アーメダバードでエア・インディア機(AI171)が離陸直後にトラブル発生か墜落し、鬼籍の脱出を果たした1人を残し乗客乗員が墜落死する大事故を
インドのアーメダバードで離陸直後のエア・インディアが墜落し、
乗客、乗務員の全員が犠牲になったと報じられ・・・
その中で、一人の乗客が奇跡的に脱出した事が報じられ。
人生は、世界のドコにあっても、
危険と隣り合わせで、生死は時の運ともいえる。
引用開始→ インド機墜落、唯一の生存者が語る「奇跡」の脱出
(時事通信 2025年06月13日 18時53分配信)【アーメダバード(インド)AFP=時事】インド西部グジャラート州アーメダバードで12日に墜落した国営航空会社エア・インディア(AI)の事故で、乗客乗員242人のうち唯一の生存者となった英国籍の男性、ビシュワシュ・クマール・ラメシュさん(40)が13日、病院のベッドで奇跡の脱出について語った。(写真は、インド・アーメダバードの病院で、エア・インディア171便墜落事故の唯一の生存者ビシュワシュ・クマール・ラメシュさん〈右〉を見舞うナレンドラ・モディ首相)
ラメシュさんはインド国営DDニュースにヒンズー語で応じ、火の玉のような爆発から奇跡的に生還したことについて「すべてが目の前で起きたが、私自身もどうやって生き延びたのか信じられない」と述べた。
墜落したのはアーメダバード発、英ロンドン・ガトウィック空港行きのボーイング787-8ドリームライナー、AI171便。長距離飛行のために燃料を満載して離陸した直後、オレンジ色の炎に包まれて爆発した。
乗客乗員241人に加えて、地上でも少なくとも24人が死亡。座席「11A」に座っていたラメシュさんだけが生還した。ラメシュさんのきょうだいも同便に搭乗していた。
「離陸から1分もしないうちに突然、引っかかったような感じがして、何かが起きたと思った途端、機体の緑と白のライトが点灯した」
「その後、機体が加速したように感じ、真っすぐ向かった先にあったのが病院の宿舎だった。衝突したとき、すべてが目の前に見えた」
家族に取材した英PA通信によると、ラメシュさんは英レスター市出身。インドのナレンドラ・モディ首相は13日、やけどなどの治療を受けているラメシュさんを見舞った。
■「自分も死ぬと思った」
墜落機は空港周辺の建物に激突した。
「最初は自分も死ぬと思ったが、目を開けてまだ生きていることに気づいた」
「目の前には乗務員や年配の男性、女性たちがいた」「シートベルトを外して逃げようとした。そして脱出した」とラメシュさんは語った。
「自分がいた側は、宿舎の方ではなかったと思う。着地した場所は地面に近く、スペースもあった。近くのドアが壊れ、スペースが見えたので、そこから抜け出せると思った」
SNSに投稿された動画には、血まみれのTシャツ姿で、足を引きずりながら救急車に向かって歩くラメシュさんが映っていた。
「左手を少しやけどしたが、救急車で病院に運ばれた。ここの人たちは皆、とてもよくしてくれている」エア・インディアによると同便には、乗客としてインド人169人、英国人53人、ポルトガル人7人、カナダ人1人、さらに乗員12人が搭乗していた。
当局は、焼損した遺体や遺体の一部の身元を特定するため、乗客および地上で死亡した人々の親族のDNA鑑定を実施している。
【翻訳編集AFPBBNews】←引用終わり
〔AFP=時事〕
クラス編成とシートレイアウトにも拠りますが、
11〜15のシートポジションは、多くが乗降扉の前ではないかと。
主翼は燃料タンクですから、
出火すると2分以内に脱出しないと落命しますね。
エア・インディアは、ずいぶん昔にNYからミラノへ向かう際に、
JFKからロンドン(ヒースロー)経由のムンバイ行きをヒースローまで利用した経験があります。
ロンドンでアリタリアに乗り換えミラノへ着いたのですが。
とにかく、JFKからLHRまで、周囲は全てインド人に囲まれた5時間ほどのフライトでした。
ラメッシュさんは、運も味方したのでしょうが、何よりも決断力があったのですね。
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