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2025/10/10

2025年 秋の参考読書は、河野龍太郎氏と唐鎌大輔氏の12時間(3時間✕4回)にわたる対談を纏めた「世界経済の死角」(幻冬舎新書)を選書します

9月に「日本経済の死角」を手にして読み進めました。

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受け止めた印象は「よく書けている」と。


しかしながら、何か物足りない印象が残されました。


周囲では「世界経済の危機」を煽る人物が現れ、
聞きかじりの稚拙な話を自説として恥じらいもなく述べていました。


社会経済の危機は、
原因の殆どが「当該国の稚拙な内政」により生じます。


図体の大きな「米国」が抱える「内政課題」と、
例えば「スリランカ」のような国が抱える「内政問題」は、
質的に異なりますが、経済危機としての社会危機は内在しているのです。


ロシアによるウクライナへの侵攻戦争は
「ロシアが内政上の課題」に向き合わず真摯に解決しようとせず、
ウクライナからの強奪で解決しようと試み、始めたワケです。


パレスチナのガザでの戦争も
「ガザの統治者ハマスの政治問題」を、イスラエル攻撃により快勝しようとした事で生じました。


単純稚拙なハマスの予想を遙かに超える徹底した反撃を受け、
加害者が被害者を装う事で国際社会の同情を引き寄せようとしているともいえるワケです。


米国では「トランプ」が政権を握り、
不法移民の徹底摘発と強制送還、経済再建のために輸入品への高率関税、
これらを掲げ強く厚い支持を得たワケですが、
クリントンの大統領就任後に始めた国内政策で、社会は仕事や収入で極端な「二極化」が造出され、
それへの「不満」を持つ層(主として解体された中間層と下層が)が米国内に幅広く産み出された事で、
その社会を修正する事を求め、トランプに熱狂的な支持を与えているワケです。


中国が「台湾統一」を棄てないのは、
プライドの問題もありましょうが、何より13億を超える人民を組織し統治するために、
分かり易い「ナショナリズム」を鼓舞し、
外に分かり易い「敵」を創り煽る事で「統治の安定」を保つ事は必定の内政課題なのです。


そのように「国際連関」の環境下で、
大きく「日本の経済」も捉え比較し検証する事が重要です。


例に挙げたこれらは、
相互に複雑に関係し合い、ある時は連携し、ある時は牽制し合いながら、
基本的に大きな「枠組」では密接に連関し合っていますから、
一刀両断に切り分ける事などできません。


そこに実際の「モノの動き」とそれに伴う「カネの動き」が、
多くの国境を越え行き交い飛び交いますから、
一つひとつを丁寧に解説しても端的に説明したとは言い切れません。


そこで「全体を俯瞰し眺める視点」を持ち、
大きく捉え小さな変化を見逃さない事が重要になります。


そんな事を言われても、
自分の日常生活には関係ナイので、
分かる人物が、知識のない側に分かり易く説明してくれりゃヨイのだと言う事になるのですが・・・


と、いう事で、
「世界経済の死角」 (幻冬舎新書/414頁)

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これを、2025年秋の読書対象に選び求めました(図書館貸出でなく)。
新書の400頁超は、読み応えがありそうな予感です。


基本は「日本経済の死角」 (ちくま新書)とのセットをお勧めします。

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