日本の大学は東京大学を頂点に文部科学省が枠組みを規定し一律に填め込む「金太郎飴」じゃなく自由に捉え自由に考えるが何より大切だ <補⑧>
大学が目指す「研究教育」の究極は、
「人が生きる社会や、そこに生きる人の幸せ」を追究し実現する事です。
「様々な人、それぞれの人が、次の社会を構想し、理想を実現する」
それこそが人類の発展や進歩で最も重要な事だと考え続けています。
「世界と競う 世界で競う」のが基本です。
その基本は「創造的探究」であり「社会的創造」です。
世界を目指せ、世界と競えと、
英文呼称の「OSAKA METROPOLITAN UNIVERSITY」を提議した者として、
智のオリジナリティとクリエイションを追究して貰いたい。
嘗て、イタリアはボローニャで世界最初の「大学」が初歩的ながら孵化し、
発展する事で今日に至る「大学」の概念が形成されました。
それは、学びたい者が、学びたい教授の下を訪ね、勉学費用を支払い学ぶワケで、
自身の求める水準や研究ではないと考えれば、その旨を伝え辞去し、次の教授を求める仕組みでした。
従って、授業料も高価で、
学ぶ側の教授に対する「評価」も真剣で容赦がありません。
ボローニャは、それほど「自由」な場を提供する大学都市でした。
ボローニャへは、学びを求め「ヨーロッパ各地」から、
学びたい者が参集し、学び修えると各地へ散って行きました。
そんな大学の自由都市も、
徐々に枠を嵌め体系化し、やがて「学位記」を与える事に依り、
確固たる名声を築きましたが「形骸化」も産みました。
いま、世界各国の大学は、
箍を嵌められ「自由闊達な思考や研究」があるようでありません。
特に日本では「東京大学」を始め、文科省が「大学」という「型枠」に押し込め、
大半は「定型化」された時間との競争で、一応、4年また6年で「学位記」を販売する「スケジュール・ビジネス」になり下がっています。
それでは、
「世界で競う、世界と競う」を掲げる吾が方の尺度には合いません。
そこで20年を超える提議と議論を重ねた結果、挑戦が30年を経て生まれようとしています。
大阪公立大学の基、
" 大阪市立大学は、「東京大学」のコピーであってはならない " が
コンセプトの基本です。
<阿Q妄伝 ©>
引用開始→ 大阪公立大「秋入学」「授業は英語」「留学生半数」の新課程構想とは?東大とも一線を画す、"英語エリート"限定ではない理由
(MSN/東洋経済オンライン 2026/07/06. 安永 美穂)首都圏ではなじみが薄いかもしれないが、大阪公立大学は経済界からも信頼が寄せられる関西の名門校だ。大阪府立大学と大阪市立大学が2022年に統合して誕生した同大が今、新たな一手に動いている。
【画像】短期留学にインターン、社会課題の探究科目などが詰まった4年間のカリキュラム表
2029年9月の開設を目指し、秋入学の学士課程「College of Creative Studies(仮称)」の設置を構想しているのだ。入学定員は50人で、留学生25人、日本人学生25人を想定。授業は原則英語で行う計画だ※。なぜ今、公立大学が秋入学の新課程の設置を考えるのか。その狙いと概要を、大阪公立大学統括副学長の高橋哲也氏に聞いた。
※文部科学省への設置申請に向けて構想中のものであり、今後変更が生じる可能性がある学士課程の国際化と「大阪のまち」の発展を見据える
新課程設置の狙いについて、高橋氏はまず、学士課程における国際化の推進を挙げる。「本学の大学院には一定数の留学生がいますが、学士課程は日本語で行われる授業が多く、学士課程の留学生は在籍者数の約1%(2025年5月1日時点)とごく少数です。学士課程の国際化を進めるため、秋入学に対応した組織が必要だと考えました」
もう1つの狙いは、大阪城の東側に位置し、新キャンパス整備が進む森之宮地区を拠点に、大阪のまちの国際化にもつなげることだ。高橋氏は、「地域の企業や行政とも連携し、大阪の公立大学ならではの取り組みにしていきたい」と語る。
同大学はこれまでも、学部融合の初年次ゼミナールや副専攻などを通じ、分野を超えて課題に向き合う「総合知」を育む教育に力を入れてきた。
新課程の「Creative Studies」という名称には、そうした学びをさらに発展させ、「実践知をもとに社会課題に挑むKnowledge Creatorを育てたい」との思いが込められている。具体的には、協働や創造的思考、批判的思考、ロジカルシンキングなどを身につけ、それを実際の社会課題に応用していく内容が構想されているという。
特徴的なのは、産業界・自治体と連携したPBL(課題解決型学習)科目をカリキュラムの軸としている点だ。
「企業や行政の方にもカリキュラムづくりから関わっていただく予定です。授業を一緒に作り、学生が現場にも出ていく連携を想定しています。例えば本学は、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)のマーケターを招いた講義を実施しており、毎年200人以上が受講する人気授業となっています。こうした観光やまちづくりを軸に、カリキュラムに組み込んでいく予定です。また、大阪城東部地区にある、NTT西日本が運営するオープンイノベーション施設『QUINTBRIDGE(クイントブリッジ)』とも連携の話し合いを始めています」
高橋哲也(たかはし・てつや)/公立大学法人大阪理事、大阪公立大学統括副学長。京都大学大学院理学研究科修了。理学博士。大阪府立大学高等教育推進機構教授などを経て、2026年4月より統括副学長。大学戦略、教育戦略、情報戦略を担当し、「College of Creative Studies(仮称)」の設置構想にも携わる
