大都市は周辺また辺境との格差を創出し維持拡大させる事で成立し、それを「制度化」し防御方法として便利な「リベラリズム」の法体系を形成し発展させ
大都市の行政は、相対的に「リベラル化」を追究し、
その制度化が進むほど外部からの流入が増え、
先流入者や先取得者と後発流入者は静かで格差が激烈になり、
その解消を目指し要求争いを繰り広げ・・・
それはUSで、NYやLAだけに止まらず、
他の国でも地域でも都市でも同様の問題が生じ、
同じく共通の行政(要求)課題が浮かび上がる。
一方には、
各々の国で「中心都市」と「他の地域」との格差解消要求が噴出し、
社会との分断が声高に叫ばれるようになっている。
例えば、
旧くは、ローマが・・・
東京とその他の日本を。
パリとその他のフランスも。
ロンドンとその他のUK/GBでも。
いま
プラハとその他のチェコが。
ブタペストとその他のハンガリーは、
完全に分裂し感情的なまでに対立を深めている。
シンガポールでは対立も分断もないとされるが、
それは、ほぼ完全な「都市国家」で、
周辺という辺境の役割をマレーシアとインドネシアが引き受けているため表面化しないのだ。
周辺地域を含め、共通の課題はあるも、
大都市の中軸地域が突き付けられる問題と、
周辺や辺境域が突き付けられる問題は、同様同根にして、
全く異なる事の認識が必要で、同一にして同一じゃないのだ。
行政に突き付けられた問題は一筋縄では解決できないのでは。
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