何よりも先ず『草木国土悉皆成佛』『五蘊皆空』『諸法無我』である事を識り悟る事ではないか 【再掲します】上部構造の思想思考が正しいワケではない

朝廷の庇護を受け、ほぼ官学だった「天台宗」とその「座主慈円」と民間信仰を「専修念仏」で広めた法然と親鸞:


行く川の流れは絶えずして、しかも元の水にあえあず、淀みに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて久しくとどまることなし。 

Photo_20250601101501

よく弁えよ! (方丈記より)


最初は山岳で自然を崇拝し自らと向き合う修行を行い、
自ら悟りを得る「修験道」が原始的な信仰の始まりだったのか?


やがて哲学ともいえる「佛教」が伝来し、
原始的な自然尊崇や國産みに懸かる神話との融合性を高め
「山岳密教」と「都市寺院(現在なら大学)」を軸に有効な統治手段として「寺院」が建立され形成される。

従って、統治権力としての「朝廷」は、留学生を独占的に選抜し戻り得た者(知恵者)を重用した。


もちろん「政府高官」に登用する傍らでは「僧籍」を授与し、
山岳寺院の「比叡山」で例えば千日回峰などで「研究(修行)」に邁進させた。
平安仏教は宗教というより学問とりわけ「(宗教)哲学」であったと観ている。


朝廷は学問(研究)所として「最澄(伝教大師)」が比叡山を開山し、
「天台宗(密教)」を体系的に纏め勧めた。

「最澄」と同時期に唐へ留学した「空海(弘法大師)」も帰朝し、
朝廷に要請して授けられた「高野山」に籠もり民間私学として「真言宗(密教)」を開く。


しかしながら何れも「市井の志民」には遠い存在であった。
それは何れも政治統治の有力な手段であり、締め付けだったからでもあった。
特に朝廷と密接に連携を保つ天台の座主は、現代に置き換えれば「東京大学総長」かも知れない。
以前も指摘した事ですが、(当時も今も)統治の基本は「寄らしむべからず、知らしむべからず」で、
統治者にとり有効な手段をシモジモに伝える事は不要だった。


例えば京都で死せば「洛外」の「鳥野辺の地」に打ち棄てられ・・・
反対に政治に関与する朝廷に懸かる貴族や公家は、例えば「青蓮院」などで手厚く葬送された。


現代社会も姥捨て山」は堂々と「特養」に姿を変え存在し、
死せば荼毘に付し、いよいよ「山間の墓所」へ埋葬(打ち棄て)するワケで。
尊崇の立場を採るため「位階」を誇示する「戒名」を与え形式を重視し弔いの形を保つ。


「平安仏教」は基本的に「密教」であり、
朝廷の権威を保ち統治する上で戒律で縛るのは重要な手段だった。
そのために「地獄」を組み入れ「閻魔大王」を創出形成(持ち出)し利便な「戒」とした。


権威は「律」と「戒」を保つのだ。
例えば、鳥野辺の地であった六波羅に在る小野篁の珍皇寺による「六道の辻」に懸かる話など、
現代社会では「お笑い」に過ぎぬが、その当時は稚拙な「戒」も真面目に捉えられ信じられた。


政治と「平安仏教」は宗教そのものが統治手段の上で一体であり。
基本は山岳での「密教」による「修行」が基軸ゆえ庶民には縁遠いもので、
しかも「市井の庶民」は身も暮らしも救われる事など全くなく、
疫病の中でも搾り取られ毟り取られ打ち棄てられるだけの存在でしかなかった。


それを打ち破ったのが比叡山で修行(学んだ)した俊英の「法然」であった。
統治の手段であり、民が救われぬ宗教では存立する意味がないと「専修念仏」を分かり易く唱え、
爆発的に民の間で支持を増やし急速に発展した。


その基本は、ただ「南無阿弥陀仏」を唱える事で全ての人は救われると。
それは「善人は固より、例え悪人でも救われ極楽往生できる」と。
この分かり易い教義は立ち所に燎原を焼くの火のように拡がり大きな勢力となった。


これら「法然」を軸にした大きな流れは、時の権力者「後白河上皇」の逆鱗に触れる事になる。
後白河上皇は、比叡山の座主「慈円」を促し「専修念仏」を亜流であり禁止せよと迫るが、
基本的に時の関白(内閣総理大臣)九条兼実も「法然」の「専修念仏」を受け容れており、
実は禁止する事は容易ではなかった。


折から京都を支配するのは平氏であり、
世相の統治は複雑で容易ではなかった。


一部の学僧が独特の理論(理屈)で自身のために身を固め、
高邁な理屈を振り撒き、統治の一部を成し権力と一体化する事で自らの安寧を図っていた事が足下から崩れる事態を生み始めた。


いわゆる「鎌倉仏教」は、瞬く間に「市井の志民」の間で布教は支持され急激に広まった。

法然は1175年に開宗

親鸞は1223年に開宗?

日蓮は1252年に開宗

いずれも統治者から弾圧され放逐され禁じられている。

しかしながら、
何れも「禁教」とされた苦難を乗り越え「市井の志民」に広く支持され現代まで脈々と維持されてきた。


例え崇高な教義であっても、
小難しい小理屈を並べたてても、理解されず本質的に支持されぬものは、
何れであれ汎く普及する事はない。


分かり易く説法を重ねる側を「呪詛」しようが、
それを信仰し受け容れる側は「世界が違う」と距離をおかれる事になり。


同様に偏狭な「戒」で人の心を支配し、
それを以て政治権力の源泉とするような宗教は、一時的に権勢を誇り絶頂に達しても、
やがて衰退するのが世の歴史が示す常でもある。

Photo_20250601102301

世界の何れの地域や国であっても、
宗教が国の権力を支配してはならないし、国が特定の宗教を支援し保護してはならない。


偏狭であればあるほど排他性を高め非妥協性を強め、
政治権力と一体化する事で社会を歪め政治を醜く歪める。
日本の政治も、特定の宗教団体が巧妙に姿を変え、政治権力に近づき徒党を組み、公然と威迫しながら政治を歪めた状態へ陥れている。
行く川の流れは絶えずして、しかも元の水にあえあず、淀みに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて久しくとどまることなし。 
よく弁えよ!

|

« 2025年5月 | トップページ | 2025年7月 »