USのトランプは、対イラン攻撃を実行!
口先だけの大統領ではない事を世界に見せてやると、
イランの核施設を破壊するミサイル攻撃に出た。

思えば、2018年に北朝鮮を攻撃するぞと散々に脅しながら、
結果は尻すぼみに終わり、2019年には板門店で金豚珍と握手した。
外交は「言葉を応酬させる戦闘」だ。
Aについて議論すると、解釈がA1になり、歩み寄るとA2という反論が現れ、
言い合っている間に時間切れになり、結論を得ないまま持ち越しとなる。
その間に、例えば「核開発」は確実に進む。
そのような状況を1年維持すれば、かなりの開発を得られる。
トランプは、2017年~2018年~2019年に、
北朝鮮から完全に舐められ失敗している。
これを見た、
ロシアと中国はイランを交え、USを率いるトランプが実は口先だけで、
実は臆病者で小心者だと値踏みした。
その評価は、
北朝鮮の金豚珍にも十分に伝わり共有された。
以降の世界は激変したのだった。
イランは、
堂々とパレスチナでハマスを、レバノンでヒズボラを、シリアでアサドを、イエメンでフーシ派を、
ロシアの承認の下で支援指導し中東を一気に不安定化させた。
また、
北朝鮮は「核開発」を実質的に成し遂げ、ロシアの庇護の下で中国すら脅かし始めた。
何よりもロシアは、
アメリカは戦争攻撃を見逃すと踏み、2022年に公然とウクライナへ侵攻した。
(そしてUSは実際に何もしなかった)
それを見て安心したのが臭禁屁の中国で、
公然と「臺灣」への加圧を強化し、南シナ海と東シナ海で、米軍の勢力を削ごうと活動し始めた。
全ては2018年初頭に、
トランプが日和見を決め込み誤った判断で、引っ込んでしまった事が最大の理由だ。
イスラエル(ネタニヤフ)は、
これらの点を衝き、トランプに態度を明確にせよと迫り続けてきた。
ネタニヤフはトランプに対し、間髪を入れず果敢に攻撃し叩き潰す事が「(彼らを軸にする)世界の安定」に寄与するのだと、激しく求め。
追い込まれたトランプは小心者らしく、小手先の爆撃とミサイル攻撃を実行したに過ぎない。
イスラエル(ネタニヤフ)の求めには、程遠い代物だろうが・・・
USは、かなり大きな一歩を踏み出したと言える。
日本ではイシバカは「ワタシは黙って貝になる」との態度に出たのはお笑いであり大笑いだ!!
引用開始→ 米、核施設空爆 トランプ氏「成功」強調―イラン報復へ、中東緊迫
(時事通信 外信部 2025年06月22日 13時39分配信)
【ワシントン、イスタンブール、カイロ時事】トランプ米大統領は21日、イスラエルと交戦するイランを攻撃したと発表した。

イラン領内の3カ所の核施設を空爆。イラン原子力庁は、核施設3カ所が「敵の攻撃を受けた」とした上で、核開発を継続すると表明した。イランは中東地域の米軍基地などに報復攻撃を行う構えを示しており、イスラエルの対イラン先制攻撃に端を発した中東情勢は緊迫の度合いを増している。
トランプ氏は攻撃後にホワイトハウスで演説し、「イランの主要な核濃縮施設は完全に破壊された」と強調。イランが和平協議に応じなければ「さらなる攻撃を仕掛ける」と明言した。
攻撃対象は中部ナタンズ、フォルドゥ、イスファハンの核施設。米FOXニュースによれば、地中深くにあるフォルドゥの施設への攻撃には地下貫通型爆弾「バンカーバスター」が6発使われた。それ以外の施設には、巡航ミサイル「トマホーク」30発を撃ち込んだ。作戦に参加した全ての軍用機は攻撃後、イラン領空を離れた。イランメディアによると、同国当局は攻撃に伴う放射能漏れなどの被害はないと主張した。
トランプ氏はSNSで「大きな成功を収めた。偉大な米国の兵士たちよ、おめでとう。今こそ平和の時だ」と表明。「イランは今すぐに戦争終結に同意しなければならない」と述べる一方、米国が報復攻撃を受ければ「強大な力で迎え撃つ」と投稿した。
イランのアラグチ外相はSNSで、米国の攻撃は国連憲章違反だと批判し、主権や国益を守るため全ての選択肢を排除しないと表明した。ロイター通信によると、国営テレビは「この地域にいる全ての米市民・軍が標的となった」との見解を伝えた。
米国はこれまでイスラエル防衛に加わる一方、イランの攻撃には慎重だった。しかし、トランプ氏は18日、イランへの対応について「忍耐は切れた」と参戦する可能性を示唆。一転して、19日にはイラン攻撃の可否に関し「2週間以内に決断を下す」として、外交交渉の余地を残す考えを示した。再び方針を転換し攻撃に踏み切った形となったが、米メディアによれば、攻撃前に体制転換の意図はないとイラン側に伝達したという。
イスラエルはイランの最高指導者ハメネイ師の殺害と体制転換も辞さない強硬姿勢を取り、米国に参戦を強く働き掛けていた。イスラエルのネタニヤフ首相は22日のビデオ演説で「(米国のイラン攻撃は)歴史を変えるだろう」と語った。←引用終わり
USもトランプも、
LITTLE AMERICA MISERABLE AGAIN!に陥らず、
GREAT AMERICA MAKE AGAIN がMANGAでないなら、
アメリカは勿論イギリスもフランスもイランに「核兵器」を開発させ保持させてはイケナイ。
国連という町内会は、殆どナンの役にも立っていない。
攻撃する側に、寝言で国際社会の「法規遵守」を叫ぶなら、
「核兵器の保持禁止」を徹底強制し(でき)なければ、国連などナンの存在感もないのだ。
グテーレスなどナンの役にも立っていない!
イランへ、この度の攻撃を巧妙に仕組み仕掛けたのはイランだ。
イランは、核兵器開発を断念し「平和国家」を希求せよ! と言え。
因幡の妖怪イシバカも、国際社会へ「意味のない寝言」すら言えずなら、政権を畳み国を去れ!
イランも、北朝鮮も、言葉巧みに誤魔化し、世界を騙し続けている。
現代の世界秩序を形成しているのはUSでありUKでありEUなのだから、
その支配者としてのポジションを強制する側なのだから、強制力は重要なのだ・・・
強かな「イラン」は、
「米国・トランプ」の顔を立て「イスラエル」との停戦を表明した。

