日本は社会の生産性は低いままだが製造業の「生産性」は高く一級だ とことが巧妙にその努力を従事者に配分せず吸い上げ組織的に収奪する奴ら
移動先まで一定の時間が必要な時、
必ず何かの新書を買い求め出発します。
(図書館で書籍を借る事は大嫌いで、自身の知識にはカネを使え)
先日の沖縄・那覇への往復も機内で過ごす時間を考え「日本経済の死角」を求めました。
常日頃から、日本社会の生産性を、より高める事(方法)を求めている側に、
昨年の末辺りから風向きが変わり「日本の生産性は高い」と、反論を受けるようになりました。
年が明けた2月に、この新書「日本経済の死角」を河野隆太郎氏が「ちくま新書」から上梓され、
周りから推挙されるようになりました。
なかなか機会がなく、
放置していたのですが、先日、往復用に「買い求め」ました。
吾が方が言う「生産性」は「社会全体の生産性」を向上させようなので、
個別事業毎の個別事業者の個別な取り組みではありません。
例えば、
「マイナンバーカード」の導入普及に、なぜここまで時間を必要とするのか?
メディアが、あらゆる事情を論い反対を煽るからでもありますが。
「社会的弱者」を少しでも救済する思想をメディアの側が本当に持つなら、
反対より普及に軸足を置く方が遙かに効果があるのです。
あるいは、
大都市の中心繁華街やターミナル域での「駐停車違反」は目に余りますが、
取り締まりの警察官の人手がないを理由に、未だに一案件に対し2人の交通巡視員で、
発見から一定の時間が経過するまで何もせず(人手と時間を無駄に)、
所定の時間が過ぎてから「違反の措置」を講じるワケですが、
何台もになれば手が足りないのは当たり前で、結局は「挙げられた側の損得」になるのです。
こんな事態は道路交通法を改正し、
対象地域は「駐停車禁止区域」に指定し、交差点に監視カメラを設置し「警告」と「検挙」また「即時判決」制度を導入すれば、
社会的な安全も社会的な効率も著しく改善できます。
それをしないのは、自治体警察の側の認識がなく、警察庁も他人事であり、
何よりメディア主導の大反発を懼れ、結局は「見て見ぬフリ」と「やっているフリ」を決め込み、
社会経済の生産性向上には見向きもしないワケで。
この種の例が、
日本の社会には山積し、気付かぬまま貴重な時間資源を無駄にしています。
一方で、生産工業についての実際的な理解としては、
合理化に次ぐ合理化をトヨタなどは「カイゼン」と称し、締め上げ続けています。
例えば、
「トランプ関税」15%を、自動車各社は輸出価格100万円に対し15%乗せで、
米国の輸入価格を115万円にするのではなく、
どうやら輸出価格を15%マイナスした85万円にして、
米国の輸入価格を100万円にするという、殆ど奴隷行為を平然と行うという為体です。
トヨタは、年に1兆4000億円の減収になると言い。
即ち、US関税の1%が1000億円というワケです。
その後、
トヨタは使用部品の共通化を図り80%の部品を「カイゼン」により合理化すると明言しています。
トヨタの利益はトヨタが独り占めするワケで、
政治や社会に対しては「国益を守る」「日本の産業を守る」と建前論を喧しく言い立てますが・・・
実態は、トヨタ本体の利益であり、豊田章男の私的利益に他なりません。
豊田章男の口癖は、
トヨタ車の「レクサス」は「メルセデス」をも凌駕し、
「ヤリス」は「ワーゲン」をも凌駕する高い品質が支持されていると公言します。
それなら、
トランプ関税を、そっくりそのまま米国の負担に置き換えればヨイのですが、
口先だけのクチサケ汚トコには、その決断すらができず、結局は幅広い「裾野産業」に負担を強い、
構造的にはトヨタ王国の維持繁栄に全てを集約し。株式配当で優良会社を演じ続け、
さすがに豊田家の御曹司は立派な経営者だと外資から評価を得て満足しているワケで。
一方では、
トヨタの傘下に組み入れられた裾野産業の末端は、
ほぼ完全な奴隷労働を強いられ、毎日が塗炭の苦しみを味合わされているのです。
これが、日本の社会経済で特に民間の超優良会社とされる生産事業の構造と構図です。
経営能力と企業統治能力を根源で欠いたままの日産自動車は、
潰れるより途筋がなく、幕引きへの時間を喘ぎながら生きているとも言えます。
この「日本経済の死角」の結論としては、
日本の製造業は「生産性」と「生産力」を伸ばし続けていますが、
その成果が労働賃金として配分される事なく、
殆どが「内部留保」と「自社株買い」で株価を高値維持し、
より多くが「配当」に廻され、生産従事者は収奪されるばかりというのが、
河野隆太郎氏の指摘ではないかと。
アベノミクスの外資導入で、最もビンボォ~になったのは、
「非正規遣い捨ての若者」でしょう。
彼らは、全く自己認識がなく職業と経済が分からず使い捨てられ続け。
それも理解できず「UBER」等へ囲い込まれ更に搾り上げられ。
その彼らが自覚なくアホシンドの熱心な支持者(アホノモウジャ)というのが理解できません。
先の参議院選挙で、20代~30代の若者の支持を自民党が失ったのは、
アホシンドが振り撒き、束の間の共感をしたアホノモウジャが、
言葉の魔術による夢の儚い期待に気づき目覚め、離れたからに過ぎません。
株式への過剰な配当要求に屈し、その収奪を止める事ができなかった
米国の製造業は利益を求め世界を彷徨い、米国に「ラストベルト」を残し、
社会も国も衰退し続け、都合のヨイ機会と捉えた「トランプ」を産んだ。
いま、米国の輝ける象徴だった「ボーイング」は、
巧妙な収奪により、相次ぐ航空機事故と労働争議で経営危機の真っ只中にある。
それでも、呆気のトランプはMA(N)GAに浸り、原因を他の理由にすり替え平気だ。
嘗ての輝かしい米国は、米国の社会経済が産み育てた無責任な収奪屋に喰われ既に終わろうとしている。
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