求めるのは「英語が得意な学生」だけではない
秋入学、英語での授業、留学生半数という特徴からは、「英語が得意なエリート層」を対象とした特別な課程を想像する人もいるかもしれない。しかし、同課程で日本から募集する学生について、高橋氏は「帰国子女の学生も対象だが、日本で育ってきた普通の高校生を主として想定している」と明言する。「主体的に関わるチャレンジ精神や、留学生が半分という多文化環境で学ぼうという意欲、視野が広く複眼的な視点を持つ学生に来てほしいと考えています」
授業は原則英語だが、高校段階で「英語が非常に得意」であることを必須条件にするわけではない。
「語学的な障壁は生成AIなどにより、今後かなり解消されていく面もあります。英語力以上に重要なのは、異文化を理解し、多様な人々と協働しながら課題解決に取り組む姿勢です。英語に関しては、入学前のギャップタームや入学後の1年次に、十分なサポートを行う方向で検討しています」入試は、総合型選抜と一般選抜を組み合わせ、共通テストや「問う力」を評価するオンラインテストの活用も構想中だ。英語外部試験の結果を活用することも検討しているが、現時点では「英検2級相当」が1つの目安で、過度に高い基準で絞り込む意図はないという。留学生については、渡日せずに受験できるCBT型の入試も視野に入れる。
府内高校との連携では、探究学習との接続を想定するとともに、大阪府が指定する「グローバルリーダーズハイスクール」の高校などとの連携を模索する。50人50通りの自由度の高いカリキュラム
大きな特徴の1つとして挙げられるのが、入学・卒業時期の柔軟性だ。高校3年生の秋から大学に入学する「飛び入学」も一部導入を検討しており、探究学習の成果などを評価に生かす考えだ。卒業時期については、日本の新卒採用に対応しやすい3年半の早期卒業、海外大学院への進学に適した4年の秋卒業、より長期の留学を希望する学生に対応する4年半卒業といった、柔軟な選択肢を検討している。
カリキュラムでは、1年次に語学、科学的思考、共創の基礎などを学ぶ。2年次以降は、PBL科目と並行して、各学部・学域が提供する科目群から、学生が自分の関心に応じて選択する「Creative Discovery Studies(創造的探究科目群)」が中心となる。
「文学、工学、理学、農学、商学などの科目群を用意し、学生が複数分野を組み合わせて履修する形を考えています。複数分野を履修することで、分野横断的な学びを可能にします」
また、日本の学生には3カ月程度の短期留学を、留学生には国内留学や日本企業でのインターンシップを課す方向で検討している。4年次には、卒業研究またはPBLを発展させたプロジェクトに取り組む。
自由度が高い分、学生を支える体制も重要だ。専任教員や職員がメンターとして、学生ごとの履修設計を支援する予定だという。
「新課程は、50人の学生がいれば、50通りのカリキュラムがあるような形になります。個々の学生の将来の希望に合わせて、どういうカリキュラムを組んでいくかをメンターが一緒に考えていく仕組みを整備する予定です」東大との違いは「学士課程」と「実践知」
秋入学・英語での授業の新課程としては、東京大学が学士・修士一貫の5年プログラム「UTokyo College of Design」を2027年9月に開設する予定だ。大阪公立大学は、同じ国公立大学の取り組みとして東大を意識しつつも、独自性を打ち出したいとしている。
「東大は学士・修士一貫の5年プログラムであるのに対し、本学の新課程は学士課程であり、大学院に進学する学生もいれば、進学しない学生もいます。専門性のみを深く追究するというより、企業や自治体と連携したPBLを軸に、学んだことを実社会でどう生かすのかという『実践知』を強く打ち出しているところが最大の違いです」大阪という立地も強みの1つだ。森之宮1.5期キャンパスは大阪城が見える場所に整備される予定で、留学生にとっても魅力的な環境になると見込む。さらに、学生がPBLを通じて企業や行政の現場に出ていくことも想定されている。
「留学生が4年間で100人規模になれば、森之宮キャンパスには多文化の環境が生まれます。PBLなどを通じて学生たちと地域との接点を増やすことで、大阪自体の国際化にも貢献できる設計にしています」
日本の大学にも「学びの多様性」を
卒業後の進路は、国内外の大学院進学のほか、国際機関、自治体、グローバル企業などが考えられる。
「課題解決能力を身につけ、多文化の中で働く環境で活躍してほしいと思います。国際機関などで働くことを視野に入れてほしいですし、一方で、グローバルな視野を持ったうえで、地域課題に取り組みたい学生が行政に進む道も想定しています」
高橋氏は、この新課程を大学の認知度を高める契機にしたいと話す。「大学入学・卒業の時期は、本来であれば個々の学生の学習レベルや進度に合わせて柔軟であるべきですが、そうした多様性が日本ではなかなか許容されませんでした。新課程設置を通じて、その風潮を変えていければと思っています。
留学生の確保に関しては、ベトナム、タイ、インドネシアなどの東南アジアを中心に、提携校をつくることも含めて検討中です。大阪という立地で4年間学べること、日本で働きたい留学生に対して、就職につなげる仕組みを持っていることをアピールしていきたいと考えています」
構想はまだ検討段階だが、公立大学が、多文化で協働する意欲を持つ学生に向けて、秋入学で留学生と共修する課程を設けることは、日本の大学の在り方に一石を投じる可能性がある。 ←引用終わり
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