「イラン」の体制変換までは狙わないと。
それが「米国・トランプ」の態度だと、混乱し「カネ」が懸かる事を望まない本音の態度が透けて見える。

「イスラエル」も12日間の戦争で、社会も経済も披露している。
一応は、停戦合意を受け入れ・・・
この後だが、
当初に予想されたように、バンカー爆弾は地中深くに達し爆発したものの、
肝心の各濃縮プラントは「地下90m」にあり、破壊できないとの指摘を、戦禍検証でも裏付けた模様で・・・
「イラン」は現在の体制が維持でき「核濃縮プラント」は無傷で、
単純な「米国・トランプ」の顔を立ててやったワケで、次に、
一定期間の雌伏を経て謀略と破壊を復活させる事だろう。
トランプは、残り3年でしかない事の足下を見透かしている。
イスラエルも同様でネタニヤフも長くは続けられないと踏み、
それなら「停戦」を受け入れ合意するのが次善の策と判断しての事だろう。
米国は、地下120mに到達し破壊できる超巨大バンカー爆弾の開発に挑む事ができるし、
その間は取り敢えず表向きの小競り合い程度で「平和」を保つ程度はできるだろう。
100年前の「大日本帝国」の政府はモチロン、
参謀本部や陸海軍の中枢には、この智恵やインテリジェンスが決定的に欠落していたのですが。
引用開始→ イラン核施設「破壊できず」 情報機関、大統領主張と相違―米分析
(時事通信 外信部 2025年06月25日 09時15分配信)
【ワシントン時事】米CNNテレビは24日、米軍が22日に行ったイラン核施設3カ所への空爆の被害状況をまとめた情報機関の初期分析を報じた。空爆が主要部分を破壊できず、核兵器開発に要する時間をわずか「数カ月」遅らせただけにすぎないと指摘した。
トランプ米大統領は空爆後の演説で「完全かつ全面的に破壊された」と発表。
この主張との相違が浮き彫りになった形だ。ヘグセス国防長官はCNNに「空爆が損害を与えなかったと主張する者は大統領と成功した任務を傷つけようとしているだけだ」と反論した。
米軍はイラン中部フォルドゥ、ナタンズ、イスファハンの核施設を地下貫通型の特殊爆弾「バンカーバスター」や巡航ミサイル「トマホーク」で攻撃。だが、大きな損害を与えたのは地上施設に限定され、地下施設にあったとされる遠心分離機や高濃縮ウランは除去できなかったという。
米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)によれば、イラン側は空爆前に備蓄していた濃縮ウランを別の施設へと移動。空爆対象とならなかった機密性の高い核施設に移していた可能性がある。

報道された分析は、米中央軍の「戦闘損害評価(BDA)」に基づき、国防総省の国防情報局(DIA)が初期評価として作成。新たな情報に伴い、内容が修正される可能性がある。←引用終わり
既に上記でも指摘しましたが、
イランの指導部は、トランプの残余期間を考え、その時間を稼ぐ計略と作戦です。
イランの国是は「反米」ですから。
それを降ろすことはありません。
しかし、それで国が消える事は巧妙に避ける智恵を尽くしています。
イランはペルシャの昔から、
1000年単位での時間軸や歴史軸を誇り高く維持し国を統治していますから、
250年程度の歴史観に酔う米国には理解できず、トランプのような稚拙者は議論の俎上にも上がれないといえます。
それはイスラエルもパレスチナも同様で、
案外にベトナムの知識人や中国のインテリは同様の歴史観や国家観を保持しますから、存外に理解すると考えます。
日本も同様なのですが、
以前の偏った超国家主義者に占有支配された軍と大本営参謀部の、
間違った精神主義や歪んだ思考により、冷静さを欠いた事で全てを喪ってしまったともいえます。
この点を、イランはよく研究しており、
日本の二の前は踏まないと考え巧妙な戦略を展開していると、
長くイランに在住した知人は説いています。
イランは、日本に厚い信頼を寄せていますが、
現在の日本はトランプの顔色窺いに忙しく、結果として使い走りさせられる姿を見てガッカリしているのではと思い致します。
国家や民族の存亡を賭けた戦いは「時間軸」や「歴史軸」であり、
軍事力も重要ながら、米国との戦争の要点は4年または8年、長くて12年だと捉え、
国際社会での時刻の主張が幅広く支持される外交戦へ持ち込めるか否かです。