2026年4月入学(春学期)入試が始まり 改めて、日本の私立大学(設置か遺影する学校法人)の「学生定員・事業収入・資産規模」を参考としての比較です
有力な私立大学も、無力な私立大学も、
来年度の入学生を確保するため、熾烈な「入学者選抜」を始めています。
殆どが「青田買い」とも言える「指定校推薦入試(選抜)」と「公募制推薦入試(選抜)」で、
基本は合格者を固定的に縛り入学を約束させ、安定的な入学生を確保する談合的縛りの制度入試です。
これに向け、
オープンキャンパスを重ねてきたワケで、志望する学生の心に響かなければ必要数を確保する事ができません。
現段階では、
放っておいても必要な学生数を確保できる私立大学は、
① 日本大学、
② 早稲田大学、
③ 慶應義塾大学、
④ 近畿大学、
⑤ 明治大学、
⑥ 法政大学、
⑦ 立教大学、
⑧ 青山学院大学、
⑨ 中央大学、
⑩ 東京理科大学、
⑪ 上智大学、
⑫ 学習院大学、
⑬ 同志社大学、
⑭ 立命館大学、
⑮ 関西学院大学、
⑯ 関西大学、などの巨大規模の大学が「安定的な寡占状態」で、
上位の安定層を揺るぎなく形成しています。
これらの大学以外は、
様々な「イメージの刷り込み」を繰り広げ競い合い、
フワァ~っとした「事前感動の創出」を形成させようとするのです。
ここ数年で新たなイメージを創出形成し、
大成功を収めたのが、④ 近畿大学で、一気に昇り上げてきました。
今回は、
各大学の、
(A) 年間事業財政規模(基本的には授業料収入+提供サービス収入)と、
私立大学を設置する学校法人の
(B)保有資産規模を、上位から200位迄を、
東洋経済新報社が作成発表した2016年の数値を基に、
改めて比較できるようにしてみます。
巨大規模の私立大学も、
「医学部」と「医学部附属病院」を展開する大学を設置する学校法人は、
財政規模も資産規模も巨大である事を理解できます。
学生規模で巨大な文系主体の、
② 早稲田大学、
⑤ 明治大学、
⑥ 法政大学、
⑦ 立教大学、
⑬ 同志社大学、
⑭ 立命館大学、
⑮ 関西学院大学、
⑯ 関西大学、
⑧ 中央大学、
⑨ 青山学院大学などは、
歴史的に積み上げた大きな資産を持ちますが、
医学部と医学部附属病院を提供する、例えば、順天堂大学や帝京大学に交わされます。
① 日本大学と
③ 慶應義塾大学は、
巨大さにおいてバケモノ級といえます。
同時に、100年を超える巨大な学校法人は、
歴史的に着実な「資産」積み上げを図り、
大きな安定資産を保持しているといえます。
大学を多角的に見ると、意外な特徴が窺え、
それが社会的な貢献と一体的な評価にも繋がっている事も理解できるのではと考え、纏めてみました。
(出典資料は、東洋経済新報社の作成です)
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