結果に対し批判し責任を追究するのは「致し方ナシ」ながら、最初に不可欠で不可避の検証もせず、初期昂奮型で悪乗りし、1年後の数値を問うだけか
2025年の夏に鳴り物入りで開業した「ジャングリア」が、
1年目の決算で開発償却も含む173億円余りを計上し、
真に喧しく個々の責任追及など実に賑やかな事だ。
眺め観て「実に " 沖縄 " らしい」事だと・・・
入場者の損益分岐点は100万人で、実際は90万人を得ている。
先ずは10万人の獲得で、
次に積み上げとリピーターの獲得が必要な事なのだが、
そこが「沖縄」で、犯人捜しに走り、損失の求償を求め、資金を繋がない金融機関を非難し。
次に、どうするか?
打ち立て形成したコンセプトを守り、来場者を増やすため、
どのような手を打つべきか?
それらは、特有の「蹴り飛ばされ」「損をした」「先などナイ」と、
被害者意識も含む一過性のヒステリーが巻き起こり・・・
まぁ、未来を語る、それに努力する、自身のコミットは、
などなど、無関係では「議論にならず」救いようがない。
真に「沖縄らしい」思考の象徴的な権化だとも言えます。
それに加えて「森岡 毅」氏と率いる「刀」の能力を疑う議論が喧しく。
森岡氏を持ち上げた最大の理由は、
大阪市が誘致し持ち倦ねた「USJ/ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」を、
赤字から脱却させ見事に黒字転換させた能力や手腕を高く評価した事が発端で。
しかしながら、20年前から指摘していますが、
「USJ」は、既に一定の「ストーリー」があり、入場者・利用者は、
自らに(自らが)刷り込まれた(刷り込んだ)ストーリーを「追体験」する事に重点があるワケで。
それに対し、沖縄での「ジャングリア」は、全くストーリーなどなく、
入場者・利用者が、いわば「行き当たりばったり」の体験をウリにしているワケで・・・
バブル景気が華やかなりし頃に、カネ余りもあり「テーマパーク」を競い合った時期があり、
「USJ」が典型で、北海道の赤平炭鉱の後に「カナディアン・パーク/赤毛のアン」、帯広に「グリュック王国」、倉敷に「デンマーク公園」、
「USJ」を除いて、雨後の竹の子は、全てが失敗の象徴で、今は陰も形もありません。
立地の問題もありますが、最初のプロモーションに失敗し、2年目以降の入場者は激減で行き詰まったワケです。
兵庫県三木市で森岡氏が引き受けた「ネスタリゾート神戸」を冷静に検証すれば騒ぐほどの事ではないので。
何よりも、車で、神戸(人口130万人)から30分、大阪(人口300万人)から40分の位置です。
「ネスタ」は、完全な「アウトドアを様々なスタイルで冒険的に体験し楽しもう」と、森岡氏が提案しコンセプトを纏め、直ぐに行き詰まった施設です。
最初のオーナーが「パチンコ屋」で、交代したオーナーが「不動産屋」です。
元の土地施設所有者は「国/郵政」でした。
また、東京は「お台場」で、
テーマパーク「イマーシブ」を展開しましたが、
基本のストーリーが共有されないまま、コンセプトが理解されず低迷したまま行き詰まり、
閉鎖し事業停止した上で事業会社は解散となりました。
例えば、
「ディズニーランド」は、なぜ上手くゆくか?
「USJ」は、なぜ再建できたか?
(大阪市の職員が不適切でエンターテイメント事業に能力がなかっただけで)
「無能で無責任」だった行政の3セクを、組織改善し建て直すのは「ビジネスコンサル」の仕事です。
沖縄の「ジャングリア」も「イマーシブ」も「ネスタリゾート神戸」も、クリエイティブが不可欠です。
そのコンセプトを批判もなく検証もなく受け入れ出資したのは「ジャングリア」への賛同者でしょう。
「森岡 毅」氏の責任を追及する前に、彼らは責任を、どう果たすのですか?
事業の結果は、参画した人すべての責任ですよ。
(写真の記事は、2026/09/26. 日本経済新聞 朝刊)
<コラコラコラム ©>
| 固定リンク


