播磨灘に面した、松原八幡宮(姫路市白浜町)では、毎年10月14日(宵宮)15日(本宮)に秋季例大祭(兵庫県指定重要無形民俗文化財)が勇壮に執り行われます。安土桃山時代に完成された手技による金銀で飾られた「絢爛豪華な屋台」を練り上げ、宵宮・本宮の両日とも旧七村(宵宮は七屋台、本宮は六屋台)が練り競う姿を始め、本宮での勇壮豪快な神輿合わせをご覧の多くの人から、祭礼はいつとはなく「灘のけんか祭り」と呼ばれ、その名を馳せるようになりました。旧松原村の獅子壇尻の太鼓は、「日本の音百選」に選ばれています。例年15万人~20万人を集めます。