2026年春の新卒採用に伴う動きは、建前上では6月1日からが始まりですが、既に有力著名な事業者は実質的に70%の採用内定を決めているとされ
某社で人事を担当するA氏が「一斉採用は弊害しか残らない」と、
事業も企業も理解せず華やかな点だけを眺め観て
勝手に描きイメージを拡げ悦に入り、3000人近くが応募し、熱い姿勢を強くアピールするがとも。
一例を上げ、
3人を採用し5年保たず2人が沈み去り、
憧れだけで骨のない余りにも上面だけの人罪は社会的に大きな損失だ。
憧れを持たれる業種・業界である事を誇りに思うが、
ただただ日本の大学を含めた社会での職業への理解が適切性を欠いているからだと。
それを聞いた流通業の人事経営部門を担当するB氏が空かさず、
「最近は、企画部門を希望する人が目立つ」と言い。
その希望を打ち砕くつもりはないが、
「当社の事業が軸足を置く環境を、どのように捉えているか、競争環境を含め、アナタのお考えを、簡潔にご説明下さい」と求めるのだと。
すると、大体は「教科書どおり、青い自論(とも言えぬ)が開陳される」らしい。
ピント外れも甚だしく。
そこで必ず、
「アナタは、豆腐を、どのように売りますか、つまり、どのように付加価値をつけ、店頭で遺さず販売しますか」と質問したそうで。
*最もシンプルな商品「豆腐」の製造と販売についての質問:
<前提の知識>
①「豆腐」は付加価値生産の可能性は高い。
②「豆腐」製造は生産面での労働集約性が高く時間勝負の商材で。
③「豆腐」は使用材料と技術次第で付加価値を高め、下げる事もできる。
④「豆腐」は一般的に価格キャップを被せられている。
⑤「豆腐」は市場でも時間勝負を強いられる。
これらを押さえた上で、
①原材料原価の環境や動向
②製造現場での環境や動向
③販売現場での制約環境
少なくとも、これを押さえ考えた上で、
如何に付加価値を提案できるか?
そのために、
①何を為し準備すべきか。
これを短時間でディスカッションできなければ話にならない。
しかし、話は「教科書的応答」で、キラリと光る点もない。
そのくせに「営業企画」や「事業企画」「経営企画」などの「企画部門」を強く希望するとか。
現場を知り、現場を学び、現場で識る事の大切さ、
あるいは「人から学ぶ事」を大切にせず、言葉合わせというか、互いのカード合わせで、
できると思い込み、自分には能力があると考える特徴があるという。
従って、
口が青い、口先だけの、口裂けさんは、自然に除けるのだと。
そんな「就活」を繰り返しても、
本人のためにも有効性など一切ない。
社会的に、本人も会社も、時間の無駄以外には何もナイ。
このように具体的な例を上げ話を・・・
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